フェストゥム(蒼穹のファフナー)

登録日 :2013/07/06(日) 17:37:10
更新日 : 2017/10/18 Wed 11:30:38 NEW!
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あなたはそこにいますか?




この項目には『蒼穹のファフナーシリーズ』のネタバレを含みます



蒼穹のファフナー』シリーズにおいて宇宙から襲来してきた地球外知的生命体。
体を構成する成分の大半がケイ素=シリコンである事から、シリコン型生命体とも称される。
外見は一部を除いて 黄金 であり、初戦闘時に誰かが「綺麗」と感嘆するのはシリーズ恒例行事。
読心能力であらゆる攻撃を無力化し、レーダーも効かないため、読心防御と有視界戦闘用の兵器として人類はファフナーを建造することになった。
「ペルソナ」と呼ばれる中核部分を破壊する事で倒す事が出来るが、これを破壊しない限り時間が経てば再生してしまう。
最終的に宇宙を全て同化して無に帰す事で、より高い次元へ移行させようとしている。

フェストゥムはラテン語で 「祝祭」 を意味する。
これは彼らにとって人類にやっていることは、少なくとも北極ミール破壊までは敵意や悪意によるものではなく、同化によって更に高次元へと移行させる行為であったため。 …やられる方にとっては有難迷惑もいいところだが

無印のキャッチコピーとして有名な「あなたはそこにいますか?」という問いかけに肯定すると 「そこにいるなら同化するわ」 という事で同化を図り、
否定した場合は 「いないなら無に帰りましょうねー」 といった具合に攻撃を仕掛けてくるのでどっちにしろ攻撃される。
言うなれば「同化するか殺していい?」という問いに「Yes」か「はい」で答えるようなもの。
因みにカノンの「前はいたが今はいない」という返答は否定にあたるので攻撃される。
EXODUS』2話で真矢が行ったように、敢えて問い掛けに答えることで答えた対象に注意を引かれてしまうという欠点もあることが発覚している。

なお、問いかけに「あなたはそこにいますか」という言葉を用いているのは、
人類の外宇宙探査機に積まれていた人類存在のメッセージである「あなたはそこにいますか?」を読み取ったから。
HEVEN AND EARTH』(以下HAE)においては、無印で北極海ミールがヘブンズドア(蒼穹作戦)で消滅した後、
いくつかの群れに別れて独自のコロニーを形成しており、消滅後に生まれたミールによって統制され、目的も異なる。
『EXODUS』では直接殺すよりも更に効率的な人類の殺し方を学習、補給基地を狙う等の進化を見せた。 これもう人類詰んでるんじゃ…

なお、フェストゥムの「あなたはそこにいますか?」という問いかけはシリーズを通し、遠見弓子役の声優であるゆかな女史が声を担当している。

攻撃手段は主に同化、ワームスフィア現象。


同化
同化は対象と文字通り同一化することで、対象の能力を吸収する事ができる。
同化されたら基本的に同化現象の進行で"いなくなる"が、甲洋のように中枢神経などを中途半端に同化された場合、「半同化」状態となり、脳死に近い状態に陥る。
竜宮島回覧板によると、フェストゥムの中には同化しすぎると「飽和」を起こして崩壊する個体がいるのだとか。
「飽和」を起こして崩壊した個体の質量は崩壊する前より大幅に減っており、
物質に内在している目に見えないものを4次元方向に放出しているという推察が劇中でされているようで、
存在永遠 に向かって放出しており、同化が目的の全てではなく何かしらのプロセスに過ぎないのでは?」とされているらしい。

作中では日本がこの研究をしていたが故に新国連から危険視されていたそうだが、人類軍の核攻撃で日本がほぼ消滅した際、
その研究成果等もロストしているので真偽は定かではない。 なんということをしてくれやがったのでしょう
小説版によると同化される感覚は、痛みが消えて心が穏やかになるらしく、一騎曰く「傷つける行為を根本的に馬鹿にしている」。


ワームスフィア現象
フェストゥムの攻撃手段である黒い球体。
空間の球状の捩じれが発生することで起こり、これに触れた物質はゼロ次元へ向かって捩じ切られる。これより攻撃されるとら球状に消失するのはこのためである。
ただでさえ単純な攻撃力の高さと射線が読めないことに読心能力が加わって対処が面倒なのに、彼らは消滅する時にも自分を中心に発生させるので非常に迷惑で始末が悪い。
ファフナーは内蔵されているコアで威力が減衰されているものの無印版やRoLでは一撃必殺級の威力だったが、『HAE』では北極作戦で入手した技術でファフナーの対フェストゥム防御機構を改良した為、致命傷には至らない。
それでも衛のように射出したコックピットに直撃すればひとたまりもないが。
一部の進化したフェストゥムには、形状を変えて放つものもいる。
特に『EXODUS』からは、竜宮島はおろか人類軍のファフナーもワームスフィア程度なら耐えられる機体が増えたため、
楔状の鋭利な形状で射出して対象に突き刺さってからワームスフィアを発生させるワームウェッジを使う種が多い。
後述のディアブロ型は、薄い円盤状にして放つことでファフナーすら容易に両断している。ニヒトにパクられたが。


【種類】

様々な種類が存在し、作品によって亜種が存在するものもある。

◇スフィンクス型
「質問者」と呼ばれているフェストゥム。
「あなたはそこにいますか?」という問いかけを行うのは主にこの型で、特にA型が問いかけを行う事が多い。

○スフィンクスA型種
出現頻度No.1フェストゥムで、視聴者にとっては最もポピュラーな種類。
ワームスフィアの他、手を変形・伸縮させて攻撃や捕縛同化を行う。
一説では、『ROL』終盤に登場した水中適応型の進化種なのだとか。
『HAE』に登場したものは所属するボレアリオスミールが痛みを理解したためかスカラベ型と同じワームカッターを使えるようになり、人のような表情を見せることもある。
また、ミールの干渉によって強制的にエウロス型に変異させられたりしていた。

○スフィンクスB型種
『EXODUS』で登場。
他のスフィンクス型とは違い、ほぼ完全な人型になっている。
A型と同じ攻撃の他にワームウェッジ、プレアデス型親のように完全に姿を消す、
コアは持たないが能力は本体と全く同じ分体を作り出すと多彩な能力を持ち、
それぞれの分身がフュンフ、ノイン、ツェン、ツヴォルフの4機を1対1の戦闘で圧倒した。
7話ではウォーカーによって特化型に変異したB型種が登場。それぞれがファフナーの戦い方を模倣しており、
巨大な腕部を持つ近接型、4本のブレードを持つ近接型、イージスに似た防御膜を展開する防御型、ワームウェッジや火炎放射を放つ射撃型が確認された。

○スフィンクスC型種
A型の進化型。背中の構造体がA型に比べて巨大化している。
初登場したのは5話で、宇宙空間での活動が確認されている。

○スフィンクスD型種
スフィンクス型の中では最も長距離攻撃を得意としている。
ワームスフィアを弾丸状に高速射出するワームショットでの攻撃を得意としているが、近距離攻撃には滅法弱い。

○スフィンクスE型種
A型種より大型で、外見はC型に酷似。背部から無誘導爆弾のようなものを投下する。

○来主操(くるす みさお)
『HAE』に登場したキーパーソン。人の姿で生み出されたスフィンクス型の亜種で、総士の肉体と半同化状態にある。北極ミールが生み出した個体であるが、ミールによって「個」の概念を学習したことで「ここにいる」ことを選択し残存した。
身体構造その他は人間同様で、精神面もフェストゥムであることを除けば人間そのもの。全体の集合としての自らのミールを「俺達」と呼んでいる。この名前は総士がつけたもので、操の存在を人間の言葉に翻訳したものらしい。
空を綺麗だと感じており、史彦が同意した際には喜んでいた。なお、アルヴィスの制服を着ているが、これは総士のものを借りている。
ボレアリオスのミールのメッセンジャーとして竜宮島に事実上の降伏を勧告に来たが、これまでフェストゥムが成しえなかった「交渉」という行為を曲がりなりにも行っていたことは竜宮島の面々を驚かせた。
ミールと自分の関係を「頭脳と手」に例え、原則的にミールの意思には逆らえないことを明示している。ミールのメッセンジャーとしては一騎達が同化に同意しない以上は戦うしかないが、操「個人」としては彼らと戦いたくないという二律背反に苦しんでいた。
結果的には交渉途中に島を攻撃していたフェストゥムがマークザインが封印していたマークニヒトを奪取したため、その操縦のために召喚され離脱。ニヒトを操り竜宮島のファフナー部隊と激戦を繰り広げ圧倒。マークザインをも取り込み再度島を襲うが、島のファフナー部隊の奮戦と、帰還した甲洋の活躍により復活したマークザインとの激闘の末、一騎が同化を通してミールの支配下にあった操を解き放ち、その反動でミールに同化された一騎の存在が消えかけた時、ついに操がミールに向かって 「俺はもう…戦いたくない!」 と叫びミールと共鳴、一騎への同化と戦闘を停止する事に成功した。
その直後、人類軍の核攻撃から美羽と島を守るために総士から分離、他のフェストゥムと共に核爆発の爆風を阻止。自分の見た空を一騎にも見てもらうためにと彼の視力を回復し、消滅した。
『EXODUS』では命の循環を理解したボレアリオスのミールによって、その記憶と人格を引き継いだ「新たな来主操」がコアとして生み出された。こちらの操については下記の「アザゼルE型種 フローター」および「ボレアリオスのミール」を参照。


◇スレイブ型
同化行動をとらないというフェストゥムの中では異質な種であり、マスター型或いはコアギュラ型に同化されたものの派生種。フェストゥムとして覚醒した甲洋がこれに当たる。
1人の人間としか同化出来ず人格も1つなので、同化した人間の意思が表に出ることが多い。
同化しないという特性故か他のフェストゥムからは食べ物扱いされる程ヒエラルキーは下。


◇コアギュラ型
攻撃せず同化行動のみをするタイプ。但し攻撃を仕掛けると攻撃した者を最優先に同化しに来るので、無闇に手出し出来ない。
更に砂浜の砂と同化して肉体を形成する等、極めて高い同化能力を持つ。
強くはないが対処が難しい厄介なタイプであり、竜宮島に襲来した時は史彦らはファフナーパイロットに犠牲が出ることも覚悟していた。そして実際に直前に実戦投入された真矢がいなければ咲良はいなくなるところだった。
この種から派生したのが乙姫や織姫のようなコア型である。
コアギュラはラテン語で「融合」を意味しており、「フェストゥムの卵」とも言われている。

◇コア型
人間とフェストゥムの独立融合個体。皆城乙姫と皆城織姫、第2アルヴィスのコア、アトランティスのコア,来主操[EXODUS]の5体(5名)が存在している。
外見は人と殆ど変わらないが虹彩が異なる。

○竜宮島のコア
個体名「皆城乙姫」⇒「皆城織姫」。竜宮島に属する個体。戦局の鍵を握る導き手でもある。

○蓬莱島のコア
「もうひとつの竜宮島」第2アルヴィスこと蓬莱島(人類軍の呼称は「アヴァロン」)に属していた個体。蓬莱島自体が人類軍に編入された後消滅したとされており、本編未登場。

○海神島のコア
第3アルヴィスこと海神島(人類軍の呼称は「アトランティス」)に属する個体。金髪の少年。乙姫/織姫同様に島民と共存していたが、人類軍の攻撃で海神島が壊滅、ミールと共に強奪された上にベイグラントと同化させられ、プロメテウスの岩戸に軟禁された状態で新国連の手足として使役されていた。
しかし新国連の手で海神島の島民が滅ぼされたことと、分身であるパペットの人格が無数に生み出されては消滅させられるという「死」を学習したことから、ゴルディアス結晶を成長させると共に深く激しい憎しみの感情を蓄積させており、ジョナサンが新国連に回収されたのをチャンスと見て彼と接触。「憎しみの器」として彼をフェストゥム化させ反旗を翻した。
なお、シュリーナガルに出没していたグレゴリ型の姿と感情はこの個体のそれをコピーしたもの。


◇アルヘノテルス型
群れをなして行動するフェストゥム。一体から多くのグレンデル型を生み出して統括する。
またダメージを受けても生み出したグレンデル型をとりつかせて再生する事もできる。
『EXODUS』ではウォーカー指揮下の個体が24体で密集陣形を組み、強固な防壁とノートゥングモデルさえも触れてすぐに同化できる同化能力を得ていた。
アルヘノテルスとは「単為生殖者」を意味する。


◇グレンデル型
下級フェストゥム。大きさは自動車より少し大きいぐらいでフェストゥムの中では小型。
またコアであるペルソナを持たないので溝口さんぐらいの腕があれば対物ライフル等で倒すことが可能。
アルヘノテルス型から生み出されているが、アルヘノテルス型が窮地に陥った際は取り付いて再生させる。
生み出したアルヘノテルス型が倒されると消滅してしまうようである。
『EXODUS』でも登場したが、エスペラントに消滅させられたりニヒトの操るパスタで纏めて同化されたりと散々な目に遭っている。
パスタが押し寄せてきて慌てる姿がちょっとかわいい
18話では集結したアルヘノテルス型から数ミリの個体が大量に生み出され、竜宮島上空からヴェルシールドを覆い尽くした。
一方で、人類に敵意を持たない共存派または中立派のミールに属する個体には、結晶の森の中を元気に駆け回るかわいい連中もいた。
なお、グレンデルとは「怪物」を意味する。


◇プレアデス型
魚から腕と羽根が生えたような姿をしたフェストゥム。
スフィンクス型に比べて非常に戦闘能力が高く、親と子の二種類が存在する。
「親」は腹の切れ目から「子」を生み出して統括。更に胴体の顔部分が開くと目玉のようなものが露出してプラズマを発射する。
またあらゆる探知手段でも発見できない上に、ソロモンにすら反応しないほど完全に姿を消すこともできる。
「子」は集団で行動し、対象に取り付いて自爆する。


◇スカラベ型
クラゲに虫の脚が生えたような姿をしている。
周囲にあるものに見境無く同化してひたすら巨大化し、やがて植物のように根を張る種に変容する。変容したタイプは「スカラベR型」と呼ばれる。
『HAE』で登場した空母ボレアリオスに貼り付いているドーム状の物体は、この種が飽和したもの。
雑巾絞り

○スカラベR型種
スカラベ型の完熟形態。一期の時点で人類軍が把握する限り3体しか確認されておらず、
外部からの攻撃を受けるとその攻撃のエネルギーを逆利用してねじれを起こし、機体を捻るワームカッターを使用する。
この「ねじれ」はカウンターの一種で、ファフナー側からジークフリートシステム側に送られるデータ上では「攻撃を受けた」と認識出来ず、
ジークフリートシステムからペインブロックを作動できない(この為劇中では捻られた腕を切り落として強引に認識させてペインブロックを作動させている)。
視聴者にとって一番トラウマを刺激される個体で、付いたあだ名が パスタ (本編参照)。
『EXODUS』では個体数も増加し、竜宮島にも早速姿を見せた。この種も進化しており、ヴェルシールドを弱体化させるフィールドを形成するだけでなく、
マークザインとマークジーベンが見せた あの同化射撃 をスフィンクスD型種と同化する事で再現している。 パスタほんと碌なことしねぇな……

○スカラベJ型種
『HAE』で登場。体が菱形になり、左右に10本のヒレと長い尻尾が増えている。
通称 「島殺しのフェストゥム」 。枯葉剤のような毒素を散布して生態系そのものに害を与える能力を持つため、こう呼ばれた。
根を張る以外にも他のフェストゥムに比べて高威力の緑色のワームスフィアを展開して、強化されたファフナーの装甲すら容易に破壊する。
鋭利な体を生かした突撃や触手による突き刺し攻撃も繰り出してくる。
『EXODUS』でもロードランナーの配下としてシュリーナガルを襲いパスタを張り巡らせていたが、ニヒトに同化ケーブルをぶっ刺されて操られ、パスタを地下のフェストゥムを一掃するために利用されてしまった。


◇マスター型
人の形を取った上級フェストゥム。個体が極めて少ないのか、劇中ではイドゥンとミョルニアしか確認されていない(HAEの操は人の形を取ったスフィンクスA型)。
人として振る舞う事で人間社会に溶けこむことが出来るが、言動はどこか無機質さを感じる。
またフェストゥムとして会話する時は、全体の集合としてのフェストゥムを「我々」、個体としての自分を「私」と形容する。
現在確認されているのはイドゥン、ミョルニア、そして『EXODUS』終盤で覚醒した一騎。


◇リヴァイアサン型
巨大な魚類または鯨のような姿のフェストゥムでL計画中に発見された。非常に大型で体高は戦艦をも上回る。
水中の活動に特化しており、大きく開いた口で対象を飲み込む。更に『HAE』では放電能力も得ている。
『EXODUS』に登場した個体は口からワームキャノンらしき攻撃を放つ能力も得ていた。
18話では全長60kmにも及ぶ超大型の個体が登場。アルヴィスを丸ごと飲み込むべく、ウォーカーが用意した。
竜宮島に張り付き島民及び防衛部隊に精神的に揺さぶりをかけたが、自身で飲み込んだ芹によって おいしく頂かれました コアを同化された。
第四次蒼穹作戦でも同等サイズの個体がベイグラントの戦力として出現し海神島を飲み込もうとしたがニヒトの放った特大ワームリング三枚と虚無玉で撃破された。


◇エウロス型
『HAE』で初登場した赤色のフェストゥム。
人類の戦い方を理解して模倣した種で非常に俊敏で攻撃的であり、体の一部を巡航ミサイルや銃器に変形させて射撃武器として用いる。
人類軍兵器を模している為、砲身に人類軍のイニシャルと思われる刻印が残っているのがチャームポイント。
全身の眼を開き、強力なワームキャノンを放つことも可能。
リミッター付きとはいえマークザインとほぼ互角というフェストゥムの中でも群を抜いて高い直接戦闘能力を持つ個体だが、人類の戦法を模倣した結果逆に人類にとっては行動が読みやすく、対処しやすいという欠点も露呈している。
後述の『スパロボUX』でも、スペック自体は高いが武器からバリア無効が消え切り払いや撃ち落としが可能なものが増えるという形で忠実に再現されている。
とは言えその戦闘力が凄まじいものである事には変わりなく、『EXODUS』22話でアルゴス小隊と戦った際は 描写された限りエウロス型は一体もやられていない というワンサイドゲームとなった。
ボレアリオスのミールがミョルニアを介して紅音の知識を得たことによって生み出した種であるため、実質的にこのミールの固有種であり他のミールが発生させることは出来ない。操が竜宮島に合流した後は実質島の防衛力として機能している。
エウロスとはギリシア神話に登場する嵐を呼ぶ東神。


◇シーモータル型
『ROL』、『EXODUS』で登場。
他のフェストゥムと比べるとサイズがかなり小さい。
『EXODUS』に登場したものは進化体(シーモータルB型種)で、人類の戦闘機を学習したのか戦闘機に手が生えたような姿をしており、ワームエッジ弾を連射してくる。
サイズが小さい分耐久力も低く、戦闘機の機銃が数発当たっただけで消滅していた。
アビエイター指揮下には、ノートゥングモデルと同等のサイズという大型で強固は防壁を発生させる個体も確認されている。


◇デルフィネ型
『EXODUS』で登場。
蛇のような細長い姿をしたフェストゥム。
地中を移動する能力を持ち、尾で串刺しにして同化する。
1話のテレビ放送版では出番を丸々カットされた悲しい奴。


◇ディアブロ型
『EXODUS』で登場。
鎧を被った騎士のような姿をした人型フェフトゥム。素早い動きとワーム・リングによる高い戦闘能力を持つ。右腕が槍のようになっており、突き刺したものを同化する。
デルフィネ型と同じく、1話での出番がテレビ放送版では丸々カットされた。 ハワイの戦いでファフナー部隊を壊滅させたのはほぼこいつの仕事なのに…
高い戦闘力だけでなく、抉り出したコックピットを取り出して串刺しにしたものを人間に見せ付ける、そのコックピット内の人間を同化しディアブロJ型として放って同士討ちさせる等、悪魔の名に相応しい残忍さを持つ。 ザインとニヒトのかませになったがな!
また高い同化能力も併せ持ち、同化用端末のディアブロJ型に同化されると通常の同化と異なる金色の結晶が生える同化を行い、対象を消滅させずコントロールのみを奪う事が出来る。J型はスピードは本体と変わらない上に非常に小さい(人間サイズ)為迎撃も困難という難敵である。
ファフナーが同化された際は機体の胸部にJ型が貼りつく形になるが、一度同化されると物理的な分離・排除は事実上不可能である。こうなってしまうと最早寄生しているJ型諸共パイロットを殺害するしか方法はなく、シュリーナガルの戦いでディアブロ型に同化されたアイは真矢に「私が"いる"間に撃って」と真矢に懇願した。
シュリーナガルでの戦いでは複数体出現。(人類軍製のファフナーは竜宮島のものと比べて同化耐性が低いとはいえ)短時間で多数の機体とパイロットを同化によって操り、同士討ちさせるという狡猾な戦い方を見せた。
その実力と厄介さはフェストゥム内でも指折りであり、同化耐性を大幅に上げたエインヘリアルモデルでも簡単に同化してしまうほど。海神島上陸作戦ではコックピットを射出した後のマークドライにも取り付いて操っており、コントロールを奪うのにパイロットの有無は関係ない模様。
はっきり言ってしまえばザルヴァートルモデル級の性能が無ければ立ち向かうことすらできない。…が、一応ナレインは性能的にザルヴァートルモデルに劣る陸戦機でほぼ完封勝利しているし、操も(SDPの補助を得て)撃破しているので、機体性能差をひっくり返すほどの腕や能力があれば対処は可能なようである。


◇アザゼル型
『EXODUS』で登場した超大型フェストゥム。呼んでない。
北極ミールの欠片が変化したフェストゥムであり、世界で6体しか確認されていないらしい(うち一つはボレアリオスのミールによる擬態なので正確には5体)。
地球に接近している新たなミール・アルタイルをその手に得ようとしており、殲滅しようとする人類軍、共存を目指した対話をしようとするナレイン将軍一派と竜宮島とは三つ巴の敵対関係にある。
元がミールなので、情報を収集してフェストゥムを生み出し、得た情報を反映して自身を強化するという能力を持っている。
いずれも人類に対して強い敵意を抱いている上にそれぞれが他のアザゼル型とは敵対しており、仮に1体を味方に付けても残り全てが敵になってしまう為、実質的に対話による和解が不可能である。

○アザゼルA型種 ウォーカー
仮面をかぶったような顔を持つアザゼル型。
これまでに登場したフェストゥムの中でも一際巨大で、下半身が海中に没した状態で周囲を飛行していたマークジーベンが虫に見え、手のひらだけでスフィンクスA型種くらいはあるレベル。
(※ノートゥング・モデルの全高は約35mで、スフィンクスA型種はそれより少し大きい位)
とはいえ、この姿は実体ではなく影に過ぎない。
エメリーを追って竜宮島に接近したが、竜宮島との遭遇以降はエメリーと美羽が島を発っても追わずに執拗に竜宮島を襲い続けた。
自身は表に出ず戦いは配下のフェストゥムに任せ、度重なる戦いで竜宮島の防衛システム、ファフナーの特徴、パイロットの心理状態等の情報を収集して次の戦いで活用するという軍の指揮系統を模倣したような戦術を見せた。
配下は作戦に合わせて能力をカスタマイズされた個体が多く、ウォーカーの指揮で統率の取れた行動をとる。
島のパイロットが自らの力とその代償に怯えていることを察して嘲笑したり、必勝を期した策が破られて敗因が理解できずに怒りで吠え猛ったり、勝利を確信して邪悪な笑みを浮かべたりとと割と感情豊か。
その本体であるミールの正体は、 約15万トンの意志を持った海水 。コアも海水と同化しており、島の大気となった竜宮島のミールに対し、 海となったミール と言える。
これには長年フェストゥムを研究してきた竜宮島の面々も驚きを隠せず、「この40年で最大の進化」と評した。
実は正体についてはわりと初期から伏線が張られていた。
  • ウォーカー→ウォーター
  • 手に水かきがついている。
  • 三美香の母親の「この領海は魚が捕れにくい」発言。
  • 出現する時は海面にフィールドを展開する。
等…。
ついには超巨大リヴァイアサン型と24体のアルヘノテルス型から生み出した無数の超小型グレンデル型と6体のスカラベR型のシールド弱化フィールドを用いてアルヴィスを追い詰めるが、
エインヘリヤルモデルへと改装した竜宮島ファフナー部隊と帰還した甲洋の奮戦によりコアに深手を負わされ撤退。その後約2ヵ月ほど回復に時を費やす。
その後、案の定島とナレイン一行の合流ポイントに他のアザゼル型と共に再出現したが、クロウラーによって海が凍らされていたからか、或いは甲洋の毒の影響が残っているのかこの段階では配下のフェストゥムを生み出すこともままならず、数体のエウロス型に取り付かれて身動きが取れない状態になり、ほとんど何もできずに撤退してしまった。
逃げ足だけは早い。
さらにその後も完全には回復しきっていなかったのか行動を起こしたベイグラントにあっさりと同化されてしまい第3アルヴィスに上陸した竜宮島の面々を迎撃する役目を与えられ群れを率いて出現。
ベイグラントの恩恵とおぼしき反射能力を見せ一旦はゼロファフナーを圧倒するが、再度反射したゼロファフナーの攻撃を彗のSDPで真上から撃ち返され消滅、今度こそ撃破された。


○アザゼルB型種 ロードランナー
1話でハワイの補給基地を襲ったアザゼル型。4本の脚と2本の腕を持つ人馬のような姿で、歪な顔をしている。あだ名は 田中邦衛
人類軍による核攻撃の直撃を受けても表皮が焼ける程度という並外れた耐久力を持つ。展開する防壁もヴェルシールド並みと非常に強固。
そう言われると強そうに見えないとか言わない。
攻撃面でも、全身を赤熱化させ、その余波だけでシュリーナガルがほぼ壊滅するほどの熱と爆炎を起こす力を持つ。
陸海空地中全ての環境を幅広くカバーする非常に豊富な種類の配下を持っており、軍団の規模と幅の広さで言えばアザゼル型でも屈指。
ハワイを(人類軍のおかげで)消滅させた後はシュリーナガル周辺を徘徊しており、美羽とミールの対話を察し、シュリーナガルミールを執拗に付けねらって攻撃を仕掛ける。
リミッターを全て外しシュリーナガルに派遣されたザインとニヒトと交戦、互角の戦いを繰り広げた末に、ニヒトに実体化を妨げる因子を流し込まれて弱体化したところにニヒトの同化ブーストを受けたザインが放った全力の砲撃でようやく倒された。
体の大部分を失いながらも直前にコアは転移して無傷であり再生を開始しようとするが、その隙を狙ったアビエイターに襲われ、同化された。
まだ意識はあるらしく、アビエイターの腹部に顔を出現させることがある。
つまり、アビエイターは アザゼル型2体分の強さを持っていることになる


○アザゼルC型種 アビエイター
劇中で登場した第3のアザゼル型。二足歩行だが、目が頭部になく大きく膨れた胸部のすぐ上に付いている。
また、巨大な貝のようなものを背負っており、尻尾が生えているためウォーカーよりは異形寄り。
ザインとニヒトに敗れて逃げ延びたロードランナーを襲い、同化。
この時に得た情報からか、ニヒトに似た強力な電撃を使用している。
ロードランナーと同じく高熱を操ることもできその際には腹部にロードランナーの顔が表出する。
自身が最前線に出向いて直接動くことが多く、配下は非常に種類が少ない。
その後シュリーナガルミールも同化しようと目論見、ナレイン将軍の隊列に執拗に追撃を仕掛けている。
カノンの見た未来では、どこかの荒野でザインと死闘を繰り広げていたようだが……。
逃げるナレイン軍や避難民の乗ったバスをいたぶるような真似や笑みを見せながら人類軍パイロットにフェンリルで自爆するチャンスを与えながらあえて防ぐ、
無人になったファフナーを態々踏み潰しエスペラントに見せ付ける、同士討ちをし始めた人類軍とナレイン軍にほくそ笑むなど、
明らかに今までのフェストゥムとは比べ物にならないほどの悪意と邪悪さを見せつけ始めている。
これがフェストゥムが人類から「憎しみ」を学んだ末のものなのかは定かではない……。
竜宮島との合流ポイントでナレイン一行に最後の攻撃を仕掛けザインと互角に渡り合い一騎の右腕を奪うが、捨て身の一撃でボディを切り裂かれコアへと還元され、
コアだけになりながらも高熱攻撃で悪足掻きするが同化されて消滅、ザインは消し炭同然となり、壮絶な相打ちとなった。


○アザゼルD型種 ベイグラント
衛星軌道上に存在していたアザゼル型。竜宮島のミールと同じくゴルディアス結晶を有している。
北極ミールの欠片を入手した人類軍が第3アルヴィス・海神島(アトランティス)のコア(瀬戸内海ミールの一部)と同化させ誕生させた。見た目は黄金の宇宙ステーション。
地上のダーウィン基地にあるプロメテウスの岩戸で管理されたコアを介し人類軍によってコントロールされており、情報を与える事で他のアザゼル型の動きをある程度コントロールする事を可能としていた。
また、コアの分身である「パペット」によって本人にも自覚が無いままスパイとして諜報活動に利用されているがこれらはミツヒロの遺した研究成果らしい。…要するに人類軍もバリバリにフェストゥムを利用してしいたことになる。おい、本当にいい加減にしろ。
ヘスターをはじめとする新国連の思惑から他のアザゼル型との交信やパペットによる工作でナレイン一行を追いつめた。
しかし幾度となくパペットたちの心を生み出しては消し続けた結果、コアがこれを「生と死の循環」と認識した事でゴルディアス結晶が発生する原因となり、さらに「憎悪」を学習した上で成長、ジョナサンという器を得た事で機は熟す事となり、人類に反旗を翻した。
ジョナサンを憎しみの器としマークレゾンを奪取。自ら呼び寄せたアザゼル型・クロウラーを迎撃し、レゾンの正面に開いたワームスフィアの門から光の奔流を放って同化。このマッチポンプによってジョナサンを人類軍の英雄と祭り上げ、実権を掌握した。
ジョナサンを「ボクの玩具」等と呼びマークレゾンを駆る彼を介して周囲に憎悪を手当たり次第にぶつけるその様相は、子供の八つ当たりに果てしなく近い。
ジョナサンの心を憎しみで満たしてもなお、真矢や一騎を憎む事を拒んだため、操るのに都合の悪い記憶を消去した上で今度は「愛するもの」として既に死亡していたアイを蘇らせたもの(実際は仮初の体に意識のみをダウンロードさせたもの)を与える。結果的に他のザルヴァートルモデルと同様に「理由」を名にもつファフナーが「理由なき憎しみ」を持つ者が動かすという皮肉な矛盾が発生している。
その後も衛星軌道に留まりアショーカとアルタイルの交信を妨害しつつ、同化したウォーカー・クロウラーに加えバーンズを頭目として掲げ新国連の支配から外れた人類軍を第3アルヴィスへの刺客として差し向ける。
だが、第4次蒼穹作戦中にヘスターの指示で放たれた多数の核ミサイルの直撃を受けダメージを負ったところを里奈の補助で強化された彗のSDPによって第3アルヴィス近海に引きずり落とされる。
それでもなおアショーカを同化しようと前進するが、エメリーをはじめとしたエスペラント達、ナレイン、弓子の命で力を取り戻したアショーカの防壁に阻まれ、ようやくバリアを突破したところですっ飛んできたマークニヒトの渾身の貫手で身体を貫かれ、コアを粉砕される最期を迎えた。
レゾンに力を与えすぎたのか、ベイグラント本体の戦いっぷりは耐久は高いが大して強くないような印象があった。
ドライとトルーパー部隊に攻撃されていたがほぼほぼ無抵抗だったし、宇宙から見下ろしながら戦う・支援するのが本分だったのだろう…。
第四次蒼穹作戦において、ベイグラントのコアである金髪の少年の動きとしては、アイの乗る機体を倒した際にひるんだ一騎の隙を突き竜宮島のミールと一騎の繋がりを消そうとしたが、竜宮島のゴルディアス結晶に宿る翔子とカノンの「手」によって失敗。
続いて飛来したアルタイルに自らの憎悪を同化させようとするが、アルタイルを島へと呼んだ織姫の妨害により失敗。
マークレゾンとの戦いにおいて一騎の決死の説得により自分を取り戻したジョナサンと共に一騎とマークザインをフェストゥムの虚無の空間へ落とそうしたが、操と甲洋により救出され失敗。マークレゾンとジョナサンは共にゴルディアス結晶がある宇宙空間へ放逐された。
ベイグラントのコアがマークニヒトに粉砕された際に彼もまた苦しんではいたが、本体は宇宙空間に残されたゴルディアス結晶のため今だ健在とみられる。
『EXODUS』終了時においてアザゼル型は全滅し人類への脅威は大幅に減退したが、最大の脅威が生き残ってしまった。


○アザゼルE型種 フローター
竜宮島との合流ポイントへと到着したナレイン一行の元に、アビエイター、クロウラーから一足遅れて出現した第5のアザゼル型。
シャンデリアのような豪奢な巨体を空中に浮遊させている。
その正体は空母ボレアリオス。『HAE』終盤で生まれ変わったボレアリオスのミールが成長し、アザゼル型に擬態した姿であった。人類軍はこれをアザゼル型の一種と誤認していた。
多数のエウロス型を引き連れており高い戦闘力を誇る。
美羽たちエスペラントの声に呼応する形で救援に駆けつけ、再び邂逅した竜宮島と共闘する。
中核となっているのは来主操だが、こちらの彼は乙姫に対する織姫のような存在で、『HAE』の操とはあくまでも別の個体(彼のことは「前にいた存在」「前のコア」と呼んでいる)。しかし前の操と外見含めほとんど同じで記憶も完全に引き継いでいるため、戦闘に参加しているフェストゥムの中では数少ない人類側(正確には竜宮島側)のミール。
交信に当たった美羽が誰にも内緒で 「自分を同化する」 ことを救援の見返りとして操に提示しており、これを了承して駆け付けたため操は戦闘後に美羽に同化を求めるが「世界中のみんなが平和になって、誰も悲しくて痛くなくなったら」という追加条件に同意し、同化は保留することに。 それって事実上のタダ働きでは…。
喫茶「楽園」に訪れた時は、読心能力ではなく言葉を用いてのコミュニケーションを好み、よく喋る様子を甲洋や織姫に呆れられていた。
甲洋とは転生前に交戦経験があるためか反発心を示し「君の事は好きじゃない」「違うところに行きなよ」と告げたところショコラをけしかけられビビッていた。犬が苦手なのも転生前と変わらずである。
その後、エインヘリヤル・モデルへと改装されたマークドライツェンを駆り「現在」の時間を引き延ばして知覚するSDPを発現、海神島上陸作戦以降の戦いに参加した。海神島上陸作戦ではウォーカーに対して「空が綺麗だと思った事はあるか?」と尋ねるが満足のいく回答は得られなかったらしく「つまらない」とこぼしていた。
第四蒼穹作戦では総士と共に戦う事を喜んだり、ベイグラントが地上に落ちた時は「やっとアレと戦える」と意気揚々と戦いに臨んでいる。


○アザゼルF型種 クロウラー
北極圏を徘徊していた第6のアザゼル型。
ドクロの仮面をつけた巨大な蚊のような姿をしている。
ナレイン一行と竜宮島との合流ポイントでアビエイターと共に襲来。
水を凍らせる能力を持ち、水中活動できないタイプのフェストゥムを海上にも配備することで戦線を形成する。また、対象を凍結させながら同化することも可能。
これは相手の接触による同化を無効化しつつ自分だけ同化を仕掛けられるため、対フェストゥム・ザルヴァートルモデルにおいては非常に強力な能力である。
また、最高位のエスペラントである美羽とエメリーですら襲われるその瞬間まで全く気付かなかったほど完全に敵意を隠す能力も持っている。
配下は主にプレアデス型で、親と子の圧倒的物量で敵を圧殺する。
合流ポイントでニヒトと交戦し凍結能力を駆使して撃破寸前まで追いつめたが、駆けつけた甲洋の援護により仕留めきれずウォーカーの撤退と共に姿を消した。
その後、竜宮島と交渉中のダーウィン基地を襲撃し再びニヒトと戦うが、マークレゾンの放った光による同化で半身を失い、露わになったコアと残りの体も光に変換されベイグラントに同化される。
そして第四次蒼穹作戦中、先のウォーカーと同じくベイグラントの戦力として第3アルヴィスを襲撃するが人外三人組の駆るニヒト、フィアー、ドライツェンの集中攻撃を受け、ニヒトに抉りだされたコアを他二機に破壊され撃破された。


◇グレゴリ型
『EXODUS』で登場。
ミールに寄生する種で、同化した少年を模した姿をしているが、その目は真円で異常に大きく瞳が大半を占める気味の悪いものとなっている。
普通の人には無害であるらしいが、神出鬼没でどこにでも現れてはケラケラと不気味な笑い声を上げて消えるため、幽霊のように認識されている。
放送前に物議を醸した 「みんないなくなればいいのに」 の発言者。 口から電撃をぶっぱはしない。
シュリーナガルミール由来の種と考えられていたが、その正体はアトランティスのコア=ベイグラントに由来する種。その外見と憎悪の感情は、アトランティスのコアであった少年型フェストゥムを転写したものである。
このため新国連の生み出した「パペット」と同一視されがちだが、グレゴリ型はミールが自ら生み出した純粋なフェストゥムである。
パペットの一つであるジョナサンにこの種の一つが取り付いており、ナレイン達と竜宮島が合流した際、彼の精神を乗っ取って輸送機を落とし、アイを殺害した。


◇ウーシア型
『ROL』で登場し、『EXODUS』で正体が判明した種。
コアギュラ型に似ており、『ROL』時代ではフェストゥム側の主戦力として恐れられていた。ティターン・モデルが交戦していたのもコイツ。
この種の情報からスフィンクスA型種などの海中に適応できる種族が生まれた。
戦闘ではリーダーとして機能し、集団の統率を務める。ワームスフィアからシーモータル型を生み出す能力を持つ。
武器を失いパイロットは戦意喪失というとどめを刺すには絶好のチャンスだったにも関わらず、海中に墜落したアマテラスを放置していたことから、
『EXODUS』においても海中での活動はできないと思われる。


◇マークニヒト型
PSP版に登場したオリジナルの種。ニヒトを完全に同化しており、金色に輝いている。
耐久力に応じてレンジを変えてくる上に異常なレベルの機動力を誇り、極めて戦いづらい上、撃墜するとフェンリルを起動して島ごと吹っ飛ぼうとするなど往生際も悪い。


◇フラグメント型
PSP版に登場。マークニヒト型が攻撃を受けた際に飛び散った破片が変化した種類で、プレアデス型(子)と同じような特性を持つ。母体であるマークニヒト型が倒されると活動を停止する。


ミール
フェストゥムの指令系統の中枢に当たる存在で、情報を高密度に集積した光子結晶体。全宇宙に無数に存在し、本来は知識を記憶し続けるだけの存在であるが、ごくごくまれに、吸収した情報に反応して、生態系に多大な影響を及ぼすほどの行動を起こす。
その「ごくごくまれな行動」が地球で起こったことが地球人類にとっては悲劇の始まりとなった。

全てのフェストゥム=人類側が「個体」と認識するのは全てミールの端末であり、自意識を持っている場合も基本的に例外ではない。

マスター型が「我々」、操が「俺達」と呼んでいるのはこのミールのこと。要するにフェストゥムの本体である。これが学習した情報に応じてフェストゥムは活動し、フェストゥムの集積した情報によってミールは学習する、という繰り返しである。

他作品でいうと、バジュラに対するクィーン、マキナ人間に対するセントラルのようなもの。

無印までは一応善意によって動いていたのだが、北極ミールが人類軍の核攻撃で破壊されたのと、その直前に総士がイドゥンを介して「個」の概念を教えたという二つの事象が最悪のタイミングで重なったのが原因で、ミールごとに分裂、別々の意識を持ってそれぞれの目的のために動き出した。

【種類】

  • 超古代ミール
確認されている中ではもっとも古いミール。古代人類がホモ・サピエンスに進化する過程で遺伝子に干渉しており、現在ではヒトの遺伝子そのものに変わっている。
フェストゥムが人類を読心出来るのはこのミールの存在が遺伝子という形で残っていることによる名残のようなもの。


  • 北極ミール
西暦2114年に北極に飛来したミール。地球上全てのフェストゥムを生成・統括し、それによって全地球生命体の同化を成し遂げようとしていた。TV版の元凶。
2113年に「あなたはそこにいますか?」と問いかけ、地球人が電波信号による返答を行った結果地球へ飛来、フェストゥムを生み出し侵略に乗り出した。月面の裏には分身である小ミールが無数に存在する。
各地にスフィンクスA型種を送り出して情報を収集・解析・学習することを繰り返し、最終的には分身となるマスター型2体を作り出し、人類軍にスパイとして送り込むまでに成長した。
竜宮島を攻撃しつつファフナーを解析、要であるジークフリード・システムをイドゥンによって奪い、切り札にしようとした。そして、蒼穹作戦でシステムを奪回されたことをきっかけに本気で動き出し、大気圏外から襲来するフェストゥムと共に全てを同化するため宇宙へ上がろうとしたが、ザインとジーベンによる同化砲撃の直撃を食らって木っ端微塵に砕け散った。
この作戦を通じて総士によりイドゥンを通して「痛み」の概念を学んだ北極ミールは、砕け散った際に残されたフェストゥムに「個」の概念を伝えた。
『EXODUS』においては、人類軍から「ポラリス」のコードネームを振られている。
エメリーの弟が偶然この欠片を手に入れ、彼が同化された後はエメリーが継承。彼女によってシュリーナガルに根付かされた事により成長を遂げ、アショーカとなった。

  • 瀬戸内海ミール
西暦2085年に日本で人類史上最初に発見されたミール。妊娠を妨げる遺伝子障害を発生させることで日本中の全生命体から受胎能力を喪失させた。瀬戸内海の海底にあった巨大なクレーター跡から発見され、人類はこれを研究することによって超古代ミールの存在と、人類進化にミールが大きく関係していることをつきとめた。
3分割された後、アルベリヒド機関、日本自衛軍研究機関、国際エネルギー研究公社の3箇所に保管されていたが、北極ミールのフェストゥムの活動に呼応して増殖を開始。
「死」の概念を間違って理解していたことから、日本中の全生命を「死なせないために生まれさせない」という認識から遺伝子障害を発生させてしまい、国内の日本人は全て生殖能力を失うこととなった。さらに汚染拡大を恐れた新国連の攻撃によって日本列島が焦土と化して以降は、3つの欠片がそれぞれ3つ作られたアルヴィスに託され、現在の竜宮島製ファフナー、およびそのコアに欠片が使用されている。

  • 竜宮島のミール
竜宮島のコアとして使用されている瀬戸内海ミールの欠片。本編では結晶体から大気へと組成を変えており、島の空気に溶け込んで存在している。
乙姫がまだ胎児の状態であった頃、ミールの欠片が北極ミールと呼応して研究中に暴走、身ごもっていた皆城鞘を取り込み同化、生命を宿した母体であった鞘と同化した結果「誕生」を理解し、無機物から有機物への激変を成し遂げた結果による。なお鞘との同化時に彼女の胎内にいた乙姫は、フェストゥムと融合した状態で救出されたことで大気となったミールの欠片と意思疎通をする能力を得た。
これによりブリュンヒルデ・システムが成立し、ミールによる島の環境制御・防衛システムが制御可能になっている。これは、紅音が北極ミールに命を与えたように、鞘が瀬戸内海ミールに命を与えたということらしい。
TV版後半で中途半端に「死」を理解してしまったために島の環境ごと自滅しようとしたが、乙姫と完全に融合したことで、「生と死の循環によって成り立つ生命のあり方」を理解する。その結果、弓子は道生との間に娘をもうけることとなり、誕生した美羽は世界最高のエスペラントとして生を受けた。
『EXODUS』ではエメリーの接触を通して、ウルドの泉で大量のゴルディアス結晶を発生させている。さらに新世代パイロットたちに「SDP」と呼称される異能の力を発現させ、同時に部分的同化と肉体の変質を引き起こしているが、これは織姫曰く、島のミールはまだ成長の過程であり、人間を理解しきれていないまま、それでもパイロット達の命を守ろうとした結果の「祝福」らしい。
そして第三次蒼穹作戦中に剣司及び彗とクロッシング、それまでに「いなくなり」ゴルディアス結晶へ「還った」者達の姿を借りて対話する。
両者はその間周囲から見れば「眠っていた」らしいが、剣司は目を閉じたまま指揮を行っていた。このことから、一時的に意識が「ファフナー側」と「ゴルディアス結晶側」に二分していたのではないかと考えられる。
また、里奈はダッカでの戦いで広登が死亡したのと時を同じくして「広登が還ってきた」と語っていたが、当初は「還った者達」の中に広登の姿はなく、第三次蒼穹作戦の際、暉と共に島へと還る姿が描かれた。

  • 蓬莱島のミール
人類軍呼称・アヴァロンこと「第2アルヴィス・蓬莱島」にある瀬戸内海ミールの欠片のうちの1つだが現在は失われている。第1シリーズ中盤で人類軍による奪回作戦が行われたのは他国が建造したアルヴィスであり、蓬莱島ではない。

  • 海神島のミール
第3アルヴィス「アトランティス」こと「海神島」のコアとなっている瀬戸内海ミールの欠片。島のミール同様に島民と絆を育んでいたが、島は人類軍によって滅ぼされ、コアも奪取され、人類軍の入手した北極ミールと強制的に同化。ベイグラントの制御やパペットの生産に使われていた。また、パペットの一つであるジョナサンを通じて人類軍の情報収集にも使われ、他のアザゼル型の誘導も行わされていた。
しかし、人類軍が滅ぼしたアトランティスの島民や、パペットの中で発生・消滅を繰り返した人格の「死」がベイグラント内部に「憎しみ」の感情から成るゴルディアス結晶を発生・成長させ、最終的にジョナサンの人格が消去され、器としての条件を満たした事で反旗を翻した。
要するにこのミールは、アトランティスの人々やパペット達の死を招いた人類軍にとうとうブチキレたのである。
ジョナサンを制御していたグレゴリ型を相互同化することで融合、マークレゾンを強奪して攻撃を開始。襲撃してきたクロウラーを返り討ちにして同化、その後「理由なき憎しみ」を植えつけたジョナサンとマークレゾンを代行者に、島を訪れたアショーカと竜宮島の部隊を抹殺すべく襲来。かつての己の居場所を襲撃するという皮肉な運命を辿る事となった。

  • ボレアリオスのミール
空母ボレアリオスに同化した北極ミールの欠片。操の母体でもある。
人類軍の空母ボレアリオスを丸ごと同化し、島のミールと同じように命の循環とは何かを学ぼうとしていたが、新国連の攻撃を喰らったことで「痛み」と「憎悪」を理解した。
紅音を同化したミョルニアを保護しており、彼女がもたらした紅音の知識により、人類の戦術を学習・模倣するようになっている。
メッセンジャーとして操を生み出し、竜宮島のコアを同化することを求めた。これは、存在することの痛みに耐えられないミールが、それを教えた竜宮島のコアを同化すればどうにかなるのではないか、と考えたことによる。
しかし、第二次蒼穹作戦を経てようやく命の循環と島のミールの祝福を理解し、美羽との対話によって生命体の在り方を理解。ボレアリオスを包む大気へと組成を変え、人類との共存の道を探すために姿を消した。
『EXODUS』では劇場版で死亡した操の後継体として「新たなる来主操」を作り出しており、当初は艦体周囲を金色の結晶で覆ってアザゼル型に擬態していた。しかし、アビエイターとクロウラーの襲撃を受けた美羽とエメリーからの交信を受け、美羽が交換条件として自分を同化することを申し出たのを受け、アルヴィスを救援すべく竜宮島へ急行した。

  • シュリーナガルミール
シュリーナガルに存在する北極ミールの欠片。別名 「世界樹アショーカ」
北極ミールの破片をエメリーが古井戸「バルカ」に根付かせ、天空にまで届こうかという高さを持つ巨大な樹の形にまで成長した。
寄生・共生するフェストゥムは人類を同化しないが、ロードランナーの襲撃を受けて壊滅してしまった。
人類側に引き込もうと考えたナレインによって美羽と対話するが、彼女が幼すぎたため、美羽の肉体年齢を急速に成長させることで対応しようとした。10歳程度で止まったが、これは弓子が勘付いたことと、急激な成長は美羽の命にかかわると考えたため。その後、崩落で死亡した弓子を美羽を守る存在として蘇生・存在を維持している。
基本的に人類の意思を拒否・敵対する様子はないが、島のミールやボレアリオスのミールのように、人間という生き物をまだ完全には理解できていないため、どうにもやり過ぎ・行き過ぎな部分が目立つ。
美羽との接触の翌日に襲来したロードランナーによって樹の部分は破壊されたが、根元のコアは生存しており、ナレイン一派によって第三アルヴィス・アトランティス跡地へと植樹するための「脱出行」が始まることになった。

  • 外宇宙のミール
ミールは大半がこれに該当するのだが、ここでは『EXODUS』で地球に近づきつつあるミールを指す。別名 「アルタイル」
ナレイン一派は交信を試みているが、アザゼル型が妨害しており未だ対話は果たせていない。
一派がシュリーナガルミールを引き込もうとしたのはこのミールとの対話のためである。
シュリーナガル壊滅の時点では半年後に到来すると予想されており、人類軍も色々な手段で敵意がないことを示していたが、結果的にはさらなる脅威の到来となってしまった。

『EXODUS』最終回にてついに地球に到着。
分割などされていない純粋ミールである為、独立したフェストゥムである甲洋やボレアリオスミールのコアである操が、凄すぎる、抵抗できないと述べる程の影響力を持っている模様。
おそらく地球に到着したころの北極ミールと同等かそれ以上の存在とみられる。
その圧倒的な力で竜宮島を問答無用で同化しようとするが、芹の決死の攻撃で一瞬同化が緩んだところに織姫が説得を試み、対話の準備が整う未来まで竜宮島と共に眠らせる事に成功した。
史上最高のエスペラントである美羽がその能力を十分に発揮できるように成長するまで、あるいは美羽並かそれ以上のエスペラントが生まれて対話が可能となるまで、竜宮島、そして芹と共に眠り続けるのであった。


  • 森のミール
シャッター作戦で作られたフェストゥムの密集地の一つに存在するミール。人類との共存を目指す、あるいは単に敵意や戦意のないミールの欠片が一箇所に流れ着いて互いを同化し巨大化したもの。
その名の通り森のような姿をしており、一本一本はシュリーナガルミールには及ばないが、それでもファフナーを凌駕するほどデカい。
森の中にはグレンデル型が群れをなして駆け回っている。
派遣部隊とペルセウス中隊はこのミールと対話を行い、エネルギーの提供を受けている。



【ゲームにおけるフェストゥム】

命中・回避が上昇する「読心」という特殊能力を持つが、効果がショボすぎるのでほぼ効果はないと思っていい。
更に全体的にパイロット能力・機体性能共に低いので、本作でも屈指の弱敵勢力である。 『K』の原作愛と知識の無さがこういうところでもよくわかる。
同化もイドゥンしか持っていない上にファフナーにしか効果がない。
尤も、後述のルート分岐の点や『UX』での全力全開っぷりも併せて、意図的な調整と見るプレイヤーも多かった。
…事実、上記の読心の効果がショボいなどと笑ってられるのは雑魚戦まで。
マークニヒトに乗っている由紀恵 *1 やイドゥンはC・コードと読心の重ね掛けにより、命中回避+80%が付く。
こんなの相手に精神コマンドなしでスーパー系を立たせた日にはどうなるかお察し。 このルート唯一のスーパー系のガンソの皆様お疲れさまでした。
…まぁ、マークニヒトのメイン武器であるホーミングレーザーがビームなのが災いしてアカツキと海に沈めたアークエンジェルで完封できたりするわけだが。
むしろ彼らがいるおかげでマークニヒトをガス欠にして安全に戦う事ができるのでヤタノカガミとラミネート装甲に感謝しつつ、フルボッコにして差し上げよう。

シナリオ上でもファフナーの原作再現をするためだけの存在でクロスオーバー等は無く、ルート分岐によっては一度も戦わないことも。
撃破時の演出はワームスフィアを伴って消滅という専用のものになっており、これは『UX』にも引き継がれる。


『K』での原作レイプな扱いの鬱憤を晴らすように、「読心」が超強化。
雑魚でもリアル系トップエースクラスが精神無しでは油断できない命中・回避率を叩き出してくるようになった。スーパー系ならお察し。
例としてプロローグに出現するフェストゥムと戦う場合、SEEDを発動させたアスカさんでも殆どの場合で命中率が5割以下になる。
何故ならここに登場するスフィンクス型が読心Lv4で 命中回避に+80%の補正がかかっているため。
つまりのっけから 『K』のフェストゥム最終決戦クラスの補正持ちとの戦闘を強いられる。しかも完封方法なし。 なに…この…なに…?

余談ながら、読心Lv4を持っているフェストゥムは他に13話にしか登場しない。
イドゥンや操ですら読心Lv3(命中回避+50%補正)である。 つまりはイベント仕様。 マークニヒトに乗ってもCコードはつかないので、イドゥンは弱体化している。
なので、序盤の雑魚フェストゥムならここまでぶっ飛んだ戦いにはならない。油断は禁物だが。
前述のエウロス型も読心Lv3持っているので切り払いができるようになったのは全く慰めにならない

更に『K』ではイドゥンしか持っていなかった「同化」を全てのユニットが持っている上にファフナー以外にも効くようになったため、
ある例外(後述)を除いて攻撃を当てられるごとに気力が減り 一定以下になると問答無用で撃墜されてしまう。
読心の補正と併せて「スーパーロボット絶対同化するマン」である。
プロローグにてシナリオでもゲームシステム上でも、その強さを見せ付けられて驚かされたプレイヤーは多いだろう。
総じて原作の「ファフナー以外の兵器では手も足も出ない」という設定に合致した非常に厄介な敵となった。
余談だが、ゼロファフナーは里奈の能力がリアル寄りなのに機体が完全スーパー系というアンバランス過ぎる状態であるため、
事前の改造不可で出撃させられる第二次蒼穹作戦では里奈の養成を全くしていない状態で突っ込ませると大体フルボッコにされるという ファフナーのくせにフェストゥムとの相性が悪い という何とも言えない事に…

シナリオ面でもファフナー勢と同じく多くの作品との魅力的なクロスオーバーを見せてくれる。
特に、「人類とはまったく異なる存在との対話・共存」がテーマになっているバジュラやELSとのクロスオーバーは話題となり、
『UX』自体を 「スーパー対話大戦」 と呼ぶプレイヤーもいる。

なお、カガリがプロローグにおいて「(SEED系統の)MSは対フェストゥム兵器」といきなりとんでもない発言をするが、
実際ゲームシステム上、他作品のロボットのバリアなどはフェストゥムに対してほとんど無意味で、原作通りファフナーでしか有利に立ち回れないのだが、
特殊装甲であるVPS装甲を持った(SEED系統の)MSはフェストゥムの「同化」に耐性を持つため、
デスティニーなどのMSでもファフナー並とは言わずともそれなりに対抗できたりする。
……正直このシナリオとゲームシステムの噛み合いっぷりがマークデスティニーのパイロットというネタを補強してる感もある。
尤も、あくまで「それなりに対抗できる」レベルであることに注意。頼みの綱のVPS装甲も ワーム・スフィアーがVPS装甲貫通属性持ちなのでスフィンクス型以降のフェストゥムには基本的に無力 というオチが付く。
装甲も厚くないし、基本は何とか回避に持ち込む方向で戦うのが正しい。 エウロス型のミサイルには効果があるのだが、貫通される可能性が高い。

ちなみにゲーム中で説明がないが、実はヒーローマンとNPC飛影は読心も同化も無効するという凄まじい能力を持ってたりする。
なので飛影はともかくヒーローマンは対フェストゥム戦の主力となる。 水中戦ができないので第二次蒼穹作戦では相方に飛べるようにして貰う必要があるが。

これは、フェストゥムが人類の心を読めるのは遺伝子に存在する超古代ミールの痕跡のおかげであり、機械であるヒーローマンとNPC飛影はそもそも対象外だからである(特にヒーローマンの場合、コントローラーのジョーイの思考は読めるので余計に混乱するらしい)。
ただし、シナリオ上ではフェストゥムとの初戦でジョーイが読心能力を警戒する場面があるので気づかないプレイヤーもいたと思われる。

ちなみに三璃紗の侠達はしっかり読心の対象。 まぁ精密検査をした結果、「正真正銘の人間」って社長が言ってたし…


追記・修正はグレンデル型を倒してからお願いします。

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