がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり

登録日:2012/05/04(金) 19:49:29
更新日:2024/04/22 Mon 12:51:41
所要時間:約 4 分で読めます





1997年に発売されたN64のゲーム。
ジャンルはアクションアドベンチャー。

ゴエモンシリーズ初の3Dアクションゲームで、キセル等の武器で敵を倒していくのはそのままに、3Dで表現された日本中の街や道中を訪れ進んでいくアドベンチャー要素が強く出ている。

また歌、BGMの良さに定評がある。
OPの影山ヒロノブが歌う「がんばれゴエモンのテーマ」や水木一郎の歌う「俺はインパクト」、本物のオペラ歌手の歌う「ゴージャス・マイ・ステージ」等をはじめとした大物歌手による歌や、「朱に交われば禅の心」や「ヤマトナデシコタビノハナ」等和を感じさせるBGMは今でも人気である。

ちなみに『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』であった笑システムが再登場しており、ところどころに挟まれるギャグシーンで笑い声が聞こえる演出が入る。
小さい笑いから大きな笑いまで有ります

カートリッジにセーブ領域が無く、データセーブにはコントローラパックが必須。


□ストーリー

舞台は大江戸はぐれ町。
なんだかんだで外にいたゴエモンとエビス丸が空を見ると上空に巨大な桃型のUFOが現れ、インスタントすて〜じビームにより大江戸城がおかしな外観の建物に変えられてしまった。
ゴエモンとエビス丸の二人は殿様を救うため、この事件を起こした奴らを探るため旅に出るのであった…。



□登場人物

●プレイヤーキャラ

御存知江戸っ子な主人公。
殿様を救いに行ったら旅に行かされた。
使う武器はキセル、チェーンキセル、小判、炎の小判。
覚える術は一触即発の術。小判10両を消費し怒りを爆発させスーパーサイヤ人化、通常では動かせない重いモノを動かせるようになる。
効果時間中は攻撃力が2倍になるが、受けるダメージも2倍に。術の修行は初見殺し。

お馴染みの相棒。
正義の忍者だが今回は手裏剣は使わない。
小竜太から貰った笛を吹けると発言したもののゴエモンから黙殺された。
使う武器は小槌、ミートの小槌、からくりカメラ。
覚える術はちびエビスンの術。発動中は小さくなり攻撃が出来なくなるが狭い場所や通路に入り込める、任意のタイミングで発動・解除可能。3と違って被ダメージ2倍にはならない。

ゴエモンと同じく桃山の一味を追っており、目的が同じということで仲間に加わる。
彼女がいなかったら人魚やキハチの件でゲーム終了になってた。
使う武器は忍刀、剣シールド、ヤエバズーカ、小竜太の笛。
覚える術は人魚変化の術。今回はA連打で泳ぐ、Bボタンの突進も健在。
さりげなく一人だけ声が『きらきら道中』から変更されている。

  • サスケ(堀絢子)
物知りじいさんに造られたからくり忍者。ビョンビョン。
物知りじいさんの家が爆破された拍子にベンケイのところまで本体だけ吹っ飛んでた。
エレキテル(電池)が抜けたため物語中盤の参加となる。
じいさんの家は桃山のせいではなく、慌てたサスケが転んで花火爆弾が爆発したからである… いたこのばあさんのイベント後にサスケでもう一度話しかけると明らかになる
使う武器はクナイ、花火爆弾、極寒のクナイ、ちょんまげ。
覚える術は飛行の術。飛行と言うより上昇とかハイジャンプ的な感じ。
意外と地味だが、角にすりつきながら飛行の術を使うとちょっと高く飛べる。


●その他

何でも物知りで誤魔化すご都合主義な発明家の爺さん。
家が爆発し死んでしまった。
…と思ったらピンピンしていた。
じゃあイタコ婆さんが呼んだのは誰だよ?

映画の撮影中や前後で毎度呼び出される。
映画の撮影場所はア、メ~リカだったりおフラ~ンスだったり。

「フハハハハハ!」
敵組織ネオ桃山幕府のボスの一人。名前の読みは「はるかぜダンシン」。
桃山時代のミュージカルに憧れミュージカルスターになり、「日本全土舞台化計画」を進めていた。
勝手に相手の名前を付ける癖がある。
笑い声がうるさい

「オ―――ッホッホホホ!」
同じくボス。
目立ちたがり屋でブランド物に目が無い。
結構美しい

  • オカマ4人
ネオ桃山幕府四大幹部。名前はそれぞれバロン、コロン、シャロン、ポロン。
日本中のあちこちで工作していたオカマ。

  • 殿様&ゆき姫
毎回トラブルに巻き込まれるお二人。
城から出た後はゴエモンの家に住みつく。

  • おみっちゃん
ゴエモンたちが苦戦する中江戸から九州までの出前を無傷でやり遂げた。
ある意味強者

  • ベンケイ
コレクターの大男。五条大橋を塞いでいる。

  • ウシワカ
ベンケイの弱点を知る自称美少年剣士。後に小さくなる。

  • イタコ婆さん
おそれ山の山頂に住むイタコ。
物知り爺さんの霊を呼び出すもその霊が何者なのかは議論の的。
呼び出すのに料金300両を提示してくる。

  • キハチ
ざぜん町のまんなか池に住むコレクターの河童。
可愛こちゃんに弱く、キュウリが大好物。
『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』の未来世界に同じ名前の河童が登場しているが、同一人物かは不明。

  • 和尚の息子
有る意味今作最大の敵。キュウリを育てているが、800両の大金で売りつけてくる。

  • プラズマおやぢ(緒方賢一)
占い屋の店主。プラズマ占いで次に成すべきことや目的地などを教えてくれる。いわゆるヒント屋。
黒頭巾で裸にふんどし一丁という見るからに変態な格好に加え、話しかけるなり開口一番「プラズマぁ!」の叫びで凄まじいインパクトをプレイヤーに与える。
姿そのものは「きらきら道中」に登場する「にくえもん」「もんばん」の流用。
ちなみに話しかけるとアップで大写しになるが、じんましんでもできてるのか、
お腹に赤いぶつぶつのようなものができているのがクッキリ見えてちょっと気持ち悪い。



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プ ラ ズ マ ぁ ~ !


□インパクト戦

本作でも随所にインパクトに搭乗して巨大ボスとの戦闘となる。

ボス前のインパクトステージは、「奇天烈将軍マッギネス」同様高速スクロールステージとなっている。
斜め後ろからの視点でインパクトを操作し、障害物や敵を倒すことで油と金を補給していく(本作ではキセルボムはない)。
途中穴に落ちたり、障害物に足を取られて(派手にバラバラになって)転んだりしても残機は減らず、一定時間後に画面に復活する。

ステージが終わると、シリーズ恒例の主観視点によるボス戦に入る。

「獅子重禄兵衛のからくり卍固め」同様「百裂パンチ」があるほかに、敵を引き寄せる「チェーンキセル」、相手を吹き飛ばしてダウンさせる「ぼよよんキック」などが追加された。
また、過去作における大ダメージリソースとなる「キセルボム」が廃止された代わりに、溜めたゲージを消費して発動する「んが砲」が追加された。

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最終更新:2024年04月22日 12:51