Re: バカは世界を救えるか?

登録日:2010/12/28(火) 00:59:51
更新日:2023/05/24 Wed 18:18:37
所要時間:約 6 分で読めます





この物語は主人公佐藤光一(ライト)のエキサイティングでクールでハイクオリティな日常を描いた異能バトルの物語である!


【登場人物】

◇佐藤光一(ライト)
特務機関シェードの特務護衛班の班長であり、
部下からは絶大な信頼を得、司令の右腕として活躍している。

能力泥棒》の呼び名の通り相手の能力をコピーする力を持ち、
部下には尊敬され、異能を使う犯罪者には畏怖の対象となっている。


追記修正は任せた!















「登録完了、っと……」

「何をしているのだコーイチ?」

「ちょッ……!」

「……凄い奴だったのだなコーイチは! ボクは感心したぞっ!」

「へぇ、どれどれ……? うわっ、気持ち悪っ!!」

「気持ち悪いゆーな!」



「Re: バカは世界を救えるか?」は富士見ファンタジア文庫から刊行されているライトノベルである。

既刊五巻。
著者:柳実冬貴
イラスト:一葉モカ



あらすじ

佐藤光一は市立雨鶴来高校に通う17歳の普通の少年。
―――だが光一は高校二年生でありながら、〈特別な存在〉や〈非日常〉に憧れる重度な厨二病患者だった……。
唯一の身近な非日常であるどうみても小学生にしか見えないクラスメート、間宮薫を追いかけて光一は非日常へとダイブした……!

以下、ネタバレを含みます



【用語解説】

◆『木漏れ日現象
詳しくは別項にて。


◆ネメシス
謎のを浴びた人間の中で、目覚めた人間が『神』の声を聞いた際に手にした能力のこと。
戦闘向きの物から精神に作用する物、またそれ以外の物と多岐にわたり、その威力には感情も影響する。
使用者のトラウマを逆撫でしたり、使用者に対する当て付けとなる能力であることが多い。


◆アンチテーゼ
ネメシスの代価のこと。
使用者以外から見ればどうでもいいものでも、使用者からすれば堪えがたいものを要求される。
また、初使用時に発生する「先払い型」と、使用後に毎回発生する「後払い型」が存在する。


◆『神』
アルカナが落とした《導きの書(カノン)》を拾った人間のこと。
《導きの書》は悪魔の起こす奇跡を修正するためにその奇跡について事細かにのっているので、『神』は悪魔の奇跡を行使できる。
つまり「木漏れ日現象」はこの人が起こしたもの。


◆シェード
能力者を集めた機関で、《一握りの希望》の能力者を探している。
しかし、その能力者アルルを保護しており、彼女を守り別の手段で世界を救済することが本来の目的。
その事実を知るのは特務護衛班、特務防諜班と一部の人間のみである。



【登場人物紹介】

◇佐藤 光一(こういち)
CV:細谷佳正
雨鶴来高校二年生の主人公。
ヲタクで中二病であり常に魂を込めた正装(カラコン仕立てのオッドアイ、銀髪、改造長ラン)をしている。

間宮薫のストーキング中にアルルと出会う。
追ってきた藤堂凪とアルルを守るために交戦するが、その最中特異点に巻き込まれてしまう。
その中でアルカナと「アルルを守り《導きの書》を取り返す」と契約し、
ネメシス《付け焼刃(イカロスブレイブ)》を手に入れ、特務護衛班の一員に。

性格は自己中心的でヘタレやすい。
しかし無意味な殺生に関しては憤りを感じる等熱い一面もある。

薫のバイト先を見つけてしまう、山勘だけで好成績をとる等強運の持ち主。

◎ネメシス 《付け焼刃(イカロスブレイブ)》
相手のネメシスの発動の瞬間を見ることで、相手の能力を超絶劣化してコピーするネメシス。
強くイメージすることでコピーの特性(範囲、威力等)を一つだけ爆発的に伸ばせるが、オリジナルを超越するとそのコピーは使用不可になる。
アンチテーゼは「相手のアンチテーゼを3日間引き継ぐこと」。だがオリジナルを超越しなければ発動しない。


◇間宮 薫
CV:悠木碧
光一のクラスメートであり、小4にしか見えない外見の持ち主。通称ロリ宮。

クラスでは物静かだが、実際には特務護衛班の一員であり、かなりの毒舌。
性格は厳しいが、優しい一面もある所謂ツンデレ
女の子らしく可愛い物好き。

幼くして両親を無くし、外見故にバイト探しに苦労しながらも、
中学生の妹である透を育ててきた。なので料理は得意。

◎ネメシス 《矛盾騎士(ランスロット)》
甲冑を付けた女騎士を呼び出すネメシス。
薫の指示に従うが、彼女以外の人間は護らず、薫の護衛を優先する。

薫の精神の強さにより、一撃必殺と絶対防御を可能とする。
その強さはシェードトップクラス。
アンチテーゼは「体が成長しなくなる」こと(先払い型)。
また、ランスロットは成長した薫の姿である。


◇アルル
CV:豊崎愛生
光一と同年代で《一握りの希望》のネメシスを持つ悲劇の美少女。
一人称は「ボク」で、精神年齢は推定7歳。
能力故に自分のことを存在してはいけないものと考え、
無条件に守ってくれる光一に好意を抱いている。

◎ネメシス 《一握りの希望(リプレイ)》
特異点の中で自分を殺した人間のネメシスを強化し、過去に遡らせる特殊なネメシス。
アンチテーゼは「木漏れ日現象」以前の記憶を失うこと。
彼女の精神が幼く、知識や常識に乏しいのはこのため。


◇アルカナ
悪魔から昇格し見習い天使になった少女。通称似非天使。
体操服に、頭に手製の天使の輪をつけている。
ある意味全ての元凶。


◇桐咲兎乃
CV:後藤沙緒里
ピンク髪巨乳の特務護衛班員。
薫の親友だがその胸で何度か薫を昇天させかけている。

臆病で人と関わるのが苦手。そのため基本的に資料準備室に引きこもっている 。

過去にいじめを受けており、「消えてしまいたい」と思って死のうとした時に謎の光を浴びてしまう。

◎ネメシス 《裏腹海月(トランスペアレント)》
触れた物を触れる限り、また離れても十分間透明化するネメシス。
ただし自分は透明化できない。
アンチテーゼは「目立ってしまう」こと。
髪の色と胸は先払い型によるもので、それとは別に後払い型も存在する。


◇朱里矜持
CV:浜田賢二
特務護衛班の一員。
アルルを溺愛していて、アルルに危害を加えるものには容赦ない。

◎ネメシス 《無能箱庭(アルカトラズ)》
絵に描いた空間を生み出す能力。
外部からの干渉は不可能であり、無機物を生み出せるため食料があれば生活も可能。
その名前の通り内側ではネメシスは使用できない。
アンチテーゼは「日光を浴びられない」こと。


◇能登原明日菜
CV:堀江由衣
シェードの司令にあたる人物。
美人だが、赤い髪の毛や、目の色が逆転しているなど、人間離れした風貌をしている。

性格は非常に冷酷……かと思いきやそうでもなかったりする。
三巻では軽いキャラ崩壊。だがそれがry


◇浅野 広美
CV:沢城みゆき
光一の幼なじみ。メガネっ娘。
昔は泣き虫であり、光一もいじっていた。
だが、現在は広美が毒舌になったため逆転している。
しかし光一の異変にすぐさま気づき、それを心配する優しい一面もある。

朝に弱く、光一が毎朝起こしている。
光一以外の人物だと(精神的に)血達磨にされるらしい。


◇東野 一樹
CV:佐藤雄大
光一の幼なじみ。
他クラスだがよく光一をいじりに来る。
見た目は不良っぽいが、女性経験は無く、
光一を虐める人にはチダイと共に制裁を加える仲間思いな一面も。


◇渡部 知大
CV:前野智昭
光一の(ry。通称チダイ。
ガタイが良く、幼なじみ四人では唯一の良心。



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最終更新:2023年05月24日 18:18