応募キャラ

登録日 :2013/08/21(木) 18:18:20
更新日 : 2017/03/24 Fri 14:21:22
所要時間 :約 4 分で読めます




応募キャラとは、漫画・ゲームにおいて、原作者や製作者ではなく読者やユーザーが考案し、そして原作にて実際に採用されたキャラクターである。

主にジャンプやコロコロ系列の雑誌の漫画・ゲームにおいてよく見られるものであり、応募の際にはファンレター等とは区別して募集される。

作者とは違った視点でのキャラデザインや設定によりストーリーなどが面白くなる、読者やユーザーを単なる受け手では無く、間接的に作品制作に携わることも出来るようにするということで好意的な意見が多いが、中には原作者の考えでは無い者がストーリーに出るということで、拒否を示す人も中に入る。
採用されてもハガキなどに描かれたデザインや設定をそのまま使うのではなく、モチーフや名前をそのままに大きくアレンジを加えられることもある。
また著作権とか知らないちびっこは仕方ないが他作品のデザインまんまな応募が来ることもあり、チェック体制が甘いとそのまま採用されてしまうこともあるのも問題点の一つと言える。

海老川兼武氏や小林晋一郎氏など、アマチュア時代に公募デザインを提出し、後年プロの仲間入りをしたデザイナーも存在する。

★読者・ユーザー応募キャラをよく使う作品

言わずと知れた超人バトル漫画。
この作品に登場する超人たちはほとんどが読者応募のキャラデザインであり、正義超人から悪の超人までさまざま。
ロビンマスクウォーズマンといった人気キャラや、ネタキャラのレオパルドンといった多くの超人が読者のアイデアから生まれた・・・というか完全にゆで先生二人だけで考えたレギュラーキャラはスグル、テリー、運命の5王子程度である。
だが多くのアイデアが来すぎたためか、中には複数のアイデアを折衷したり、出はしたものの悲惨な扱いを受けた超人もいる。
「超人募集」「オーバーボディ」も参照。
「Ⅱ世」でも募集及び採用は行われ、さらに現在でも「完璧・無量大数軍編」や各種読み切り外伝向けに引き続き募集中。
みんなも「これは!」という超人が描けたらゆで先生に送ってあげよう。

作中に登場する食材を応募している。
名前だけの登場から実際に対峙する猛獣までと、その種類は幅広い。
しかし、実際にハガキに書かれた設定や捕獲レベルなどが改変された形で採用されることも多い。
(例えば、ポイズンポテトは「多量の芽に覆われたジャガイモ」という設定だったのが「歴史上誰も解毒に成功しなかった食材」とされたり、
 また、四獣の中の1体であるマウントタートルはハガキの時点では捕獲レベル30ほどだった)
また時代の違いというものか、ドラクエシリーズのモンスターをモロパクリしたものが誤って採用され、編集部が謝罪する事件も発生、
以降も遊戯王OCGそのままなモンスターが採用されてしまう事案が何度か指摘されている。

  • ロックマンシリーズ
ファミコン版での2以降のロックマンは、ボスキャラは応募キャラが使用されていた。
キャラが採用された幸運な8人にはそのソフトのゴールドROMが送られ、
かの『開運!なんでも鑑定団』では40万の値がついており、保存状態のいいものは100万円近くで取引されている。
逆に何で売っちゃったんだって話だが。

アイシールド21』の作者である村田雄介氏の考案キャラが、シリーズで2回ほど採用されたというのは有名な話。
ロックマンエグゼシリーズになってもコロコロコミック誌上でボスキャラコンテストが毎回実施された。

  • 半熟英雄シリーズ
ファイナルファンタジーの召喚獣のアイデア元になったことでも知られる、ギャグ調リアルタイムシミュレーションRPG。
2作目であるSFC版以降、毎作召喚モンスターである「エッグモンスター」をプレイヤーから募集・採用している。
オーディンのパロディである「おーでーん」、魔界塔士サガのラスボスをネタにした「かみ」などの秀逸なものもいくつか生まれた。
3作目『対3D』では、ゲーム中に採用されたプレイヤーの一言コメント(ボイス)まで流れた。公開処刑じゃねーか。

  • 仮面ライダーシリーズ
初代『仮面ライダー』に登場した「シオマネキング」が初とされるが、厳密にはこれは怪人モチーフだけを採用した名目上のものとされている。
そういう意味では初の公募怪人と言えるのは『仮面ライダースーパー1』の「ショオカキング」で、 番組サブタイトルで宣伝された 事で有名 *1 。ちなみに消火器の怪人である。
平成シリーズでは『仮面ライダー555』の「オクラオルフェノク」、『仮面ライダーW』の「親子丼・ドーパント」がこれに該当。
また『555』や『ゴースト』では、外伝作品に登場する武器や変身アイテムのデザイン公募もなされた。

  • ウルトラシリーズ
ウルトラセブン』の「テペト」並びに「ガイロス」、『帰ってきたウルトラマン』の「レオゴン」、
『ウルトラマンA』の「ウルトラの父」、『ウルトラマン80』の「ズラスイマー」、
ウルトラマンティガ』の「タラバン」と「メンジュラ」、『ウルトラマンマックス』の「ルガノーガー」、
『ウルトラマンメビウス外伝』の「ジオルゴン」「エンディール星人」「ガロウラー」「ザラボン」「ビームミサイルキング」「クラッシュライザー」が該当。
ウルトラの父のように、後年のシリーズまで影響を及ぼす人気キャラとなったものも少なくない。


その他にも
  • ドラえもん(劇場映画でモブキャラクターとしての背景出演が募集されており、名有りキャラではジェドーラも該当。コロコロコミック誌上では読者が考案したひみつ道具を4コマ漫画にする企画もあったほか、アニメ版でも年一でひみつ道具のアイデア公募が行われていた)
  • イナズマイレブン(アニメ版にて応募キャラがストーリーキャラのように声が付くなどしてエピソードが作られたりする)
  • ガンダムシリーズ(機動戦士クロスボーン・ガンダムシリーズのエレゴレラ、サウザンド・カスタムの一部機体、機動戦士ガンダムSEEDの「ゲイツ」などが該当。「ゲーム『ガンダムブレイカー3』の自機投稿機能を使用してデザイン・応募する事」というルールで行われた事も)
  • SDガンダム(SDガンダムフルカラーの企画で「サンダーガンダム」が採用された。ガシャポンの商品になり、さらに漫画にも登場した)
  • クロスハンター(ボンボン読者の応募ハガキからモンスターのデザインを募集して作成するRPGという触れ込みだったが、デザインがドラクエ等のパクリと言われることが多く詳細は不明)
  • クロストレジャーズ(上と名前が似ているがほとんど別物、Vジャンプの読者からアイデアを募集し、鈴木信也氏のアレンジを加えて本編に採用していた)
  • ゾイド -ZOIDS-(月刊コロコロコミックの読者公募企画で採用された案を元にデザインされたのが名機「デススティンガー」。)
  • ミニ四駆(キャラではなくマシンの方だが、中学時代の武井宏之のデザインが採用され「ダッシュ!四駆郎」ダッシュ3号シューティングスターの原案となった。その後武井氏は四駆郎の原作者・ザウルス先生に見初められ、最終的に「コロコロアニキ」にて自分で四駆郎の漫画丸ごとを描くことに。)

これ以外にもあると思われるが、このくらいにしておく。


追記・修正はオリジナルキャラを応募したことのある方にお願いします。

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