五星戦隊ダイレンジャー

登録日 : 2011/04/06(水) 06:27:47
更新日 : 2017/07/08 Sat 21:54:57
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天に輝く五つ星!

五星 戦隊 ダイ レン ジャ ー!



『五星戦隊(ごせいせんたい)ダイレンジャー』とは、1993年2月19日〜1994年2月11日まで、テレビ朝日系列で毎週金曜17時30分から17時55分に全50話が放送された特撮テレビドラマである。
「スーパー戦隊シリーズ」第17作にあたるが、放映当時は『バトルフィーバーJ』から数えて第15作記念として扱われた。

『ダイレンジャー』の名前の由来は、その語感と前述のオリエンタルな要素などから「中国の地名『大連』が由来」と言われることもあるが、スタッフによると実際は単純に「“大”レンジャー」が由来とのことである。
また、企画段階では「中華戦隊チャイナマン」というネーミング案が考えられており、ダイゴ役の能見達也も「最初の名前はチャイナマンでしたからね」と言及しているが、2012年に発表されたネットムービー『ネット版 スーパーヒーロー大変』の作中ではこの「チャイナマン」の名称を「ネットの噂」と否定しており、同時に当時の仮タイトルが「ダイケンジャー(大拳者)」であったとも紹介されている。この点については2013年に制作された『非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛』でチャイナマンを使用し、公式サイトで何十とあった仮タイトルの一つで情報流出を防ぐためのダミータイトル的に記載した資料もあるとしている。

『マイティモーフィンパワーレンジャー』第2シーズンではキバレンジャー、ロボ、怪人しか登場しないのは
日本側のスタッフは「翌年は五星戦隊ダイレンジャーで行きましょう」と提案するも、 アメリカは「なんで人気あるのに変えるの?」とスパイダーマンバットマンのように同じスーツのヒーローが何年も活躍しているためか、 当時は日本のように一年で変える意味が理解できなかったと思われ、ダイレンジャー5人のスーツは見送られた。



【あらすじ】

今から8000年前の紀元前6000年頃、中国南部にダオス帝国が誕生した。
そこは、サイキックパワーの妖力を使うゴーマ族と、気功術の気力を使うダイ族が支配していた。

だがある日ゴーマ族は、帝国を自分たちの支配下に置こうとダイ族に攻撃を仕掛けてきた。
平和を愛するダイ族は戦いを決意、その日から長い戦いが始まった。
5000年近い戦いの末、ゴーマ族とダイ族は 表舞台から姿を消し戦いは終わった。
その間にいたもう一つの種族・シュラ族は、世界各地に散らばって四大文明を築き上げ、後の人間の祖先となった。
しかし現代にゴーマ族が復活、暗黒の世界を作りあげようとしていた。
その時、「天に輝く五つ星」が現れた。彼らは気力や拳法を使う若者で、ダイ族の生き残りである道士・嘉挧の導きにより転身する。



【特徴】

あらすじに書いてある通り中国の気功をモ チーフにした戦隊。登場人物の名前も三国志や水滸伝から来ている。
各メンバーは龍、獅子、天馬、麒麟、鳳凰、白虎などの聖獣をモチーフにしている。
派手なアクションや武器による戦いが目立つ他の戦隊と違い、静と動を基調とする中国拳法と気力による能力バトルがメインとなり、見ていてアッとさせられるアクションが見られる。

あと女子高生のパンチラが拝める

そしてOPである。その独自のテンポと戦隊の拳法の動きは、一度見たら脳内からなかなか離れない。
因みに主題歌のタイトルも五星戦隊ダイレンジャー。



【五星戦隊ダイレンジャー】

主人公たち戦隊メンバーで、ダイ族の血を引く若者を導師がスカウトして周ったキャラバンチーム。
歴代戦隊と異なり、生身でもアクションや拳法の華麗な動きを披露することがある。
決まったリーダーがいない珍しい戦隊で、各話の中心隊員がリーダーを務める。ちなみに名字は不明。
最終的にキバレンジャーやダイムゲンも加え7人になったが「五星戦隊」のままだった。

天火星 亮/リュウレンジャー
レッド 。餃子中華料理店で働くコック見習いのややヘタれな23歳。5歳年下の妹・洋子がいる。ダイ族を裏切ってゴーマ側に付いた鉄面臂張遼の息子。
主人公ポジションをホワイトに奪われた。
50年後の孫はダサいスーツを着た眼鏡青年。

得意拳法は 赤龍拳 (基になっている拳法は龍拳)。
得意技は 「天火星・稲妻炎上破」

ダイレンジャー解散後、 赤龍軒 という中華料理屋を開業。ダジャレではない。
人員不足か修行がてらかは分からないが、店主でありながら出前にも行く。移動は勿論、自転車。


忘れてるんじゃないのか、一番大切なことを

赤龍軒の店長として登場。その身一つで敵と戦い、変身できることだけがヒーローの証ではないことを鎧に伝える。
鍛え抜かれた肉体は20年近く経っても衰えず、キレのあるアクション&生身名乗りを披露した。

春の劇場版にも登場。悩めるサラリーマンを諭した。


天幻星 大五/シシレンジャー
目に優しいグリーン 。24歳のペットショップ店員。優しい性格と冷静さを合わせ持つ。

得意拳法は 獅子拳 (基になっている拳法は南拳)。
得意技は 「天幻星・霧隠れ」


天重星 将児/テンマレンジャー
ブルー 。19歳の駆け出しボクサー。典型的な熱血野郎で、故に良く敵の罠に落ちる。しかも子孫に遺伝する。ボクサーだけどキックの方が強い。

得意拳法は 天馬拳 (基になった拳法は長拳)。
得意技は 「天重星・重力逆転波」


天時星 知/キリンレンジャー
イエロー 。20歳の天才美容師。キザな野郎だが実は良い奴。一人称はmeで子孫に遺伝する。

得意拳法は 麒麟拳 (基になっているのは酔拳)。
得意技は、時間を巻き戻すチートな技 「天時星・時間返し」

後の犬の双子忍者や黒い昆虫戦士とは関係ない。 菜月 という娘もいない。


天風星 リン/ホウオウレンジャー
ピンク 。中国から日本の大学に来た18歳の留学生で、ダイレンジャーの紅一点であり道士嘉挧の姪。
5人の中で最も気力が強く、中盤までは彼女が唯一転身前でも気力を使う事が出来た。

得意拳法は 鳳凰拳 (元ネタは鷹爪拳)。
得意技は 「天風星・一文字竜巻」


吼新星 コウ/キバレンジャー
追加戦士枠だが、変身に関する条件や武器が微妙に違う
詳しくは該当項目参照


※各人の気伝獣/気伝武人に関しては該当項目参照。


道士(どうし)嘉挧(かく)
ゴーマ族の復活に備え、気力の強い5人の若者をダイレンジャーとしてスカウトした男で あり、自身も気力の達人である。
リンの叔父でもあり、彼女からは「おじさま」と呼ばれている。メンバーを優しく、時には厳しく指導するがその一方間の抜けた一面も見せる。実は……



【ゴーマ族】
遥か昔、ダイ族と熾烈な戦いを繰り広げていた妖力を操る魔族。
現代では中国奥地の上空に浮かぶ逆ピラミッド型のゴーマ宮を本拠地とし、次々と怪人を送り込む。
民族全体の指針はゴーマ皇帝と政治機関たる元老院が決定しており、軍部である敵幹部が従い行動する妙なリアリティのある組織。服装は世紀末風。
おそらく、サモンナイト2の旧王国の元ネタ。

・シャダム中佐
日本侵攻を任務とする3幹部の、リーダー格である冷酷な男。皇帝の血を引くため皇位継承権を持っており、そのプライドの高さからゴーマの支配権を虎視眈々と狙っている。
実はコウの……


・ガラ中佐
3幹部の紅一点(?)。光線を放つサーベル、 手からの光弾が武器。


・ザイドス少佐
3幹部の豪傑。口からの鬼火や頭部からの溶岩弾での攻撃を得意。
パワー系の武闘派故に些か思慮に欠ける面があるが、非情さはシャダム、ガラと同様で卑怯な一面も持つ。


・田豊将軍
ゴーマ十五世を補佐する元老院。シャダムと指揮権を争うも、結果的に敗れ前線から退く。
終盤、ゴーマ十五世の秘密を見てしまったためにシャダムに殺害され、その上反逆者の汚名まで着せられた。


・阿古丸
シャダムの息子であるが、育児放棄により捻くれた性格に育った。ゴーマ十五世のお気に入りで、特殊な吹き矢が武器。息を吹きかける伸びるアレでよく遊んでいる。
コウを異常な迄に敵視していたが実は…。


ゴーマ3ちゃんズ
神風大将、墓石社長、電話先生の三人組。最後は改心する。


・ゴーマ十五世
6000年前からゴーマ族を統括する立場にある、白塗りの顔をした不気味なゴーマの支配者。
ゴーマとも呼称される。


・ゴーマ怪人
ゴーマ族に所属する怪人。妖力を使う以外はただの人間で、基本的に人間の姿で戦闘、時に怪人に変身する。
別に怪人だから格下という訳でもなく、普通に元老院にも怪人は居る。

・コットポトロ
戦闘員。
1つ目が特徴的なゴーマ怪人とは対照的に口だけが顔にあり、タキシードに身を包み、短剣などを主な武器とし、彼ら同士で喋る事もある。
軍服姿のサボテン将軍配下(第34話)、赤い鎧を纏った近衛兵、和服と烏帽子姿のコットポトロも登場している。
裏設定では「口紅歌姫が彼らの親玉」とされている。


※以下ネタバレ
















実はガラ、ザイドス等の幹部の殆どが泥人形であり、黒幕であるシャダムが操っていた。
支配者であったゴーマ十五世ですら泥人形であり(本人も気付いていなかった)、事実をシャダムに告げられ自分の正体に驚愕、死の間際に居合わせた敵のダイレンジャーに助けを求めながら死ぬという視聴者も驚愕の展開であった。



※以下さらなるネタバレ













黒幕と思われたシャダムも泥人形だった。
結局ゴーマ一族の真の黒幕は最後まで明かされなかったという異例の終わり方をした。しかも50年後、子孫の代にゴーマ帝国は復活するため、いわゆる「ワシ達の戦いはこれからだぜ!」である。
1993年から50年後は2043年になり、それまで戦隊シリーズが放送され続けていれば2043年には五星戦隊ダイレンジャーIIが放送される...かもしれない。





追記だァァァァァァァッ!

修正だァァァァァァァッ!



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