ロック・リーの青春フルパワー忍伝

登録日:2012/05/02(水) 06:59:05
更新日:2023/10/06 Fri 21:55:11
所要時間:約 4 分で読めます




【概要】

『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』とは、2012年1月から2014年9月号まで最強ジャンプで連載された漫画である。全7巻。

NARUTO‐ナルト‐』の作者、岸本斉史もお気に入りのロック・リーを主役とした話を、平健史がキャラをデフォルメして描いたスピンオフ漫画。

リーだけではなくガイ班好きな人にはたまらない作品だが、色々カオスなのでキャラ崩壊に注意。

アニメ化もされており、『NARUTO‐ナルト‐SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝』の題で2012年4月から2013年3月まで放送された。
時間帯的に子供向けだと思いがちだが、内容は回を増すにつれオッサンホイホイネタやパロディが増えていき、子供が置いてきぼりなんてことも少なくない。誰が呼んだか「ナルト版銀魂」
また声優のアドリブも多い。
基本キャラはデフォルメだが突然リアル等身になることもある。あとバトル部分のアニメーションがナルト本編のアニメよりぬるぬる動くことがある。

アニメでは主題歌が両方共リーの曲でこれは本編でも行われてない。初代EDでのダンスは可愛いので必見である。

何気に第二期を希望する声もあり、『もういっちょ!』がそうなるかと思えば、再放送だったためがっかりした視聴者も多い。

【あらすじ】

木ノ葉隠れの里の忍者、ロック・リー。忍術がまるっきり使えなくても、日々の努力で体術をきわめて「立派な忍者になる!」のが目標。
イカす熱血のガイ先生の下、同じ班のテンテンやネジと共に、碧い野獣ロック・リーは、修業に任務に大活躍!!

【登場人物】

ガイ班

CV.増川洋一
ゲジマユにおかっぱ、全身タイツとどれをとっても濃い熱血漢。だが敬語で礼儀正しく真面目な少年…のはずなのだが本作では回を増すごとにサクラへの愛が変態じみてきている。パンツ一丁になったり、おいろけの術(忍術が使えない為ビキニ着用したのみ)を披露したりと周りを巻き込むトラブルメーカー。
ただのボケ役で片付けるにはあまりにも破天荒かつやりたい放題であり、「わざとやってるんじゃないか?」という疑惑まで出るほど。
とある話でネジの女装は彼の趣味で、しかも本気でかわいいと思っていると判明した。

CV.江原正士
同じくゲジマユおかっぱ全身タイツで熱血漢のリーの師匠。
本編に比べてやや自分の主張を押し付けがちで、良くも悪くも熱血が空回りしてしまっている。
特にリーに対しては徹底して厳しく、ネジやテンテンも同情するほど。本編のガイ先生と比べるとかなりの違和感。
下着は褌派で水着はビキニパンツ派。自慢の全身タイツは6着持っている。
ガイ先生ファンならおいろけ・漢祭りは必見である。ウホッ!

CV.田村ゆかり
本作ヒロイン兼貴重なツッコミ役。というよりまともな人間は彼女しかいない。
おいろけの術に使われたがサクラと同じく本物よりスタイル抜群にされていた。
男装も披露したがなかなかイケメンで可愛い。
ちなみに本人はツッコミ担当と言われるのが嫌らしく、思い悩んだこともある。
しかし料理対決では完全にツッコミを放棄した。

ちなみに17歳。つまり中の人と同い年
テンテン「ってそんなわけないでしょ!」

CV.遠近孝一
おそらく1番キャラ崩壊してる人物。本編のクールなキャラとは違い天然ボケキャラとなっており、毎回のように女装をしている。

しかも可愛い。
か な り 可 愛 い 。

大事なことなので2回ry
女装については本気で嫌なようで、一度リーにブチ切れたことがある。
本人はツッコミだと思ってるらしい。しかしテンテンが不在、もしくはツッコミを放棄したときは実際にツッコミにまわっている。
ヒナタに対しては中忍選抜試験で殺しかけてしまったことからシスコンならぬイトコン状態。
今作ではヒナタを始め家を憎むきっかけとなった事件元凶と対面する話がある。

木ノ葉隠れの里

CV.竹内順子
本編の主人公で本作ではあまり出番は多くないが、サクラを好きという点ではリーのライバル*1
おいろけの術で本人よりボインにしていいと木ノ葉丸に教えたのはナルトである。
ヒナタがらみでやたらネジに敵視され、ほぼ確実にとばっちりを喰らってしまう。
アニメ版15話では、かなり小規模ながら水遁を使用している描写がある。*2

CV.中村千絵
本編ヒロイン。リーの思い人だが散々な目にあう。
リーは「〇〇できたらサクラと××する」と決めており、妄想の中ではデートをしてるらしい。いずれは授かり婚をする妄想までされている。
本編(原作)ではリーに暴力を振るうことは一切なかったが、今作では容赦なくしばき回す。

CV.勝生真沙子
五代目火影。大体本編通りの珍しいキャラだが、やたらと実年齢について弄られる(そのことでマジギレしたこともある)。あとよく顔にモザイクがかかる。
よくイベントをやる。

CV.水樹奈々
ナルトに好意を寄せる点では原作通りだが、それが本編以上に凄まじくなっており、もはやストーカーになっている。
また、ナルトの姿を見るなり顔が一気に紅くなって転げ回って(例え稽古や組み手の最中だろうと)ひんしじょうたいになってしまう。
髪型がリーやガイ先生に似ている。リアクションこそないものの頭についたタンコブを払い落とすという中々のギャグシーンを見せた。

CV.大谷育江
ちゃっかり多く出ているキャラその1。リーのことは「ゲジマユの兄ちゃん」と呼んでいる。
おいろけの術を結構な頻度で使う。その関係もあって、祖父の弟子にしてナルト経由の大師匠にあたる自来也との関わりも存在している。

CV.小山力也
ちゃっかり多く出ているキャラその2。
モブに混じって毎話出ている。ヤマトを探せ状態。
劇中では一切台詞なし。アニメ後半は台詞がないことをたびたびネタにされた。何故このような立ち位置になったのかは不明。本編では苦労人だが無口キャラではなかったのだが…
このまま喋らずにアニメ終了かと思われたが最後の最後で一言喋った。
だが、漫画の方では普通に喋ってたりする。

他里・抜け忍

CV.くじら
原作では風格漂うボスキャラなのに、何故か今作では噛ませ臭漂う小物キャラに。
何故かリーを敵視している*3
どうしてこうなった!

CV.神奈延年
大蛇丸とコンビで登場。
「(大蛇丸の活躍を見て)先週のダメっぷりが嘘のようだ!
「(大蛇丸優勢の光景を見て)番組的にいいのか!?
と、無礼な発言や妙なメタ発言が目立つ。
ムッツリスケベ属性も追加されている。

CV,石田彰
五代目風影。リー達に木ノ葉流間違った接待を受ける。途中でなぜか女装させられた。見ようによっては可愛い。
リーの無礼な態度にも怒らなかったが、涙と鼻水まみれで抱きつかれたときはさすがにブチ切れた。

CV,川本克彦
何故かリーと意気投合した。
本編ではギャグシーンもあるがトビがボケ倒したからかツッコミより

CV.高木渉
本編通り。つまりボケ倒した。

CV,手塚秀彰
かつて日向一族の白眼を奪おうとして雲側の忍が命を落とした際に条約を盾にした理不尽な取引で白眼を手に入れようとした。
この一件でネジの父親である日向ヒザシが命を落としており、ある意味ネジにとって父親の仇と言える。
ネジ(+ガイ班)が雲隠れを訪れた際に彼らと対面し、紆余曲折を経てネジと和解した。
1話限りのゲストキャラ扱いだが、本編ではネジとの絡みはなかったことや、ヒザシの双子の兄でヒナタの父あたる日向ヒアシが事件から30年近く経過した時代を舞台にしたアニメ版『BORUTO‐ボルト‐』においても己の在り方に苦心している様子を見せていることから、本編で見られなかったネジとの和解は何気に重要エピソードだったりする。

  • ナレーション
CV.大川透
読んで字のごとくナレーション。
忍伝(物語)の収拾がつかなくなった時にまとめる重要な役割を担っている。
因みにリー達にも聞こえてるらしい。
キャラクターとしてアニメでメインになった回もある。顔はへのへのもへじ。


ボクの目標は「追記・修正ができなくても立派な忍者になる」ことです!!

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最終更新:2023年10月06日 21:55

*1 しかし、リーがサクラの水着を見たいという気持ちは理解できていなかった

*2 テンテンが「ちっとも大じゃない!」とツッコんでいるが、あくまで水量に対して言っているだけに過ぎず、逆に言えば水遁その物は出せている模様。ちなみにナルトは「水遁・大瀑流」を出そうとしていたが、元々は音隠れの忍者である赤胴ヨロイがアニメオリジナルストーリーで使用した術。

*3 大蛇丸とリーが絡む描写は本編にはない