シルバーの手持ち(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日:2010/11/05(金) 12:46:51
更新日:2024/02/07 Wed 11:03:30
所要時間:約 6 分で読めます




ポケットモンスターSPECIAL』の登場人物シルバーの手持ちポケモン一覧。


ニックネームは付けない。
チーム構成がワタルから出された課題をクリアする事を前提にしているため、タイプがかなり被ってしまっている。

シルバーは過去に「マスクド・チルドレン」として仮面の男から厳しい教育を受けていたのでトレーナーとしての実力は元々の才能もあってか非常に高い。
そのため、ライバルであるはずのゴールドは歯が立たない事が大半。


【メンバー】

◆マニューラ(ニューラ→マニューラ)♂

特性:プレッシャー 性格:気まぐれ 個性:喧嘩をするのが好き
幼なじみポケ。小型で素早しっこいためシルバーの俊敏な動きに着いていく事が出来る。
また、シルバーとサカキ父子の再会に主人と揃って泣いていたりサファリゾーンで渡される餌をつまみ食いしようとしていたりかなり愛嬌ある仕草や表情が目立つ。

シルバーが誘拐される前からの手持ちであるため、ワタルやイエローの力によりシルバーの過去を探る手かがりとなった。
第9章ではブルーからもらったするどいツメで進化した。


◆オーダイル(ワニノコ→アリゲイツ→オーダイル)♂

特性:げきりゅう 性格:冷静 個性:抜け目が無い
なみのり要員。
シルバーがウツギ研究所で盗んだワニノコが進化

幾度となくゴールドのヒノアラシから帰るよう説得を受けるも、強くなりたいがために跳ねのけた。
最初は「やつあたり」を使っていたが、後に「おんがえし」になるなどシルバーにはなついている様子。

第6章で水の究極技「ハイドロカノン」を習得。


キングドラ(シードラ→キングドラ)♀

特性:すいすい(タッツー・キングドラ)→毒のトゲ(シードラ) 性格:真面目 個性:昼寝を良くする

たきのぼり要員。ゴールドのニョたろうを進化させる際についでに進化。

第1章の頃ブルーの手持ちで「タッちゃん」と呼ばれ、煙幕張ってた時代はもはや黒歴史。


ドンカラス(ヤミカラス→ドンカラス)♂

特性:ふみん 性格:意地っ張り 個性:血の気が多い

飛行要員。シルバーはブルーと違い、鳥ポケモンにトラウマは無いため使用に問題は無い模様。
体が非常に小さいのだがシルバーは足にぶら下がりながら平気で空を飛ばせる。無茶させやがって……。
第9章では、ブルーからもらったやみのいしで進化した。


ギャラドス

特性:いかく 性格:生意気 個性:暴れるのが好き
うずしお要員。
ゲームにも出てくる「いかりのみずうみ」の赤い色違い。

レッドとの交換によってグリーンの手持ちになった「ギャラ」とのりゅうのいかり&りゅうのいぶきの連携攻撃とかしてファンのツボを押さえてくれる。
出番は多めだが……以下、後述。


【一時的な手持ち・離脱中】

リングマ

特性:こんじょう
ヒワダの山奥に住んでいた重量級パワーファイター。
ゴールドと協力して捕獲した。

捕獲にはガンテツ作のヘビーボールを使ったのだが何故かモンスターボール内に入れられている。
まあポケスペはボールの入れ直しが自由なので何か都合があったのだろう。
捕獲直後はそのパワーで縦横無尽に活躍していたけど今や空気。むしろ捕獲までがこいつの本領発揮である。

第5章で飛空艇からの脱出の際重傷を負ったサカキを介抱するため離脱し、その後サカキ共々行方不明となっていたが…。

第9章でサカキと共に再登場。
シント遺跡からとんずらしようとしていたラムダを叩き伏せたうえ、なんとサカキの手持ちとして相性の悪い伝説のポケモンであるギラティナ相手に単独で闘う事に。
豊富なワザと持ち前のパワーを活かして互角以上に戦いを進めるなど大活躍を見せる。
最終的にはお開きになったため勝ち星こそつかなかったものの、PTの中でもトップクラスの見せ場が与えられたと言っても過言ではないだろう。
だが、戦いが終わった後返却された描写はなく、シルバーの手持ちに戻ったかどうかは2021年現在不明なままである。

ところで、Pokémon LEGENDS アルセウスではリングマの進化形態であるガチグマが登場している。
ガチグマは進化することでじめんタイプが追加されるが、偶然にもジムリーダーのサカキの専門タイプはじめんタイプである。
じめんタイプのエキスパートであるサカキであれば、今後彼の手によってシルバーのリングマをガチグマに進化させる展開があるかもしれない。


バンギラス

特性:すなおこし 性格:気まぐれ

ギャラドスが加入する前の6匹目。
ワタルから借りてた手持ちでとんでもない暴れん坊である。
余りにも狂暴なためシルバーには使いこなせなかった化け物。
バンギラスが初めて登場したとき、砂嵐を巻き起こしていたことから、特性「砂起こし」はこのシーンが元ネタと思われる。
結局一度しか繰り出さなかった上に持て余していたため、第3章の途中でワタルに返却された。

ちなみにドラゴンっぽくもないバンギラスをワタルが持っていたのは、恐らくポケスタ金銀から(ポケスタでは表裏共に使用で性別は♀)。


ドサイドン

特性:ひらいしん 性格:おっとり 個性:力が自慢

第9章での新メンバー。
元はグリーンのポケモンであり、グリーンはシルバーの父サカキが書いた『大地の奥義』を読み、新たな進化の可能性がある事を知るも、
それに関してグリーンは「交換」が鍵である事までしか読み取れなかったため、5章終盤で「交換」の専門家であるシルバーに解読を任せ、
バトルフロンティアでの騒動の終結後に解読に成功したシルバーの手によって、ドサイドンに進化した。
初版は誤植あり。
その後、サカキの残したノウハウで育ち、サカキの息子・シルバーの手によって進化した事から、
運命的なものをグリーンが感じた事と行方不明になったリングマの穴埋めもあり、シルバーがそのまま借りていた。

第12章ではグリーンの手持ちに戻っており、パキラとの戦いで地面に生き埋めになっていたカルネを救出している。


○バトルの傾向考察

非常に高いバトルセンスを持つシルバーだが、彼のポケモンが使用する技はニューラの「ふくろだたき」など、効果が特殊で少し癖がある物が多い。

その原因は、恐らく彼の手持ちがかなり水タイプに偏っているためだと思われる。

そもそも、タイプが被っているのはシルバーがワタルからの指示で、
なみのり」「たきのぼり」「うずしお」の3つの秘伝技を使いこなす事を課せられたからである。
が、シルバーの技量でも3つの技を1体のポケモンだけで使いこなすのは難しく、3体にそれぞれ覚えさせる形を取っている。


最終的に課題攻略を認められたシルバーだが、チームのタイプがかなり被った物になってしまった。
彼は手持ちの「穴」を自身の類い希なバトルセンスと、豊富な知識でサポートしようとしているのだろう。

そこで特殊な技の数々である。

シルバーはブルーと共にポケモンの進化について仮面の男に教えられた影響か、ポケモンの進化に関する「なつき度」にも精通しているらしく、
威力の増減する「やつあたり」「おんがえし」の威力を最大限に引き出している。

「どろぼう」のような使い道の非常に限られる技もシルバー自身のセンスもあり、十分な効果を発揮。

また、早い時期からワニノコにみずタイプの弱点を補強する「れいとうパンチ」を覚えさせ、近年でもギャラドスに「だいもんじ」を覚えさせている。


このようにチームの弱点を技で埋めようとしている節がある。
その場に応じた「知恵」で戦うゴールドに対する、豊富な「知識」を活用して戦うトレーナーだと言える。
結果、彼のチームは欠点の露呈を見せず、数多のトレーナーから驚嘆されるほどの活躍を見せている。

だが、そんな彼には最大の弱点がある。


それは彼自身の中にある激情である。

普段はクールな彼だが一度、目の前に自らの求める物をちらつかされるとその冷静さをすぐに見失ってしまう傾向がある。
結果、戦い方が単調になり、敵に付け込まれてしまう事が多々あった。


例:
  • ギャラドスを利用して「いかりのみずうみ」のギャラドスを全て仮面の男に差し向けるも前線に出過ぎて落とされる。
まあこれは相手が悪すぎた

  • 敵の目の前でギャラドスに「ねむる」を使い、相手に「よこどり」されてしまう。


……そこ、ギャラドスが負けフラグじゃね?とか言うな。

その図鑑所有者の中で屈指の情緒の不安定さが彼の最大の欠点なんだよ。


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最終更新:2024年02月07日 11:03