ゴールドの手持ち(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日:2010/11/03(水) 07:14:08
更新日:2023/10/02 Mon 08:05:22
所要時間:約 5 分で読めます




ポケットモンスターSPECIAL』の登場人物ゴールドの手持ちポケモン一覧。


ニックネームの法則は種族名+たろう。
ゴールドは彼らを「相棒」と呼んでいる。

しかし第3章序盤ではゴールド自身の実力が足りず、他の図鑑所有者と同等のレベルのポケモンを所有していてもポケモンバトルでは苦戦する事が多かった。
後にレッドとの修行を経て、単純な力比べにも強くなり、甲冑の男(ガイル・ハイダウト)の防御壁をバクたろう一体で打ち破るほどに成長した。


【主なメンバー】

◆エーたろう(エイパム→エテボース)♂

特性:テクニシャン 性格:無邪気 個性:悪戯が好き
幼なじみポケその一。ゴールド初登場からのレギュラー。

種族特有の器用な尻尾とすばしっこさでゴールドの戦い方に臨機応変に対応する。
ゴールドの悪戯にも臨機応変に対応する。
動けないゴールドに変わってボールを空けたり、キューを回転させ風車にしたりと芸達者である。
第9章でエテボースに進化出来た。

【作中での使用技】
いばる、ひっかく、かげぶんしん、こうそくいどう、バトンタッチ、ダブルアタック


◆バクたろう(ヒノアラシ→マグマラシ→バクフーン)♂

特性:猛火 性格:わんぱく 個性:ちょっと怒りっぽい

ゴールドの主力。ワニノコ強奪事件のドサクサで連れていく事になった。
ヒノアラシの時はパワー不足から「えんまく」で敵を撹乱するのが主な戦法だったが、進化後はパワーで押せるようになった。
なおポケモンリーグへ向かう際、ゴールドを乗せて移動していた(クリスタルもメガニウムのメガぴょんに騎乗)。

第6章では、炎の究極技「ブラストバーン」を習得していた。

【作中での使用技】
たいあたり、えんまく、ひのこ、かげぶんしん、かえんぐるま、ブラストバーン


◆ニョたろう(ニョロモ→ニョロゾ→ニョロトノ)♂

特性:貯水 性格:冷静 個性:打たれ強い

幼なじみポケ及び、主力その2。
やけた塔崩落時にシルバーの機転で通信進化し、窮地を脱した。
強化した水の力で助かりはしたが、レッドのニョロ同様にニョロボンになると思っていたゴールドは驚愕。
シルバーェ……

第3章終盤で、仮面の男最強の手持ちであるデリバードを「滅びの歌」で相打ちに持ち込んだ。

第6章の終盤ではレッドのニョロとタッグを組んで、対甲冑の男戦で大活躍。

ちなみに、一番昔からトレーナーと一緒にいる幼馴染みポケではあるが、エーたろうとは少し異なる。
もともとゴールドの家のポケモン達はゴールドのママの手持ちだったり勝手に居着いたりなど色々で、
ニョたろうも家にいた頃は特別ゴールドに懐いていた訳ではなかったようである。

【作中での使用技】
みずでっぽう、うずしお、おうふくビンタ、ほろびのうた、さいみんじゅつ


◆ウーたろう(ウソッキー)♂

特性:頑丈 性格:陽気 個性:居眠りが多い

アカネとの自転車勝負中に遭遇。

野生のサイドンが怖くて逃げていたが、ゴールドの励ましで撃退出来たので付いてきた。
このサイドン撃退で自信をつけたのか、はたまたゴールドの性格が影響したのかは不明だが、
シルバーとの試合はおろかホウオウや仮面の男にも怯まず立ち向かう等、これ以降気弱な面はほぼ見られない。

なお、第6章ラストでエメラルド手持ちのウソッキーといい感じになっていた。

【作中での使用技】
ものまね、けたぐり、どろかけ、じたばた、ばくれつパンチ


『予備メンバー』

状況によって入れ替えられる手持ち。

●マンたろう(マンタイン)♂

特性:貯水 性格:穏やか

キン肉マンの息子じゃないよ。
ゴールド達がルギアに襲われた際に巻き込まれていた所を捕獲。
水中・空中要員で体にくっつけた大量のテッポウオの水噴射で空中を滑空する。色々とムチャクチャや……
6章ではウーたろう同様さりげに彼女をゲット。
9章では登場しない。


【作中での使用技】
なんと本人の技は皆無。
ただしルギア戦では付属のテッポウオ達が「全砲一斉発射!」の指示の下水流を放ち砲撃を行っている。
雑誌掲載時はこのコマで「みずでっぽう」と記載されているので、こちらが正解だろう。ハイドロポンプ当時覚えないし……


◆トゲたろう(トゲピー→トゲチック→トゲキッス)♂

特性:張り切り 性格:やんちゃ 個性:負けず嫌い

ウツギから預けられたタマゴから孵化。
目つきが鋭く、特に指をふってる時の形相は悪魔の如く。

アニメのイメージからトゲピーは『可愛い』という印象が強いが、このトゲピーは育ての親のせいか産まれた時からチンピラ。
その予想外な性格は多くの読者(小学生)を驚かせた……かもしれない。

生まれた直後にエーたろう達を翻弄したグライガーを倒し、その後シルバーとの戦いで相打ちながらバンギラスをも倒す。
バケモノかコイツ……

9章ではマンたろうに変わり、レギュラーに。ワタルカイリューをすてみタックルでぶっ飛ばすなど、むちゃくちゃぶりがゴールドに似てきている。
エーたろうの進化に嫉妬している?

懐いていないトゲピーがその証拠とワタルに言われた際は、何故かトゲたろう本人もショックを受けていた。
自分の気持ちに気付いていなかったのだろうか。
ワタルから光の石を渡され、そして…。

【作中での使用技】
ゆびをふる、すてみタックル


◆ピチュ(ピチュー

特性:静電気 性格:やんちゃ

レッドのピカと、イエローチュチュの間に生まれたタマゴから孵化。ニックネームの名付け親はイエロー。
ライコウから電気エネルギーを貰ったことで、『(スーパー)ライジングサンダー』なる特殊な電気技を繰り出した。
シロガネ山修行編にて、この技が電気の究極技「ボルテッカー」である事が判明。
第6章で「ボルテッカー」を習得して登場したいきさつが補完された形になる。

"(スーパー)ライジングサンダー"という聞きなれないわざ名の元ネタは、ポケモンカード「R団のライコウ」の使う技『ライジングサンダー』。
ライコウは仮面の男と戦うパートナーとして、元ロケット団幹部であるマチスを選び、行動を共にしていた。その辺りを踏まえると、「R団のライコウ」というのも的を射ている。


9章では経緯は不明だがゴールドの手元から離れて別行動しており、ウバメの森で♀のピチュー*1と一緒にセレビィの薬の材料を集めており、後にゴールド達に合流し、サカキの命を救った。

【作中での使用技】
フラッシュ、ボルテッカー(超ライジングサンダー)


◆キマたろう(ヒマナッツ→キマワリ)♀

特性:葉緑素 性格:真面目 個性:とても貴重面

飛行能力を持つエアームドを倒すため、高いジャンプ力を見初められて捕獲された。

生真面目な性格なのでキマたろう。ただし性別はメス。
ゴールドェ……
なおこの事は質問箱で♂♀気付かずにニックネームを付けることってあるよねと原作者は語っている。

進化前後問わず、主な仕事はバクたろうのサポート。

【作中での使用技】
フラッシュ、せいちょう、メガドレイン、にほんばれ、ギガドレイン



○バトルの傾向考察

トリッキーな戦い方を好むゴールド。
その裏付けとして、
「現在の手持ちの内、タマゴから孵ったポケモンと幼馴染ポケ以外はその場その場の作戦遂行のために即戦力として起用したポケモン」
であるということが挙げられる。
戦力の現地調達を行うトレーナーは少ないので、彼の視野の広さを表している例と言えるだろう。
また、ビリヤードのキューの扱いにも長けており、ボールを狙った箇所に飛ばしたり敵ポケモンの動きを封じるなどの作戦の補助として使われる。

だが他の図鑑所有者と比べ、正面から殴り合うのを極端に苦手とする節も。
これはバトルセンス云々もだが、それ以前にポケモンバトルや覚える技に関しての『知識』に乏しいからではないかと推測されている。
  • 例1:育て屋老夫婦の特訓中の相性を軽視した攻撃。
  • 例2:エンジュでシルバーと対戦した際、リングマに対してウーたろうに"ものまね"以外の指示が出せなかった。
しかしその反面チーム連携やサポート技、何よりゴールド自身の自由な発想と土壇場の思いつきによる奇襲で補う形で運用し形にしている。
事実四天王の手持ちであるバンギラスを奇襲により一撃で下し(これはゴールド自身のもう一つの才能の影響もあるが)、仮面の男甲冑の男を追い詰めたのも奇襲&連携である。


正式な試合よりも、路上での勝負やルール無用の喧嘩や奇襲でこそ本領を発揮するというスタイルである。
また、正面切っての勝負よりも複数の味方で連携を取る乱戦にも強いタイプと言えるだろう。

……そこ。ただのチンピラじゃねぇかとか言うな。



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最終更新:2023年10月02日 08:05

*1 ギザミミピチューのデザイン