木曜ミステリー(ドラマ)

登録日:2011/03/06(日) 23:28:22
更新日:2023/09/16 Sat 08:26:24
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木曜ミステリーは1999年~2022年の間、木曜夜8時に設定されていたテレビ朝日・東映制作のサスペンスドラマ枠である。

【概要】

殆どの作品は京都が舞台、これは木8枠が時代劇だった名残である。但し、『警視庁・捜査一課長』のように東京が舞台である作品がしばしばある。

2000年代以降は同枠のシリーズ作品、あるいは後続の21時台のドラマの登場人物がゲスト出演することが多く見られた。

例外として、『信長のシェフ』の第2シリーズが2014年7月から9月までこの時間帯で放送されたが、制作会社が異なりサスペンスものではない為、この期間だけ木曜ミステリーの冠を外して放送していた。
これ以外にも『西部警察2003』を同枠で放送する計画があったが、事故により連ドラの制作はお蔵入りとなってしまった。

2022年秋改編で火曜21時にドラマ枠を新設することに伴い枠が廃止され、23年の歴史に幕を閉じた。
新枠の第一弾は本枠の常連であった『科捜研の女』が放送されたが、以降は東映以外の制作会社が手掛けた作品が続いている。
本枠の常連作品で廃枠後に新作が製作されたのは『科捜研の女』『警視庁・捜査一課長』『遺留捜査』のみで、それ以外のシリーズ作品の扱いについては打ち切りになったものと思われる。


【主な作品】

  • 京都迷宮案内
主演は橋爪功。赤かぶ検事ではない。
2014年現在は大人の事情で放送されてない。新を付けたが。

  • 舞妓さんは名探偵!
主演は酒井美紀。小菊の青春を描いている。

  • 京都始末屋事件ファイル
主演は古谷一行。
この作品特撮関係が居るような気がするが気のせい。

ゲスト

市村正之:倉田てつを

脚本4話のみ
井上敏樹

プロデューサー
白倉伸一郎


主演は沢口靖子。
タイトルを途中で「新・科捜研の女」にしたがまた戻した。
長年続いてるだけ有ってレギュラー、ゲスト共に特撮俳優が多いが多分気のせい。
エルドビア共和国の名前が登場した為、相棒と同じ世界だと思われる。
後述の遺留捜査、2時間ドラマのおかしな刑事とも同じ世界だったりする。
テレ朝系の2時間ドラマで舞台が京都の場合、京都の科捜研は優秀という台詞を見かける事があるが、間違いなくこの科捜研の事を指しているだろう。

  • 別れる2人の事件簿
主演は片平なぎさ。夫の浮気が原因で離婚調停中の夫婦が、事件を解決していく。

  • 京都潜入捜査官
主演は名取裕子。
後述の作品が放送されてるし、もう放送されることは無いだろう。

  • オヤジ探偵
主演は中村雅俊。簡単に言えば探偵物。実は相棒と裏設定で繋がっている。

  • 京都鴨川東署迷宮課おみやさん(現おみやさん)
主演は渡瀬恒彦。この作品最大の見所は原作者である。

原作者石ノ森章太郎

そう石ノ森章太郎だ

大事なことry
リメイク作品でもあり、本作の前は80年代に緒形拳主役でドラマ化されていた。緒形版と渡瀬版はどちらもテレビ朝日系列で放送されたが、緒形版はABC朝日放送制作で舞台が原作と同じ東京なのに対して、渡瀬版はテレビ朝日制作で舞台が京都というねじれたような逆転現象が起こっている。

  • 京都地検の女
主演は名取裕子。テレ朝での彼女は暴走するがこの作品も例外ではない。
2013年頃から話数が減少する。

  • 異議あり!女弁護士大岡法江
主演は高島礼子。
木曜ミステリーでは珍しく京都ではなく東京が舞台。これは2003年に放送される予定だった西部警察2003が諸事情で制作中止となり、急遽西部警察の後にやる予定だった新・京都迷宮案内が前倒しで放送されたのを受けて、その代替として東京が舞台になった経緯がある。

  • 女刑事みずき〜京都洛西署物語〜
主演は浅野ゆう子。
2シリーズ放送されて、スペシャルがされている分まだ放送される希望は有る。

  • その男、副署長〜京都河原町署事件ファイル〜(現、その男、副署長)
主演は船越英一郎
口癖は「俺の我慢も……ここまでだ!」→その後に全力で走るシーンがあるのがお約束。
出演者にオーナー、加賀美陸、ジャン、鴻上光生に似た人が居るがきのせい。
後述の船越主演の存在で終了フラグが立っている。

  • 853〜刑事・加茂伸之介
主演は寺脇康文。特命係の亀山ではない。
似ているが753とは関係ない。

主演は船越ry。
部下にはハーフボイルドの探偵がいる。

  • 捜査地図の女
主演は真矢みき(現:真矢ミキ)。けして方向音痴ではない。
余談だが1話ではまさかの成増刑事が出演した……鶴丸あやを差し置いて。

  • 警視庁・捜査一課長
主演は内藤剛志。
女弁護士大岡法江と同じく東京が舞台で、主人公は警視庁捜査一課長。部下にゲキレッドや捜査一課長と似た刑事がいる京都府警の刑事部長と似た刑事がいるが気のせい。
元々は土曜ワイド劇場で2012年から5作制作されたが、2016年から木曜ミステリーで主に春に放送され、2020年は初めて2クールで放送された。
大体は科捜研の女が終わった後に放送されている為、2019年春から科捜研の女が4クールで放送された後に、本ドラマが2020年春2クールで放送され、その後の秋に1クール科捜研の女が放送された事で、内藤氏が木曜ミステリーで1年9ヶ月連続で出演するという現象が発生した。
捜査本部の会議の締めで「必ずホシを上げる!」⇒「ハイ!」のコールでお馴染み。
バラエティ番組で活躍している芸能人がよくゲスト出演しているが、スポーツ選手や声優もたまにゲスト出演している。
また、某推理漫画劇場版の犯人と同じような動機を持った人物が登場した事もある。

  • 遺留捜査
主演は上川隆也。
元々は水曜夜9時のドラマであり*1、シーズン1から3までは東京月島中央署が舞台だったが、シーズン4からは月島中央署から京都府警捜査一課特別捜査対策室に上川氏演じる糸村聡が赴任した設定となっている。糸村以外では甲本雅裕氏演じる村木繁が京都府警科捜研に赴任した形で続投している。
現在の特別捜査対策室の同僚には、千明様タイムレッド山崎退、上司がアンパンマンとメンバーがすごい。
なお、犯人が女性の場合は、犯人判明後の取調べのシーンでお約束のように豹変するという某推理漫画のアニメオリジナルエピソードみたいになる傾向がある。
一度だけ榊マリコが登場した事がある。
木曜ミステリー枠では掉尾を飾る作品となった。


以下ネタバレ












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最終更新:2023年09月16日 08:26

*1 シーズン2のみ木曜9時台の木曜ドラマで放送された。