CSI:マイアミ

登録日:2011/01/19(水) 21:45:52
更新日:2024/01/11 Thu 13:07:49
所要時間:約 5 分で読めます





脅しか?

って言うと

脅しだ

と言い

これは違法だ!

と言うと

だからなんだ

という

犯罪者ですか?



いいえ











刑事です


【あらすじ】

灼熱の都市マイアミを舞台に次々起こる難事件をホレイショ・ケイン率いるデイド署科学捜査班(CSI = Crime Scene Investigation、≒鑑識班)が、最新科学を駆使し現場証拠から犯人や犯行過程を解明していく。


【概要】

CSI:科学捜査班』第2シーズン第22話「ベガス-マイアミ合同捜査」において、ベガスCSIチームが、ラスベガスで発生した強盗殺人・幼児誘拐事件の捜査にマイアミを訪れるエピソードでマイアミCSIチームが登場。その後、正式な新シリーズとして放送を開始。
イメージカラーはオレンジ。だけど、それっぽくない気もする。
ラスベガスやニューヨークに比べると、派手な爆発や炎上を伴う大事件が多い。
そのためか、主人公も部下も血の気が多い。時にはどっちが悪者かわからなくなるような行為もするし。

ホレイショの容疑者の扱いや被害者・被害者遺族の心のケアなどCSIらしからぬところから、人によって評価にかなり差がある。
しかし、作品としてはちゃんと安定している。


【主な登場人物】

演:デヴィッド・カルーソ/声:石塚運昇

マイアミチームを率いる主人公。階級は警部補で呼び名は『チーフ』。
子供や被害者への限りない優しさと、悪に対する徹底的な冷酷さが同居する漢の中の。被害者の葬式をしたことも。
デルコに甘くウルフに厳しめ。やらかしが多いから仕方ないね。
母も実弟も妻も犯罪によって失うなど薄幸だが一人息子がいる。
襲ってきたマフィアの武装集団をたった一人で返り討ちにする恐るべき拳銃の腕前を持つ。
妻がマフィア集団の襲撃で殺された際には、仕留めかけて足元で呻く瀕死の敵を一顧だにせず、まるでゴミでも掃除するかのように止めの一撃を見舞った。最早犯罪警官ですらない何か

独特のポーズや決め台詞が魅力を放ち、名台詞は特番でランキング投票が組まれた。
同情の余地のない悪人に対してはどっちが犯罪者かわからない極悪な台詞を容赦なく言い放つ

「そうだもっと燃えろ、燃え尽くせ」
「お前の人生を滅茶苦茶にしてやってもいいんだぞ?」
「もし嘘だったら、八つ裂きにしてやる」
「嘗めたマネを許すのはこれが最後だ」
「お前のような蛆虫を終身刑にするのが俺にとっての究極の快感だ」
「州検事なんかクソ食らえだ」

これでもまだほんの一部。読み上げただけでは善玉の台詞にとても聞こえないのがポイント。
ブラジルで性格が変わった。

元爆弾処理班で捜査中(朝8時)にトリップが踏んでしまった地雷を処理したこともある。
白衣を着ることが滅多にないラボにいることが少ない。科学捜査班なのにサングラスの着脱でオープニングに入ることが多い。

なお、日本では声優も相まってかなりハードボイルドなキャラだが、英語版だと部下にも丁寧な言葉を使う。
簡単に言うと、吹き替えは鬼の平蔵で英語版は杉下右京。 


  • カリー・デュケーン
演:エミリー・プロクター/声:宮島依里

弾道分析を得意とし、自身も相当なガンマニア。
ホレイショを心から尊敬し絶対的な信頼を寄せ、孤独な正義を貫く彼を全力でアシストする。
お堅そうに見えて意外と恋多き女性なのだが男運は悪い。


  • エリック・デルコ
演:アダム・ロドリゲス/声:竹若拓磨(シーズン1~6)→阪口周平(シーズン7~)

マイアミの水路を熟知した水際のエキスパート。
タラコ唇。だがそれが良い、と海外では見做されており、セクシーな俳優トップ3とかに入れるくらい人気。
ホレイショにとっては義理の弟の関係になるので、何かと甘い。
初期はCSIっぽくないキャラだが、徐々に馴染んでいった。
カリーに恋心を抱いていた矢先、銃撃戦で脳を撃たれ重体に。一命は取り止めたものの記憶の一部を失う。後にその事を叩かれる。
人種差別やマイノリティが被害に会う事件には感情を露にする。のちには子供が巻き込まれる事件でも激昂するように。
でも、正義感ゆえに感情的になるから魅力でもある。
出自はなんかややこしいことが後に判明する。脱ぐと中々のガタイ。
シーズン7で竹若氏が病気により入院したため、阪口氏に声変わりした。ぶっちゃけ声質似てるので違和感が無い。
余談だが、本作終了後に中の人はクリミナル・マインドにレギュラー出演する(勿論、デルコ役では無い)ことになったが、そこでも吹き替えは阪口氏が務めた。


  • ライアン・ウルフ
演:ジョナサン・トーゴ/声:浪川大輔

元はパトロール警官(階級は巡査)だったが、現場で出会ったホレイショに自らを売り込み、テスト代わりにカリーの父が起こした事件を解決し、スピードルの穴埋めとしてチームに加入した。
大半のエピソードは、カリーと事件を解決している。
ボストン大学で生物学を専攻、働きながら遺伝学の修士も収めた努力家だが、優秀な分周囲の人間を省みない傾向が強く、その為にCSIラボの研究員ヴァレーラの停職処分を招いたりもした。
スピードルとは正反対な性格で、神経症気味なところもあり、2丁携帯する拳銃のメンテナンスは常に徹底している。ちなみに左利き。
ネイルガンにより目を大怪我する事態(シーズン4)に陥ったが回復。
後にギャンブル依存気味になり、それがもとの金銭トラブルでCSIを解雇される。
その後TV番組のコメンテーターになったが、警察が天職だと悟りすぐに復職を希望。監視付きでラボに復帰した。
マイナス思考な性分であり、人使いが荒くなったり棘のあることを言ったしてしまうが、本人に悪気はない。心配してかけた言葉で仲間を傷つけてしまうことも少なくない。
やればできる子なのだが、所謂トラブルメイカーにして道化役。シーズンによってはちょいと太ってたりもする。
素行もよろしくないのでホレイショの評価は少々厳しいが、軽視されたり冷遇されている訳ではなく、むしろ気は遣われる。出来の悪い子程可愛いという奴。


  • フランク・トリップ
演:レックス・リン/声:辻親八

マイアミデイド郡警察殺人課刑事。直情型に思えるが知恵も回り、CSIチームと共同で殺人の捜査をすることが多い。自らの起こした交通事故がきっかけで他の犯罪を発見したこともある。セミレギュラー的存在だったが、第4シーズンからはレギュラーとして登場。
車を買い換えたが、初登場エピソードで即事件に巻き込まれ、廃車に。直後、更に新たな車へと乗り換える。
後に巡査部長に昇格する。


  • ナタリア・ボア・ヴィスタ
演:エヴァ・ラルー/声:藤貴子

シーズン4から登場した分析官。なんか色っぽいねーちゃん。
元々はFBIのスパイとして送り込まれていたが、CSIの不利益になるようなことは一切報告しなかったため、スパイとしては役立たずだった(が、自分がスパイだと告白した時はやはり周囲との関係性にヒビが入った)。
後にレギュラー入りし、捜査官として現場に出られるようになる。


  • ウォルター・シモンズ
演:オマー・ベンソン・ミラー/声:乃村健次

シーズン8からレギュラー入りしたメンバー。面白黒人枠で明らかに身長がデカイ&丸い。横に並ぶと誰もがチビに見えるほど。
主にウルフと一緒に捜査することが多く、軽いノリで会話していることもしょっちゅうだが仕事はしっかりやる。


  • ティム・スピードル
演:ロリー・コクレーン/声:竹田雅則

CSIの初期メンバーの1人。同僚のデルコとは仲良しでお互いに信頼していた。
仕事熱心で優秀な人物だったがシーズン3第1話にて射撃され殉職。それ以前から銃器の扱いに無頓着で、いざ銃撃戦が始まるや否や初動で動作不良を起こし、なす術もなく撃たれてしまった。
しかしその後、シーズン6で(1話限りだが)意外な形で再登場する。


  • アレックス・ウッズ
演:カンディ・アレキサンダー/声:弥永和子

CSI検視官。彼女も仕事熱心なお方だがどうにも運が悪い。その不運が積もり積もった結果、職を辞めることに。
とは言え他の登場人物に比べればこれでもまだマシな退場である。生きてるし、不祥事も起こしてないし。
以降は病院の医師として働いており、シーズン7や8でもわずかだが再登場している。


  • タラ・プライス
演:メガリン・エキカンウォーク/声:小清水亜美

アレックスの代わりにレギュラー入りした検視官。若く可愛らしい黒人女性で声もキレイですぞ。
しかし時折何やら不穏な動きを見せており……。
実は薬物中毒に陥っており、犠牲者の所持品やラボの証拠品を盗み出しては横領していたことが判明。
検視に関しては真面目だったのだが、その裏でやってたことはかなり悪質でとても許される振る舞いではない、てゆーか不祥事そのものだったため、取り調べの末に逮捕されてしまった。


  • ジェシー・カルドーザ
演:エディ・シブリアン/声:宮内敦士

ロス帰りのイケメン刑事。かつてCSIチーム発足前のデイド署に居た。えくぼがステキ。
カリーといい感じになっていたが、デルコ役が降板したため登場したキャラだったため、デルコのレギュラー復帰に伴い、退場となった。
それも全員がガスで倒れ気絶していく中で1人だけ転倒時に頭を打ってしまったという、いかにもとってつけた死に方で……。
まあ確かに『受け身を一切取らずに・地面めがけて・思いっきり頭をぶつける』って危険だけどさ……。


  • メーガン・ドナー
演:キム・デラニー/声:宮寺智子

ホレイショの前のチーム主任で初期メンバーの一人。ではあるが影が薄い。
他の共演者とそりが合わなかったということもあって早々に降板し、後にもともとそんな人いなかったということに設定変更された。


シーズン10でフィナーレを迎えた。



ホレイショ「今すぐ追記・修正するんだ」

wiki籠り「それは脅しか!?」

ホレイショ「脅しじゃない、約束だ」


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最終更新:2024年01月11日 13:07