闘将ファーブニル

登録日:2011/04/12(火) 01:59:36
更新日:2021/12/27 Mon 22:26:42
所要時間:約 5 分で読めます




「テメエもオメガも…いつか必ず…ぶっ殺す!」



紅蓮の豪腕 闘将ファーブニル
CV:中井和哉


伝説の青き救世主エックスのパーツとDNAデータを基に作られたレプリロイドで、塵炎軍団を指揮するネオ・アルカディア四天王の一人。
キバのような装飾つきのヘルメットとアメフト選手っぽい体つきが特徴。
ファンからの愛称はβακα(バカ)。レヴィアタンからも戦闘バカと呼ばれる。

機動大隊をはじめとする軍事行動実行部隊を直接指揮し、逃亡したイレギュラーやレジスタンスへの武力行使作戦も担当する。

火と大地を操る能力を持ち、十の光る武具の一つ、マルチプルランチャー『ソドム』・『ゴモラ』を所有する。
右ランチャーがソドム、左ランチャーがゴモラ。

性格は単純でストレート、いい意味でバカ。よく叫び、よく笑い、よく吠える。
戦闘バカではあっても、決して別のVAKAのような戦闘狂ではない。
強いヤツと戦うことが楽しくて仕方なく、自分を楽しませてくれる強敵ゼロにご執心。
ハルピュイアに対して何かと挑発的に絡むのも、彼の実力を認めているがゆえ。要するに喧嘩友達である。
その一方でネオ・アルカディア最高幹部としての自覚はちゃんとあり、ゼロが絡まない限りは意外と真面目。 


ゼロ1
レジスタンスベース襲撃隊長として参上し、凄腕と噂のゼロに戦いを挑む。
うおおぉぉぉ!!

ゼロとの戦闘を心から楽しみ、ネオ・アルカディア本部で再び相見えた時もエックス様云々よりゼロとの勝負に燃えていた。
二度にわたり撃退され、さすがのβακαも本務を果たすべく最奥部の部屋ではハルピュイア、レヴィアタンと三人がかりでゼロを止めようとするが「お前たちでは適わない」とコピーエックス様に抑止されて退却した。


ゼロ2
レジスタンスの強襲作戦をハルピュイア、レヴィアタンと共に返り討ちにし、エルピスを追ってきたゼロを一年ぶりに見ると久々の勝負だ!というところをハルピュイアに制止される。
エルピス暴走後は彼の捜索中に工場でゼロと遭遇し、エルピスそっちのけで戦闘をおっ始める。
うおおぉぉぉ!!

二戦目はパワーアップという名の弱体化を経てゼロにのぞむもあえなく退散。
パワーアップ(笑)しても適わないゼロとの力の差に悔しさを露わにした。
ッキショーーーーッ!


ゼロ3
オープニングで壁ごと吹き飛ばされての登場。
レヴィアタンと二人がかりでオメガに挑むも適わず、自身の損傷も大きいため渋々その場を退く。傷を癒やすための整備を受けている間、本人も知らないうちに四天王をクビになる。
なんだよーーーー!

最終局面、ゼロVSオメガの戦闘が終わるとハルピュイア、レヴィアタンと揃ってひょっこり姿を見せる。
身動きの取れないオメガに一斉に攻撃を仕掛けながらも空気の読めるβακαはトドメの一撃をゼロに託す。
ちなみにこの時一人だけ離れたところから攻撃するためバリアの反撃を受けない。
恐いわけじゃねーし!
別にビビってねーし!
ソドムとゴモラの本領は射撃なんだよ、うん。


四天王が初めてゼロに協力したことから次回作での更なる活躍が期待されたが、今作でまさかの出番終了。
その後「以降は何処かでバイル軍と戦っているかも知れない」と公式で発表されたが、後に「オメガの爆発に巻き込まれて死亡」と公式で言われてしまった。

………まぁ明確な設定は今のところない為、行方不明と同じようなものである。


そして、2012年発行の『R20+5 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』では四天王のその後に関する質問が載っており、カプコン側が正式な回答をしている。
それを要約すると「ネオ・アルカディアの公式記録では3人のその後の活動が記録されていないため 登録抹消(死亡扱い) となっているが、ネオ・アルカディアの監視が届かないどこかで 人間のために戦っている可能性も否定できない」とのこと。やったね!

こちら も参照のこと。



《第一形態》
人型。
遠距離ではソドム&ゴモラのショット攻撃、近距離ではジャンプして地面を叩いて起こす衝撃波や突進といった肉弾攻撃を仕掛けてくる。
時折チャージして各技の攻撃力や性能を上げてくる。
離れすぎると高速ジャンプで突っ込みながらショットを撃ってきて、本体やショットに当たりやすいので近づこう。
少し距離を置いてサンダーバスターで攻撃するのが比較的安全だが
もっと近づいて、回避しやすく隙も大きい近距離用の技を誘って反撃を入れればよりローリスクかつ素早く倒せる。
ゼロ1のEX技は画面端に追い込まれた状態で出されると厄介。位置取りには気を付けよう。

ゼロ2ではEX技やジャンプ中の真下攻撃など前作より行動パターンは強化されているが、ぶっちゃけ一発死の危険満載なステージの方が断然脅威。EX技も1のようなランダム要素はなく決まった行動で攻撃が来るため1よりも明らかに避けやすい。ちなみにゼロ2では彼のソドム&ゴモラによる攻撃は一部シールドブーメランで防ぐ事が可能。この時点で既に弱体化している。


《第二形態》

変身(アームドフェノメノン)によって四門の火炎砲付き戦車と一体化。
強制スクロールしながらの戦闘となるが、その実力は中ボス以下のレベル。明らかにもっと弱体化している。
具体的に言えば、火炎砲を全門潰すとしょぼい炎しか出せなくなるのだが、火炎砲の耐久力が異様に低く、Zセイバーのチャージ攻撃を何発か当てると下手すると一気に潰れることもある。
スクロールにも終わりがあるが、別に押し潰しや穴があるわけでもなくタンクも止まる。


余談

続編の『ロックマンゼクス』シリーズには、彼のデータを基に作られた変身アイテム、ライブメタル・モデルFが登場。
『ゼクス』では、フォルスロイドのフィストレオ・ザ・プレデトロイドを倒すと使用可能になる。
通常攻撃はナックルバスター、チャージ攻撃はメガトンクラッシュ、更にOIS発動中は通常攻撃にも炎属性が付加される。
そして、左右バスターの軌道をそれぞれDS下画面でインプットして、発射すると予め入力した通りの軌道でショットが飛んで行く「バスターエディット」が使える。
フランマール・ザ・モルロイドを倒すと強化され、チャージ攻撃にグラウンドブレイクが追加。

続編の『〜アドベント』では敵のアトラスに使われて変身する。
ボスとしてのモデルFは四人組の中でも弱い方だが、攻撃一つひとつの威力は大きい。
アッシュで変身するとチャージ攻撃が爆弾になるなど、若干性能が変化している。ちなみにグレイで相対する時とアッシュで相対する時とでは行動パターンの数が違っており、アッシュで相手する時は行動パターンが1つ多い。具体的にはワン・ツーパンチはグレイ戦では何故か使わない。

モデルF、モデルFX共に攻撃力が高いが、やはり隙も大きく、チャージ技を上手く扱うには慣れが必要。

肉弾戦重視の重量系アーマーとしてロックマンX5にはガイアアーマーが登場しているが、これを基にファーブニルが作られたかどうかは不明。


インティ・クリエイツが製作した『ロックマン9』には彼によく似たボス、マグママンが登場している。


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最終更新:2021年12月27日 22:26