サイコロの旅(水曜どうでしょう)

登録日 :2010/05/26(水) 14:36:02
更新日 : 2017/07/24 Mon 11:35:22
所要時間 :約 5 分で読めます




「♪何が出るかな?何が出るかな?それはサイコロまかせよ~そぉ~い~」

ダダダダダ

「「ギャア゛ァァァッ!!」」



水曜どうでしょうの代名詞的企画。全6弾。



【ルール】
その時点で利用可能な交通手段を6つリストアップ。

その中から1つをサイコロ(明〇のサイコロキャラメルの空箱)を振り決定する。

移動の後に再び同じこと行い、ゴールの北海道を当てるまで延々これを繰り返す。
ナレーション(藤村D)曰く 「あまりに過酷。あまりに無意味な旅」

「札幌」と銘打っているものの、実際には一歩でも北海道に入ればゴールとなる。
このルールは主に、苫小牧や小樽にフェリーで到着した時に適用される。

一番恐ろしい所は、 「利用可能な交通手段」 がある限り何が何でも移動を繰り返す点である。
通常考えられる交通手段が無くなる真夜中になっても 「○○一泊」「○○観光」 の目が出ない限り休息すら取れない。
レンタカーで車中泊できればまだいい方で、しまいには夜通し車を走らせる羽目にも陥るのである。
だがそれよりももっと恐ろしいのは 深夜バス である(後述)。

逆に時間に余裕があって二人が「ちょっと観光したい」と望んでも、長距離移動の目が出れば滞在時間数分で即移動である。

制限時間は72時間。全作品、ミスターのスケジュールに合わせて金曜に始まり土・日・月曜の朝までとなっている。
これは月曜~木曜の夕方からミスターのラジオ生放送がある為。

タイムリミット近くになると高確率で北海道の目が出る「チャンスタイム」が来るが、活かせたためしはない。
(多くの場合は1~4が千歳直行、5が四国、6が博多)



【サイコロ1】
記念すべき放送第一回。本来、この前にアン・ルイスのインタビューがあり、第一回後半と第二回全部の合計1.5回分だったのだが、
DVD全集やClassicにおいては1回分に編集されている。
基本的にどうでしょうの枠は音楽番組の枠だったのでしょうがない。

後の作品にもある「3枚の切符」や嬉野Dの貴重な乗り物酔いシーン等、「ディレクターも含め4人旅」という姿勢がこの時既に出来上がっていた。
また大泉がを患っている事が発覚し、「闘痔の旅」のきっかけともなった。

因みに3日間で録画テープは3本だった。

「それ魅力!」



【サイコロ2~西日本完全制覇~】
初の騙し企画。
「西城秀樹にインタビューする」と大泉をノせて東京に。しかし、当然ヒデキがいる訳なく、そこにいたのは鈴井貴之。
大泉は胸元が寒そうな「ヒデキルック」のまま四国・九州を延々回らされ、
さらに連夜の深夜バスでメンバー全員が疲労困憊の中で 『伝説の壇ノ浦レポート』 が生まれた。
また、ミスターの甘いものネタの原点でもある。

「寝れないんだよバスでもう 寝れないんだよオレ達!」
「ディレクターがねぇ!うなされたらしいんだよ!」



【サイコロ3~自律神経完全破壊~】
鈴井のラジオにゲストとして登場した樋口了一のお宅訪問を行い、それを口実に「ラジオの見学ロケ」なる偽企画で呼ばれていた大泉を東京に連れ出す。

鈴井のダメ人間ぶりが遺憾無く発揮され、コレが最後まで足を引っ張って淡路島で時間切れになってしまった。


実はこの旅、仕事の都合で嬉野Dは不参加で代わりに同局の杉山Dが同行。
大泉に、酒に付き合わせて泥酔させたり逃亡を持ち掛けたり、裏で多く暗躍していた。

有名な「 B ALENTINO(バレンチノ)」の革ジャンも登場。

「ばれんちろー」



【サイコロ3後編】
「締まりない終わりに満足出来ない」として 前編終了から4日後 淡路島から再びスタート。
途中、ヘリコプターに乗る事になったのだが、酔ってしまった大泉が嘔吐するという醜態を晒した。

アルプススノー社の「雪面のトビウオ」が登場。


ケビンコスナーじゃん

エアーウルフだね

トップガンみたい

うぇぇえぇぇっ~!



【サイコロ韓国】
「ウドゥンゴソシンヤポスってのがあってね…。」

3後編からさらに4日後 に行われた海外企画。
公式より 「正確にはサイコロシリーズではない」 と認識されている。
誤解が無いよう一応記述しておきます。

DVD等での別名が「韓国食い道楽サイコロの旅」である通り、韓国でグルメロケを楽しむ。
ただし何を食べるかはサイコロ次第。
お馴染みのフリップに食事の場所と名物料理が書かれており、サイコロで引いた場所に移動して食事する。
…がサイコロの後店で引くカードで「スタッフも含めた誰がグルメを食えるか」を決めるという罰ゲームじみたおまけが付き、しかも引きの悪さで4人全員ろくに食えない状況が頻発。
結局観光もグルメもろくに楽しめぬままロケは終了、後に大泉はエッセイにて「この時食べたビビンバは今までの旅の中で一番おいしかった」等と空腹の辛さを記した。

正規のサイコロシリーズではなかったはずなのだが、最終的に韓国菓子を食べるために 「ウドゥンゴソシンヤポス」 (優等高速 深夜バス )に乗るというお馴染みの絵になってしまった。



【サイコロ4~日本列島完全制覇~】
前回までの「212市町村カントリーサインの旅2」がgdgdに終わったことから、
「カントリーサインをもう一度やる」と大泉を騙して島根県出雲へ連行。
道中、事前に伝えていた行き先とは真逆に進んでいたにもかかわらず、
大泉は千歳の高速出口を出るまで気付かず、鈴井からサイコロキャラメルを差し出されてやっと気づいた。

もっとも大泉は「カントリーサインやるよりはマシ」とむしろ安心していた。

因みに行き先が島根なのは、西日本で唯一立った事の無い県だったから。

海外の目がリストアップされた唯一の企画(行き先はソウル)。しかし行くことはなかった。

行く先々で大量の甘いものを振る舞われ続けたミスターは、最終的に甘味自殺をはかった。ずんだ餅が初登場したのもこの時。


「登山家」が初登場。
また1/6の夢旅人が初めて流された企画。

「トローリー」「「「オー!!!」」」



【サイコロ5~キングオブ深夜バス~】
乗車時間日本最長の “キング・オブ・深夜バス”はかた号」との闘い。そしてサイコロ史上最も南下した企画。
「どうでしょうの切り札」「原点回帰」を謳い、
第一回の選択肢を全部深夜バスにした結果いきなりはかた号を引き、そこから地獄の戦いが幕を開ける。
サイコロ4で悪口を言った罰が当たったのかもしれない。

原付西日本の甘いもの対決、対決列島の元となった「しろくま対決」が行われた。

「海パン買うまで島出ねぇ」



【サイコロ6~ゴールデンスペシャル~】
「ヨーロッパ・リベンジ」で16%という凄まじい視聴率を取り、すさまじく天狗になっていた1999年の締めを飾った企画。
その名の通り唯一のゴールデンタイム進出企画。
ゴールデンで1時間、その後、いつもの放送時間(23:15~)に完結編を放送した。
実質3夜分で、しかも初心者に向けて過去の映像が良く差し挟まれたため、ナレーションが多用されかなり駆け足。
しかも勝手が違うためか、二人のテンションも何かおかしい。

30時間に及ぶ生CMで繰り返し宣伝したにも関わらず結果は振るわず、挙句他番組の視聴率まで下げた。
どちらかというと企画のウケは「30時間テレビ」の方が良かった気もする。

後ろだけ四人掛けになっている謎の深夜バス「よさこい号」や、ヘリ事件を思い出させるセスナ移動など
かなり変な交通手段が多く、特に大泉は苦しめられた。


「もっと四国」
「いっそ九州」



以下ネタバレ












北海道の目が出たのは1・3後編・5。
2は和歌山、4は博多、6は高知で時間切れとなった。

因みに「時間切れ」とは制限時間内に帰れないということで、度々ミスターが「生放送間に合わないんだよ!!」ともらしているが、
実際にはラジオ収録には間に合うようになっている。
しかし、 打ち合わせに間に合わない可能性がある。

実際にサイコロの旅を行うと一人10万はくだらないとか。もちろん食費を除けばほぼ全額が交通費。
深夜バスの目は予算の節約という意味合いもある。

因みに深夜バスという言い方は誤用である。
本来、深夜バスとは深夜に走る路線バスであり、彼らが利用する急行バスは夜行バスと呼ぶ。
しかし、「高速バスネット」では「夜行・深夜バス」と記述するなど、明確な区別はつかなくなってきている。
これがどうでしょうの影響かはわからない。
要するに、こまけぇことは(ry

どうでしょうはレギュラー終了後も単発で放送されているが、「サイコロ7」が放送される様子は一向にない。
その理由は
  • 満を持してゴールデンで放送した「サイコロ6」が大コケした
  • 大泉洋が全国区のタレントになったため、公共交通機関に乗せると騒ぎになる
  • 2012年に関越自動車道高速バス居眠り運転事故が発生したため、深夜バスを利用しづらくなった
などが予想される。

はかた号のプレミアムシートや、移動距離ではかた号を抜いた新王者「Lions Express」などの新たな刺客と戦うどうでしょう班を見てみたかった気もするので、何とも遺憾である。

2016年3月末に、この企画を支え続けた明治のサイコロキャラメルが生産終了した。
その後2016年6月にグループ会社の手により、「北海道サイコロキャラメル」として復活を遂げている。



追記・修正はサイコロで千歳直行便を引いてからお願いします



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