遺作

登録日:2010/05/05(水) 16:29:58
更新日:2023/02/18 Sat 16:51:16
所要時間:約 3 分で読めます




1.

死亡した著者が最後に遺した作品。

だが、大抵はその著者がその業界での最後の作品を指す。
また、製作会社の最後の作品も指す。

因みに、文筆業では、連載中の作品の作者が死亡してが未完成で終わる事を「絶筆」と呼ばれる。
尚、作者が生きてても途中で投げ出した作品は「断筆」と呼ばれる。


「遺作」となる作品は著作権関係でいざこざになるケースが少なくない。
特に勝手に続編やリメイクを作るケース。


有名な遺作
※本Wiki的な意味で

〇イタズラなKiss(原作者:多田かおる)
〇トリニティ・ブラッド(原作者:吉田直)
クレヨンしんちゃん(原作者:臼井義人)
〇ドラえもん・のび太のねじ巻き都市冒険記(原作・脚本:藤子・F・不二雄
劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチジラーチ役:鈴木富子)
5 -ファイブ-(RaM)
風の聖痕(原作者:山門敬弘)
えむえむっ!(原作者:松野秋鳴)
ゼロの使い魔(原作者:ヤマグチノボル
帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー last epic(監督:長石多可男)
ウルトラマンZ(シリーズ構成、及び1話・8話ゲスト出演者:吹原幸太)←NEW!!
〇ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎(作曲者:すぎやまこういち)←NEW!!

2.

1995年8月25日にエルフより発売された18禁PCゲーム及び登場キャラクター。
現在ではダウンロード販売されている。18禁OVAもある。


おやぢシリーズ第一作目だが、今作は臭作鬼作とは違い遺作が主人公ではなく敵として登場する。
そして、ストーリーは3Dダンジョンの様に迷路となっている旧校舎内から出る脱出ゲームである。
その際、遺作に捕まるとヒロインが凌辱されたり殺されたりでバッドエンドになる。
そのため、実はエロはおまけに過ぎない。

しかし、わざとヒロインを捕まらせて凌辱シーンを楽しむという方法もある。

また、薄暗い校舎内を彷徨い、そこに遺作が現れて襲われるとホラー映画の様な演出も特徴。


キャラクター
小暮健太
今作の主人公。
非常に頭が切れて勇敢だけどOVAではアホの子に。


伊頭遺作
裏の主人公。ある意味このゲームの主役。
桜蘭学園の用務員。盗撮や覗きをしている等の悪い噂が絶えず、教師や生徒達からは嫌われている。
他の兄弟と違い、盗撮・脅迫・強姦だけでなく、暴行・監禁・殺人すら行う極悪人。外道の中の外道。だが、その「悪」に惹かれるファンも少ないない。
しかし、ハッピーエンドでは死ぬ。
また、ファンディスク「盗作」ではギャグキャラ化した。


ヒロイン
浅川琴未
メインヒロイン

榊美由紀
真ヒロイン
一年前に妹が殺された。

赤川里香
眼鏡っ子。

幹原明美
テニス部員。美緒とは親友同士。

芹沢美緒
不良少女。明美とは親友同士。

高島久美
健太たちのクラスの担任教師。


サブキャラ
島田陣八
健太の親友。結構イケメンではあるが名前のイメージが悪い。

蘇我宗光
理事長の息子というボンボンで琴未の幼馴染。

余談だが、製作当初は、
「エルフの次回作は『遺作』」
とだけ書かれ、人気絶頂期でありながら倒産するのか?と別の意味で大きな話題になったゲームでもある。
当然ながらただのネタで、後にエルフはこのようなネタとインパクトのある宣伝をする様になった。

しかし、皮肉にもこのゲームを切っ掛けに横田守が退社し、elfにおける彼の「遺作」とも言える物になってしまう。





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最終更新:2023年02月18日 16:51