マウリッツ・ウェルネス

登録日:2011/11/24 Thu 12:06:31
更新日:2021/01/18 Mon 05:09:51
所要時間:約 5 分で読めます







CVは大友龍三郎

水の民の長老的存在で、本編から三年前に、湖の集落にやって来たセネルの後見人を引き受けたセネルの恩人

シャーリィステラ、ワルターの3人にそれぞれ「フェンネス」「テルメス」「デルクェス」の誠名を授けたのはこの人らしい。

ちなみに彼の誠名「ウェルネス」の意味は「大いなる知性」

見た目は争いを好まない温厚そうな老人だが、その誠名の通りに劇中では様々な策謀を巡らせた油断ならない爺さんである



  • メインシナリオでの活躍
ヴァーツラフ軍に追い詰められたセネル達を、水の民を率いて救出する形で初登場する

セネル達を助けた老人に「マウリッツさん!」と噛みつくことなく叫んだ狂犬セネルを見て、他の仲間と多くのプレイヤーは「誰?」状態になった。

セネル達を救出し、彼らを水の民の隠れ家に案内した後は、メルネス(シャーリィ)を救い出すためにヴァーツラフ軍と戦うことを表明し、陸の民と共闘することを宣言する。

戦場では水の民のみならず陸の民までまとめあげ、兵達の士気を高めるために鼓舞するなど、普段の態度とは違った熱い姿を見せた

結果、ステラの死という犠牲を出してしまったが、当初の目的のメルネスの救出に成功。ヴァーツラフ軍も壊滅し、遺跡船に平和が訪れた



……そして、ここからこの爺さんの本性が現れはじめるのだった














以下、ネタバレ











ヴァーツラフ軍からメルネスを救出してから半月が経過し、メルネスことシャーリィは水の民の里で暮らしはじめる。そして、マウリッツはシャーリィをメルネスへと覚醒させるべく「託宣の儀式」を執り行う準備をしていた

ワルターを使ってセネル達に「ヴァーツラフ軍の残党がまだ残っている」という嘘の情報を流し、儀式を迎えるシャーリィからセネル達を引き離そうとするなど不審な行動をとるようになる

セネル達の始末をワルターに任せ、自身は望海の祭壇で託宣の儀式を執り行うが、何故かシャーリィはメルネスへと覚醒することはなくマウリッツは焦りを覚える。

マウリッツはこの託宣の儀式でシャーリィをメルネスに覚醒させ、そのメルネスの力を使って陸の民を滅ぼそうとしていたのだ。

陸の民と協力したのも全てこの野望を実現させるためのもので、彼の心中も他の水の民と同様に陸の民への憎悪が渦巻いていた。しかし、そんな素振りを一切見せずにあのセネルですら疑わなかったその演技力は並外れている


その時、儀式を潰そうと乗り込んできた聖ガドリア王国騎士団の襲撃を受け、シャーリィは命の危機に晒されるが、フェニモールがシャーリィを庇い、瀕死の重症を負う。シャーリィは必死にフェニモールを助けてほしいと懇願するが、マウリッツはシャーリィを覚醒させる為にわざとフェニモールを助けようとはせず、フェニモールはそのまま死んでしまう。

これによってマウリッツの思惑通りにシャーリィはメルネスへと覚醒し、本格的に陸の民の殲滅させる為に動き出す。

そして、大陸の全てを海に沈める「大沈下」をメルネスに起こさせるべく、ラストダンジョンでワルターを撃破したセネル達の最後の壁として立ちはだかる。

滄我の力もあってか、老人とは思えないほどの身のこなしで杖を振り回し、術も多用する強敵

彼の巻き舌から繰り出される全身全霊の「レイ」は必聴

しかもこの爺さん、一度やられても復活して2戦目を仕掛けてくる

……元気だな爺さん


強くなった爺さんを撃破すると今度こそ立てなくなって倒れ、いよいよ、ラスボスのメルネスとの戦いになる

……と思ったら、セネルの伝えた思いによってシャーリィはメルネスから解放され、世界の危機は回避された


……なんてことにはならず、メルネスの座を降りたシャーリィにマウリッツは激怒し、自分自身がメルネスになって大沈下を起こそうと猛りの滄我の力を自身に取り入れる。

……無理すんな爺さん

しかし、取り入れた滄我の力があまりにも大きく自我が崩壊してしまい。滄我の化身「ネルフェス」となってセネル達と戦うことになる。

多くの人が「ラスボスの流れはワルター→マウリッツ→メルネス(シャーリィ)だろうな」という予想を裏切り、実際は「マウリッツ→マウリッツ→マウリッツ(変身)」だった

そして、セネル達の活躍によって滄我はあるべき姿に戻り、マウリッツも滄我と共に跡形もなく消えてしまうのだった











……そう思っていたプレイヤーの予想をまたしても裏切って、EDで生きていることが判明。陸の民のミュゼットさんと両族の代表として握手を交わすシーンはネタになっている。

…ワルターは過労死したのに



  • キャラクタークエストの爺さん

メインシナリオの暴れぶりが嘘みたいなほどに落ち着いている。今は両族の共存の為に動いているらしい

セネル達も過去の事は水に流したのか、険悪な関係ではなくなっている

基本的に滄我の意思を尊重して動く人間で、メインシナリオでは滄我が陸の民を滅ぼそうとしたから敵になり、キャラクタークエストでは滄我が共存を求めているから友好的になる。

……なんとも面倒くさい爺さんだ

メインシナリオでメルネスの座を降りたシャーリィを罵倒したのにもかかわらず「いつか、あの子がメルネスでよかったと思う日がくるだろう」と言うほど心境の変化がセネル並みに激しい



「滄我の意思により、陸の民を殲滅する!」


…からの


「私はもうなにもしちゃいけないんだ」

……誰だお前


最終決戦では、水の民をまとめあげて負の瘴気に立ち向かう長老らしい姿を見せた



いつか思うのかもしれんな。この項目が追記・修正されてよかったと



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最終更新:2021年01月18日 05:09