烈火炎装

登録日 :2012/04/17(火) 21:44:03
更新日 : 2017/02/26 Sun 13:55:54
所要時間 :約 14 分で読めます




雨宮慶太原作・監督の特撮番組『牙狼-GARO-』に登場する戦闘技術、攻撃技。

魔界の炎である『魔導火』を全身または武器に纏わせ、攻撃力と防御力を劇的に向上させる必殺奥義。
その効果は折り紙付きなものの、デメリットとして使用者の体力を激しく消耗させる諸刃の剣。

魔導火の着火方法は多種多様なパターンがあり、戦闘状況に応じて使い分けが可能。
すでに烈火炎装状態にある魔戒騎士が炎の属性を付与した斬撃の軌跡を他の騎士にぶつける事で、
対象を烈火炎装状態にする事も出来る(炎色は対象の魔戒騎士の色に変わる)。

基本的には、魔導火を貯えたライター型の魔導具(このライター自体も魔導火と呼ぶ)で剣に着火する方法を用いる事が多い。
なおそのライターの中身は有限であり中身が尽きたら番犬所にある種火の保管機から魔導火を補充する必要が有る。
これは剣の浄化も合わさり、定期的に魔戒騎士がこなさねばならない仕事である。

初登場はTV第1シリーズ4話『晩餐』。

魔戒騎士なら誰でも使えるわけではなく、烈火炎装が扱えるという事は優れた魔戒騎士の証にもなる。
TV第1シリーズ14話『悪夢』で鋼牙が零に「烈火炎装は使えるか」と問いかけているのはこのため。
また、公式ムック『鋼の咆哮』によると元は人々から異端視されていた 『炎人』 (ほのおびと)という
炎を意のままに操る異能を持った者が、巨大な魔獣に苦戦し自我を見失う所だった(心滅獣心のことだろうか)騎士の鎧を、
火柱によって 金色に光らせ 再び立ち上がらせた逸話が魔導火や烈火炎装の起源とされている。
ここではあくまで炎の照り映えた鎧が金色に見えたというだけで、実際に魔導火を纏った戦技として完成したのはさらに後の時代のことと思われる。
また、炎人のような異能者が後の魔戒法師の始祖となっていったとされている。


2016年現在までに使用が確認された魔戒騎士は以下の通り。

 炎の色……
黄金の鎧に翡翠の如き緑が映えるラグジュアリーな外観が美しい。身に纏い斬りつける他、十字に剣圧を重ねて撃ち出す使い方が主。
なお、 ザルバ も緊急手段として口から 緑色の炎 を吐き、小型の素体ホラー程度なら焼殺することが可能。鋼牙は何度か鎧を纏わない状態でも使用している。


 炎の色……
見た目はクールに、その実熱く燃える零に相応しい蒼い炎。後の作品では絶狼の鎧のアクセントも蒼が強めに出ており、
白銀 と並ぶ彼のイメージカラーとなっている。ちなみにスペシャルイベント『GARO CREATOR’S kNight』で紹介された
ゼロをイメージしたスペシャルドリンク 『青銀の微笑み』蒼い。 愛馬・銀牙に纏わせ、蒼炎の翼を生やした天馬と化しホラーを強襲したことも。


 炎の色……
淡い紫色の幻想的な炎。打無がお稲荷さんに似ているからって狐火ではない。劇中ではリレーの如くガロ・ゼロが飛ばした魔導火を受け止めて発動した。


 炎の色…… 赤紫
紫系統だが打無とは違い、下記のヤイバに近く禍々しい赤味を帯びている。
実はバラゴ(と抜け殻になった呀の鎧)は本編中で既に魔導火を紛失しており、
着火の際は刀身を翳して気合を込めるだけで炎を纏える。また、暗黒騎士の使う技は正確には 『業火炎破』 という。


  • 灼熱騎士・夜射刃 (五道アキラ)
 炎の色……
小説版のキャラゆえずっと画ではモノクロだったが、パチンコ『CR 魔戒決戦牙王』の演出にて烈火炎装の色が判明。
正当な魔戒騎士でありながら暗黒騎士バラゴの弟子という異色の出自ゆえか、色はややピンクがかった紅。
ヤイバはソウルメタルの大鎌…… 「紅蓮斬」 に炎を纏わせ敵を両断するほか、小説では 鎧を召還している間は無制限に烈火炎装を連発可能
なおかつ 単純に鎧から火炎弾を発射して爆撃の如く周囲を焼き払う など灼熱の称号に恥じぬ途方もない火力を発揮していた。
ザルバ影山ヒロノブ氏の歌う主題歌 『魔戒群狼伝牙王』
この作品に登場する八人の魔戒騎士を象徴する歌詞をサビに盛り込んでおり、シメの 『紅い炎を叩きつけろ!』 という一節はヤイバを表している。


 炎の色……
Break down! お遊びはここで♪ Shut down 終わりにしようぜ♪ Shining 炎の刃 きらぁめぇくゥゥゥゥ♪
By OPテーマ『一触即発 ~Trigger of Crisis~』2番。
炎刃騎士の名の如く愛用の片刃剣 (なんか公式で名前が不明なんですけど…) に真っ赤な炎を走らせる。
炎色反応めいたカラフルな発色が多い魔導火にしては珍しく、ややオレンジがかった本当に普通の炎っぽい色。
猛竜の暑苦しいキャラにはぴったりだが、残念ながらほとんど使われていない。


 炎の色…… 空色
天弓騎士の名の如く、 澄み渡る蒼穹のような濃いスカイブルー の炎。見比べてみると絶狼のそれより青が濃い目。
愛用の ソニックアロー 弓矢 (これも公式で名前が不明なんですけど…) に纏わせて使う。
矢だけでなく、弓も白兵戦で使えるので無駄にならない。「闇照」三騎士の烈火炎装は三人一緒で使う場面が多い。


 炎の色……
烈火炎装そのものは使っていないが、第20話『鉄人』にて魔戒剣の刀身に魔導火をほんの少し移して
ホラーの取り憑いた人間を見極めるというテクニックを使用 *1
必要以上に近づくことなく、武器を構えたまま相手の正体を見抜けるという、隠密の魔戒騎士に伝わる知恵なのだろう。
なお、従来の魔戒騎士と同じくライター型の魔導火も使用できる。


  • 黄金騎士ガロ (レオン・ルイス)
 炎の色……
ひび割れていく 鋼の(からだ)♪ 噴き出した 赤い炎ォォォォォ♪
By OPテーマ『炎ノ刻印 ~DIVINE FLAME~』2番。
歴代の黄金騎士と異なり、序盤のレオンの放つ炎の色はオレンジがかった 本当に普通の炎っぽい赤
火刑に処された母親のアンナがレオンを生み落す際、彼に施した炎の刻印の副作用でレオンのトラウマと共に迸るそれは烈火炎装と似て非なるもの。
その勢いはレオンがガロの鎧を身に纏う際、ソウルメタルが彼の心に反応し左半身がひび割れるほどだった。
広範囲を一気呵成に焼き尽くしてしまうその威力は凄まじいが、守る対象である人里で使えば当然大規模な被害を齎してしまう諸刃の剣。
劇中でも早くからその性質が強調され、中盤王都での決戦において最悪な形で現れてしまう。
レオンが真の黄金騎士となってからは歴代シリーズの牙狼と同じ 緑の烈火炎装 を用いるようになり、刻印の炎はお役御免になったかと思われたが、
最終決戦時、不滅の存在となった仇敵・メンドーサを 「永遠に焼き滅ぼし続ける」 という真の使い道が判明。
これ以降の時代を舞台とした作品世界においても、魔界の片隅では 現在進行形でメンドーサが燃え続けているはずである。
それにしても、一介の法師に過ぎないアンナが何故ここまで強力な術を使えたのか、謎だ…。


 炎の色……
普段はカルい親父、しかし戦闘時はクールかつ情熱的なヘルマンに相応しく銀牙騎士と同じ蒼い炎。
ヘルマンがゾロの鎧を纏う時、魔戒剣を手首の鎖で巧みに放つ変幻自在の剣撃を得意とするためこの使用は最後の切り札だった模様。


 炎の色……
ラファエロが使用する時は歴代のガロとほぼ同じ であり、剣先を地に走らせる事で発動。
自身よりも巨大なホラーを一気に焼き尽くすあたり、ガイアの鎧を纏うラファエロの実力を感じさせる。
鎧を継承したアルフォンソが使用する時は炎が に変化する。


  • 檜葉セイジ
 炎の色……
秋月ダイゴ/獣身騎士・戯牙の兄弟子である元・導師の魔戒騎士。
教え子を喰い殺した凶悪なホラー・ウォスカを打倒すべく鎧を纏った流牙の牙狼剣とダイゴの獣身斧の刃部に
緑鞘の魔戒剣を奔らせて生身で発動。渾身の一刀を放ちウォスカを討滅した。ガロの使うそれと比較するとちょっと黄緑色っぽい発色。
鎧を召還せずに使えるあたり、復讐心に取り憑かれ冷静さを失くしていたとはいえ確かな腕前を感じさせる。


  • ジンガ
 炎の色……
闇に堕ちホラーと化した元・魔戒騎士であり、全てを嘲りながら漆黒の魔戒剣を使いこなす 『ホラー喰いのホラー』
騎士時代の記憶から繰り出される技は手練れの騎士をも手玉に取り、その刃から放たれる漆黒の炎は変幻自在。鞭のようにしなり、風車にも似た形で切り刻み、相手の足を封じ、立ち塞がるものすべてを翻弄させていく。
魔界の力を用いているという意味では魔導火と近しいが、厳密にはホラーとしての能力の一部であり、正規の烈火炎装ではない。


 炎の色……
纏う鎧はダンに似ている斬牙だが、白銀の鎧で№2というゼロ系列のポジションから炎は紫ではなくブルー系。
パッと見鎧召喚時の素振りエフェクトがそれっぽいが、保輔がきちんと烈火炎装を用いるのはだいぶ後になる。




以下、主な使用例。

  • 第4話『晩餐』
初登場回。吸血ホラー・パズズに亡き父・大河の最期を貶められ、
「殺した人間は皆幸せを感じながら死んでいった」との言葉を受けて激昂した鋼牙が使用。
「殺されて幸せな者などいない。いや、俺は認めない!」 と吼えて、傲慢なパズズを陰我ごと斬り祓った。

  • 第8話『指輪』
炎と氷の力を併せ持つホラー・モロクに対し牙狼が使用。
烈火炎装による斬撃の波動でモロクの氷の部分を吹き飛ばした。

  • 第14話『悪夢』
魔界にあるエレメントを源に大量のホラーが発生する「500年に一度の災厄」が発生。
鋼牙と同じく魔導馬を召喚できる零と共に真魔界に突入し、大量のホラーを相手に烈火炎装状態で駆け抜けた。

  • 第19話『黒炎』
牙狼と絶狼、それぞれの鎧を召還した鋼牙と零が使用。
牙狼が牙狼剣に魔導火を灯し斬撃を放つ。それに負けじと絶狼も銀狼剣に魔導火を灯し斬撃の軌跡を作った後無数の斬撃を放ち後方に跳躍、
そのまま軌跡が時間差で牙狼に襲い掛かった。

  • 第25話『英霊』
鎧だけとなって蘇った呀が使用するも、魔導輪ザルバ(小説版ではバラゴ、大河も協力)の尽力により牙狼の鎧を召還した鋼牙の前に敗れた。


  • 前編
牙狼剣でただ斬っただけでは分裂・増殖してしまう蜘蛛ホラー・エルズを相手に牙狼が使用。
この戦いでは事前にエルズが鋼牙の魔導火を奪い体内に取り込んでしまっていたため、牙狼剣を突き刺して体内にある魔導火を着火、
内側から焼き尽くして撃破という凝った段取りで使われている。

  • 後編
白夜の魔獣・レギュレイス(魔人形態)戦で鎧を召喚した鋼牙・零・翼が使用。
まず牙狼が烈火炎装となり、前述の斬撃の軌跡をぶつける方法で絶狼を烈火炎装させ、さらに絶狼が同様の方法で打無を烈火炎装させた。
…しかしレギュレイスの耐久力が化け物すぎて全く効果はなし。逆に三騎士が追い詰められ大苦戦する羽目に…


RED REQUIEM
魔鏡ホラー・カルマに黄金の鎧を奪われてしまい、終盤まで鎧の召還を封じられた鋼牙が生身の状態で使用。
ザルバが口から吐き出した真魔導火を魔戒剣に纏わせた。


MAKAISENKI
  • 第5話『奈落』
ホラー・デスホール(テルボ)戦で使用。逃げるデスホールにとどめを刺した。この時壁面に逃げた相手を剣圧飛ばしで焼き斬っており、
勾配のある地形や壁でもそれに沿って炎はどこまでも進んでいく、という性質が在る模様。

  • 第18話『群獣』
逃亡した魔戒法師・ラテスによって無数のホラーが蠢く洞窟に落とされた鋼牙。鎧と同時に轟天を召喚し、烈火炎装となってホラーを殲滅しつつ駆け抜けた。
烈火炎装状態での牙狼斬馬剣が初登場、この段階の鋼牙単独で引き出せる最大火力といった趣のまさに大技。
しかし、これは破滅の刻印の効果を早める行為でもあり、鋼牙も相当の消耗を覚悟せねばならなかった。

  • 第20話『列車』
「破滅の刻印」が発動間近となる中、魔導列車内で鎧と同時に轟天を召喚し、先頭車両に向けて一気に駆ける牙狼。
さらに烈火炎装し、複数の斬撃の軌跡をぶつけて魔導列車の機能を破壊した。

大牙狼斬馬剣に魔導馬・轟天を乗せ、烈火炎装。
ギャノンに支配された究極の魔号竜・イデアに「 焼き轟天 」を叩き込んだ。
ダイナミックではあるがシリアスな笑いを誘うこのシーン、鋼牙役の小西氏もお気に入りとのこと。


妖赤の罠】(小説作品)
灼熱騎士・夜射刃(五道アキラ)が烈火炎装を使用。白夜騎士ダンですら苦戦する白蛇ホラー・シュレイタンを一撃で斬り裂き撃破したほか、
ガロとの最初の戦闘では爆撃の如き烈火炎装の乱れ撃ちでガロをまったく寄せ付けなかった。


  • 第13話『狩 Hunting』
魔導ホラーの「保存食」の製造プラントを壊滅させた後、保存食にされた者の迷える魂を浄化し、成仏させる儀式「弔いの炎」を行うべく、
牙狼(流牙)、漸、牙射が3人同時に使用。保存食の入った木箱の上におにぎりを乗せてから刃のみを烈火炎装、牙射の矢にすべての炎を集めて放った。
その魂の中には猛竜が惚れている少女・洲崎類の家族が含まれており、浄化される瞬間、彼女の弟である元気の
「お姉ちゃんのおにぎりをもう一度食べたかった」という最期の願いが「 焼きおにぎり 」となって叶うのだった。
「烈火炎『葬』」とも称されるこのシーンはCGで描かれる三色の炎が非常に美しく、しんみりとした良いシーンではあるものの、
「本命の戦闘で必殺技として用いもしないで、イベントシーン専用で使うのもどうよ?」的な批判も当時はあったり。

  • 第23話『輝 Gold』
尊士との最終決戦で牙狼、漸、牙射が同時使用。
流牙の「最初から全力で行くぞ!」の号令と共に鎧装着後、魔導ホラーとなった尊士を空中で攻撃後、一気に地面に叩きつけるような形で3人同時に烈火炎装。
凄まじいエネルギーのぶつかり合いは一瞬で装着解除されるほどだった。


絶狼
  • 第6話『SAVIOR 救世主』
ホラーとしての本能に抗えず巨大化したリングに対して絶狼は魔導馬・銀牙を召喚。
銀牙銀狼剣に魔導火を着火しリングに向け飛ばした後、跳ね返されたその炎を 銀牙に纏わせ突貫した
翼を広げた天馬にも似たその姿は、かつての「 焼き轟天 」を思わせる。
また、着火の際に絶狼の手から離れたにもかかわらず魔導火が自然に剣の刃をなぞるようにして炙っていくシーンがあり、
魔戒剣同様、魔導火も魔戒騎士の意思である程度遠隔操作ができるようである。


魔戒ノ花
映像の世界に人間を取り込み喰らうホラー・イルギシンに対し牙狼(雷牙)が使用。奇しくも父と同じ、第4話での初披露である。
「映画館は火気厳禁」という事から、イルギシンが火に弱いと見抜いたザルバの助言で繰り出した。

  • 第16話『絶叫』
絶叫マシンと称し大勢の人間を魔界に送り込まんとしたホラー・プロファンデスを倒した後、魔界の底に引きずり込まれかける牙狼。
それを救ったのは翼を展開した吼狼だった。彼の背中に乗った牙狼は敵を斬りつけながら烈火炎装、螺旋階段を描くかのように脱出するのだった。


炎の刻印
  • 第5話『堅陣-GAIA-』
音楽や芸術など、栄華を好むバルドナ地方の領主・ロメロ伯が陰我にまみれ醜く変貌した、芋虫状のホラー・ジェミトレに対しラファエロが使用。
ホラーに喰われかけた親子を救わんと窮地に陥ったアルフォンソを救ったラファエロ本人が言うように、ここぞという時にしか鎧を纏わないので、一撃で焼き尽くすその強さも印象的だった。

  • 第9話『師弟-NEW HOPE-』
オルビエンのキマイラと呼ばれ、あらゆる魔戒騎士と魔戒法師を屠ってきた異形のホラー・アンフェル(ガルムの言った複数の獣が入り混じったキマイラのような想像図と異なり地獄の門のごとき姿)に対しレオンとアルフォンソが初使用。
レオンの場合は左半身に宿ったものと同じ色の炎で十文字状の斬撃を放ったがアンフェルには通用せず岩に押しつぶされかけた。
アルフォンソの場合は病魔を圧してガイアの鎧を継承させたラファエロの無念を晴らさんと怒りを爆発させながら発動。瞳に宿った炎が涙のごとく放たれ、その爆発力でキマイラの本体にとどめをさした。

  • 第12話『暁月-BLOOD MOON-』
サンタ・バルド城にある禁断の魔導具の間にて、メンドーサに対しレオンが十文字の斬撃を放ち、アルフォンソが大剣を繰り出すが結界に阻まれまったく効果がなかった。
策を弄してばかりの小悪党という印象のあるメンドーサだが、なかなかどうして直接戦闘でも強いのである。

  • 第21話『親子-KNIGHTS-』
レオンとヘルマンの真剣勝負の決着の際に両者が使用。
互いの技をぶつけ合い、得物を交換し、鎧を纏い勝負する宿命の親子は全力で挑む。
この時、レオンは明日を繋ぐ者を守りし者として覚醒しており、纏う炎の色も歴代牙狼と同じ 緑色の炎
ヘルマンもそれに応えるかのように 蒼い炎 を纏いぶつかり合った。

  • 第23話『月夜-DOOM-』
魔獣装甲を身に纏ったオクタビアを相手にするアルフォンソとエマの意志を受け止め、ヘルマンを救うためにメンドーサの間に向かう際に使用。
空洞にはびこる無数の素体ホラーを振り切る勢いで烈火炎装、着地した際に牙狼剣を上空に掲げ竜巻のごとく撃ち放ちその群れを焼き尽くした。


  • 第2話『炎』
蝶の羽を持つ陰我ホラー・ビクロに対して流牙が使用。
鎧を装着した流牙が跳躍し柄でビクロを殴りつけ、莉杏が赤札を投げた後魔導銃から赤い弾丸を放ち流牙が剣先で切り裂き烈火炎装。
その余波を受け赤い弾丸が燃え、赤札も嵐のように燃え盛り、怯んだビクロを切り裂いた。
ものすごくド派手なバンク必殺技みたいなフィニッシュであり、騎士と法師の連携の強さを魅せるナイスな演出。

  • 第7話『術』
宝剣に導かれるかのごとく対峙した流牙&莉杏とジンガ&アミリ。
ジンガはかつての自身と流牙を重ね合わせながらも挑発し漆黒の魔戒剣を振るい、アミリは莉杏と女の死闘を繰り広げる。
ジンガは漆黒のホラーに変化して鎧を装着した流牙を圧倒、アミリの鏡を用いた術でさらに力を増す。
流牙と莉杏も、第2話と同じ赤札を用いた烈火炎装の嵐でジンガを倒さんとするが、 「思い知れ…これこそが闇の力だ!お前に光がある限り、勝ち目はない!!」 とはじき返されてしまう。

  • 第9話『羽』
流牙とダイゴの援護を受け、セイジが未来の魔戒騎士になるはずだった子らを喰らい尽くした陰我ホラー・ウォスカに対して使用。
屈強なその体術に苦戦こそしたもののセイジの剣戟の後、流牙とダイゴの手で倒されるが、その邪気はジンガとアミリに喰らわれてしまった。

  • 第11話『罠』
商社マン姿に化け、ガルドの妹であるハルナを葬らんと小枝を操った陰我ホラー・ヘデラに対して流牙が使用。
牙狼剣でヘデラ本体とその意識に連動する蔦の動きを封じた後、格闘戦の余波で弾き飛ばされた剣を鞘に納め、投擲した後莉杏の赤札により烈火炎装。ヘデラは空中で爆発四散したのだった。

  • 第12話『絆』
身体を液状化させ自由自在に動き回る陰我ホラー・ゲリルに対し流牙が使用。
莉杏が魔導筆を介し魔戒銃から冷凍弾を発射、ゲリルの動きを封じた後、刃のみを烈火炎装し横一文字に斬り裂いた。

  • 第16話『戦』
リュメという援軍を得て、陰我ホラー・ゲルダイナを退けた流牙たち。
しかしジンガとアミリという最大の難関が彼らに襲い掛かる。
アミリの鏡から放たれた光でジンガは戦闘形態に変化、鎧を召喚した流牙とダイゴを前にし漆黒の炎を刃に灯し、彼らを翻弄していった。


紅蓮ノ月
  • 第一話『陰陽』
アバンタイトルから初披露。雷吼の未熟さからガロにしてはややパワー不足だからか、それを補うかのように本作では烈火炎装の使用頻度は高め。
羅城門に現れた餓鬼にも似た素体火羅(ホラー)の群れが大工らを喰らい尽くした後、星明と共に牙狼の鎧を纏った雷吼が現れる。
そして、牙狼剣から緑色の炎を放ち、その群れを横一文字に薙ぎ払った。
なお、本編では雷吼が鎧を纏う際、陰我火羅と対峙する際にも鎧から緑色の魔導火が吹き出る様が確認でき、
従来の設定とは関係なく単に派手なエフェクトとして演出目的で使っているようにも見える。

  • 第三話『呪詛』
蘆屋道満の手で召喚された素体火羅が検非違使や囚人に憑依し変化した天愚(テング)に対して雷吼が使用。
最後の一体となり巨大化する天愚をもものとせず、牙狼剣に魔導火を灯して突き刺しそのまま爆散させた。

  • 第六話『伏魔』
Bパート、疫病と共に現れ『何が何でも生きたい』という陰我に憑依する古の火羅・以津真天(イツマデン)に対して雷吼が使用。
ザルバの封印を解除されると共に以津真天の火炎攻撃を受けるが、着弾寸前で鎧装着。
牙狼剣に緑色の魔導火を灯し天高く以津真天を一刀両断した。

  • 第九話『光滅』
光を喰らう火羅・闇呑(アンドン)に金色を奪われ、人格が豹変した雷吼が星明の拘束を力づくで破り、そのまま牙狼の鎧を召喚。
その際、漆黒の炎が吹き出ているのが確認されている。

  • 第十二話『相克』
蘆屋道満との直接対決で雷吼が使用。
来世門に出現した巨大な繭から人を守るため奮戦する雷吼と星明。
道満の法力は強力で放たれる茨は雷吼を拘束するが、繭から来世門を建築した大工らを守らんとする星明を守るため自ら魔導火を放出し茨を焼き切る。
しかし、体力の消耗も尋常ではなかったのか、式神を媒介にした弾丸を受けて鎧を解除されてしまう。
その結果、星明は雷吼を守ることを優先。来世門は崩れ去り大工らはその下敷きにされ犠牲となってしまい、雷吼は星明と決別。
「黄金騎士たる雷吼とその鎧の封印を解く星明の絆を断ち切る」道満の策略は成功したといえる。

  • 第十三話『星明』
前話のラストで来世門に落ちた巨大な繭から出現した無数の素体火羅との戦いの中で、雷吼は星明の真意を知る。
自らの命を削ってまで増長を戒めた星明を守るため、雷吼は強い意志で自らザルバの封印を解く。
その意志は牙狼の鎧を大鎧にも似た牙狼・陣に変化させ、迸る魔導火は牙狼剣の一薙ぎで周囲の火羅を焼き尽くすのだった。

  • 第十四話『心月』
醜く老いるのを恐れ火羅に堕ちた源融に対し雷吼が使用。
仮面をつけた貴族にも似た火羅態に変化した融は牙狼・陣となった雷吼に向け笑う翁の仮面にも似た気弾を周囲に張り巡らせる。
その攻撃にひるまず雷吼は烈火炎装し焼き消すが、紅蓮に染まった月の影響で融は強化され、操り糸で雷吼を捕縛。
最終的に末摘花と頼信が融の攻撃から雷吼を庇い、彼らを守らんと自力で糸を振り払った雷吼の牙狼剣で討滅された。

  • 第二十話『対決』
火羅・ルドラに肉体を乗っ取られた星明を相手に不覚を取った袴垂=保輔への支援として、
番犬所の三狐神が授けた 魔導火を封入した珠 が登場。
この時代ではまだライター状の魔導火が無いための措置と思われ、加えて 保輔は独力で烈火炎装を使えない ということが判明。
これまで 「烈火炎装を使わなかった騎士」 というのはそれなりにいたものの、
はっきり 「使えない」 ということが示された騎士(しかもモブとかじゃなくレギュラー)というのはかなり珍しい。
鎧を着た上で剣で珠を擦ることで中身の炎を伝達させて烈火炎装の媒体にできる。
保輔は再度出現した星明を討つべくこれを使うも、星明が逃げを打ったために 追いついた時には肝心の炎が消えてしまっている という
まるで 格ゲーのブースト系必殺技の発動タイミングをしくじった ようなマヌケな絵面となってしまった。

  • 第二十一話『共鳴』
赫夜と晴明の協力を得て、ルドラに憑依された星明の心の中に飛び込んだ雷吼は、無事に彼女を救い出す。
しかし、依代を渡すまいとルドラが黒い星明に姿を変えて二人の前に立ちはだかる。
雷吼は 「今度は俺がお前を救う。黄金騎士として……そして願わくば、お前の魔戒騎士として!」 と牙狼の鎧を召喚。
牙狼剣を構え、烈火炎装し全力でルドラに挑んだ。
さすがに長時間は無理なのか、Bパートで魔導火は収まっていた模様。

  • 最終話『討月』
保輔が光宮からルドラの書を盗んできたことにより、ルドラ封印の手はずは整った。
京を焼き尽くし、貴族や庶民を問わず住む者の魂魄を喰らい、攻撃の手を緩めないルドラを結界で封じ、雷吼と保輔は 火打石の応用で 金時の棒に刃を研いで烈火炎装。
ルドラの手を斬り払いながら額にある道満を斬り裂くが、道満に宿った陰我を完全に断ち切るまでには至らず、瞬時に生えて反撃されてしまうのだった。
金時の棒にそんな機能があるのなら最初から使えよ…とか言わない。


魔戒烈伝
  • 最終話「金字塔」
ザジに対して、鋼牙が生身で使用。
次元の狭間に飛ばされた烈花と莉杏の前に現れ、希望を断たんと襲い掛かる時空ホラー・ザジ。
彼女らの窮地に鋼牙は轟天を駆りザジを切り裂くが、牙狼に倒されたホラーの邪気の集合体であるザジは実体をなくしてもなお襲い来る。
鋼牙はこれに怯まず、ザルバに魔戒剣を研がせることで刃のみを烈火炎装。ザジの邪気を焼き払った。

なお、この時烈花は気絶しており、莉杏が流牙ではない別次元の牙狼である鋼牙の雄姿を見定めている。


【パチンコ】
牙狼の攻撃技として「烈火炎装」「烈火激竜」が登場する。
「烈火激竜」は烈火炎装を最大解放して放つ、巨大な炎の竜を模した波動攻撃。

さらに絶狼との協力技「牙斬絶刀」、打無との協力技「無牙炎斬」、シグト&号竜との協力技「号砲渦炎」はいずれも烈火炎装を用いた攻撃である。

『CR牙狼RED REQUIEM』の「三騎一閃リーチ」では白夜の魔獣におけるレギュレイス戦と同様に牙狼、絶狼、打無の順に烈火炎装を行う。ただし相手は魔塔ホラー・ベビル。
暗黒騎士・呀の攻撃技「業火炎破」は、後に『CR暗黒騎士呀鎧伝』で「暗黒騎士キバが烈火炎装し、黒炎剣から放つ技」と解説されている。
履いた靴がいい。

『CR魔戒決戦牙王』では登場する8人の魔戒騎士 *2 は全員が烈火炎装を習得しているという設定で、
各人に強弱2種類ずつ設定された必殺技も高確率で武器に炎を纏わせて放つという形式のものである。この作品でしか見られない組み合わせとして、
バド= 濃紫 ・バロン= 濃い青 ・ロード= 薄い青紫 ・ギガ= 濃い水色 がある。各騎士の炎を纏ったビジュアルは公式HPでも閲覧可能。




◆余談◆

ドワンゴ主催・ニコニコ生放送スペシャルイベント「GARO CREATORS kNIGHT」に出演した雨宮監督のコメントによると、
烈火炎装の色は当初は騎士ごとに違うほか、その騎士の纏う鎧の瞳と同じ色にする予定だった。
つまり、鋼牙=黄金騎士・牙狼なら魔導火も瞳も というような感じらしい。
あくまで初期案であり実際には反映されていない騎士も多いが、
炎と瞳の色を各騎士の象徴とする、というイメージは代替わりすることで
大河(赤)鋼牙(緑)雷牙(青) と変化する牙狼の瞳などにその名残を見出すことができる。


追記・修正は烈火炎装を身につけてからお願いします。

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