キーア(英雄伝説)

登録日 :2012/02/11(土) 17:45:53
更新日 : 2015/12/05 Sat 11:53:40
所要時間 :約 4 分で読めます






‐ワタシヲミツケテ‐



キーアとは、英雄伝説 零の軌跡及び 碧の軌跡に登場するキャラクター。年齢は9歳。薄碧の髪と瞳が特徴的な天真爛漫な少女である。



主人公であるロイド達が、零の軌跡第3章終盤にて大物悪徳議員ハルトマンとその子飼いのマフィア・ルバーチェが主催する社交界の闇オークション、黒の競売会に潜入した際、商品保管部屋のトランクの中で眠っているところを発見した。
本人はどのような経緯でトランクの中に入ったかは疎か、自分の名前以外の記憶を失っており、とにかくロイド達は独自に潜入していた銀(イン)より「爆弾」と称されたキーアを抱え、脱出することに。
…爆弾とは即ち、人身売買は魔都クロスベルにおいてもおよそ最悪と言われる犯罪であり、もしキーアが本来のトランクの中身とすり替わったのを気付かれぬままオークションに出されていたらとんでもないことになっていた、という意味である。
当然ながらルバーチェ側もなぜ人間の子どもが紛れ込んでいたのか把握していなかった(と主張)。その後はルバーチェがクロスベル警察に「手討ち」を打診、キーアは特務支援課で保護されることになる。

記憶を失ってはいるがその無邪気で明るい性格からあっという間に特務支援課の面子は勿論、街中でも非常に可愛がられる子供となる。特に支援課のメンバーの溺愛っぷりは親バカと形容されるほど。
図書館で歴史書を読みあさるなど勉強好きでもあるが、時折不可思議な様相を見せ初めての料理を完璧に仕上げるなど、隠された力を持っている事を匂わせる。


以下ネタバレ





その正体は終盤の薬物事件の黒幕、D∴G教団が崇める「巫女」。500年前に当時の教団によって人工的に作られたホムンクルスであり、ラスダンの最深部で眠りについていた神秘的な存在であった。
しかしラスボスである教団司祭のヨアヒムもどうして眠っていたキーアが失踪したか、キーアが持つ力の根源は何か等は把握出来ておらず、それらの謎の解決は、続編碧の軌跡を待つことになる。

‐どうして…どうして、なの…?‐


碧の軌跡では日曜学校に通い始めたが、そこでも上級生(恐らく現実での中学生程度)の数学の公式を自ら身につけるなど、相変わらず勉強の才能を見せている。

そうして特務支援課の保護の元、変わらぬ日々を過ごしていたが、実はある頃から僅かずつ記憶を取り戻していた。
そして物語の黒幕から接触を受け、「大好きなロイド達の為にロイド達から離れる」決断をし…



以下大きなネタバレ








‐きっと、総てを叶えてみせる‐




キーアの正体は、軌跡シリーズの根幹にある《七の至宝》の一つである『幻』の至宝《虚ろなる神(デミウルゴス)》、失われたそれが人の執念によって再現された『零の至宝』である。
その能力は因果律の操作…即ち人の認識を司る『幻』に加え時空を司る『時』と『空』の力を行使し、世界の理や歴史に干渉することで時空間を望むままに書き換えられる。
よって「零」冒頭にてロイドが見た夢は、暴走したヨアヒムにロイド達が殺された事を感知したキーアが、それを取り消した歴史であったというわけである。
その次の歴史(本編)ではエステルやヨシュア、レンと大きく関わった事が分岐点となったようだ。

それに加えて幻の至宝の力の一環で、一定の条件下で人々の知識や経験、思いを集積することができる。
また自衛のために、周囲の人々の認識を操作することで自分に好意を持たせ保護したいと思わせる能力を無意識の内に使っている。
ロイド達と短期間で打ち解けたのみならず、あのヴァルドさんがキーアには優しかったり、軍用犬をおとなしくさせてしまったのもこのため。
最終的に想いと力が暴走し、具現化した至宝、『碧のデミウルゴス』に取り込まれラスボスとなってしまうが、ロイド達はこれを撃破。
ちなみに、時空大崩壊を発動させられたら…即☆死(笑い事ではない)。

ロイドは『零の領域』で俯き泣いているキーアを優しく説得し、現実世界へと帰還。
至宝の力を失い普通の少女となったキーアは、以前と何も変わらず特務支援課に暖かく迎え入れられるのだった。
因みにエンディングでは帝国に身柄を狙われているらしく、ロイドやアリオスに保護されながら逃亡している様子が見られる。


キーアペンギンについて
ティオ「こ れ は 事 件 で す ・ ・ ・ !」

観たい人は頑張って全家具を揃えましょう。


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