《銀》(零の軌跡)

登録日:2011/06/16(木) 04:52:40
更新日:2022/10/17 Mon 21:15:22
所要時間:約 7 分で読めます




《銀》とは、英雄伝説 零の軌跡に登場するキャラクター。
名前はインと読む。

  • プロフィール
《銀》(CV????)
性別 ?
年齢 ?
出身地 カルバード共和国
職業 凶手=暗殺者


概要

カルバード共和国の都市伝説に古くから伝説の凶手の存在が噂され、100年前から伝わっていることから不老不死であるとも噂されている。
零の軌跡劇中では、登場は2章中盤~(名前自体は2章序盤に出る)。
カルバード共和国のマフィア組織である黒月(読みはヘイユエ)貿易公司のクロスベル支社に用心棒として雇われ、クロスベル市に来る。
常に黒装束を纏い、顔は口元以外はフードとマスクで覆われているため、正体はおろか、性別も分からない。


劇中の活躍

2章終盤に、主人公ロイド特務支援課とは星見の塔と言われる中世の遺跡で邂逅する。
そこで、《銀》は特務支援課の力を測るため、戦闘することになる。
見事、《銀》を倒した特務支援課だが、《銀》は、戦闘の途中に分身と入れ代わり、高見の見物をしていた。
しかし、特務支援課の力は認めたようで《銀》は特務支援課にある依頼をする。
特務支援課が自分の依頼を請けた事を確認した後、なんと7階建ての塔の屋上から飛び降りて姿をくらましてしまう。この時、特務支援課のメンバーは本当の化物を相手してた事に気づくことになる。

3章では、ルバーチェ商会主催の闇の競売会に潜入したロイド達の前に現れ、意味深な言葉を残し、去って行った。

終章では、ウルスラ病院の異変の解決に向かった特務支援課に協力する形でプレイヤーキャラとして一緒に戦ってくれる。そして、病院での戦いが終わった後、特務支援課を激励し、その場を後にした。


バトルでの性能

2章最後、章ボスとして登場。
この時点でかなり素早さが高く、ほぼ《銀》の先制で始まる(しかし、攻撃力は並なのでそれほどでもない)。

使用クラフト

  • 通常攻撃
…あまり使ってこないが。

  • 爆雷符
最も使用するクラフト。
クナイに起爆札を付けて投げるという一見普通の技のようだが、なんと即死効果が付いていて、それもかなり高い確率で発動するため、初見殺し且つ厄介である。
当然、即死対策必須。単体技。射程無限。
「爆雷符!」

  • 龍爪斬
2番目によく使用するクラフト。
左手の袖の部分に隠してある鍵爪を敵に向かって飛ばし、敵を引っかけてこちらに戻し、右手の大剣で斬るという2段技。
1回の攻撃力は通常攻撃より低いものの、2段技なので通常攻撃より痛い。
更に敵に引き寄せられるので、ティオやエリィを標的にされるとかなり危険。敵指定の小円範囲。射程無限。

  • 崩月輪
あまり使ってこないクラフト。右手の大剣をブーメランのように投げて攻撃する。大剣は何故か手元に戻ってくる。
威力は通常攻撃並みだが、射程無限で、幅も広いのでエリィ、ティオは巻き込まれることも。ちなみに《銀》の真横にいても当たる模様。
「砕け散れ…!」



  • 麒麟功
被ダメージが1割を超えると使い始める自己強化クラフト。攻撃力と素早さを50%上昇する。
ただでさえ速い《銀》が更に速くなり、攻撃力も増すので、危険度が跳ね上がる。
下手したら2~3回連続で行動することもあり、これがラッシュやクリティカルボーナスと重なると全滅も有り得る。
対抗策はクロックダウンや、ノエルの電磁ネットβで素早さ上昇を消すこと。
前作、空の軌跡のキャラ、カシウスのクラフトでもある。

  • 分け身
…残HPに応じて3回使う。同じく空の軌跡のキャラ、剣帝レオンハルトのクラフト。分身を出す。
分身はHPが本体の1/4、他ステータスも本体より低く、爆雷符しか使ってこない?(要確認)また、遅延攻撃有効。
レオンハルトと違い、3回までしか出さないので、かなり楽になった。


Sクラフト

  • 幻月の舞
月を背景に両手の袖の部分に隠してある鍵爪を網のように広範囲に投げて、敵の動きを封じた後、大剣を構えて突進する。
威力はそんなに高くないが、非常にカッコイイので見て欲しい。敵指定の小円範囲。射程無限。
「我が舞は夢幻…去り逝く者への手向け…眠れ…銀(しろがね)の光に抱かれ…! 縛…滅!」




味方時の性能

35レベルで加入。
HP、EP(MPのような物)共に低めだが、攻撃力、素早さ、回避率が高く、暗殺者らしい能力値である。
特に回避率は無装備状態で30%もあり、装備次第で回避率100%を超えられる唯一のキャラ。
敵の時とクラフトの性能が少し変わり、
  • 爆雷符の即死効果が90%
  • Sクラフトが全体攻撃に変更
  • 分け身は使えない。
となった。



以下ネタバレ


















  • リーシャ・マオ
(CV.佐藤利奈)
年齢 17歳
職業 劇団アルカンシェルのアーティスト

そう、2章序盤で特務支援課を訪れたこの人こそが、伝説の凶手《銀》だったのである。
ちなみに2章終了直前で、プレイヤーには明かされる(特務支援課には明かされない)。
当然、女性であるので、味方時には男性専用防具は装備できない。





続編、碧の軌跡にも登場。

引き続き黒月に雇われ暗躍するが、赤い星座や身喰らう蛇といった勢力の登場で特務支援課と利害が一致し協力する機会も増えた。


以下ネタバレ








支援課との共闘中に蛇の一行と遭遇した際にアリアンロードの攻撃を受け、なんとか凌いだものの仮面を割られ正体が露見。
さらに黒月のツァオにも銀とリーシャのスケジュールの関係から見破られてしまう。
ちなみに顔なじみのロイド達にも見破られなかったのは、変装中は気功の応用で体格まで変えているため。
そちらにリソースを回しているため全力より幾分か能力が落ちているらしい。

身の振り方を考えていた矢先、赤い星座のクロスベル市襲撃事件が発生。
アルカンシェルではリーシャの本気を引き出したいシャーリィによってイリアが意識不明の大怪我を負わされてしまう。
殺気全開でシャーリーと戦うが、その後決着がつく前に離脱。
黒月との契約も破棄しクロスベル市から姿を消す。



以下、更にネタバレ






終章では黒月と再契約し、シャーリィに復讐する機会を窺っていた。
しかし意識を取り戻したイリアからの伝言を聞き、アルカンシェルでみんなと一緒に居たいという「自分の本当に大切なもの」を自覚させられる。
黒月と協力することになった支援課が(というかロイドが強引に)引き取る形で正式にパーティー入りする。
新しい衣装がやたらエロい。
  • って言うか、はいてない(一応、後述の続編にて履いているのが確認できる)。

零の軌跡時代のクラフトに加え、自身のSPDを50%上昇しステルス化する『月光蝶』と、ロイドとのコンビクラフト『比翼双竜撃』を習得。
ランディと別ベクトルで攻撃的なクラフトが並ぶが、DEFとEPはぶっちぎりで最下位と尖った性能。固有の絶対回避率は失われてしまった。


ラスダンの碧の大樹ではシャーリィが守る色の領域で強制加入。
暗殺者として殺しの訓練を積んできた自分と、赤い星座の副長の娘として幼いころから戦場で生きてきたシャーリィの姿を重ね、自分も同じ存在になっていたかもしれないと語る。
しかしそれでも血塗られた道しか知らないシャーリィよりも新しい光を掴んだ自分の方が強いと言い放ち、復讐や「殺し合い」のためではなく、その差を証明し決着を付けた。



《銀》とは代々親から子へと受け継がれる“道”の様なもので、同一人物として振る舞うための通り名や技術だけに留まらず、仕事のあらましや戦いの経験の歴史も口伝の形で継承する。
そのため物心が付く前から、先代の父の下で訓練と膨大な経験の継承を続ける生活を普通のものとして続けてきた。

絆イベントでは、ロイドのクサいセリフに対してナチュラルに同じぐらいクサいセリフで返すという、他のヒロインと全く違う反応を見せる。天然が2人集まるとこうなります。
《銀》という闇の中の道とアルカンシェルという光を手に入れた自分の狭間で思い悩むリーシャに、病死した父が言い残した「――それもまたお前だ」「お前の銀はお前が決めるがいい」という言葉から自分だけの《銀》を模索すればいいと提案するロイド。
専用BGM付きで案の定攻略されました。

ちなみに遺言を娘攻略のダシにされたパパ銀は、歴代の銀の中でも屈指の実力者だったようでアリアンさんの兜を割って生還したことがあるぐらいの腕らしい。
故人とはいえ新しいチート性能の持ち主がまたここに……

その為か、アリアンさんには先代にはまだ及ばないと評されている。
(というか速い速いと強調されるけど実はステータス面でみるとSPDは実は1位ではなく僅かにワジに抜かれ2位)
それでも相当の実力の持ち主で、過去にヴァルターと対等に闘った模様(決着は付かず、本人曰わく逃げられた。レン曰わく彼も同じ風に思っている)。
レンも「あなたと同じくらい」と評するなど、並の執行者に匹敵する実力だと思わせる描写がある。

EDでは復活したイリアやシュリとアルカンシェルで活躍している姿が見られる。




閃の軌跡Ⅱ

外伝にて登場。
どうやらアーティスト活動の一方で《銀》としてクロスベル解放にも関わっているらしく、ロイドと共にジオフロントに潜入する。

ロイドとの仲がどうなっているのかは不明だが、ARCUSの使用感について「互いのことが隅々まで分かるよう」と言った後で赤くなったりしていた。まぁこれは特に好意が無くても恥ずかしい気もするが。
ちなみに彼女が出てきた理由は、他のメンバーが帝国にマークされていて動き辛いため。しかし帝国情報部にはやっぱり正体がバレており、外伝の後では彼女も厳しくマークされるようになったものと思われる。


また、あのスタイル、あの服装が3D化ということで色々と大変けしからん ことになっている。
流石にはいてないということはないが、ロイド曰く「見えてないけど際ど過ぎる」。全くである。
なお、ハシゴの上り下り等でプレイヤーにはバッチリ見える。


戦闘では概ね零、碧と同様。攻撃属性は斬A射B剛A。
クラフトはお馴染みの物が揃っており、引き寄せ効果の真・龍爪斬と、気絶の真・崩月輪、ステルス+SPDアップの月光蝶、Sクラフトは真・幻月の舞。
過去作で印象深かった爆雷符や、どう考えても強い麒麟功が使えないのは残念。


閃の軌跡Ⅳ

クロスベル方面で千の陽炎作戦に参加していた。
EDではアルノール夫妻の結婚式に参加してるのが確認できる。


創の軌跡

最初は劇団アルカンシェルの復帰公演にイリア、シュリともに登場。衛士隊の目を引き付けるというクロスベル奪還作戦の一躍を担った。
その後はクロスベルを取り戻して、イリアと共に公演が出来ることを喜んでいたが、ルーファス新総統が黒の衛士を率いて調印式を襲撃したことで事態は一転。
黒の衛士を退けつつ、特務支援課、準支援課と共に新総統に挑むが7人がかりでも劣勢に陥る。そしてロイドが切られたことで完全敗北。
メンバーは散り散りに撤退、リーシャは気を失ったロイドを担いで市街地から脱出する。

一旦は目を覚ましたロイドと共に市街地の偵察に向かうが、ケガで動かない体と精神的に追い詰められているロイドが無理ばかりするのを見兼ねて説得する。
その後はレクターやエリィと合流、アルモニカ村で休憩してる時、黒月からのキーア、イリアを保護したという符牒を受け取るが、黒月の雲行きがおかしいことを察知して、警戒しながら古戦場に向かう。
そこで待っていたのは、黒の衛士を率いるガルシアと新総統側と取引した黒月、ツァオだった。しかも自分たちの行動が先読みされていたのは、アルモニカ村で再会したサンサンによる密告のため。

キーアとイリアの拉致、サンサンの心に付け込んだ利用という外道な手段で遂にリーシャも堪忍袋の緒が切れる。
かつての契約相手でも容赦せず、ツァオ、ガルシアという達人二人ですら退ける活躍を見せる。
しかしイリアの救出に向かったリーシャは当のイリアから奇襲を食らう。訳が分からず混乱するリーシャの前でイリアは変貌。調印式を壊して、新総統と共に現れた仮面の女の姿となる。
変貌したイリア、黒の衛士は撤退したので、キーアとサンサンは取り戻すことが出来たが、この一件がショックで落ち込む。サンサンとの話合いや療養、考える時間が欲しいということで、リーシャは一時離脱。

ある程度気持ちの整理をつけ、サンサンにも後押しされて、月の僧院で再びイリアと対峙。必ず取り戻すという決意をイリアに宣言。
その後Ⅶ組と新生帝国ピクニック隊が特務支援課に合流。全ての準備を整えて、来るクロスベル解放作戦。
特務支援課と共に黒の衛士を突破して、ついにイリア・プラティエと対峙。
イリアの闇の舞を自身が培ったアルカンシェルの舞で対抗して、洗脳されたクロスベル民とイリアに「本当のクロスベルの誇り」を魅せ付ける。
追い詰められたイリアは一時撤退、オルキスタワーまで行き、最後は新総統ともに最後の戦いを挑んでくる。そしてこれを打ち倒して、イリアの洗脳を解いた。

その後は入院したイリアの見舞いをした後、逆しまのバベルに乗り込んで、最後の戦いに臨んだ。
EDでは復帰したイリアとアルカンシェルで公演。仲良くなったナーディアをアルカンシェルに招待して、そのお礼に花束を貰っている。


黎の軌跡

今回はまたもやツァオに雇われて里帰り。
ただ黒月のためではなく、故郷で暴虐を働くアルマータを見逃せないという理由で戦う。
千の陽炎作戦時にエレインやヴァンと知り合っているらしい。
またジュディスとは銀を継いだ時からの交流があり、お互いに親友兼ライバルのような関係。

顔見せは二章ラスト。
皇都に潜むアルマータ殲滅と黒月の内輪揉めを仲裁するのにツァオに呼ばれる。それからはアルマータがオラシオンで主催したデスゲームにツァオ、黒月共に参加。
裏解決屋とは選択次第で、共闘か対峙する。
里帰りしたので、革命記念祭を楽しんでからクロスベルに戻ろうとしたが、祭の最中にアルマータがパンデモニウム化を起こす。
最終的に裏解決屋がゲネシスタワーに向かうのをツァオと共に援護、彼らの道を切り開いた。
EDでは、まだ共和国に残留(もしかしたら一回クロスベルに帰ったかもしれないが)。サンサンやシンが共和国に帰国しており、彼女たちやツァオ、アーロンと一緒に皇都を満喫していた。

なぜか仮面をつけて登場する(零の時のように体系や服装は変わっていない)が、最終章では平然と脱いでいる。
もしかしたら正体を隠す意味ではなく、黒月の仕事を受ける時だけ着けているのかもしれない。
意外と交友関係がバレてて、リーシャに男(ロイド)がいる等、ヴァンやジュディスに邪推されている(間違ってもいないが)。
そして身長が碧、創の時より少し伸びているが、そんなことが気にならない程、胸が成長している…
創のグラと比べると一目瞭然である。(ティオとアルティナは泣いていいし、ブチ切れていいと思う…)



追記・修正はおっぱいおっぱい言わない方にお願いします。

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最終更新:2022年10月17日 21:15