アリオス・マクレイン

登録日 :2012/05/24(木) 03:13:31
更新日 : 2017/07/31 Mon 14:57:38
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二の型《疾風》―――

英雄伝説 零の軌跡』及びその続編『英雄伝説 碧の軌跡』の登場人物。
CV:森川智之

30歳。
顔の傷痕が印象的なロン毛のオッサン。
黒髪ロングに赤コートの剣士と、某エルンストさんを彷彿とさせる出で立ちである。


遊撃士協会クロスベル支部所属のA級遊撃士。
カシウスが抜けた穴を埋めるべく本部からはS級への昇格を打診されているが、彼とは役者が違うとして固辞している。
本人はそう言うものの実績は昇格にも十分なレベルで、過去にレミフェリア公国で大事件を解決した縁でアルバート大公と個人的に親しいなど顔が広い。
警察が頼りないクロスベルでの市民からの人気も絶大である。

こと剣士としての能力は凄まじく、人間の中ではシリーズ最強格の一人。

八葉一刀流の弐の型《疾風》の免許皆伝者で、八葉一刀流の皆伝者に与えられる称号《剣聖》に因んで《風の剣聖》と呼ばれる。
空の軌跡に登場したカシウス・ブライトアネラス・エルフィード、閃の軌跡に登場するリィン・シュバルツァーの兄弟弟子に当たる。
リィンと面識はないようだが、八葉一刀流の皆伝に相応しい腕前の達人としてアリオスの名前は知っているという。
知名度や戦略と知識を含めた総合力では及ばないが、剣の腕と戦闘力ならば兄弟子である《剣聖》カシウスをも上回ると評され、執行者の中でも屈指の猛者たる《剣帝》レーヴェにも匹敵する腕前だという。

また武術を極めた者が行き着く万物の本質を見極める「理」にも通じる者と評されており(「理」に至るとの差があるかは不明)
戦闘だけでなく、問題解決能力や指揮能力なども相当高いという。

元々は警察官で、ロイド・バニングスの兄ガイと現特務支援課長セルゲイとチームを組んでいた。
わずか三人の班が強引ながらも各所に食い込み成果を上げていく様は「伝説のセルゲイ班」と呼ばれる程だったという。
碧の軌跡の七年前にカシウスやジンと共にD∴G教団殲滅作戦に参加した一人でもある。
またある事件の際にケビン・グラハムとも知り合ったとされ、過去のシリーズの登場人物とも縁が深い。

しかし5年前の事故で妻のサヤを亡くし、また娘のシズクが失明した事を切っ掛けに警察を退職、遊撃士に転身する。
シズクの治療費を稼ぐため超ハードなスケジュールで仕事をこなしているが、滅多に会えないため当のシズクには寂しがられている(できた子なので口には出さないが)。
基本的にストイックで自他共に厳しい性格だが、寂しい思いをさせている負い目もあるようでシズクの前では(ちょっと寡黙な)マイホームパパになる。


本編では基本的に、特務支援課を見守りつつも彼らが乗り越えるべき壁として常に一歩前にいる存在。
零の軌跡では大体が支援課のピンチにやってきて美味しい所をかっさらって行くポジション。
碧の軌跡では支援課とは別動隊になる形で共闘する事が多い。
雑魚がわらわら出てくるとアリオス無双フラグ。
零の軌跡では洗脳された十数名の警察部隊を相手にたった一人であっという間に蹴散らして特務支援課を救出。
碧の軌跡では《帝国解放戦線》を相手取り、無数の銃弾を剣圧だけで防いでいた。
流石に歴戦の猛者達が所属する最強の猟兵団《赤い星座》の猟兵達相手には無双とはいかなかったものの
極少数ながらも数時間に渡って引けを取らない闘いを展開したという。

◯戦闘での性能
碧の序章オンリーだがスポット参戦する。

攻撃力が異様に高く、一人だけ与えるダメージ量がなんかおかしい。風の剣聖の面目躍如といった所か。

ただしこれは装備している「利剣「隼風」」(終章店売り武器~その改造品クラス)と「クサナギ」(全Mクオーツ中攻撃力2位、しかもレベル4)の性能による所が大きく、本人の攻撃力は標準より少し高い程度だったりする。
しかし裸にした時の能力値を逆算すると、やはり同レベルのダドリーさんを全てにおいて上回っている。やはり格が違った。

ちなみに異名とクサナギ(風属性)に騙されやすいが、実はオーブメントの固定スロットは風属性でなく時属性。ライン構成は5-3の2ライン。
まぁプレイヤーがクオーツをいじることは無いのであまり関係無いが。

またフィールドアクションの射程がが剣からでる衝撃波のせいで意味の分からん長さ。しかも貫通する。
拳帝…じゃなくてダドリーの銃より射程が長い
◯クラフト
  • 疾風
アリオスの代名詞、八葉一刀流・二の型。
使い易い地点指定大円攻撃で、高威力、アリオスのクラフトでは最高の燃費と、ぶっちゃけ下2つがいらない子になるぐらいの性能。

  • 大雪斬
単体攻撃、50%で混乱。
アリオスの攻撃力なら単体を混乱させるより疾風で殲滅した方が手っ取り早い。

  • 洸破斬
地点指定直線攻撃、50%で即死。
大抵は疾風の方が多く巻き込める。即死効果もアリオスの攻撃力なら(ry

  • 軽功
自身のSTRとSPDを50%アップ。
強力な自己強化技…なのだが、消費CP60という圧倒的な燃費の悪さが足を引っ張る。というかノーマル以下だとこんなの無くてもアリオス(ry

◯Sクラフト
  • 風神烈破
奥義。大円攻撃。どっかの岩に乗って飛び降りて超高速の居合いで敵を切り刻む。
「風巻く光よ、我が剣に集え!…おおおおおっ!奥義!風神烈破!!」 


以下ネタバレ















実は最初から黒幕側の人物。
クロスベルの独立宣言の後には遊撃士協会に辞表を出し、独立国の国防長官に就任。
持ち前の戦略と指揮能力で共和国や帝国軍を手玉に取っているらしく、反乱を起こしても即座に鎮圧されるのが目に見えてると評された。
キーアを奪還しようとするロイドたちの前に立ちはだかり、彼らを叩きのめした。

「……通りたくば、お前たちの全てをぶつけるがいい。
ガイや俺、セルゲイさんが越えられなかった《壁》──それを乗り越えられる力がお前たちにあるのかを……!」

半ば負けイベントレベルでの難易度で調整されており、苦戦は必至の戦闘になる。
戦略次第で勝つ事も可能。
その場合は彼らの成長に賛辞を贈るも倒したアリオスは実は空蝉であり、直後にお得意の二の型《疾風》で吹っ飛ばされ、やっぱり支援課の敗北。ロイド達は国防軍に包囲され捕縛される。
そして、ロイドに彼の兄であるガイを殺害したのは自分だと告白して去っていた。

アリオスが黒幕に協力するのは、そもそもサヤとシズクが巻き込まれた事故は帝国と共和国の諜報戦によるものと見られていたが、クロスベルの立場ではそれを追及することはできなかった事が原因。
そんな現実に絶望し、同じ境遇のイアン弁護士の誘いに乗り、荒唐無稽と思いつつもクロイス家が進める計画に協力することを決めたのだった。
遊撃士に転向したのも、娘の入院費を稼ぐ為でもあるが幾らでも依頼がある為に仕事に没頭する事で余計な事を考える暇を自分に与えたくなかった為でもある。
異様なペースで依頼を完遂させているのもそれが理由である。
目覚める前のキーアを太陽の砦から連れ出し黒の競売会に仕込んだ犯人は彼であり、他にも計画の為に遊撃士のスケジュールをごまかしつつ暗躍していたようだ。


ガイを殺害した実行犯だと語っていたが真相は異なっており
計画を嗅ぎ付けたガイと互角の激闘を繰り広げたものの、彼の必死の説得によりひとまず和解した……と思ったところでイアン弁護士が後ろから射殺した、というのが事の真相。

この一件は彼の心に深い影を落とすことになり、罪の意識と自戒の念でがんじがらめになっていたことが伺える。
なにせエニグマカバーにまで「戒」の文字をあしらっている徹底ぶりである。
シズクを泣かせてまでストイックに計画を進める割には他のメンバーほど計画への執着を見せないため、ガイの死を境に引き返す事ができなくなり半ば自暴自棄になった節もある。

ある意味ではロイドと同じ信念の持ち主だったのが《壁》の前に屈してしまった姿であり、彼自身もロイドたちには《壁》を乗り越えて欲しいと願っていたようである。二戦目のBGMが「Get Over The Barrier!」なのも印象深い。
最終的には戒の領域の果てで遊撃士でも国防長官でもない一介の剣士として戦い、そして敗北した。

「フフ──いいだろう。八葉一刀流、二の型奥義皆伝、アリオス・マクレイン……
一身上の都合により、義に背き、道を外れ、勝手を貫かせてもらう!来るがいい──特務支援課!」



解説によるとEDでも遊撃士に復帰していないようで、ロイドと共にキーアの護衛とクロスベル解放の為に活動している模様。
スタッフインタビューによるとイアン弁護士やディーター市長と異なり監獄送りは免れた様子。
アリオス自体は傍観に徹していた為に具体的に罪に問われることはなかったらしい。

余談だが
製作スタッフからは閃の軌跡に登場する帝国最高の剣士《光の剣匠》ヴィクター・S・アルゼイドと比較すると剣術や戦闘力自体は両者は互角と評されているが
社長曰わくアリオスは精神面では剣聖クラスの中では一番脆い印象があると語っている。

恐らく、過去に起きた妻や娘に起きた事故による心の傷や半ば自らの行動が過ちと自認しつつも正せなかった点
自らの前に立ちはだかった壁に挫折した過去などが原因かと思われる。

◯敵としての能力
上記のクラフトに加え「裏疾風」を使用する。
射程無限の直線範囲攻撃で、硬直時間が通常の半分という超性能。
そして何よりダメージと同時に能力上昇効果を解除する効果が凶悪。完全防御効果すらブチ抜いてくるため、ゼロ・フィールドやアダマスガードがあっても安心できない。

また大雪斬が必中なため、回避戦法をとるなら注意。
Sクラフトは即死級の威力なため完全防御は必須だが、そうすると裏疾風と大雪斬が…なジレンマ。


一戦目はシリーズ恒例の負けてもシナリオが進むタイプの戦闘。110という脅威のレベル(この時点で味方は70代後半ぐらい)と、それ相応の能力値で容赦なく切り刻んでくる。

幸いシグムントと違い時間制限は無いので、作戦をしっかり練れば勝てない相手ではない。
物理技オンリー、実は能力低下だけでなく遅延が有効な辺りが攻略のカギか。


二戦目ではSクラフトが全体攻撃の「終の太刀-黒皇-」に変更される。
空高くジャンプし、空中での決めポーズからオーラを纏って突撃する…これなんてドラゴンダイブ?
「受けてみよ!滅びの太刀!…………絶技・黒皇剣!!」

今回は普通のボスなのでそこまで強くはない。ただし対策無しだとSクラフトで軽く全滅するので油断は厳禁。


「……追記・修正したくばお前たちの全てをぶつけるがいい。
 ガイや俺、セルゲイさんが加筆できなかった«項目»――それを編集する力がお前たちにあるのかを…!」

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