<ORACLE>

登録日 :2011/05/01(日) 18:11:49
更新日 : 2017/02/22 Wed 12:53:24
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漫画『TWIN SIGNAL』に登場する電子データベース、及びその管理人格プログラム。


国際プロジェクトから生まれた、非常に高度な最先端情報を管理するための超巨大データベース。
情報の重要性から強固な防壁と不可視の守護者が設けられており、利用できるのは選ばれた研究機関と、そこに所属する者だけである。
そのぶん、内部の情報を違法に得ようとする犯罪者も多い。


A-ナンバーズには出入りが許可されているようで、電脳空間に自分の人格プログラムを侵入させる(ダイブさせる)機能を持つ者は自由に出入りしている。
特にコードに至っては機密エリアに勝手に入り込んでくつろぐ始末。
そんなんだからクオータに占拠されたんじゃ(ry
ちなみに、PCなどの情報端末から覗いた場合は普通のデータベースだが、電脳空間にダイブしたナンバーズの視点では巨大な図書館じみた施設として認識される。



■人格プログラム『オラクル』

電脳空間内部、<ORACLE>の図書館施設に住んで情報を管理する、おっとりとした青年。
厳密に言うとロボットプログラムではないし、A-ナンバーズでもない。
髪をオールバックにするとオラトリオっぽくなる。微妙に。
伝聞でしか現実空間を知らないのでよく世間知らずと言われ、しょっちゅうオラトリオに馬鹿にされている。
これはストレス回避のために、現実空間に興味をもたないよう思考を調整されているのが要因。
図書館から出ないよう広い場所への恐怖感を植えつけられているので、外伝ではオラトリオを助けようと意気込んで図書館から出たものの、目眩や吐き気を訴えた。

また、<ORACLE>を守るためほぼ全ての他人を潜在的な敵として捉えなければならないオラトリオの唯一の例外であるため、オラトリオの救いとなっている。
物語が進むにつれヒロイン化し、『ヒロイン化する前の、おにーさんなオラクルが好きだった』と嘆くファンもいる。


初登場は<ORACLE>編。
クオータに<ORACLE>の権限を奪われ、本来の姿である、ローブの下に繋がる大量のコードの束が見える状態だった。
<ORACLE>内から出られないのは与えられた仕事ゆえだが、その姿を見たシグナルは「可哀相だ」と感じた。

<ORACLE>編後は微妙に口調が変わった。
単行本後書きにて、「ファンレターを送ってくれた読者の中にその理由を当てた人がいる」とは書いたが、理由は明かされないままだった。

現実空間にある本体は、頭脳集団アトランダムの建物内にある黒い立方体。
とはいうものの頭脳集団アトランダムの管轄下にあるわけではなく、権限も国際プロジェクトから生まれた<ORACLE>のほうが上である。
ちなみにこの本体について、作者は<ORACLE>の本体をファンブックの対談で羊羹と呼んでいた。


本体であるスーパーコンピュータの性能は「宇宙の発生から消滅をシミュレートしながら、同時に世界中の人々が会話できる」らしい。
冷却のため、本体がある部屋の温度は吐いた息が白くなるくらいに設定されている。
また、この部屋のみ3Dホログラムプロジェクターがなくても映像を結べる技術を使っている。

日々世界中からアクセスがあり、特殊な閲覧請求以外は無意識下で対応している。


当初、<ORACLE>はオラクルのみで運営されていた。
しかし、幾度も侵入者の攻撃に晒され、システムダウンの危機に直面する。これがトラウマとなり本編でもハッカーの気配を察知するたびに情緒不安定になる場面が見られる。

オラトリオが作られたのはオラクルに万一のことがあったときに備えるスペアという意味もあるが、役目を分担してオラクルの負担を少しでも和らげるためでもある。
当初はオラトリオの人格形成にまつわる問題もあって苦労したようだが、現在はなんとか協力しつつ二人で<ORACLE>を運営している。



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