真紅眼の黒竜

登録日 :2009/10/18 (日) 23:22:00
更新日 : 2017/06/12 Mon 18:15:31
所要時間 :約 36 分で読めます





赤き竜 がもたらすのは勝利にあらず、可能性なり」


真紅眼の黒竜とは遊戯王に登場するモンスターのひとつ。


真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラック・ドラゴン)/Red-Eyes B. Dragon
通常モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族
攻2400/守2000
真紅の眼を持つ黒竜。怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。

※旧テキストは「攻撃力は上級レベル。まぼろしの超レアカードだ!」

「Red-Eyes B. Dragon」のようにBlackがB一文字なのは、当時のBlackの差別表現に配慮しての事。

ドラゴンでは(一応)青眼の白龍と対極にある竜。
実際に青眼の白龍と対極なのはブラック・マジシャン

よく勘違いされているが青眼と違い『龍』ではなく『竜』である。
なお非OCGではあるが過去には赤眼の黒龍や真紅眼の黒龍といった表記も見られた。

また、フィギュア化もされている。
青眼フィギュアと同じ会社でクオリティーも同じ、お値段も同じく 7万 のもの。
2011年春発売の遊戯王ワンコインフィギュアの二種類である。


【概要】


7つ星かつ通常モンスターにも拘わらず攻撃力は2400。
「上級レベル」という旧テキスト通りと言えばテキスト通りだが、さすがに自重しすぎである。

サポートカードもかつては青眼の白龍ブラック・マジシャンと比べて少なく
一部カードを除き、ファンデッキでのみでの活躍が殆どであった。

かつては上記2種のエースモンスターに勝る点はほとんどなく、活躍は厳しいカードであったが、
ドラゴン族の地位向上によりブラマジとの、エクシーズ召喚の登場により青眼との明確な差別点を獲得。
融合モンスター勢は青眼勢よりも充実しているので従来より差別化も容易になっている。

必殺技は黒炎弾(ダーク・メガ・フレア)。
ルビは元々後述するレッドアイズ・ブラックメタルドラゴンの攻撃名だったのだが、OCG化に伴って劇中名称はこちらに統一。
しかし、原作通り「こくえんだん」と読む人も多い。


【このカードでデッキを組むなら?】


このカードは原作やアニメなどで結構な活躍をしており、モンスター自体のデザインも非常にカッコ良く、密かに高い人気を誇っている。
だが、上記のスペックやサポートカードの問題からこのカードをメインにデッキを組もうとする決闘者は少なかった。

しかし、現環境においては、真紅眼の黒竜が持つ「闇属性ドラゴン族・通常モンスター」という
サポートカードに恵まれたステータスを活かしたデッキが生み出されている。

レベル7ということで、レベル1のチューナーと組み合わせて優秀なカードの多いレベル8シンクロを出したり
征竜や妥協召喚できるレベル7と共に精鋭ぞろいのランク7エクシーズに変化したりできるのは、青眼の白龍にもできない強みである。


■従来の関連カード

+ 派生カード

+ サポートカード

■主な真紅眼の黒竜と相性の良いカード

+ モンスターカード

+ 魔法・罠カード


だが、問題は、これらのサポートカードが強すぎてよく考えなければ、

単なる真紅眼の黒竜入りドラゴン族デッキ」になりかねない所。


テコ入れがなかなかされないのも、本来のテコ入れとは無関係な連中が今すぐにでも暴れかねないからかもしれない。

要するに 「真紅眼の黒竜の独自性が出しにくく、特化するなら青眼の白龍がいい」
という本末転倒な難点が付きまとっているのが現状だった。

というわけで、真紅眼の黒竜を本当にメインで使いたいならば、相当なデッキ構築のセンスが問われるという状況だった。



……しかし、


2015年4月、突如「真紅眼の黒竜」自身への大量のサポートが追加されることが決定。


長い雌伏の時を経て、ついに真紅眼の 反逆 が始まる……!!


真紅眼の黒竜はまさに可能性の竜なのである。


【そして…】


上記の通り、真紅眼の黒竜のテコ入れは
「下手に強化するとやばい連中(主にレベルが同じ征竜)がアップを始める、やっても他デッキの劣化になる」
という面から非常に困難と見られており、アニメシリーズでの扱いの悪さ・派生カードの微妙さから半ば絶望視されていた。

元祖不遇カードという触れ込みからソス教教祖というあだ名も有るほどである。
……そんなユーザーの10数年続く嘆きに、KONAMIはこう応えた。

「融合から物理で殴って、バーンで削ればいい」 、と

2015年4月パック「クラッシュ オブ リベリオン」で待望の大幅なテコ入れが決定した。
強化方針も《黒炎弾》《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》を元ネタにするデュアル&融合&バーンという独自路線である。
ライフアド軽視の遊戯王OCG界にトリッキーなライフ削りでどこまで殴り込めるのか。

さらにオッP派生勢と相性の良いエクシーズ真紅眼。
CPではドーマ編に登場した真紅眼の影霊衣…もといロード・オブ・ザ・レッドも登場。

現状、真紅眼関係のシンクロこそいないものの、『バニラ』『デュアル』『融合』『儀式』『エクシーズ』などに関連カードがそろい、
文字通り決闘者の数だけさまざまな方向性のデッキを開発可能になり、「可能性の竜」の称号に恥じぬ存在となった。


新規デュアルは素材元2体をリスペクトした効果を内蔵しており、
専用融合も事実上元のバニラカードが必須というかつてのワイトの悲劇を反省した仕様である。

+ 新たな派生モンスター

+ 新たなサポートカード

+ 儀式モンスター

【原作・アニメでの活躍】


何かとキーカードとなる一枚である。
原作では当初ダイナソー竜崎のカードであったが、竜崎がアンティルールで城之内に敗れたため、城之内のカードとなる。
(竜崎は全財産の数十万はたいて購入したらしいが、現実では大会商品の黒竜やメテオブラックが本当に数十万のプレミアカードになっていたりする)

城之内にとってとても思い入れのあるカードで、遊戯曰く「城之内君の魂のカード」として、マリクによる洗脳を解くきっかけだったりもした。

凡骨「レッドアイズ!俺を攻撃しろ!」
真紅眼「……」
凡骨「黒炎弾を放ち、俺のライフを0にしろ!!」
真紅眼「…!!」
ゴゴゴ……ズドォォォン
凡骨「ぐあ……ありがとう、真紅眼……」

その後の原作およびRでの音沙汰はないが、諸事情でお流れになったバトルシティ編のエピローグできちんと返却してもらった模様。
ぶっちゃけ、サイコショッカーのほうが城之内の嫁である。

アニメではオリジナルエピソードであるドーマ編によって遊戯に返してもらった後の出番も増えている。
また、前述のとおり城之内が儀式召喚によりこのカードとの合体……もといコスプレを披露した。

続編の遊戯王デュエルモンスターズGXでは、我等がお兄さんこと天上院吹雪が使用。
ダークネス時代はこのカードと共に猛威を振るい、ダークネスから解放された後もダークネスを乗り越えた証としてこのカードを愛用し続けた。

…… 戦績についてはふれないでくれ 、頼む。

ちなみに兄さんはこのカードを少なくとも 『二枚』 持っている。
吹雪兄さんが強運なのか、イラストが違ったから再販されたのか…



追記・修正してくれたら胸キュンポイントが貰えるらしいよ
ただし戦う勇気のある者だけに

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