A-K KARMA

登録日 :2011/11/12(土) 16:10:03
更新日 : 2016/10/19 Wed 08:50:07
所要時間 :約 6 分で読めます




漫画『TWIN SIGNAL』に登場するキャラクター。
CV.井上和彦


A-ナンバーズ――特に人間形態ロボット(HFM)の開発がなかなか進展しない頭脳集団アトランダムが、総力を結集して作ったロボット。作中では「カルマ」と呼称される。
開発に参加したのはDr.カシオペア、Dr.音井信之介、Dr.マリア、Dr.トランプ(設定のみの存在)。
単行本カバー下に共同開発者の集合写真がある。

宙ぶらりんになっていた人工海上都市の再計画案が出来ると同時に、その機能を制御する市長ロボットとして考案・製作が始まめられ、古参の科学者からはプロジェクト名のA-K(アーク)で呼ばれることも。
本来リュケイオンの市長になるはずだったアトランダムの後継機なので、アトランダムの弟的な存在にあたる。


身長165センチ体重55kgの小柄な体格と中性的な容姿を持つ物腰柔らかな男性型ロボットで、外見上のモデルは とある女優
というのも、ロボットの容姿を決めるのがなんとなく苦手な音井信之介は一枚の写真を手にした知人から「このヒトをモデルに…」と提案され、それを受け入れたのだが、知人がプッシュしたのは男優の隣にいた {女優をモデルにしてしまったため。カルマの女顔は教授の 勘違い が原因なのだ。

なんにせよカルマの容姿や物腰は高評だったらしく、後にとある外部企業が女性型の護衛ロボット製作を頭脳集団アトランダムに依頼してくる。
そうして今度は音井教授が単独でロボットを作った結果、穏やかなカルマとは似ても似つかない破壊神が誕生することに……。本当に(ry
ちなみにカルマの性格プログラムはDr.カシオペア作。よくも悪くも豪快な性格のラヴェンダーを作ってしまった音井教授曰く、「あれほどの性格プログラミングは自分には無理」とのこと。


先に性格について軽く言及しているが、過去の研究結果を踏まえながら慎重に作った結果、カルマの性格は過剰すぎるほどに繊細なものとなっている。
そこに頭脳集団の広告塔として常に期待の目と世間の「便利な道具であれ」という言葉に晒され続けた結果、ストレスを積み重ねていった。
外伝ではエモーションやハーモニーに疲れを指摘されたが、本人は原因どころか疲れを自覚していない状態が続いていたようである。

右目はスキャナー・アイと呼ばれ、人工都市リュケイオンの監視カメラとリンク。前髪に隠れている(リュケイオン編後は普通の目と交換された)。
リュケイオンを特殊言語で操作する「マシン・ボイス」を搭載。

単体での演算能力もかなり高いが、リュケイオンと常時リンクすることでさらに膨大な演算が可能となる。
ただし、この機能を働かせている状態ではリュケイオンからは一歩も出られない。


電脳空間ではリュケイオンのデータと自身の人格プログラムを守るため、敵意を持って近づく者を全て焼き尽くす強烈な防護壁を持つ。別名「攻撃的守護者(オフェンシブ・ガーディアン)」。
同じく電脳空間に守護対象を持つオラトリオの場合、力を振るえる対象は<ORACLE>に危害を加えようとした者のみ』だが、カルマの場合そういう制約がないため「危ないから消しちゃいましょうね」と自己判断で対象を消すことができる。
しかしウイルスやハッカーへの対応ではまさしく専門家であるオラトリオに劣る。


生活に関わる各種の作動テストとして音井家で暮らしていた時期があり、その頃から正信とは現在も兄弟のような関係にあった(カルマが兄、正信が弟)。
当時、爆発事故で妻を失い傷心状態だった音井教授に代わり、カルマが家事全般を引き受けていた。
そのおかげで家事は非常に得意になり、特に料理はプロ級。和洋中にデザート、何でもござれと良家のお嬢様クリスを唸らせた。
Dr.ハンプティに敏捷性テストの一環として教わったダーツ(投げナイフ)も特技のひとつだが、戦闘時にどこからナイフが出てくるのかは謎に包まれている。



初出はリュケイオン編。

ロボット博覧会兼市長就任式が開かれる人工海上都市リュケイオンにて、シグナル始め音井家の一行を出迎える。
しかしアトランダムが封印を破った後、洗脳されてシグナル達の敵となる。
持ち前の演算能力の高さから、戦闘型に引けをとらない動きを見せてシグナル、パルスを苦戦させた。
最初はアトランダムのために動くが「自分は何なのか?」と悩み始めたことをきっかけに、自力で洗脳プログラムを取り込み、ほぼ無効化することに成功した(アトランダムの洗脳は、自分に従うよう思考を弄るのであって記憶を消したわけではない)。
それでもシグナルたちと敵対する道を選んで戦い続けるが、クリスの工作で強制的にリュケイオンとのリンクを切断され、その隙を突かれてパルスに敗北する。
この時のカルマは「リュケイオンとのリンクが切られると機能停止(ロボットでいう死亡)する」よう設定されていたが、自らの行為を悔いるカルマは自分を「リュケイオンの不良部品」と断じ、そのまま機能停止を迎えようとする。
さらにパルスには「正信に謝っておいて欲しい」と告げるも、「謝罪するなら直接言え」と一喝されたことで死に逃避することを止め、冬眠状態(仮死状態)へと移行した。


その後、音井宅で冬眠状態から回復させられて目を覚ますと、目の前にいた教授や正信にテンパりながら謝罪。
リュケイオンとのリンクを強制的に切られたせいで精神的に不安定になったこともあるが、 その場にいた全員が困るほどの全力謝罪だった
以降、音井家の家政婦としてまったり療養することになる。
当初はシグナル達を傷つけた罪の意識に一人苛まれていたが、ちびシグナルの「じゃあ、誰が許すんですか?」という何気ない一言に救われてからは、硬さがとれた自然な笑顔を見せるようなった。


A-ナンバーズ抹殺編では、リュケイオンとのリンクを完全に解消、新しい服装でA-ナンバーズ統括という新しい仕事に就いた。
アトランダムから仕事を横取りしたという後ろめたい気持ちがあったため、アトランダムには一歩引いた態度をとっていたが、後にアトランダム本人から全く気にしていない旨を告げられ、互いの変化を前向きに受け止めあっている。

ついでにこの辺りから腹黒化が進む。
今までの絵に書いたように優しいお兄さんから一転、騒ぐシグナルとパルスを怒りマークを浮かべて説教、一度だけではあるがマジギレ顔を披露、最終話付近では正信すら若干引かせる暗黒面をちらっと見せた。



  • 余談
小説のほうではキャラ贔屓の餌食にされ、美形の表現も絶世の美貌(笑)等と物凄い誇張表現されている。
書いた本人も「だから彼は全巻で活躍してるでしょう?」と後書きで書いちゃうくらい。
しかも原作者にも悪影響を与えてしまっている。



「追記修正をしようと思ったのですが、wiki篭り達に先を越されてしまいそうですね」
「そうなったら後でうっぷん晴らしさせてもらいますけどね」ケケ

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