AE-1α ELARA、AE-1β EUROPA

登録日:2011/10/13(木) 09:33:45
更新日:2020/04/13 Mon 22:59:43
所要時間:約 4 分で読めます




漫画『TWIN SIGNAL』に登場するキャラクター。


Dr.カシオペアが製作した二体の女性型HFR(ヒューマンフォームロボット)。
二人とも名前の由来は木星の衛星からで、作中での呼び名はもっぱら「エララ」「ユーロパ」。
A-ナンバーズに登録されたロボットで、同じくナンバーズであるコードエモーションは彼女達の兄と姉に相当する。


エモーションを基に造られ、『異なる環境にどう適応し、変化していか』という実験のために製作されたため、外見の微妙な差と体重以外はまったく同じだった。
人間に例えるなら、エララとユーロパは一卵性の双子。
しかし、二人と暮らすうちに情が移ってしまいDr.カシオペアは実験を断念。しばらく手元においていたが、二人は別々の場所に引き取られた。
再会後は、姉妹共々、兄コードに過剰に守られながら暮らしている。



【AE-1α ELARA】

亜麻色のセミロングヘア。双子の姉。
エモーション同様に表情豊か、穏やかで優しく、芯が強い。

初出は本編序盤のトッカリタウン編。
廃遊園地「どりぃむらんど」で義父と暮らしている。
Dr.カシオペアの知り合いでもあった義母の世話のためにトッカリタウンに来ていたのだが、義母の死後、心が荒んだ義父を放っておけず、一緒に暮らすことを選んだ。
しかし、リュケイオン編以降はずっとアトランダム本部にいる。

……あれ?

Dr.カシオペアにより看護ロボットグラム持たされており、後に音井信之介の手により、ロボットの修理機能及び特殊金属MIRAを扱う特殊プログラムを追加された。
A-ナンバーズの中でミラを正確に扱える唯一のロボット。

シグナルの想い人だが、本人が気づいているかは微妙なところ。
落ち込んでいたシグナルに「そういうシグナルさん、私、大好きですもの」と素で励しちゃうあたり、天然成分も含まれているようだ。

OVAやドラマCDでは何故かドジっ子キャラ。
一応、『まともに整備されてないから能力に不具合が出ている』というのが理由らしい。
その不具合のせいなのか、ドラマCDでは傍で見ていた者がドン引きする恐ろしいカレーを作り、味見した音井信之介を卒倒させた。



【AE-1β EUROPA】

紺に近い青色のショートヘア。双子の妹。

ユーロパが引き取られたのは、Dr.カシオペアの弟のDr.クエーサーだった。
とある事情から『自分は製作者にも姉にも捨てられた』と思っており、その境遇から性格が若干ツンツンしている(昔はもっと穏やかだった)。
エララと同じボディが嫌で改造した結果、バストサイズがアップし、チャイナドレスのスリットから美脚をちらつかせる大胆なスタイルになった。容姿も昔に比べて大人びている。
リュケイオン編終了後は、かなり大人しめの服装に変化。脚の露出がなくなった代わりか、谷間がちらっと見える。

Dr.クエーサーの手により工学技術制御の能力を追加され、リュケイオン編ではアトランダムのボディ作製を手伝っている。また、エララほどではないがMIRAを扱える。
アトランダムとは相思相愛の仲……というか夫婦同然の仲で、作者ブログでもいい夫婦の日イラストに描かれた。
(人型のアトランダムと昔の姿のユーロパのツーショットなのだが、他キャラからロリコン疑惑の眼差しが向けられた)

出会った当初は捨てられたモノ同士の傷の舐め合いだったが、徐々に互いを大切にする感情が芽生える。
リュケイオン編の最後では身を呈してアトランダムを守ろうとした。

リュケイオン編終了後は、アトランダムと共にDr.カシオペアの元で療養し、A-ナンバーズ抹殺計画編で再登場する。
小説版ではDr.カシオペア邸の近隣住民から『独り立ちした娘が婿を連れて帰ってきた』と噂されていた。うん、間違ってはいない。



追記修正はコードの監視に気をつけながらお願いします。

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最終更新:2020年04月13日 22:59