武原仁

登録日 :2012/01/12(木) 00:44:29
更新日 : 2016/07/09 Sat 14:06:55
所要時間 :約 7 分で読めます





「それでもこの世界は《地獄》じゃない」


円環少女-サークリットガール-の主人公。

魔導師公館に勤める専任係官で私立御陵甲小学校六年生の副担任をするニセ教師。

刻印魔導師(極刑犯罪者であり使い捨ての駒)円環大系・鴉木メイゼルの担当だが、幼すぎるメイゼルを他の魔導師と同じように扱えず、事務官である十崎京香に頼み彼女の家に住まわせる事と小学校に通わせる事にした。(彼らも、偽善だと分かっている)

専任係官としての二つ名は《沈黙(サイレンス)》。武器は銃火器、刀、ナイフなどが主だが彼の最大の武器は悪鬼でありながら自分の意志で魔法消去のオン・オフを切り替えられる《真なる悪鬼》であること。
通常悪鬼は魔法消去時に発生する魔炎で接近を相手に教えてしまうが、魔法消去をオフに出来る仁は気づかれることなく魔法使いに接近し、攻撃の瞬間に魔法消去を発動して防御魔法を貫ける。
さらに通常不可能な魔導師と悪鬼の連携も可能とする。
この能力は妹を殺さないために習得したが、妹は数年前にある事件で死去している。
『沈黙』とは専任係官として全盛期の仁が遠距離狙撃と魔法消去を組み合わせた暗殺が主だったこ
魔法消去は五感の感知で発動、時間を遡り発生し、ほぼ全ての地球人が所有している事、地球人は魔法が使えない事から、魔法世界の住人は地球を、神なき地『地獄』地球人を『悪鬼』と蔑み、恐れている。
故に魔法世界での極刑犯罪者は地獄に送られ、刻印魔導師とされる。
さらに刻印魔導師は魔導師協会の敵(脱落した刻印魔導師や神音体系の聖騎士)を100人撃破することで罪が赦されるが成し遂げた者は誰もいない(例外が一名いるが)。
専任係官の仕事が刻印魔導師の管理と魔法犯罪者の処分である事、そして『沈黙』の能力から仁は最悪の悪鬼として魔導師の間で恐怖の象徴となっている。

仁は能力上、状況によってON、OFFを選択する為、常に周りを見ていなければならず
鋭い視線で女性のおっぱい、スリット、メイゼルの膝小僧を観察する事から仁は『真なる悪鬼』として恐怖の象徴となっている。

魔法消去は万能ではなく、認識出来ない魔法、魔法に地球の法則を絡ませる事による消去の減衰、超高位魔導師による大出力の魔法で突破出来る可能性が生まれる。
さらに通常の悪鬼は魔法消去中は魔法が見えず、味方の魔法も無効化するデメリットも存在する。
メイゼルにサディスティックな恋愛感情を向けられている。
彼自身はメイゼルを、失った妹と重ね、護るべき存在として認識しているが、刻印魔導師の過酷な運命から救いたい感情と、現実の狭間で苦悩している。


以下本編ネタバレ




本編プロローグ
刻印魔導師ケイツ・アザレイとの戦闘を切っ掛けにメイゼルに惚れられる。

バベル再臨事件
神の降臨を企てる神音大系、及びジェルヴェーヌ・ロッソとの戦闘の際、魔法使いを操る、再演大系最後の魔導師倉本きずなを保護する。
幻影城にて黒幕である、きずなの父を殺害する。
後にきずなが仁を憎む原因となった。

グレン事件

相似大系最高位《神に近きもの》グレン・アザレイが魔導師協会に反乱を起こす。
協会の危機に【グレン撃破=刻印魔導師から解放】の特別措置が取られる。
グレンとの戦いを決意するメイゼルだが、仁に止められ二人は別れる。
円環大系最高位《九位(ノーヴェ)》率いる刻印魔導師はグレンに次々と撃破され
仁は《沈黙》の由来、狙撃を行う、がグレンには紙一重で回避され通じず、メイゼルとよりを戻した仁は、グレンの弟ケイツを仲間に加えグレンとの決戦に挑む。
国木田事件

テロリスト国木田が起こした東京武蔵野地下迷宮核テロ事件の際、負傷したメイゼルの命を救うため、魔導師公館を離脱、仲間であった専任係官に追われ、神音大系、元専任係官であり師の一人、完全大系高位魔導師【王子護ハウゼン】と戦い、妹が命を落とした真実を知る。
後、無職になる

「それでもメイゼルが生きてなきゃ、俺は嫌なんだ」

公館陥落

神音大系超高位魔導師《至高の人》アンゼロッタがきずなを狙う、が退けた矢先に魔導師公館が神音大系に落とされる。
剣の師である専任係官の《鬼火》東郷永光が公館を離反し協会へ攻め入ろうと行動を起こした時に外部の戦力として十崎京香に雇われ、東郷に一騎打ちを挑むも敗北。
円環大系最高位魔導師『九位』に挑み、破れた東郷に代わり彼の直属の刻印魔導師集団『鬼火衆』の生き残りを引き取り、先の未来で彼らに夢を見せることを約束した。
そして彼らと共に魔法使いがこの世界で生きていく手助けをする為のNPO法人を設立して脱無職。以後は主に公館から依頼を受ける形で戦いに関わっていく。
連合会議

メイゼルや鬼火衆と平和な日常を過ごす仁の元に死んだはずの王子護、妹、舞花が現れる。
『九位』を主とした魔導師協会主流派が核爆弾を利用し、公館と袂をわかち、協会と敵対する『連合』により『協会』及び神音、再演大系に対する会議が開かれる。警備として雇われた仁はそこでメイゼルが刻印魔導師になった理由を知る。

イリーズ戦争

魔法世界には神が実在する。
魔法は世界を歪ませ、その修正を行うと言われている。
円環大系は数多ある魔法世界でも最大級の火力と速度を誇り、円環世界は高位魔導師の気紛れで数十万の命が一瞬で命を落とす世界だった
《魔法使いの中の魔法使い》メイゼルの母、円環大系最強魔導師イリーズ・アリューシャは民に英知を授け魔法使いの誇りと希望を取り戻させた
彼女は民に誓った「円環世界を叩き潰す」と
超高位魔導師の戦争が始まった
《奇跡の王者達》の激突に世界は歪み、修復に神が現れた
彼女は《螺旋の化身》を発動、神を殺し、死んだ
彼女の目的は始めから神を殺す事だった
魔法使いは神に対する者と呼ばれる。彼女は誰よりも魔法使いだった
そして世界は崩壊した
憎悪は娘に向かい地獄に落とされた
メイゼルの過去を聞き、刻印魔導師から解放された所で彼女の帰る世界はない事を知る仁。
そして《九位》はイリーズ戦争の生き残りであり円環世界の復興を賭けて戦っている事が判明する。
会議は《九位》の襲撃を受け混迷を極める。

アトランチス浮上

連合会議での戦いも束の間、突如、浮遊大陸アトランチスが出現する。TVにはアトランチス代表としてハウゼン・O・ジモリーを名乗る人物が現れ、魔法使いの存在を公表する、というかアトランチスはメイゼルの実家の浮遊城だった。
仁とメイゼルはアトランチスに駆け落ちし、TVに生中継される社会的に終わった仁だが
アトランチスは核攻撃を企てる《九位》に対し、公館と神音大系が協力しぶつかりあう戦場とかす。
一方、きずなと鬼火衆は神の降臨を諦めない神音大系と幻影城で激突するが、舞花に利用され、遂に地獄に再演の神が降臨する。
真なる悪鬼

アトランチスで、メイゼルやケイツと共に《九位》を撃破するも核ミサイルは発射される。
核攻撃自体は再演の神に世界中の魔法使いが操作され、防がれるが
再演の神にとって神殺しの技《螺旋の化身》を受け継ぐメイゼルは目障りだった。
神による秩序を目指す神音大系と再演の神に操られた魔導師がメイゼルを襲う。
再演の神により悪鬼の魔法消去も弱体化し、再演大系の罠に嵌り仁とメイゼルは追い詰められる。
世界中が少女を殺そうとしていた。

「俺には、今、この世界が《地獄》だ」

《至高の人》アンゼロッタとの戦いで魔法消去のチャンネルを合わせる事に成功し、強化された《真なる悪鬼》の魔法消去でアンゼロッタを圧倒し、窮地を脱する。
最終巻

地獄は神の降臨により世界法則が入り乱れていた
再演大系と神音大系は《再演法則の確定》を目指し、動いていた。
再演大系は魔法使いを操り歴史を操作する。
世界法則が確定されると再演の神に誰も抵抗が出来なくなる。
魔法消去の弱体化による、魔法世界からの侵攻
専任係官、超高位魔導師、《最後の魔法使い》の世界を賭けた戦いが幕を開ける。

そして、仁はメイゼルと想いを通わせ、再演の神を倒せる唯一の場所《人類の滅んだ未来》での最終決戦に挑む。




追記・修正は女子小学生と結ばれてからお願いします。

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