残響死滅

登録日:2009/06/15(月) 02:09:41
更新日:2024/01/07 Sun 13:07:22
所要時間:約 3 分で読めます






覚えておけ。杉崎鍵。我は『残響死滅』。お前の……兄だ。





葵せきなのライトノベル『生徒会の一存』の登場人物。ラスボスと作中で明言されている。

「残響死滅」と書いて「エコー・オブ・デス」と読む。本名かどうかは不明。

一人称は我(オレと読む。アニメだとワレ)。
……某英雄王とは関係ない。

一目見ただけで鍵の記憶が封印されている(漫画版のみの設定)ことを見抜くなど、その実力は底が知れない。

主人公杉崎鍵の実兄であり、出番は少ないながらも彼が読者に与えたインパクトは果てしなく大きい。
なお、漫画版の描写から判断するに、椎名真冬とは何らかの関わりがあるようだ。

また、「あのジジイども」との発言から、杉崎も知らない、杉崎の過去を知っていると思われる。


◆能力

自身の名と同じ、残響死滅なる能力を有する。
原作では『死を操る能力』としか明らかにされておらず、未だその全貌は不明だが、漫画版のオリジナルエピソードにて、
初登場の際に外道学園番長に対し能力を発動、地面より無数の刃が放たれ、番長の全身を串刺しとした。
ただし、これでは原作で彼が鍵に言った『何もない空間に死体の山を出現させる』の説明がつかないため、地面からの刃は能力の片鱗に過ぎないと推測される。
また、漫画版では斬りかかった『閃閃風神』椎名深夏の剣にヒビが入る描写もあったが、能力との関連は不明である。

参考までに、本人の台詞を記載する。

「空間移動能力だと考えたか。死体を転送したと考えたか。違う。違うな。杉崎鍵よ。我の力はそんな……そんな低レベルな能力ではない」

「幻? 否。時の制御? 否。 空間の超越? 否っ! 我の能力は、そんな矮小なものではないっ!」

「今一度心に刻み込め 我は最初に人を超越する者 残響死滅」


◆弟、鍵との関係

原作、漫画版ともに鍵とは結ばれている。
ただし、原作と漫画版では展開に結構な差異があるため、この項目では別々に記述する。

☆原作
死体の山の中心で、感動の再会を果たした兄弟。
心で愛を叫びながら、彼らはむさぼるようにおたがいのくちびるを――。

☆漫画版
うってかわって、こちらは降り頻る雨の中。
昔のように二人で過ごすことはできないと言って鍵から離れようとする残響死滅を、鍵は地面に押し倒し――。


なお、最終的にベッドインするのは両者共通である。


◆アニメ版について

CVは櫻井孝宏である。
………それなんて純情ロマ(ry



◆重大なネタバレ











このキャラクターは『生徒会の一存』を書籍化するにあたり作品を盛り上げる為に考案された、椎名深夏・椎名真冬姉妹の妄想の産物である。

にもかかわらず原作第1巻のカラーイラストに大変シリアスそうなシーンで載っているため、カラーイラストだけを見た人が作品の内容を誤解すること請け合いである。
(通称残響死滅トラップ)

上記の様に実際には存在しない人物なのだが、中目黒の例があるので決して油断は禁物である。

以下重大なネタバレ










遂に「生徒会の土産」にて本人が登場した。




「項目……でき……たぞ……」

「うーん、もう少し強大な敵っぽさが欲しいから追記・修正頼むな、鍵」

「ベッドシーンまで詳しく追記・修正してくれる先輩は……素敵だと思います」

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最終更新:2024年01月07日 13:07