アーロン・ガイエル

登録日 :2009/10/02(金) 03:12:03
更新日 : 2016/09/03 Sat 11:17:21
所要時間 :約 4 分で読めます




アーロン・ガイエルは、東京ヤクルトスワローズに所属した外野手(右投左打)。
愛称は魔将(「ラングリッサー」シリーズの魔将軍ガイエルから)、A・G、え~じ~(主につば九郎が使用)など。

出身地/カナダ、ブリティッシュコロンビア州
経歴/ウッドランズ高→就職→クワレントン大→エンゼルス→パドレス→アスレチックス→メキシカンリーグ、ウォーリャーズ→ロイヤルズ→ホワイトソックス→ヤンキース→スワローズ

経歴を見ればわかるように、海の向こうで大変苦労なさったようである。
メキシカンリーグ時代は野球をやめることも考えたようだが、持ち前の真面目さで乗り越えたようである。


  • プレイスタイル
特筆すべきは引っ張った際の長打力であろう。コンパクトなアッパー気味のスイングスピードは目を引くものがあり、バットが折れてもボールを軽々とスタンドへと運ぶ。また四球を良く選ぶために打率打点はそれほどではないが、長打率や出塁率が高い。
強肩と送球の正確さはピカイチ、更に足も速く、ロイヤルズ傘下の3Aタコマでは抜け目無い選手として人気。
守備に若干の不安がある…といわれることもあるがこれは誤り。
守備のうまさを数値で表すレンジファクター(試合毎に叩き出したアウト数の平均値)は

(捕ってアウトにした回数+ランナーを刺してアウトにした回数)÷守備イニング×9 で求められ

センターなら2.0、ライトとレフトが1.8超えれば名手と言っていいレベルであり、ガイエルのレンジファクターはだいたい 1.9以上 !!

よって魔将は前述の肩の強さと正確な送球もあいまって、守備の面でもあの古田監督が「 彼、守備上手いんですよ 」と評価するほどハイスペックなのである。
だが、彼の真の実力はそんなものではない。
本当に特筆すべきは…そう、彼の空間を操る力にある。


  • 空間を歪曲する程度の能力
2007年シーズンの打率に似合わぬ高出塁率、四死球の数からネット上で噂になったのだが、セを代表する名手であるシーツ、中村紀等が平凡なフライの目測を誤り落球、といった通常では想像出来ぬ事態が発生し、話題は沸騰。
更にチームメイトの青木が 「定位置から動いて居ないのに、ガイエルに吸い寄せられた」 と証言すると、他のチームメイトからも 「ガイエルが半透明に見えた」 などとの証言が相次ぐようになった。

そして極めつけは、やはり古田の引退試合におけるランニングホームランでろう。
ふらふらと上がった平凡なフライを遊撃の梵が深追いし、同じく追ってきた左翼の井生と激突、ボールが転々とする間にそれを見越していたかのように全力疾走していたガイエルがホームインしたのである。(この後の打席では正真正銘のホームランもライトスタンドに叩き込んだ)

これは果たして通常起こり得ることだろうか?とてもそうは思えない。
本人は「偶然だよ」と取材に対して笑って否定したが、実は隠しているのではないだろうか。



【ガイエルの使用する技】
  • 貫禄
四死球のこと。貫禄たっぷりに一塁へと歩くことから。

  • マルチ四死球
貫禄を一試合に二つ以上得ること。

  • 猛球賞
貫禄を一試合に三つ以上得ること。

  • 魔空間
空間を操る能力。野手の目測を誤らせる、投球を引き寄せて死球にする、ストライクをボールにする、等。ただし自分のグローブに打球を引き寄せるのは苦手。
ちなみに、第一回WBCでも発動させている。

  • サイレントホームラン
一目でホームランとわかる打球に場内が静まり返る。スタンドインしてから少しして「ざわ…ざわ…」と場内がどよめく。
ジャコビニ流星打法、サイレントスチール等、他数



【人物】
とても真面目な人物で、練習熱心。その性格はどんな時でも全力疾走していることを見れば明らかであろう。凡退時も、守備につくときもキチンと走っている。

死球を貰っても「死球も野球の一つ」「投手は必死になって偶然当たってしまったのだから、怒ってはいけない」とまさに紳士である。是非内角を攻められただけでキレて投手を殴った某外国人選手に聞かせたいものである。

そんなガイエルも仲間を傷つける者には容赦なく怒りを表すことがある篤い心を持ち、またグライシンガーが巨人移籍を発表すると「ブー、グライシンガーには腐った鶏を喰わせて、病気にしてやればいいんだ」(もちろん冗談だが)と発言したことから裏切り者には容赦ない面があるようである。

また、ファンサービスが非常に良い事でも有名。
神宮球場前ですれ違えばご自慢の笑顔を見せてくれるし、求めれば高確率でサイン、握手、写真撮影もしてくれる。

このような素晴らしい人物であるが、我々と共通した点がある。…そう、彼は子供好き、つまりはロリコンなのである。
2011年、現役引退を表明。

21日、広島戦が中止となった神宮クラブハウスを訪れ、関係者にあいさつを行い「自分のスイングができない。ここが引き際ではないかと思った」と説明した。
(9月21日ニッカンスポーツより抜粋)

この引退宣言には通訳も号泣しており、彼の人望の大きさが伺える。

2012年は古巣ロイヤルズに戻り、異例の選手兼任コーチとして契約した。
ちなみにヤンキース時代に松井秀喜が手首を故障した時、替わりに守備に就いたのはガイエルである。



「ブー、追記・編集しない奴には腐った鶏を喰わせて、病気にしてやればいいんだ」

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