アルバート・ウェスカー

登録日:2013/06/25 Tue 14:58:12
更新日:2023/10/24 Tue 02:14:31
所要時間:約 12 分で読めます





アルバート・ウェスカー(Albert Wesker)とは、『バイオハザードシリーズ』の登場人物。
第一作目からシリーズを通して多くの作品に登場し、多くは黒幕として、時には実質的な主人公も務める。
また、シリーズを通して「ウェスカー」という単語は別の人物の名前としても登場するが、単に「ウェスカー」といえば大抵の場合は「アルバート・ウェスカー」を指している場合が多い。

CV:中田譲治(ゲーム版の日本語)

プロフィール

生年月日:1960年
年齢:38歳(『0』、『1』、『CV』時点)
身長:183cm(『1』)→190cm(『5』)
体重:84.5kg(『1』)→90kg(『5』)
血液型:O型



概要

ラクーンシティ警察署特殊部隊S.T.A.R.S.(スターズ)総隊長で、アルファチームのキャプテン。
外見は金髪オールバックサングラス、そして黒服がトレードマーク。
真夜中だろうがどこだろうが、瞬間移動しようが決してグラサンを外さない、外れない。
そんなとっても怪しいイカした金髪オールバック。


愛用するサムライエッジは特別製で、フレームからしてシルバーが多用された高級仕様な上に、唯一アンダーレールが装備されている。
表向きには、チームキャプテンとしてあらゆる状況に対処できるよう豊富なオプションパーツを運用することを見越したものだが、
その真の目的は専用の大型サイレンサーとライトモジュール(レーザーサイト兼用)を装着して、隠密行動で敵を仕留めることにある。
これらはウェスカーの戦闘スタイルももとより、彼の「真の目的(後述)」にも必要な仕様である。


余り印象に残っていないが、製薬業界最大手の、
被験者の血が固まってドブラックとなったかのようなマジキチ企業アンブレラ社の社員で、生物工学の研究者として働いていた。
入社時には幹部候補生として幹部養成用訓練所に送られ、ウィリアム・バーキンと共に数少ない有望株と目されていたという。

上記の通り彼も一研究者として、もやしっ子バーキンと共にT-ウイルスの研究に勤しんでいた。
しかし、研究分野においては天才科学者のバーキン等と比べると抜きんでた存在ではなく*1、アンブレラの訓練所やそれ以前の場で訓練された軍事・工作活動において比類無い才能があった。

その為、T-ウイルス開発に目途が立つと、研究者以外の方面で大成することを目指すようになり、同社の情報管理部門、と呼ぶにはあまりに物騒な諜報部門に転属した。

これは、得意分野で忠誠を誓ったアンブレラ社に恩を返す……なんて考えでは全くもって無い。
その上昇志向に任せて、T-ウイルスを手土産にアンブレラを踏み台にして、他社に取り入ってでもより上を目指す、という彼の目的を果たし易いから。これが、転属の唯一の理由である。また、転属のタイミングも「研究者として限界を感じた故の、周囲からも転属が自然に見える」ようにするという思惑もあった模様。
ただし、ウェスカーズレポート等によれば「こんな所*2でウィルス研究なんてKY」、「ぶっちゃけ商品として売りつけるなら化物に変える効果なんて必要ないだろ?」という誠に常識的な疑問を持ち、オズウェル・E・スペンサーの意向を知るため(要するに「あのジジイに都合よく使われてるとしたらマジムカつくから化けの皮剥いでやりたい」という考えから)という説もある。


作中では、アンブレラ社の諜報・工作員としての仕事も兼ねて、転職という形で上記のS.T.A.R.Sに所属している。
その際の公的記録では、陸軍で技術将校をやっていたことにしているが、1970年代に上記の幹部養成所に所属していたので、おそらくこれは詐称。
アンブレラが自社の非人道的な訓練を偽装する為に、経歴を捏造した可能性がある。
当時資金難に陥って解散の提案も出ていたS.T.A.R.Sに対し、アンブレラ社からの資金提供を取りつけて存続させたという経緯があるらしく、この功績も彼がS.T.A.R.Sの中で重要な地位にいた理由だと思われる。


元部下のクリス・レッドフィールドとは並々ならぬ因縁がある。
また、物語のキーパーソン的な役割も担っており、シリーズにおける彼の影響力は計り知れない。


各作品での活躍

S.T.A.R.Sのブラブォーチームの指揮を再利用計画が上がっていた養成所跡地で行う。
詳しい描写は(この作品がレベッカ視点の為に)不明だが、ビリーの捜索を優先していたブラブォーチームを洋館へ誘導していた節が見られる。
この時かつての恩師であるヒルを愛する違いのわかる残念イケメンだった男マーカスと(モニター越しに)遭遇。
彼のアンブレラに対する八つ当たり行為と、それに巻き込まれたとは言え蹂躙されるがままのアンブレラ側の杜撰な対応を見て「アンブレラはもうダメだ」と確信。
ウィリアムから特製ウィルスをもらってなに食わぬ顔でS.T.A.R.Sアルファチームと合流しバイオ1へ続く。


初登場作品にして全ての発端。S.T.A.R.Sのリーダーとして洋館事件の調査における指揮を執る。
当初こそチームのリーダーとしてジルやクリスと共に探索を行う様子を見せるが、その真意はかつての所属企業「アンブレラ」の開発した「T-ウィルス」によって生み出されたB.O.Wの実戦データを収集する事であり、ブラヴォーチームを意図的に壊滅させたり、バリーを脅迫するなどして暗躍する。
最後にはアンブレラ社の最高傑作たるB.O.W「タイラント」によって殺害された。
――――筈もなく、予め友人兼出世競争の相手、バーキンから貰っていた得体の知れない試作ウイルスを自らに投与しており、それによって蘇生。
更にその効用によって超人的な身体能力と、夏休みによく見かけたような充血EYEを手に入れた。

……これは本当は後付で、オリジナル版発売の時点では間抜けに殺されるだけの小悪党として幕を閉じる予定だった?*3 セガサターン版のおまけモードではゾンビ化してた? 忘れろ。

ラクーンシティ事件。なんか色々裏で動いてたっぽい。
本編内では実写の集合写真でのみ登場するが、どれがウェスカーか良くわからん写り方をしている。
ここでもグラサンが無駄に存在感を放つ。

前作の洋館事件の時に、実は既にアンブレラの上級幹部らにはウェスカーの離反は察知されており、彼がデータを持ち帰ろうとした際には既にデータベースへのアクセス権を奪われており、そのため入手出来たデータはアンブレラの競合他社への手土産としては不十分な質でしかなかった。
意気揚々とアンブレラの敵対組織H.C.F.に鞍替えする予定だった彼の人生設計はそこでご破算になりかけ、
そのミスを挽回する為に新種のGウイルスが必要になってしまった次第。

民間人にとっての死神アンブレラの死神らにGウィルス入手を邪魔され続けるが、
彼の部下だったエイダ・ウォンのお陰で無事Gウィルスを入手し、事なきを得た。

余談だが、少なくともH.C.F.ではウェスカーの先輩である筈のエイダに対して、無駄に偉そうな態度をとる、というか上司になっている。
この異常な厚遇は、アンブレラから転職してきたウェスカーのことをH.C.F.の幹部達は殆ど信用しておらず、
敢えてエイダを下に就かせてウェスカーがボロを出さないか監視させる意図があったが故。
ウェスカー自身それを察しているのか、馬脚を露すことはなかった。


洋館事件で死亡してから初めてクリス(と、プレイヤー)の前に姿を現す。
今回のお目当てはアレクシア・アシュフォードの管理する「T-Veronicaウイルス」であり、所属企業「H.C.F.」の部隊を率いてロックフォート島に侵入する。
洋館事件の復活の折、ウィルスの影響によって超人的な身体能力を得るに至っており、T-Veronicaウィルスによってクリーチャー化したアレクシアと互角の戦いを繰り広げる。
ちなみにこれは完全版で追加されたシーンであり、通常版ではアレクシアにあっさりぶっ飛ばされ、地面を這い蹲ってビビっていた。
結局ゴタゴタの末クリスとの決着はつかず、T-Veronicaに感染したスティーブ・バーンサイドの遺体をサンプルとして持ち帰り、ロックフォート島を後にした。

ゴリスと化す前のイケメンクリスとの殴り合いでは、ウェスカーがまだウイルスが馴染み切っていないからか、
彼の身体能力もそこまで化け物染みていない。
この際、「クリスに殺された恨みを晴らす」だのと言っているが、洋館事件でウェスカーの予定をクリスが狂わせたのも、
ウェスカーが油断ぶっこいてタイラントに刺殺され(更に「H.C.F.」への手土産だったタイラントを損失し)たのも、全部クリスに責任転嫁された。
未来のゴリラからすればいい迷惑である。


南米で良い感じの美少女とガチムチを観察して一日が終わった。
……が、物語以前には、この事件の黒幕の麻薬王・ハヴィエにベロニカウイルス、プレイグクローラー等の一部B.O.Wを売りつけて彼が盛大な実験を行うよう仕向けたり、
相変わらずあくどいことをやっていた模様。


上記の洋館事件において、復活直後から脱出までの過程が描かれる。
ついでにリサ・トレヴァーもぶっ殺しておいたらしい。
このころから、アンブレラ幹部セルゲイと張り合ってゴタゴタを起こしていた。

時は流れてアンブレラが倒産間近になった頃。
セルゲイが、自身の管轄であるロシア支部にてアンブレラの機密情報一切合財を秘匿していると知り、クリス・レッドフィールドジル・バレンタインのコンビにそれとなく情報を流して囮にしつつ自身も潜入。
自ら進んでキモい物体Xと化したセルゲイを拳銃一丁で退け、見事アンブレラの機密情報を総浚いにした。

この後、裁判でアンブレラが不利になる情報を故意に流し、アンブレラ倒産の加速に一役買った。
単にライバル会社を蹴落とす為の打算的な行為でしかないが、ウェスカーが行った数少ない善行と言えるだろう。


ムービーにて登場する。いつもの黒スーツにグラサン、金髪のオールバック。
相変わらず一所に落ち着く気は無く、上昇志向が収まるところを知らないウェスカーは、今度はアンブレラ社を自らの物として作り直そうと画策。
スペインの片田舎に蔓延る寄生生物プラーガの、B.O.Wとしての潜在性に目を付けた。

本作の主人公であるレオン・S・ケネディとは特に因縁があるわけではないが、ラクーンシティ事件における活躍は知っていた様子。
レオンに因縁のあるクラウザーとエイダの二名を配下に抱えており、二人にレオンの始末を命ずる。
エイダのお気に入りの登場は大きな障壁になるかと思いきや、敵対勢力のカルト軍団を打倒する貢献を果たし、その甲斐もあってエイダは無事任務を完了した。
が、相変わらずH.C.F.の上層部のウェスカーに対する信頼は非常に薄く、
エイダも入手したプラーガのうち最も重要な支配種はちゃんとウェスカーに渡さず、妙なパチモンを寄越した模様。
具体的に何をされたかは不明だが、やっぱ信頼って大事よね。

クリア後のオマケモードであるマーセナリーズにおいてはプレイヤーキャラとして使用できる。
マグナム、フル改造ハンドガン、セミオートライフルに加え各種手榴弾と充実した武装を持つ他、
ヘッドショット時の体術ではCODE:Veronicaにおいてクリス戦で見せた強烈な「掌打」が使用できる。
CODE:Veronicaのバトルモードではナイフ一本しか持ってなかったのに比べるとえらい違いだ。


アンブレラの崩壊後、かねてから探っていたスペンサー(アンブレラ創始者)の居場所を突き止める。
そこで自身の出生の秘密と彼の野望を知ることに。

「世界各地から才能ある子供を集めて『ウェスカー』というコードネームを与え、
完璧な肉体と頭脳を持つ従順な被験者に育て上げるべくアンブレラによる庇護や極秘裏の監視下で英才教育を施す。
その後、全員のウェスカーに様々な手段で謎のウィルスを投与し、その経過を見る。
そうして、スペンサー自身がウイルスによる強制進化で新人類の創造主となる為の実験台とする」
という誇大妄想極まった「ウェスカー計画」のためのモルモットの一匹が自分であると知らされた。

これまで自身の卓越した能力や溢れる才能で道を切り開いてきたと思いきや、
実際はスペンサー爺さんの敷いたレールの上をただひた走ってただけに等しかったことに愕然としたか、
優れた自分が萎びた爺さんの実験台だったことに憤慨したか、
常識外れのウイルス運用開発や兵器開発にどんな思惑や考察があるのかと期待しながら訪れてみれば、ただの誇大妄想で行き当たりばったりの行動を繰り返してきただけでしたというふざけんなと言いたくなるオチだったからかは定かではないが、
即座にスペンサーを殺害し、彼の思想を引き継ぎ、私が天に立つ的なことを宣言。
いい年して中学二年生がかかる病気を発病するとどうなるかを世界中に見せつけた。

その直後、居場所を突き止めてやってきたクリスとジルと交戦するも、圧倒的な身体能力でこれを退ける。
しかし、ジルの決死の特攻により彼女と共に崖下に落下。そのまま行方不明となり、ジルも死亡扱いとされる。
実際はその身体能力でもって生きており、ジルも生きたまま回収して「ウロボロス・ウィルス」の研究に利用していた。

この時期、自分と同じくウェスカー計画での試験を生き残り選ばれた人間となったアレックス・ウェスカーとは、
頻繁に情報のやり取りをしており、「ウロボロス・ウイルス」が完成段階に達した時点で、現物を融通していた。
アレックスがウェスカーを兄と慕ったのと同様にアレックスを想っていたかは不明だが、少なくとも、
基本的に唯我独尊で人間不信の気のある彼にしては珍しく、ある程度の信頼を寄せていた模様。


  • バイオハザード5(本編)
製薬企業「トライセル」に取り入り、アフリカ支社長「エクセラ・ギオネ」と共にバイオテロの裏で暗躍する。
その真意は適性のないものをクリーチャー化させ、適性のある物には超人的な能力を与える「ウロボロス・ウィルス」を世界中に拡散させ、
自身と選ばれた人間だけの理想的な世界を作ることにあった。
相変わらず、「マトリックス」のエージェントの如き瞬間移動染みた超身体能力でクリスらを追い詰めるが、
実は彼も強化ウイルスの制御を完璧には出来ておらず、薬で調整していた。という弱点をクリスらに見抜かれて形勢を逆転される。

幾度かのクリスたちとの戦いを経た後、ミサイルを積んだ輸送機と共に火山の火口に墜落。
全てを失ったウェスカーはミサイルからウロボロス・ウィルスを摂取し、ばっちぃヒジキの妖精と化し、そのまま輸送機の破片をも取り込んで、クリスに最後の戦いを挑む。
ウロボロスウイルスの暴走により、ひじきに呑まれかけたような滑稽な容姿へと変貌するが、
過去の犠牲者とは違い、あくまでも本人の意思によって制御された意図的な暴走状態らしい。
完全に人間を越えた驚異的な身体能力を発揮し、これまた人間を辞めた筋肉ゴリラ達と死闘を演じるが、
最期には、剥き出しのコアを破壊され、ロケットランチャー2発を叩き込まれて、溶岩の中へと消えていった。

これまでのウェスカーと違い早急、短慮な面が目立ち呆気ない退場とこれまでシリーズをプレイして来たプレイヤーからは腑に落ちない面が多いが、これはスペンサーの最後の言葉と死亡が彼の人格に大きな影響を与えたからだと思われる。
真意の読めないスペンサーの思惑を知る事はウェスカーにとって重要なファクターだったのだが、
実際はただの誇大妄想+ウェスカーの行動は計画通りだった……と言う、自らのアイデンティティを破壊する事実を突きつけられた事が彼の心を乱し、スペンサーの意志への反発心から焦りを生み出してしまったのだと思われる。

案の定マーセナリーズにおいてもプレイアブルキャラとして参戦。
本作では本編における黒服とS.T.A.R.S制服の二種類が用意されており、どちらもかなりの高性能となっている。
その最大の理由がHS体術である「掌打」であり、雑魚マジニを一撃で倒すことができる。本作では体術で敵を倒す毎に制限時間が延長されるため、体術が強力なウェスカーはそのまま強キャラといえる強さになっている。
S.T.A.R.S制服verは、本編最強武器であるハイドラと威力特化のマグナム、それに加えてサムライエッジを持っているため武装面でも最強である。
ただし制服版のサムライエッジは威力が非常に高く、雑魚マジニなら胴体に当てても二発で倒せるため、自慢の体術に繋ぎにくい。
単純な殲滅なら制服、体術による連携なら黒服といった所か。


本人は前作で死亡したので登場しないが、研究者時代に作った息子、「ジェイク・ミューラー(ジェイク・ウェスカー)」が登場する。
人間性は上記の通り腐ってるウェスカーだが、ジェイクの母親と出会ったその時に限定すれば、悪人のような素振りは無かった模様。
妻子にあたる人間の存在を知ってか知らずか完全に放置している辺りは駄目親父だが…。

自慢の掌打はさらに強力になって受け継がれている他、あらゆるウィルスに対して抗体を持つという特性を持っており、これが物語最大のキーとなる。


当然ながら、故人なので登場はしない。
しかし、彼に肖ったと思しき対B.O.W用拳銃「アルバート」という強力な武器が登場する。


他メディアでの活躍

原作と同様にアンブレラの幹部であるが、人物像が色々と異なっている。

  • バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
S.T.A.R.Sの一員。本作ではサングラスをかけていない。
警官でありながらアンブレラに雇われ、もしもの時に協力者となるよう指示されていた。
しかし街から出たいがために報酬で雇われただけの関係で、アンブレラやウィリアムとの接点もないので、新型ウィルス奪取の際は銃で脅してウィルスを奪い取ろうとするも反撃にあい応戦。
結果的にウィリアムとアネットの二人を殺害することになるも、幼かったシェリーだけは殺せずに一瞬躊躇していたところを駆けつけたクリス達に銃撃されて死亡する。
死に際にメンバーを裏切ってすまなかったと謝ったり、同僚たちへの仲間意識、特にジルに対しては恋愛感情を抱いている節がある等、上記の実写映画6部作以上に原作とかけ離れたどこにでもいそうな普通の若者であった。
しかし映画のエピローグでエイダ・ウォンが所属するある組織に死体が回収され、特殊な措置を施したことで復活。
そのおかげで目が光に対して異常に反応するようになり、サングラスをかけることでやっとまともでいられるようになり、ついに原作通りの金髪オールバックにサングラスという出立となる。
要素だけ見ると少しずつ原作からのものが寄せ集められたキャラ造形で、
とりわけゲーム原作ですらなかった本人の被害妄想的な比喩表現だった、洋館事件の最中に「クリスに殺された」をちゃんとやっている唯一のウェスカーでもある。

  • Netflixドラマ版バイオハザード
なんと黒人男性というウェルカム・トゥ・ラクーンシティ以上に原作から離れた姿をしている。
アンブレラの研究員として、2人の娘の父としてネオラクーンシティで暮らしているが、実はドラマ版に登場しているのは本物のアルバート・ウェスカーのクローン
ドラマ中に登場するアルバート・ウェスカーはオリジナル以外に3人のクローンが登場し、それぞれ「アル」「アルビー」「バート」の愛称が区別のためにつけられ、
物語上メインに活躍しているクローンは「アル」である。(演じている役者はオリジナルも含め全員同じ)
では本物のウェスカーはどうしたかというと、製作陣によると2021年までに起きたバイオハザードの全ての事件は起きている設定なので、
ちゃんとバイオハザード5の時間軸である2009年にウロボロスを世界中に撒き散らそうとして失敗し、溶岩の中に落とされ死亡したことになっている。


外部出演

スピリッツモードにおいて2019年11月29日のイベントでクリス、ジル、レオンと共にバイオハザードシリーズの新規スピリットとして追加された。
アートワークは『5』のものでスピリッツバトルでは超人的な身体能力繋がりかキャプテン・ファルコンに乗り移っており、原作で最後に戦った火山モチーフか終点化したノルフェアを舞台に体力制ルールで戦う。
相手は開始からしばらく無敵になる上、ピンチになるとメタル化して攻撃力も増すのでメタルキラーを装備して挑みたいところ。
スピリットとしての性能は階級ACE攻撃型のアタッカーでスロットは3あり、『5』でスペンサーを手刀で殺害したからか腕攻撃強化のスキルを持っている。

殺人鬼側として参戦。
ウロボロスウイルスを注入して意識が朦朧としている間にエンティティに連れ去られた…という設定。
特殊能力では左腕をウロボロスの触手に変えてチャージし、そこから最大2連続までの高速ダッシュが可能。
ダッシュがヒットすると生存者を掴み、後ろにある障害物に叩きつけてダメージを与えることができる。
後ろに何もない場合はまっすぐ放り投げ、それでも障害物にぶつからなかった場合ダメージは無い。
ダメージの有無に関わらず掴んだ相手をウロボロスウイルスに感染させ、時間経過で感染が進むと障害物への直接叩きつけが一撃ダウンの効果を得る。
直線軌道かつ固定距離限定とはいえ高速移動としても使えるという優秀な能力だが、
クールダウンがやや長めかつ生存者に感知される心音距離が唯一40m(標準32m)と広くなっているという短所を持つ。

殺害モーションではどんなに貧弱そうな生存者にもグーパンで殴られたり、板を当てられた場合にグラサンを吹っ飛ばされる(そしてポケットから新たなグラサンを出す)というネタ要素も獲得している。

また、コラボキャラ(スキンで見た目が変わり他のキャラとなる場合もある)として、クリス・レッドフィールドレオン・S・ケネディジル・バレンタイン、カルロス・オリヴェイラ、エイダ・ウォン、レベッカ・チェンバース、シェバ・アローマと死の追いかけっこが出来る。

「7分だ。7分間だけ追記・修正してやる」

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最終更新:2023年10月24日 02:14

*1 あくまでバーキンと比較した場合であり、様々な試行錯誤と時間を掛けたものの、ウェスカーは後にウロボロス・ウィルスの開発に成功するだけの資質は持っていた。

*2 アークレイ山の真っ只中にある研究所、当然野生の動植物が満載であり、ウイルスが漏れたら大惨事である。実際、アシュフォード家は事故の際の被害を最小限にするために基地を南極に建造している。

*3 ジル編バリー生存ルートではタイラント戦後、館の起爆装置を作動させて行方をくらました…と思われがちだが、この後の脱出パートである場所へ寄り道すると…