ナゲーなげなわ

登録日 :2011/01/12(水) 22:48:42
更新日 : 2017/04/07 Fri 11:34:37
所要時間 :約 4 分で読めます




ドラえもん』のひみつ道具の一つ。

見た目は普通の投げ縄の形をしている。
しかし一度投げれば、使用者の意思に反応してどこまでも伸び、オートで目的の物を捕縛、回収する。
言うなれば「投げ縄型ロボット」とも取れる。
(上位互換の「世話焼きロープ」という道具もある)

限界射程は不明だが、 町一つ は余裕で有効射程に入る。
特に狙いを定める必要もなく、なげなわは空中を飛び、回収時もオートで収縮するので、使用者の技量を必要としない便利な道具である。


●作中での活躍

スネ夫がのび太に借りていた傘を返しに来るところから物語は始まる。

玄関まで出向くのが面倒に思ったのび太は、代わりにドラえもんに行くように言う。
渋々了解したドラえもんは、ナゲーなげなわを使い、二階に居ながら玄関のスネ夫から傘を回収。

それを見たのび太は『自分も使いたい』と言い出す。
いたずらに使われたくないドラえもんはナゲーなげなわを庭に放って隠してしまう。

そこに帰り際のスネ夫が、庭に放置されたなげなわを発見。



おや?これはさっきの投げ縄…
いらないのならもらっちゃおう

ナゲーなげなわを 盗んでいった
さっそくスネ夫は、ジャイアンに 永久に 借りられていたマンガをナゲーなげなわを使って取り返すことに成功する。
これに味を占めたスネ夫は、町中の人々からあらゆる物を略奪し始める。

他人のマンガだったりゲームだったり、果てはジャイアンの ジャンボフランク も奪い取った。
しかしあまりに被害が広がり過ぎたため、ジャイアンを筆頭とした被害者が集まって情報交換を始める。

誰もが不思議なロープに被害に遭っていると分かり、人々はロープがドラえもんの道具であると判断。
疑いの矛先は のび太 に向けられた。

一方、その恐ろしいまでの人々の結束と怒りを目の当たりにしたスネ夫は、いよいよ戦慄し始める。
その頃のび太とドラえもんは、ナゲーなげなわが盗まれていることに気付き、手分けして探しに出かける。
そしてのび太はジャイアンに遭遇。


ジャイアンは投げ縄の件についてのび太に圧力をかける。






その時

スネ夫が影からのび太の後ろに忍び寄り、スキを突いてのび太の手にナゲーなげなわを押し付けた。そして






逃    走

突如手の中に現れたナゲーなげなわに困惑するのび太。

それを見たジャイアンはより一層疑いの目を強くするが、のび太は「これはただの縄だ」と言ってその場を逃れる。

しかし当然疑いは晴れず、歩けば歩くほど人目を引き、とうとう被害者全員が集まってのび太をストーキングし始める。
どうにかして家に帰ろうと思ったその時、のび太は 川で溺れている女の子 を発見する。

すぐさまナゲーなげなわを投げようとするが、背後のストーカー群の視線を思い出し、踏み止まる。


「ぼ、ぼくなげなわ下手だから」
「練習しようと思って……」


「かえろ」


そのまま離れられれば良かった。
しかしのび太は 立ち止まった。
今にも消えそうな少女の命。
のび太には見捨てる事が出来なかった。



見捨てる事が出来なかったのだ。



「え~~~~い!!」


謂れの無い責めを負うと解っていながら、のび太は覚悟を決め、ナゲーなげなわを使用する。

ナゲーなげなわは的確に女の子の身体を捕らえ、見事、救出に成功。

しかしこの行動によって、のび太が投げ縄事件の犯人であることが決定的となった。






「ほらみろ!」
「やっぱりのび太だ!」




こ こ で ス ネ 夫 再 登 場






現れたスネ夫は被害者面で前に出て、真っ先にのび太を責め立てる。

覚悟の上とはいえ、のび太の運命は絶望的だった…

















しかしここで、のび太が救出した女の子が言った。






















「あ、この人」
「さっきなげなわで遊んでた人だわ」














少女の指は。
見事にスネ夫を指さしていた。















真 犯 人 発 覚








その女の子はスネ夫がいたずらしているのを見ていた唯一の目撃者だったのだ。


すぐさま怒りの矛先が変わり、スネ夫は被害者全員に追いかけ回されることとなった。






のび太とスネ夫のキャラがよく表れたお話であった。



追記・修正・ ジャンボフランク をお願いします。

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