お医者さんカバン

登録日 :2012/02/25(土) 21:25:20
更新日 : 2017/09/04 Mon 13:10:36
所要時間 :約 4 分で読めます





ノウミソ タリナイ


お医者さんカバンは、ドラえもんのひみつ道具。

ドクターバッグの形をしたコンピュータ。
レントゲンや顕微鏡、聴診器もついている。
簡単な病気ならばこれひとつで治せてしまう性能を誇る。

まず、付属の聴診器などで病気の種類を特定する。
ぶっちゃけ、 聴診器を体に当てるだけでモニターに病状や原因が表示される。


病状と原因を特定すれば、あとは自働的にカバンから薬がとび出す仕組みになっている。
この薬が万能で、風邪から胸やけ、虫歯やケツにできたおできにまで即効。



これほどまでに高性能な道具であるが、ドラえもん曰く

「未来の子供がお医者さん ごっこ に使うんだ」


おもちゃである。

簡単な病状とは言え、おもちゃで完治できてしまうのである。

おもちゃとは言え、いろんな疾患を瞬時に完治させる薬品を搭載しているのである。
どの程度の病気まで治せるかは明確ではないが、中には「結核」患者を治療している話もある。
未来の薬事法はどうなっているのだろうか。

ただし、『ザ☆ドラえもんズ スペシャル』の一篇「妖界大決戦」では、
妖怪である「座敷童」を治療する事は、お医者さんカバン始めとする未来の道具ではどうすることもできず、
王ドラの調合した漢方薬でようやく快復させている(何故ひみつ道具では無理なものが漢方薬なら通用するかはツッコんではいけない)ため、
何が何でも22世紀のテクノロジーが万能、という訳でもない……

と思われたが、わさドラオリジナル『のび太と星を流すクジラ』では地球上に存在しない、更にドラえもんですらその生態を知らなかった、
「ホシナガスクジラ」が敵の攻撃を受けて瀕死の重体に陥っていたのを、何と 小さな錠剤1つで完全回復させていた

更に『ドラえもん のび太の創世日記』『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』でも、
現実の地球には存在しない未確認生物(チュン子・グースケ)の怪我をいとも容易く治してみせた。

ここまで来ると『簡単な病気なら治せる』という説明に疑問が生じてくるが……
『どんな病気や怪我でも完治出来る』という設定になったのか、
それとも、ドラえもんが住む22世紀の基準では、21世紀では不治の病とされているような重病や大怪我だとしても『簡単な病気』レベルということか……

ちなみにお医者さんカバンとは無関係だが、
原作の別の話でドラえもんは「 未来では治せない病気は無いんだ 」と言いながら、足が動かず車椅子生活の男の子の両足を見事に完治させていた。


◆機能

  • モニター
検査結果などが表示される。

  • くすり
検査後バッグ側面から自動で飛び出す。
大きな注射器の形をした容器に入れられているが、注射ではなく飲み薬である。
味はうまいらしい。
どう言うわけか顔面にぶっかけるだけでも効くらしい。
搭載量はそれほど多くない。

  • レントゲン
パッドをあてるだけでモニターにレントゲン画像を表示させる。
これだけでもとんでもない技術。

  • 顕微鏡
手のばい菌などを検査できる。



◆作中


「お医者さんカバン」で初登場する他、映画版やゲームでもよく登場する知名度の高い道具である。

以下初登場のエピソードより


しずかちゃんが風邪をひいて遊びに来る予定がキャンセルになってしまう。
どうやら風邪が流行っているらしい。

そんな中、のび太も体調に異変を感じる。

「重い病気にかかった。もうだめだ」

と寝込むのび太。
その根拠は「なんか頭がボヤ~っとする」「お腹が苦しい」

大袈裟である。
そこで登場する「お医者さんカバン」
ドラえもんがこれで調べたところ


病気デハナイ 食ベスギト 昼寝ノシスギガ 原因ダ

ですよね。

病気(笑)も完治し、いつものように味をおしめになったのび太さんは、
「すばらしい機械だ。病気で苦しんでる世の中の人びとを救おう」
などと大それたことを申し上げになられた。

さっそく締まりのない顔でしずかの風邪を治しに向かうのび太。

「診てあげるから服をぬいで」

おまわりさんこっちです。


しかししずかの風邪はたいしたことはなくもう治っていた。
かわりにいつのまにか着いて来ていたスネオを診ることに。
徐に服を脱ぎはじめるスネオ。

「脱がなくていいの!」

自分の発言を振り返ってみろや。

モニターには「カゼ」。
くすりを飲んだスネオは一瞬で完治し喜んで帰って行った。

その効果にしずかも感心。

「こんど風邪をひいたらお願いするわ」

服の件は耳に入っていらっしゃらなかった模様。

「いつひくの。早いほうがいいけど」

なんて医者だ。


しずかがおやつの準備に席を外してる間、今度はジャイアンが現れる。

徐に全裸になる剛田。
彼は病院に行ってもそうしてるのだろうか。
あとここはしずかの部屋である。

『ヤキイモノタベスギ』

「ほれくすりだ、のみな」 バシャ
顔射。

こんなでも治ってしまうのだ。


たけしが帰ると今度はしずかの悲鳴が。
どうやらキッチンでやけどをしたらしい。

「すぐ診てあげるから、はだかになって!!」

「指よ!」

この男。

「こんどはもっと重い病気になってよ」

好きな女に吐く台詞がこれである。

その後ものび太医師のもとには続々と、虫歯患者、水虫患者、
果ては ケツにおでき ができた患者までが訪れる。
案の定薬は空になってしまった。

そんなときにようやく本命のしずかが風邪をぶり返してやって来るのだった。

(くすりがなくて) 手遅れなんだよな」

「手遅れ!」


そんなこと言わないで診てくれと言うので……

おもむろに服を脱ぎはじめるしずか



「くすりがなくなったのに、まだやってるのか」






あとののび太の末路は想像に難くないだろう。




「この記事、追記修正できないかしら」
「手遅れ」

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