杉崎鍵

登録日:2010/01/22 Fri 20:01:06
更新日:2024/01/09 Tue 09:18:21
所要時間:約 6 分で読めます




生徒会の一存シリーズの登場人物。


主人公B。
劇中では生徒会の一存シリーズは杉崎が執筆した事になっている。


元々最下位の成績だったが、一年で成績トップになり、
成績が学年トップの者が希望すれば生徒会に入れる「優良枠」で生徒会に入った。

しかも開口一番でみんなに告白するという馬鹿らしい行動をした。
しかし、他の生徒会メンバーが数時間かかる仕事を一人で一時間程度で終わらせたり、水道の修理を数分で終わらせたり、
防犯ブザーの止め方を熟知していると実力は本物。
完璧超人。

夢はハーレムを作る事。
取り敢えずエロ方面に会議を持っていこうとし、毎日生徒会メンバーと長く駄弁る為に雑務を放課後に一人でこなしており、
それにより学校の「ある秘密」を知る。

一応主人公なのに周りからは酷い扱いを受ける。
人間から省かれたり、キモいと言われたり、熱された**で**を**されたり、BLの餌食にされたりと散々である。
それでもめげずにハーレムを目指す姿はある意味で漢。

趣味はギャル(エロ)ゲーだが、エロシーンスキップ派という意外な事実が発覚。

林檎という義妹がいる。「この、どーてーの、ふのーやろう」と言われたりしたが仲は良い。かなり良い。

くりむとのカードバトルではかなり理不尽で圧倒的に不利な状況で最強カードに雑魚カードで勝利するなど、元デュエリストの力を発揮する。
「甘いですね、会長。俺は人間じゃない。俺は……ミジンコだあぁぁぁぁっ!」

なお例のぽっこんちょ事件は未だに謎である。
凄い気になる……。

  • 各ヒロインとの関係

くりむとは彼女がメインヒロイン(仮)なのもあってよく絡むが、彼女がトラブルメイカーなのもあって基本的に保護者と庇護者みたいな関係。
告白は全力で拒否されるのがデフォルトだが、一方で鍵が必要以上に他の女の子と絡むとくりむは不機嫌になる。

知弦にはよく縛られたり**なことをされたりと散々な扱いをされ、時たま本気で怖がる。
そんな調子なので終始知弦ペースかと思いきや、最近は強烈なカウンターを決めて知弦を赤面させることが多い。
……まあ知弦は鍵に惚れ(ry

深夏とは同じクラスの友達同士だが、その馴れ合う姿はクラスメイト達に「もう付き合っちゃえよ、お前ら……」と言わせるほどカップルにしか見えない。

同じクラスの宇宙巡から好意を寄せられているが、本人は巡に嫌われていると思っている。

真冬からも好意を寄せられており告白されるが、告白撤回されたりとやっぱ不遇。
それ以降は真冬のあまりの自分の扱いの悪さに「真冬ちゃんは本当に俺の事好きなんだよねぇ!?」とツッコミを入れる事も。

メンバーからの呼ばれ方は、くりむが「杉崎」、知弦が「キー君」、深夏が「鍵」、真冬が「先輩」と主人公らしくすべて違う。

そして本編どころかこの三次元でもはぶられる。
TSUTAYAが富士見書房とのコラボ企画で生徒会役員達の名刺が作られたのだが、杉崎だけ名刺制作が却下された。

学園都市で深夏が2万人に増えても全員愛せるらしい。

生徒会の一存アニメ放映中には「そらのお〇しもの」を真剣に見ていた。

好きなガ〇ダムはDES〇INY。

彼のキャラソン『Treasure2010』は必聴。中目黒が彼にベタ惚れの理由が理解できる筈だ。

以下ネタバレ













幼なじみの松原飛鳥に告白され、付き合う事になるが、それが原因で林檎が精神不安定になり入院する事に。
そして同じくらい大切な存在である飛鳥と林檎のどっちつかずになった杉崎と二人の関係は崩れる。
その後しばらく不登校となるが、中学3年の時は二人を傷付けた償いとして自らサンドバッグ代わりとなり殴られ続けたり二股呼ばわりされるが抵抗はしなかった。
そして碧陽学園に入学し、彼女達と出会う。


――春に彼女に出会えて良かった。
彼女に出会わなければ、俺は、前を向かなかった――

本編から去年の春、荒んでいた杉崎は本の化け物……もとい、桜野くりむと出会う。
彼女の危なっかしい姿を見た杉崎は、くりむを手伝う事に。
おかげで予想以上に時間を費やし身の上話までしてしまうが、くりむから指針を示してもらう。

「貴方には主人公精神が足りないわ! 恋愛シミュレーションゲームをしなさい!」

これにより杉崎は今まで興味がなかったギャルゲを始め、自分がなれなかった皆を幸せにする主人公になる事を決意する。
つまり今の杉崎のエロやハーレムへの熱意は会長が原因である。


――夏に彼女に出会えて良かった。
彼女に出会わなければ、俺は、腑抜けたままだった――

去年の夏、生徒会に入る決心をした杉崎は役員である椎名深夏
「どうすれば君みたいになれる?」
と問う。
それに対し深夏は冷たい目で
「あたしになろうとしてるヤツに、生徒会に入る資格はねえだろ」
と杉崎に言い放った。
それから杉崎は自分らしさに磨きをかけていく。
……アフロでプ〇グスーツを着たりしたが。
なおアニメ版では杉崎の背中を押すような台詞に変わっている。


――秋に彼女に出会えて良かった。
彼女に出会わなければ、俺は、人知れず潰れていた――

秋に貧血を起こした杉崎は保健室で紅葉知弦と出会う。
知弦に介抱され、少しだけ飛鳥と林檎に関する悩みを話した杉崎を抱きしめた知弦は彼に優しい言葉をかけ、心の傷を癒してくれた。


――冬に彼女に出会えて良かった。
彼女に出会わなければ、俺は、強さを履き違えていた――

雪が降り積もる冬、体調無視でバイトや勉強やゲームをした挙げ句、
夜通しで失踪した巡を探していた為に公園で倒れていた杉崎を見つけた椎名真冬は、
怯えながらも杉崎に肩を貸した。
それを見た杉崎は「本当の強さ」を知り、「こんな子を守れるような男になろう」と心に誓った。

「皆好きです。超好きです。皆付き合って。絶対幸せにしてやるから」

もう誰かの悲しむ顔を見たくない。
杉崎は皆が幸せで笑っていられるハーレムを目指す。
ハーレム一直線故か、特定の一人と仲良くなる事を自ら避けているフシがある。

企業編では「杉崎を本気で嫌う奴はいない」とくりむが言った通り深夜にもかかわらず全校生徒がちゃんと集まり、枯野に引導を渡した。

以下さらなるネタバレ













残響死滅(エコーオブデス)の弟である。
漫画版で判明した彼の能力「逃亡群鶏」(チキン・チキン)は名前から考えると単なる逃走補助の役立たずだが、近距離戦で予想外に強力なことが判明した。
また、それ以外にも右目の魔眼と左腕にも何らかの力が秘められている。

「生徒会の六花」で、全ヒロインからの好感度がリセットされたらしい。









飛鳥曰く根っからの善人。逆に迷惑な程の善人。
他人の幸せが自分の幸せに直結するタイプであり、本質的にハーレムや二股には向いていない。
ただその際の飛鳥との会話で杉崎自身が独白していたことではあるが、
同時に『好きな相手を一人に絞れない、優先順位を着けられない』という性格の持ち主でもある。

本編での普段の彼の言動のせいで分かりにくいが、本人も自らの目標が世間的に間違っていて、自分を好きになってくれた相手の気持ちを踏みにじっている、ということは自覚している。
飛鳥が語った杉崎の本質もまた間違ってはいないため、そこを突かれると酷く弱い。
本編の翌年の生徒会結成を描いた「新生徒会の一存」では、もろにそこに突き刺さってくるキャラクターが登場したことで、
一度は開き直って出したはずの結論に迷いを見せていた。
この辺は杉崎のメンタルが弱いというよりは本来「誠実で優柔不断な鈍感主人公」が「開き直ってハーレムを築こう」とするが故に発生するジレンマといったところであろう。



「皆好きです。超好きです。皆追記・編集して。絶対立派な項目になるから」

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最終更新:2024年01月09日 09:18