アミィ・バークライト

登録日 :2012/03/08(木) 06:38:08
更新日 : 2016/02/06 Sat 17:48:53
所要時間 :約 7 分で読めます




気をつけてね、お兄ちゃん


テイルズ オブ ファンタジアの登場人物で、チェスター・バークライトの妹。
リメイク版も全てに登場している。

年齢:不明(小説準拠なら14,5歳)
CV:川田妙子(PS)
   鈴木麻里子(ドラマCD)
   根谷美智子(ファンダムVol.1、PSP)

プレイヤーキャラではないため、ある意味モブに過ぎず、また登場期間も短いキャラではあるが、
上述の血縁関係と境遇、後発作品での存在感から、多くのファンに愛され、悼まれる存在である。
「この名前を聞くと胸を締め付けられるファンも多いはず」 とは、テイルズオブファンダムVol.1での公式紹介文。

公式サイト「テイルズチャンネル」でテイルズ オブ シンフォニア発売後ころに行なわれたアンケートでは、
並み居るパーティキャラに交じって 「妹にしたいキャラクター」 部門の8位に食い込んだ。(1位は藤林すず)
早期に出番が終わることを考慮すれば、そのインパクトがいかに強烈かが窺えよう。



【人物】
早くに両親を亡くしており、チェスターと二人でトーティス村に住んでいる。
そのためしっかり者で家事も得意。
料理好きでもあり、SFC・GBA版以外では今作で 唯一 マーボーカレー を作ることが出来る。
その味を評するなら「う、うまいっ!」の一言。
一口食べればあらゆる怪我が全快する絶品である。
年齢も考えると、その腕前は相当に非凡なものといえるだろう。

雑貨屋ゴーリの親爺が何かとアミィのことを気にかけているようで、本編で初めて店に行った時には「妹は元気か?」と言いつつリンゴをくれる。
実際アミィにくれたのかは疑問が残るところだが、それを届けるチェスターはやはりやさしいあにきである。

本編冒頭で自ら作ったマスコット人形をプレゼントするなど、クレスに対して淡い恋心を抱いている。
チェスターもこれを歓迎していて、ゆくゆくはクレスと結婚して末永く幸せに……と将来を思い描いていたようだ。




……しかし、

クレスとチェスターが狩りに出た日、トーティスはダオスに操られたマルスたち黒騎士団の襲撃を受ける。
村に帰ったチェスターは真っ先に家に駆けつけるが、荒らされた家の中で見つけたのは、既に冷たくなったアミィの姿だった……。

命を奪われた『村のみんな』という集合名詞のうち、固有名詞があるのは四人。
その中にあって『アミィ』という幼い健気な少女の存在が、この悲劇の理不尽さを一層際立ったものにする。
そして、チェスターは『アミィの仇を討つ』ことを目的に旅をすることとなる。


本編での直接の出番はここまで。
しかしこれ以後もサブイベント等でたびたび言及され、
特にチェスターは、すずにアミィを重ね合わせるところがあり、二人でのフェイスチャットでもその名を口にしている。

これらから、アミィの存在はストーリー展開によって見失いがちになる 『ダオスへの復讐』 という当初の目的を思い出させるキーワードとも言えるだろう。

なお、本編(リメイク含む)では手渡せたマスコットだが、他の作品ではほとんどが 渡せずに終わる



【活躍等】
リメイク・メディア展開の多いTOPのキャラだけあり、アミィも各作品でそれぞれ異なった活躍を見せてくれる。

▼TOP
  • SFC版
ボイスはなく、グラフィックもチェスター似のツリ目。
好みは分かれるだろう。
クレスを「クレス兄ちゃん」と呼ぶなど、発言が(どのキャラにも言えることだが)やや幼く10歳以下といったところで、少々生意気な印象。
きっと細かい年齢設定はなかったのだろう。
また、今作ではマスコットイベントがないが、リンゴイベントは既にあり、受け取ったその場で「ん、おいし(はぁと)」と言って頬張る。

  • PS版
アミィの魅力が開花した記念すべき作品である。
項目冒頭の台詞には川田妙子によるボイスがつき、これが 鬼のように可愛い
こんな声で見送られた日には、森の猪も一匹残らず狩り尽くしてやろうというものである。
声が幼いので幼女だと思った人が多く、14歳位の少女ということは認知されなかった。
一応、発言内容は歳相応。

また、マスコットを受け取るのはアイテムコンプのためにも形見としても必須。
チャネリングももらえるが、この時のチェスターとのやり取りは兄妹らしく微笑ましい。
リンゴは齧らなくなったが、代わりに『やさしいあにき』の称号が得られる。

  • GBA版
キャラグラはPS、それ以外はSFC+PS+αといった感じ。
今作ではクレスへの好意がやや全面に出ており、初回の会話が
「あ、クレス兄ちゃん
 こんにちは(はぁと)」
となっている。
SFCと違い、マスコットがちゃんとある。
また、リンゴを齧る際の台詞が若干変更されている。
「んっ、おいし(はぁと)」

  • フルボイス、クロスエディション
後述のファンダムと同じく根谷美智子によるCVがついた。
台詞・声ともに年齢相応。
グラ・台詞ともにPS準拠だが、チャネリングがないためもらえるのがアップルグミになっている。


▼ファンダムVol.1
声は根谷美智子。
「宝石の思い出」というアミィが主役のシナリオが収録されており、
マスコットを渡す前夜、チェスターとの会話で、トーティスに来た頃を思い出す形で5年前のエピソードが語られる。
12歳にして既にヒネてた兄と違い、当時のアミィも本当にいい子。
彼女がいなければ、クレスとチェスターが親友になることもなかった。

同じ出来事についてアミィ視点とクレス視点の二つが用意されていて、両方クリアするとエピローグを見ることが出来る。
…見終えれば、公式文の意味が十二分にわかることだろう。

ちなみに公式ページで藤島康介が描いたであろう初期設定画が公開されている。
想像図と書かれているのでSFC~PS辺りの時期だろうか。


なりきりダンジョン
(追記用スペース)


▼なりきりダンジョン2
キャラではなくコスチュームとして登場し、チェスターの出現条件になっている。
ステータスは高くないが 通常攻撃で無限コンボが可能なうえに、相方にして一緒に戦うとTPを回復するスキル《応援》が自分には使えないハズなのに自分にかけてTPを回復する チート仕様。


▼ドラマCD
CVを鈴木麻里子が担当。
声から受ける歳の印象は川田妙子と根谷美智子の中間といったところ。
チェスターとの掛け合いもなかなか自然。
マスコットは手渡せず、死後チェスターによってクレスに渡された。

5作目のAnthology.2「レイニーデイ・ブルー」によれば、雨の日が好き。
趣味は絵本を書くことで、童話作家を夢見ている。
とはいえ読者(読み聞かせの相手)はチェスターしかおらず、既に3つの傾向性を掴まれている。
しかしアミィの性格が反映されたそれらの物語は、彼女を亡くしたあともチェスターの心の支えとなっている。


▼小説
チェスターが出る作品なら最低でも名前は出るが、本筋に絡んでくる作品も幾つかある。

  • 紺碧の絆
ファンダムと同様、クレス・チェスター・アミィの過去の話が描かれる。
村の外で偶然ダオスの配下のモンスターを目撃してしまいモンスターに攫われてしまう。
まだ幼いにも関わらず攫われた際も泣いたりせずクレスとチェスターが助けてくれると信じ待ち続ける気丈な娘。
年の割に少しおませな一面もありこの頃からクレスの事を意識していたのかもしれない。
作中の戦闘シーンではチェスターがモンスターに向けて放った矢を回収してきたりしている
危険じゃないのかって?
実はこの矢には毒が塗ってあり、 かすり傷でモンスターは絶命する ためアミィちゃんはモンスターに襲われた際にはプスッと刺して自衛しているのでご安心を

  • テイルズオブファンダム ~旅の終わり~
「歴史は一つではない」というディオ&メルの言葉に、チェスターは 「アミィが死なずに済む歴史も作れるのでは?」 という誘惑にとらわれる。
世界樹への負担なども色々考えたが、最終的に「村が滅びずにすんだ」歴史を作る事を決めたクレス達によって村を襲撃しにきたマルス達が倒されたので、当然ながら彼女も死なずにすんだ。
その時空ではアミィは念願かなってクレスと結婚できたようである。
良かった良かった。
余談だが本来の時間軸でアミィを殺害した張本人はチェスターの手で裁かれた。
アミィが殺される悪夢にうなされていた彼もある程度は救われたのだろうか?
ちなみにミント誘拐も防いでいるのでご安心を


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