ヒートジョーカー(仮面ライダーW)

登録日:2012/10/18 Thu 20:10:42
更新日:2023/02/12 Sun 22:05:34
所要時間:約 4 分で読めます





\ヒート!/\ジョォーカァー!/

ジャジャジャ-ジャジャジャジャジャジャドンドンドンドン

ヒートジョーカーとは仮面ライダーWのフォームの一つ。
ソウルサイドのフィリップがヒートメモリ、ボディサイドの左翔太郎ジョーカーメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する。

●目次

【データ】

【身長】 195cm
【体重】 98kg
【パンチ力】 5t
【キック力】 5.5t
【ジャンプ力】 ひと跳び49m
【走力】 100mを6.5秒
【マキシマムドライブ】 ジョーカーグレネイド

【概要】

闘争本能を高めるヒートメモリと近接格闘に優れるジョーカーメモリの組み合わせで相性は良いが、その分やや制御が難しくなっている。
同じジョーカータイプでも、サイクロンジョーカーが蹴り主体なのに対してヒートジョーカーはパンチ主体で戦う。

右拳に炎をまとったラッシュを得意としており、その際に発現する炎のエフェクト、
シンプルで力強い戦い方、後述するマキシマムドライブ等からWの亜種フォームでも出番は少ないながらも人気は高い方に入る。
バンダイ担当者などからも、放送前の企画段階ではカラーリングを理由としてこちらを基本形態にすることを提案されたという。


【マキシマムドライブ】



「熱々のデザート、奢るぜ!」

マキシマムドライブ(必殺技)はジョーカーグレネイド

マキシマムスロットにジョーカーメモリを挿入しマキシマムドライブを発動する事で使用可能。
ヒートのエネルギーを左右の手首のヒートブレスとジョーカーブレスに宿して空中から敵めがけて突っ込み、
ジョーカータイプの特徴である分離能力を利用して左右から相手を交互に殴りつける必殺技。

なかなか派手な技で、発動回数は1回と少ないながらも、
それまで基本フォーム限定と思われていたMDを初めて亜種形態で使ったインパクトも相まって人気はそこそこある。


風都探偵』の9巻以降は特訓の末に習得したジョーカーバックドラフトも使用するように。
こちらはヒートメモリを挿入し発動で、体を分割しない代わりに右腕を炎で包み、捻り込むように思いっきり敵をブン殴るシンプルかつ強力な技となっている。

【活躍】

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー

初披露は大ショッカーのシャドームーン戦。
サイクロンジョーカーでシャドームーンの動きを封じた上でこのフォームにチェンジ。
炎の連打を叩き込んだ上でヒートメタルに繋いだ。

仮面ライダーW

TV本編ではWの基本フォームがサイクロンジョーカーという事もあってか、サイクロンメモリと入れ代わる形でヒートメモリが挿入され、序盤の内は出番が多かった。
オーズでいうなら、タカキリバの様なポジション。

サイクロンジョーカーは9フォーム中一番バランスが良いスピード重視のフォームだが、このフォームはパワー重視のフォームという事でサイクロンジョーカーでは決定打を与えられないドーパントや動きの遅い敵に対してチェンジしていた。
敵の懐に突っ込んで連続パンチという方法が主な戦い方。

しかし、同じく近接パワータイプの仮面ライダーアクセルにパワー負けしてからは出番が激減。
基本フォームのサイクロンジョーカー、パワーがさらに上のヒートメタルはともかく、
終盤でもそれなりに活躍していたルナジョーカーや序盤に立った力が強すぎて危険というフラグを回収したヒートトリガーに比べると不遇と言えるだろう。

パワー重視で制御が難しいヒートとはいえ、格闘タイプで安定性に定評のあるジョーカーメモリとの組み合わせであるため、
クセのなさが足を引っ張ったようである。おのれ……と言うべきか……。


◆『仮面ライダーOOO×仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE

冒頭、W(サイクロンジョーカー)に変身直後、このフォームにチェンジしプテラノドンヤミ-と戦った。

◆『風都探偵

高い再生力と攻撃力から最強形態サイクロンジョーカーエクストリームでも歯が立たない難敵クラブ・ドーパントを相手に、攻略法を特訓で身につけた翔太郎がこのフォームに変身した。


【ゲームにおいて】

◆ゲーム『ガンバライド』

技属性。ライダータイプは火タイプ。
Wの亜種フォームの例にもれず使い勝手は良いとは言えないが専用システムのメモリチェンジにより
  • 次ラウンドのみ攻撃+400
  • 次ラウンドのみ属性効果3倍
の効果により、力属性のWなら攻撃+800という爆発的な火力を得られるので、これ以上ないというぐらいの撲殺向けのカードとなっていた。
必殺技はガンバライドオリジナルの下位キック技「ヒートブレイカー」のみ。
本編終了後数年経った今でも劇中技の導入、「せめて下位パンチ技だけでも」と求められているフォームである。

◆ゲーム『クライマックスヒーローズシリーズ』

少し動きが遅く、リーチもWのフォームで最短だが、
遅すぎて話にならないわけでもなく、火力もあるので愛やテクニックは必要だが、使えない子ではない。

単純にヒートメタルの方がパワーとリーチが上だが、近接戦ならこちらの方が戦いやすいので相手に飛び込む勇気があるなら使ってみよう。

あくまで、ヒートジョーカー及び、ジョーカータイプでの戦闘にこだわるなら、
スピード重視のサイクロンメモリ、リーチ重視のルナメモリを相手に合わせて組み替えて戦う器用さを身につけるか
(フォームチェンジ時に一瞬だが無敵判定が出るのでそれを利用した戦法)、ヒートジョーカー単体の動きを極める必要があるだろう。

◆ゲーム『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2

CJの必殺技ヒートナックルを放つ時のみチェンジする。


◆『仮面ライダー バトライド・ウォー

サイクロンジョーカー時にジョーカーグレネイドを使う事でチェンジ可能。
性能はCJと変わらないがそのまま操作できる。

ストーリーの方ではなんと最終決戦で敵対した仮面ライダーNEW電王の斬撃を、オープンゲットよろしくマキシマムドライブで回避し、そのままジョーカーグレネイドで撃破する大金星をあげた。

◆ゲーム『KAMEN RIDER memory of heroez

攻撃力が高くて数も多いので、ボスを攻撃することに長けている。というか、メタル系と違って攻撃範囲が狭いため、むしろボス戦用。
ただし、遠距離攻撃ができず、回避・防御系の技も持たないため、最も攻撃を食らいやすい。

【余談】

  • 這いよれ!ニャル子さん7巻では記憶消去(メモリブレイク)バット、クトゥグア仕様『生きている炎』(読み方がヒートジョーカー)としてパロられている。


追記・修正はヒートジョーカーで相手に罪を数える事を強要しつつお願いします。


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最終更新:2023年02月12日 22:05