レオパルドン(キン肉マン)

登録日:2011/04/13 Wed 20:41:24
更新日:2024/04/14 Sun 06:45:31
所要時間:約 5 分で読めます





レオパルドンとは、ゆでたまご原作の漫画『キン肉マン』に登場するキャラクター。


◆プロフィール

所属:強力(ビッグボディ/ごうりき)チーム
出身:ドイツ
身長:230cm
体重:776kg
超人強度:460万パワー
年齢:24歳
:川津泰彦


◆概要

『キン肉マン』の最終章【キン肉星王位争奪編】において《強力》(ビッグボディ)チームの次鋒として初登場。

モチーフは名前の通りドイツ軍のレオパルト戦車で、なぜか裸足。


◆劇中での活躍





          ∧∧∧∧ 
         <    >
     サ   < 次つ >
     ッ   < 鋒: >
         < でつ >
 サ       < ろぎ >
 ッ       < ! !  >
         <    >
          ∨∨∨∨ 

 ∧∧∧∧∧         
<     >        
< いレ次 >        
< きオ鋒 >        
< まパ  >        
< すル  >        
< ! !ド  >        
<  ン  >        
<     >        
 ∨∨∨∨∨         




    ∧∧∧∧    
ド  <    >   
   < ゴグ >   
   < ゴオ >  ド
   < ゴ  >   
   <    >   
 ド  ∨∨∨∨    





ピ ー ン
(鼻が伸びる音)





 ∧∧∧∧∧          
<     >         
< |フノ >         
< |ェ| >         
< |ンズ >         
< |シ・ >         
< っン  >    ∧∧∧∧ 
< ! !グ  >   <    >
<     >   < |ギ >
 ∨∨∨∨∨    < |ャ >
          < ッア >
          <    >
           ∨∨∨∨ 





ズン!
(倒れる音)




カン カン カン
(ゴング音)


つ…強い とにかく強い!
マンモスマン 知性の超人と呼ばれながら強力超人たちをパワーで圧倒して
またたく間にふたりを抜いてしまったーっ!!




この間僅か0.9秒であり、いまだにこの記録は破られていない。*1



追記・修正は1ページ以内でお願いします。

※なお、死んだと思われがちですが、実は生存していたそうです。























以下ネタバレ注意。

















もう二度と瞬殺超人とは…


言わせない―っ!






フェニックス戦のトラウマを乗り越え、オメガ・ケンタウリの六鎗客との対抗戦に勝ち残ったビッグボディ
しかし、今度は超人殲滅を目論む【超神】が彼を最初の標的と定め襲撃をかけてきた。

一足先に兵馬俑で待っていたかつてのチームメイトは手負いのビッグボディを守るべく、超神の一人ランペイジマンに立ち向かう。
キャノン・ボーラー、ペンチマン、ゴーレムマンは一蹴されてしまうが、そこに強力チーム最後の一人がリングに上がった。
知性チームの先鋒マンモスマン相手に1秒すら持たなかった、あのレオパルドンである。
彼は自分個人ではなくビッグボディと強力チームの名誉を傷つけてしまったことをずっと悔やんでいた。




だからお願いです! あの時の号令を再び私に…

私にもう一度ご指示をください!



なんだこの男は? ビッグボディよ、こいつはいいから早くリングに上がってこい


仲間に迷惑をかけるまいと自ら闘うつもりだったビッグボディだが、レオパルドンの叫びに心を動かされ…




つぎ 次鋒でろ!

次鋒レオパルドン いきます!!


あの時と違い力強い号令を受け駆け出すレオパルドン。
序盤は戦車超人の特性を活かして善戦するも、さすがに超神との力の差は大きくランペイジマンの反撃で重傷を負ってしまう。
しかし、気迫はなおも衰えず満身創痍の体でランペイジマンに向かっていく。



どんなに不利でも…たとえ刀折れ矢尽きても
ここにまだ立って闘える喜び!!


それを俺は…誰よりもよく知っている~!!

満身創痍とは思えぬパワーに、ランペイジマンも猛攻を加えつつも困惑するが、
そんなレオパルドンの最後の反撃も通用せず、技をそのまま返されKOされてしまう。
しかし、場外に落ちる寸前で最後の力を振り絞ってリング内に戻り、その矜持を守り通した。

敗戦後、レオパルドンら強力チームはビッグボディにカピラリアの欠片(ピース)の所在を吐かせるための人質にされてしまう。
しかしそこにフェニックスのメッセージが届き、欠片はフェニックスらかつての知性チームが預かっていると告げ、新たな闘いの幕開けとなった。

情報は漏れてしまったものの、強力チームは犠牲を出すことなくビッグボディを守るという使命を果たした。
そしてそのビッグボディがフェニックスと組んで超神タッグ・マイティハーキュリーズに勝利したため、強力チームの奮闘も報われることとなった。


◆使用技


  • レオパルドンパンツァーショット
左腕の機銃で相手を撃つ。

…いや、マジで撃っている。
地獄の砲弾と違い、弾丸の素材についても一切何のフォローもない。
一応、実弾が落ちている様子はないので、エネルギー弾か圧縮した空気を弾丸にしているのだろう。

ランペイジマンの場合は左右の胸を撃たれても多少傷ついた程度で貫通はしていない。
また初撃こそ食らってしまったものの、二回目は構えを取った時点で銃身を曲げられ使用不能にされた。

しかし、テリーマンキン骨マンに撃たれて片足を失い、ソルジャーマンに至っては残虐の神が憑依しなければ普通に戦場で死んでいた。
なので超神であるランペイジマンが特別にタフなのであって、普通は超人でも銃で撃たれると重傷を負ったり死んでしまうものなのだろう。
アシュラマン曰く人間が撃った弾は超人に当たらないらしいが、逆に言えば超人同士の戦闘でなら十分脅威であると受け取れる。
……レオパルドン強すぎない?

旧作でまともに試合させてもらえなかった理由が少し分かる気も。

  • ターンバックルクーゲル
銃身で岩などの物質を叩き壊し、大砲の砲身部分から砕いた素材を吸い込む。
これにより、下記の地獄の砲弾で使用する弾丸を形成する。

全てにおいてトンデモギミックな上、絵的な表現が微妙なので初見では何が起こっているのか分からなかった読者も。

ターンバックルとはネジで締めてワイヤーをピンと張る締結金具。
クーゲルは通常ドイツ語でボールを意味するが、この場合はクーゲルパンツァーのことだろうか。

  • 地獄の砲弾
ターンバックルクーゲルによって生成した弾丸を主砲から発射する。
ビッグボディのメイプルリーフクラッチと同じく、旧シリーズから名前だけは設定されていた技。
発射する際の描写から、顔面の十字マークには照準器としての機能があることが明らかになった。
機銃を破壊し油断していたランペイジマンに見事命中させたが、その後は全て避けられ弾切れを起こしてしまった。

なおいくら超人とはいえ、レスリングで銃弾はやはりあまり褒められたものではないらしく、
ランペイジマンは「私はレスリングをするため このようなリングを出してやったというのに!」とつっこんでいる。

  • タンクシューター
砲塔を下方向に旋回させ、ロケット噴射の要領で大きく飛翔する。
ランペイジマンに組み付いた状態で使用し、リング脇の柱に頭部を叩きつけようとするが体勢を入れ替えられ逆に自分が食らってしまった。


◆余談


  • 旧作に比べるとノーズ・フェンシングの傷跡が目立つが、その他にも体型がスマートになった、裸足ではなく顔などと同じ十字マークのブーツを履いているといった違いがあり、同チームのキャノン・ボーラー同様、かなりカッコ良くリファインされている。

  • 回想のコマではマンモスマンの顔がⅡ世以降のものに描き直されている一方、レオパルドンのずんぐりとして首と胴体の境界も不明瞭な当時の体型はそのまま再現されている。

  • 超神との試合に臨む一番手がレオパルドンだったことは当然の如くネットで話題になり、その盛り上がりはビッグボディがメイプルリーフクラッチを決めた週にも劣らなかった。

  • ランペイジマンのパニッシュメントエングレイバーの攻撃方法はマンモスマンのノーズ・フェンシングに似ており、これを回避して延髄斬りを決めたシーンがレオパルドンの成長を示す描写となっている。トラウマになっている上にペンチマンがやられたのを見ているのに食らったら間抜けすぎるだろうって?言うな

  • 作者のゆでたまごはマッスルショットの4周年記念イベントでレオパルドンについて「スパーリングではかなり強い超人であり、マンモスマン戦では緊張していただけ」とフォローしていた。

  • ダーマッこと「東映版スパイダーマン」には同名かつ瞬殺する方のロボット「レオパルドン」が登場する。ちなみに、レオパルドンが再登場したキン肉マン第319話が掲載された同日に、バンダイからレオパルドンのスーパーミニプラが発売されるという奇跡が起きた。

  • 力強く 次鋒 と宣言した彼に野暮な話だが、超神とリングの上でちゃんと試合したのは 彼が最初 であり、後にグロロの大将と調和の神が対戦成績を集計した時は 先鋒 としてカウントされている。



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最終更新:2024年04月14日 06:45

*1 なおこの記録の初出は『水曜日のダウンタウン』にてゲストが唱えた「レオパルドンよりも一瞬で倒されたものなどいない説」のVTRで作者が口に出したものである。