凍空こなゆき

登録日 :2010/06/06(日) 00:07:11
更新日 : 2016/09/24 Sat 14:11:17
所要時間 :約 6 分で読めます





「へへへっ。面白いですね───七花おにーちゃん」








いてぞらこなゆき




テーマ曲『雪ノ女』

刀語第六話『双刀・鎚』に登場する幼女。

純粋無垢で天真爛漫、根が善良と理想的な妹属性の幼女である。
作中で七花

『七花おにーちゃん』
と呼ばれていた。
うらやましいことこの上ない。

凍空一族の者で、白い毛皮でできた服が非常に暖かそうである。
また、踊山の外に住む人間を地表人と呼ぶ。
年齢 十一 、身長四尺二寸、趣味散歩。

一人称は『うちっち』で人見知りを知らない幼女である。
その上愛嬌があって可愛らしい。
原作でもなかなか可憐だが、アニメでの姿を見てさらにときめいた人もいるだろう。
こなゆきは水無月においても平均気温が氷点下二十二度ほどしかない蝦夷の地にたった一人で暮らしている。

その訳は、雪崩により村が壊滅してしまったかららしいが…



【本編でのこなゆき】

水無月某日、とがめ達は踊山へと向かっていた。

とがめは双刀『鎚』を入手するために薩摩から蝦夷へと向かったと述べていたが、そんなつもりはなかった。
というのも、本来なら尾張行きの船に乗り、幕府へ報告に行こうと考えていたが、元賊刀『鎧』の所有者校倉必の策に引っ掛かり蝦夷の地に来てしまったのである。

踊山に向かう際、七花は三途神社の階段を昇る時にやった お姫様だっこ をやるのを諦め、普通にだっこをした。

寒さなど平気だと豪語していた七花であったが、凍傷を患って倒れてしまう。

雪山での最悪な事態。
とがめが助けを求めた時に現れたのが、こなゆきであった。
こなゆきは七花ととがめを担いで洞窟まで導いてくれたのである。

ようやく寒さを凌げるようになり、とがめは刀集めをしているという旨をこなゆきに伝えた。
こなゆきはこの話に承諾し、一人で村に戻り、双刀・鎚を持って来た。
七花はこなゆきが持ってきた刀を持ち上げようとするが、重くて持てなかった。

ここで、とがめ達はこなゆきが 怪力幼女 であることに気付く。


寂しかったのだろうか、こなゆきは『資格』がなければ刀を渡してはならないと嘘をついてしまう。

とがめは刀の輸送にはこなゆきが必要だと考え、殺さない形で勝負をつけるよう七花に指示を出した。

子供だから楽勝だとたかをくくっていた七花であったが、戦闘経験のないこなゆきのでたらめな動きに苦戦する。

結果、左腕を骨折して 敗北 してしまう。


とがめ達がこなゆきをどうするか考えている頃、こなゆきは悩んでいた。
二人を帰したくない…
そう思っていた時、真庭狂犬に出会ってしまった。

とっさに殴ってしまったが、これがきっかけとなり強さに惹かれた狂犬に身体を乗っ取られてしまう。

しかし、対戦相手が狂犬になったことで、七花は相手の動きを読めるようになり、戦い易くなったのである。

七花は飛花落葉を使用して外側を破壊し、刺青を消すことに成功した。

そして元のこなゆきへと戻ったのである。


【使用技】

元々所有者でないため技はない。
というか以下の二つの技は狂犬の技である。


  • 狂犬発動
←左下↓右下→斬+突

正確には狂犬が使用する忍法。
相手の身体を乗っ取る技。
真庭蝙蝠の骨肉細工ではあくまで身体の模倣に過ぎなかったが、残留思念である狂犬の場合は記憶までも乗っ取れる。
つまり、数多の戦法を蓄積していくことが可能となる。
元々の身体は抜け殻のようになるため戻ることはできない。
また、この技は女性にしか使えない。


  • 双刀之犬
↑右上→右下↓突

超至近距離における打突攻撃。
これは双刀『鎚』の無骨で不恰好な石造りの上下の区別すらあいまいな造形を上手く使った技である。
この形状故にどちらでもない自在を意味する『双』の字が当てられたとか。


七花を初めて負傷させ、敗北させた───凍空こなゆき。

怪力幼女であることに度肝を抜かれた読者、視聴者が多々いると思う。

しかし、彼女の健気さ特に帰したくないが故に嘘をつく子供っぽさには心を打たれた方もおられるんじゃないだろうか。

アニメでは『とある魔術の禁書目録』の打ち止め(ラストオーダー)などの役で有名な日高里菜が担当した。
予想以上に可愛かったので、当初この項目に書こうとした内容を加筆したのは内緒だ。
当初、戯言シリーズであれほど萌えキャラを殺してきた西尾氏ならこなゆきをも容赦なく殺しかねないと思っていたが、見事生存を果した。

こなゆき───生存していてよかった!!!

尾張まで刀を運んだ後はとがめのツテで敦賀迷彩亡き後の三途神社の用心棒となって、女達を救っていったらしい。
流石こなゆき!
ちなみにアニメでわかるのだが、凍空一族は出雲のだいだらぼっちが関係してるとか。


今回の七花は負けることの大切さを知り、人間性が高まっていく回であった。

順調に進む七花だが次回でかなりの痛手を負うことになる。

以下台詞

「いえいえ。地表人にとってはどうだかわかりませんけれど、うちっちらにとっては雪の強弱なんて関係ありませんよ。雪は身体の一部ですし」

「嘘をついてごめんなさいでした」


最後に、どうしてこなゆきはとがめと七花を村に近づかせなかったのか?を以下に記す。

※以下激しくネタバレ






【凍空一族壊滅の理由】

因幡砂漠が砂漠の拡大により宇練銀閣一人しか住まなくなったのと同じように雪崩で凍空の村は全滅してしまったのか?
答は


である

物語は遡ること皐月某日、こなゆきが一人で村の外に散歩していた頃、鑢七実が突如村に現れ、圧倒的な力をもって完膚なきまでに村を破壊してしまったのである。
誰一人生かさず…

流石姉ちゃん…虫組の時と同様ハンパではない。
怪力までラーニングするとは…

双刀・鎚を所有していた村長の長男も殺されてしまった。

刀に興味を示さなかったためか七実は地に捨て死霊山へと向かっていった。

ここまで記したらわかるかもしれないが、次回の対戦相手はアニメでも述べたように姉ちゃんである。
予告がネタバレなのはいかがなものか…


そしてこなゆきが帰って来たのはその後である。
嫌な思い出を見られなくない、忘れたいと思った時に訪れてきたのがとがめ達だったということである。






「アニヲタおにーちゃん───この項目を見に来てくれてありがとう」


「追記修正してくれたお礼に───あげる」


「だからもう少し。もう少しだけ──許して欲しい。だから───もう少し。少しでも、いい思い出を。」


「精一杯頑張って、もてなすから───」


あの嫌な記憶が消えてなくなるくらいの、いい思い出を。

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