ガンダムヘビーアームズ/ヘビーアームズ改

登録日 :2010/05/11(火) 20:04:21
更新日 : 2017/02/07 Tue 13:16:15
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俺には帰る場所がある……


新機動戦記ガンダムW』に登場するガンダムの一機。


◆ガンダムヘビーアームズ

型式番号 XXXG-01H
開発 ドクトルS
頭長高 16.7m
重量 7.7t
装甲材質 ガンダニュウム合金

武装
バルカン
マシンキャノン
胸部ガトリング砲×2
ホーミングミサイル×6
マイクロミサイル×24
ビームガトリング
アーミーナイフ



「オペレーション・メテオ」に投入された重射撃戦用ガンダム。
機体名のヘビーアームズは、「重武装」から。
OZからのコードネームは「ガンダム03(ゼロスリー)」。
視聴者からは名前の単語から「重腕」などと表記されることもある。


火器管制システムの権威であるドクトルSが開発した機体であり、全身に多種多様な重火器を装備している。
その様はまさしく「歩く弾薬庫」であり、総合的な火力は戦艦にも匹敵する。

オペレーション・メテオで地球に降下したガンダムは、いずれも奇襲による短時間制圧を主目的として開発された。
この機体もその例に漏れず、単機で敵基地に乗り込み、その圧倒的弾幕火力で反撃を許さず孅滅するという戦法を取っている。

しかし反面、弾切れを起こした際の戦闘力低下は著しく、武装は右腕のアーミーナイフのみになる。

パイロットは、特徴的な前髪を持つ少年「トロワ・バートン」。
本来は別のパイロットが搭乗する予定だったが、作戦前の事件によってパイロットが変更されている。

幼少の頃からMSの操縦に精通しているトロワは、極度の武装化によりバランスのずれた本機を、OSの補助なしに軽々と扱っている。
また、本来ならば本機は、その搭載された火薬量や機体の重量から非常に慎重な運用が必要とされるのだが、
彼はその圧倒的な操縦技術で軽快でアクロバティックな格闘戦を行っている。



□武装
  • バルカン
頭部に内蔵されたバルカン砲。

  • マシンキャノン
肩部に内蔵された大型機関砲。
実は同じ装備パターン(頭部バルカン+肩部マシンキャノン)をしているデスサイズウイングと違い、本機は両方を同時に使う事が多い。
ヒイロ搭乗時にはマシンキャノンのみを使用したので恐らくトロワの癖であろう。

  • ビームガトリング
左腕に装備された、シールド一体型のビームガトリング砲。
高い威力を持つ主力兵器だが、それ故にかなりの重量がある。
装備中は機体重心が左側に偏る為、機体側の重心設定を変更しなければ挙動が不安定になる上に操縦者の腕にも負荷が掛かりやすい。
後述の仕込みビームサーベルを設置する際左前腕を外したのはこの為。
しかしトロワはあえて設定を変えず、弾切れした本武装をパージ後に素早く格闘戦に移れるようにしている。
一応右腕での保持用に長いフォアグリップアームも付いているのだが、
劇中では使われていない(どころか作画で省略されてるケースが多い)。

  • 胸部ガトリング砲
胸部の装甲下に隠されたガトリング砲。
口径はバルカンとマシンキャノンの中間で、ガトリング式なので砲門数が多い。
展開時にコクピット前の装甲まで開く(要はコクピットハッチ丸出しになる)危険な設計。
しかも観音開き式なので両方開けないと撃てない。

  • ホーミングミサイル
肩アーマー内に搭載されたミサイル。標的の熱紋、電磁波を探知し自動で追尾する。
左右に三発ずつ積んでいるが、外側の一発だけはカバーがかけられていない。

  • マイクロミサイル
両足ランチャーポッドに搭載された小型ミサイル。
こちらは追尾能力はない。もっとも大抵の場合ミサイルは両方とも一斉射する多連装ロケットの様な運用だったので、
追尾能力の有無にあまり意味は無かったが。

  • アーミーナイフ
右腕に装備された折り畳み式のナイフ。
弾切れ時の非常用武器だが、ガンダニュウム製の為高い威力を持つ。
右前腕程度の長さしかないのでリーチは当然短く、これで積極的に白兵戦を仕掛けるのは相当の技量が無いと出来ない。
トロワの操縦能力の高さを証明する一因。
アーリータイプでは装備位置が腕の下側から外側に移ったため刃の向きが90度回転し、切りにくそうな印象を受ける。

  • ビームサーベル
正規武装ではなく南極での決闘の際に臨時追加した装備。サーベル(のグリップ)自体はウイングガンダムの物。
ヒイロがゼクスとの決闘に本機を使用するにあたって、
自爆で怪我した左腕が治らないヒイロの為にトロワが左前腕を外して肘ブロックにサーベルホルダーを仕込んだ。
おかげで操縦時の負荷が若干下がっている。

なおその際ガトリング自体は爆薬ボルトで左肘に強引に据え付けており、ヒイロには弾切れになったらスイッチを押せとだけ説明していた。
よく左腕に元々仕込んである様に書いたり、左前腕の中に仕込んでるみたいに記したりする人がいるが間違いである。
左前腕は外してるシーンが有るのに……。

色々と気を遣いすぎる奴だ。



□劇中の活躍
オペレーション・メテオで地球に降下後は、各基地をその圧倒的火力で破壊していった。
その途中でカトルと出会い、一時期彼の元に身を寄せる。
また、トロワがヒイロと同行していた際は、機体の無いヒイロの分まで度々戦闘を請け負った。
南極ではゼクスにこれ以上気を遣わせたくないという理由でヒイロが借り受け、ゼクスのトールギスとの決闘を行った。

その後、トロワが宇宙に上がる際に目立つ上に潜入任務には不要だったため地球に置いていかれ、サリィ・ポォらに回収され、終盤宇宙に上がる。



◆ガンダムヘビーアームズ改


哀しいな、泣くことの出来ない女は…


型式番号 XXXG-01H2
重量 8.2t

武装
バルカン
マシンキャノン
胸部ガトリング砲×2
ホーミングミサイル×6
マイクロミサイル×24
ツインビームガトリング
アーミーナイフ


ピースミリオンに収用されたヘビーアームズを、ブースターの権威であるハワードが宇宙用に改修した機体。
スラスターや姿勢制御バーニアを増設したバックパックと腰アーマーに換装し、宇宙空間での機動力を確保している。
武装はビームガトリングが二門になった(全然使って無いフォアグリップアームはこの改装で公式に無くなった)だけで、他は変更がない。



□劇中の活躍
第4クールからの遅い登場。
ピースミリオンのガンダムチームの一員として活躍し、多数のMDを撃墜、リーブラ内部でもその威力を奮った。




◆ガンダムヘビーアームズ改(Endless Waltz版)


やはり、オペレーション・メテオはこうあるべきだ


武装
バルカン
マシンキャノン
ダブルガトリングガン×2
胸部ガトリング砲×4
ホーミングミサイル×32
マイクロミサイル×56


カトキハジメによってデザインされたEndless Waltzのヘビーアームズ改。
区別化のために「ヘビーアームズカスタム」とも呼ばれるが、他の四機同様最近は(EW版)といった表記も多い。

機体自体のフォルムはTV版のそれと殆ど相違ないが、機体色が宇宙での低視認性を重視した青みがかった緑になり、
近接戦武装とビーム兵器を廃し全身をTV版の倍以上の実弾兵器で覆うなど、「重武装」のコンセプトを突き詰めている。

アーミーナイフが無くなったので、当然ながら弾切れ時は武装が皆無になる…が小説版では装備している。

ちなみに、トロワのトレードマークであるピエロの仮面を頭部右側に装備している。



□劇中の活躍
デスサイズヘルサンドロック改と共に資源衛星から地球に降下。

ちなみにこの時、全身爆装状態ながらノンオプションで大気圏に突入している。ガンダニュウム合金パネェ……
戦闘ではあえて信管を抜き、サーペント部隊に必要以上のダメージを与えないようにしている。
色々と気を(ry

紛争終結後、サンドロック改・デスサイズヘルとともに自爆させられる。




◆ゲームでの活躍
  • スーパーロボット大戦シリーズ
殆どの場合はウイングゼロに火力負け…
F〜64の頃はガトリング20発など補給なしで戦い続ける弾薬庫として活躍できたが、
その後は劇中よく弾切れしていたためか控えめになっているのでカートリッジやボスボロットは必須。
ただし第2次Zではそれなりに弾数が多く、ビームガトリングが36発撃てたりする。

  • Gジェネシリーズ
ミサイルゲーのため大活躍。ただしPS装甲やフルアーマー持ち、そしてビルゴには若干キツい。
というか、EW版は作品によってはマップ兵器抜きではどう足掻いてもビルゴに勝てない。

  • ガンダムvs.ガンダム
比較的希少な重武装ガンダムとして活躍。
試作3号機と並ぶ弾幕メーカー機体。しかし、ステイメンと違い弾切れを起こしやすい(特にメイン射撃)の
ただ重武装なだけでなく、トリッキーな回避運動や、接射で接近戦にも充分対応可能な性能を持つ。
しかし、劇中では強かったアーミーナイフは死に武装に。どうしてこうなった……
なおアシストのメリクリウスはモビルドール仕様なのか、ヒイロ搭乗なのかハッキリしてない。

  • EXTREME vs
EW版が参戦。コストは2000。
相変わらずの射撃特化機体だが武装の威力は低下している。

アーミーナイフがないので近寄られると悪あがきすらできない……
と思いきや、アシストが弾すら切り裂くヒートショーテルを振るうサンドロック改(EW版)だったり、
前格の飛び上がり踏みつけ、特格の月面ジャンプを組み合わせて原作さながらの変態機動が可能となった。

爆発力が減った代わりに小回りが利くようになった、という印象。覚醒時にはピエロのマスクが付く。

初心者が使えば的になりかねないが、熟練者が使えば、
トロワの如くアクロバティックに相手の攻撃を避け、マスターすら蜂の巣に出来る玄人機体。
因みにアプデによる調整無しでドンドン評価が上がり今や上から数えた方が速いくらいの評価を得ている。

マキシブーストではコストが500上昇して2500に。
後格闘が回転しながらの乱射に変更され、サンドロックの挙動が敵めがけて突進するものになり、撃ち切りリロードになった。
後のアプデでサブ射撃が射撃・格闘と弾数共有から独立した弾数になった。

後にVSモバイル有料会員限定でTV版ヘビーアームズ改が参戦。こちらはコスト2000。
フルブまでのヘビーアームズ改とは全く異なる機体に仕上がっている。



□プラモデル・玩具
放映中は本機とサンドロックのみ1/100が発売されず、微妙な出来の1/144しか存在しない。
しかもツインビームガトリングが立体化されていないためTV版改は再現できない(サンドロックはマシンガンがあるのに……)。

EW版は1/144、1/100の両方が発売。いずれもカテゴリーはHGでプロポーションに限れば今見ても見劣りしない出来。
脛が長すぎるという意見もあるが、設定画と劇中を見るにあんなもんである。

Hcm-proでは通常のヘビーアームズが発売され、なんと左腕のサーベルが再現できる嬉しい仕様。
ただ1/200なんでイマイチ迫力が……

MGではアーリータイプが発売。
仕込みサーベルの再現など痒い所にも手が届く良キットである(ただしサーベル刃は付属しない)。


追記・修正記録001。
記録者名……Wiki籠もりとでも名乗っておこう。

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