シュロウガ

登録日 :2010/09/07(火) 04:51:21
更新日 : 2017/03/05 Sun 20:34:33
所要時間 :約 6 分で読めます






狩れ、シュロウガ……!



スーパーロボット大戦Z』に登場する機動兵器。



□シュロウガ


全長:30.3m
重量:53.1t
装甲材質:不明
搭乗者:アサキム・ドーウィン
戦闘曲:BLACK STRANGER



□概要

謎の青年、アサキムが駆る漆黒人型の機動兵器。
全体的に鋭いフォルムを持ち、さながら凶鳥のような姿が特徴的な機体。

極めて高い機動性能と、流竜馬が「ゲッター以上」と称する程のパワーを誇る。
また神出鬼没かつ変幻自在で、何もない場所から突如として出現したり、あるいは他の様々な姿に偽装したりする事も可能。
アサキムが遠隔操作で操る事も可能らしく、彼が呼べばすぐに登場する。

その性質から非常に謎が多く、分かっているのは高い性能を持つ事と、動力が永久機関である事のみ。
変形機構らしきものも持っているが、普段は専ら人型で行動する。
なお、人型は「黒神形態」、鳥型は「黒鳥形態」という呼び名がある。


どうやら平行世界(別次元)へのシフト能力までも持ち合わせているらしく、その技術がどこで生み出された物かは不明。
『Z』における機動兵器郡はおろか、ジ・エーデル・ベルナルのカオス・レムレースでさえ技術系統が異なっている。

ちなみに、現在こそ色は漆黒だが、かつては色や造形が異なっていたらしい。
何故変貌したのかも不明。背部から見るとブルー系統の色が多く、またカットインをよく見ると顔面部はマスクであり、その裏に人型の顔がある。
設定画から読むに、元々はグランカイザーなどのような勇者メカに近いデザインであり、その上から漆黒の外装やウイングを被せているような状態だと思われる。

デザインモチーフは「悪魔」。
黒い機体色や角、皮膜を模したウイング辺りが顕著。


そんな本機ではあるが、その機体特性やパイロットであるアサキムから、「風の魔装機神」サイバスターに酷似している事が分かる。
両機の関係性は全く不明だが、必殺技「レイ・バスター」中にサイバスターが登場する事、何かにつけて「風」と例えられる事などから、それなりに深い関係を持つと考えられている。 

……というのも当然っちゃ当然で、そもそもこの機体は『第2次スーパーロボット大戦』でオリジナルユニットの候補として、サイバスターやグランゾンと共に考案された機体。
その時の名前は「次元烈風狩狼哉(じげんれっぷうしゅろうや)」。
設定的には「サイバスターとグランゾンの戦いを止められる、全次元で唯一の存在」というものだったらしい。

しかし結果的には没案となり、サイバスターやグランゾンのようにオリジナルユニットとして脚光を浴びる事は無かった。


……と思いきや、長き時を経て登場。
リファインされ、パイロットであるアサキムなどの濃い設定を付加された。

余談だが、アサキムのキャラクター造形や付加された設定には声優の緑川光氏がスパロボ参戦を熱望していた『斬魔大聖デモンベイン』の敵役、マスターテリオンのテイストを意図的に取り込んでいるという説がある。
デモンベインは『スーパーロボット大戦UX』で参戦が実現し、マスターテリオンも登場する。

仮に没設定を引き継いでいるとすれば、やはりサイバスターやグランゾンとは深い関係を持つと言える。
版権が難航していた『魔装機神』が自由に使えるようになった今、共演する事があるかもしれない。


しかし、幾らかなり古株の設定だとしても、かなり趣味が分かれる上、今さらながらにサイバスターなどと絡める手法を批判するファンも多い。
一方でケレン味溢れるデザインと技の数々に魅せられた人も多いとか。

一応ガレージキットやら完全変形フィギュアやらが存在するが……高い、高すぎる……
ここは膝をついてコトブキヤにプラモデルの発売を希望するしかあるまい……



□武装


●ラスター・エッジ
額の宝玉から光線を放つ。ラスター(輝き)エッジ(刃)

●ディスキャリバー
ディスカッターではない。紅い刀身がサ○ンサーベルっぽい。
アサキム曰く「魔王剣」。
鞘から抜き取るような動作を行うが、どうやら腕から力を解放しているらしい。
トドメ演出では、両断した相手を足でずらしている。鬼畜。

余談だがこのモーション、SFC版のギオラストが使う「だるまさんが転んだ」とほぼ同じ。

●エンブラス・ジ・インフェルノ
サイフラッシュでは(ry
巨大な黒いドーム状の光を放つMAP兵器。
範囲は広いが敵味方識別機能は無い。さらに再世篇では隣接マスが死角になった上P属性が消滅。

●トラジック・ジェノサイダー
ハイファミリア(ry
魂を貪る黒き獄鳥を生み出して射出し、敵を全方位から切り刻むオールレンジ攻撃。
フィニッシュ演出あり。贅沢。

なお、発射口はサイバスターだと「コスモノヴァ」の発射口にあたる部分。

●ランブリング・ディスキャリバー
ディスカッター乱舞の(ry
ディスキャリバーと持ち前の機動力を用いて、相手を四方八方から素早く刻みながら魔方陣を描く。
最後は魔方陣が爆発してジ・エンド。
戦闘アニメをよく見ると、左手から血(っぽいの)が滴り落ちてる。手の中にディスキャリバーを召喚するのだが、この時刀身を握っており、逆の手で柄を持って引き抜く。この関係で左手が裂ける。
魔法陣を描いているのはこの血のようなもの。


●レイ・バスター
アァァァカシック・バス(ry
……機体を変形させて魔方陣で加速し、突撃した相手を異空間に引きずりこむ。

引きずり込まれた相手は断片的ながら、アサキムの「過去」と「罪」を垣間見る事になり、その演出中には、 
  • ブラックホールクラスターを放つグランゾン
  • 片腕を失って落下するサイバスター
  • 真サイバスターと斬り合うサイバスター
  • シュロウガとサイバスターの魔法陣を背景にアサキムの影に重なった逆さのマサキ
  • 白服と黒服の謎の女性二人
  • 月夜の街に佇むアサキム

が4秒程度の間に次々と写し出される。
これが「過去」であり「罪」らしいので、アサキムはマサキの成れの果てか、並行世界のマサキとも言われる原因となっている。

謎の女性二人は、一説にはマサキのファミリアたるシロ・クロの人間体と言われているが、シロは精神的にオスである。
胸の大きい白服の女性は腕をクロスして不敵な笑みを浮かべ、顔の半分に影のかかった黒服の女性はやや険しい表情でこちらを見つめている。
…ウェンディとテューディかもしれないが

なお、真・魔装機神のサイバスターは異世界ア・ゼルスにどこからともなく落ちてきた「神の腕」(サイバスターの腕)のデータを元に作られている。

現在のところ「コスモノヴァ」に該当する武装はない。 



□劇中の活躍


セツコ・オハラランド・トラビスの前に現れ、彼らが持つ「スフィア」の力を手に入れる為に暗躍する。
ランド編では彼の生き方に感銘を受けたアサキムが味方となる場合もあるが、セツコ編では完全に敵。
チーフやトビーのバルゴラを赤子の手を捻るように破壊し、幾度となくセツコを苦しませている。
そのためか、ランドルートとセツコルートのどちらを先にやるかで印象が全く異なってくる。

とにかく無駄に動く上に性能が高く、かなり面倒臭い相手。
オマケに、コイツが出てくるステージは割と強めの敵ユニットが多数登場する事が多く、簡単には落とさせてくれない。

ランド編では条件次第で加入し、ラストステージでシュロウガvsカオス・レムレースという夢の対決が可能。
あの傍若無人迷惑男を、「無限獄」へと叩き落としてやろう。


第2次スーパーロボット大戦Z』では、スポット参戦で操作可能。
破界篇では何かしらの理由で大半の武装が使えない状態だったが、再世篇でほとんどが復活している。

アサキムは「知りたがる山羊」ともう一つのスフィアを所有しており、ツィーネもしくは二人の女性と何らかの関係があるのでは、と推察されている。










【以下、天獄篇ネタバレ注意】




















黒翼は宿命を超え、天罪を贖う!


□シュロウガ・シン


全長:32.4m
重量:58.1t
装甲材質:不明
搭乗者:アサキム・ドーウィン
戦闘曲:BLACK STRANGER


第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』に登場。
ヘリオースの力を受けたアサキムがオリジン・ローの流れを体得し、四つのスフィアのリアクターとなったことで変貌したシュロウガ。
その名は 「罪を重ねたもの」 を意味する。
機動力と速度はシュロウガを上回り、その攻撃は因果を断ち切り、対象を輪廻から追放する。
元々は因果律を操作するシステムであったシュロウガが4つのスフィアを吸収し、アサキムがそれぞれのリアクターとなることで本来の力を取り戻し、人知を越える力を見せる。

フェイスガードがなくなって素顔をあらわにしたその姿は、悪魔のそれを思わせる禍々しさを纏っている。
4つのスフィアは両肩と脛のアーマーに内蔵されている。


□武装

  • エンブラス・ジ・インフェルノ
「獄炎の抱擁」。
変貌前と同じくMAP兵器。

  • インテグラル・ディスキャリバー
「罪深き魔王の剣」。
ディスキャリバーを変化させたバスタードソードで一刀両断する。魔装機神最終作の主役機が似たような武装を持っているが多分関係ない。
最初の構え方が実にサンライズっぽい。

  • トラジック・カーネイジャー
「黒天の獄鳥」。
魔法陣を敵の周囲に設置して逃げ場を封じ、獄鳥の奔流に飲み込んで圧殺する。

  • ジェノシック・ノヴァ
「破界と再世の一撃」。
レイ・バスターのグレードアップ攻撃で、蹴飛ばした相手を変形して追撃、時獄・連獄・天獄の象徴である魔法陣を突き抜けてスフィアのエネルギーを解放、黒い翼を広げて突撃する。
六条のエネルギー翼を広げた姿やアサキムの「虚空に刻まれた~」の台詞など、明らかに「アカシック・ノヴァ」を意識した攻撃。










【以下、さらなるネタバレ注意】




















シュロウガの正体は、因果律干渉システム・至高神ソルのどこかの世界における並行同位体。
異種同質の存在であるスフィアを探知・吸収する能力があった。
元々はこのような姿ではなく、並行世界を流浪する中で特殊な人間の意志・霊子・霊力を吸収して少しずつ変化していったらしい。

元々のパイロットは何らかの理由で姿を消しており、エス・テランに流れ着いた時には誰も乗っていなかった。
そのためか、シュロウガは失われた乗り手の存在を求め、刻まれた記憶から彼を模した虚像を構築。それがアサキムである。

怒りのドクトリンによって無限輪廻を組み込まれたシュロウガは、因果律を歪めることで無数の並行同位体が重なって存在している状態にある。撃墜されても、何度でも蘇るカラクリはこれである。

つまり、 本当に不死身なのはシュロウガの方であり、アサキムは再生の度にシュロウガがダウンロードしているイメージに過ぎなかった


元の姿や本来のパイロットについては最後まで不明のまま終わったが、初登場時からほのめかされるマサキ&サイバスターとの関連を考えると、「アカシックレコードに接触し、因果律に干渉する」システムの正体がラプラスデモンコンピューターかそれに類する機構であることは想像に難くない。

また、前述の通りこの機体は「人間の意志や霊子を吸収する」という機構を有し、さらに膨大な意志の奔流によってなる「次元力」の塊であるスフィアを攻め取る能力がある。
このことから、サイバスターだけではなくレイブレードの機能も組み込まれている可能性もある。


第2次OG』にてユーゼスがマサキ(サイバスター?)に対し言い放った「ある言葉」も気になるところ。


全ての真相はOGシリーズに持ち越されたが、果たして解明なるか。






さあ……編集するがいい!
アニヲタのWiki!冥殿の*!そして僕の項目を!

フッ……立ててしまえば、楽なものだよ……



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