バルゴラ

登録日 :2009/05/28(木) 01:57:04
更新日 : 2016/12/22 Thu 15:09:50
所要時間 :約 4 分で読めます




GSコンバット・アクションの全てを…!


スーパーロボット大戦Zのリアル系主人公機。

デザインはナデシコやZZで有名な明貴美加。

【概要】
特徴としてシンプルな青のボディに量産機らしいゴーグル型のカメラ、そして機体より大きな汎用武装システム 「ガナリー・カーバー」 を装備している。ちなみにバルゴラはラテン語で「乙女座」の意味。
デザインコンセプトは 「量産機で主役」 であり劇中でもあくまで量産機として登場する。
試験運用・調整部隊『グローリー・スター』のメンバーにあわせ三号機まで存在しており、非常に乗換えが激しい機体なのも特徴。

【パイロット】

  • 一号機:デンゼル・ハマー
  • 二号機:トビー・ワトソン
  • 三号機:セツコ・オハラ

量産を前提とされた機体ではあるものの、劇中に登場したものは最終調整を待つ試験機であるため、バルゴラ自体は現状たったの三機しか存在しない。
また、ストーリーの紆余曲折が機体に大きく関わってくるため、武装や仕様などの変化が非常に目まぐるしく、試験機でありながら非正規のバリエーションが複数存在する。
関節部分の柔軟性及び拡張性が高く、どんなクセのあるパイロットの操作にも馴染む非常に優秀な機体。
また、 規定最大出力の2倍以上の負荷がかかっても問題なく稼働できることを見越した謎の耐久性 が持たされている。

専用の多目的武装『ガナリー・カーバー』、そしてGSコンバット・アクションなる戦闘モーションプログラムを主軸とした戦法で戦う。
ガナリー・カーバーは大型のウェポンプラットフォームで、内部に実体弾射出機構の他、小型の実体剣やビームサーベル、高出力のビーム兵器も備えている。
ただし欠点として、 主武装であるガナリー・カーバーを失うと碌な攻撃手段がない という問題を抱えている。


【バルゴラの武装】

≪共通武装≫
  • レイ・ピストル
TRIチャージ武器。
腰部にマウントしたビームガンを発射する。
ガナリー・カーバー以外では唯一の携行武器となる。

  • ストレイターレット
ガナリー・カーバーから実弾を連射する技。

  • ヘルブ・ストライク
ガナリー・カーバーの柄の部分で打撃する大胆な攻撃。
武装というよりGSコンバット・アクションによる格闘モーションといったほうが正しい


≪各機の専用武装(本来は全て使えるのだが、テスト中のため各機に分散されている)≫
  • 一号機:レイ・ストレイターレット
ガナリー・カーバーから高出力ビーム砲撃を行う。ALL武器でセツコが射撃が得意な為、中盤では主力武器に

  • 二号機:バーレイ・サイズ
ガナリー・カーバーから鎌状の高出力ビームを発生させ敵を切り付ける格闘兵器。地上と空中では微妙に動作が異なる

  • 三号機:ジャック・カーバー
ガナリー・カーバーに内蔵した実体剣で相手を切り付ける格闘兵器。折り畳みナイフのような外見になる。
セツコの武装だったがセツコは格闘が苦手な為あまり活躍できない。





 以下、ネタバレ注意






















二号機と三号機はアサキムの攻撃で大破。データや一部パーツが一号機にレストアされ、バルゴラ改になり、その後飛行機能やスペックの向上を施したバルゴラ・グローリーとなる。


全てを撃ち抜け、悲しみも! 運命も!


バルゴラ・グローリー

VWFSというVの字型のウイングを備え出力を上昇させたバルゴラの完成型。
機体そのものにはあまり変化はないもののセツコが 「悲しみの乙女のスフィア」 に目覚めたことによりガナリー・カーバーが目玉までついた生物的なデザインへ「生まれ変わっている」。これは、スフィアがカーバーを取り込み、元の姿・本来の力に近い形へと変質させたものらしい。

バルゴラの標準武装のほか一号機から三号機までの全ての武装が集約しており、加えてMAP兵器のハイ・ストレイターレット、実体剣とビームサイズによる連続攻撃をあわせたナウティラス・カーバー、新武装のザ・グローリー・スター(一号機のレイ・ストレイターレットの威力を増したもの)が追加されている。

終盤、EN回復が追加され武装も威力が底上げされる。

スフィアの影響でセツコの命を吸っているような描写があるため実質セツコ専用機となった。

前述のバルゴラの異常な耐久性能もスフィアの力を100%発揮して戦うことを想定して持たされたスペックであり、即ちバルゴラは最初からスフィア・リアクターの専用機となるべく設計・開発された機体ということになる。より正確に言えば、バルゴラとは即ち 「設定出力の倍以上のパワーで動くガナリー・カーバーを運用するために作られた」 機体である。

一介の量産機に何故そのような役割を持たせたのか、そもそも量産計画自体がバルゴラ開発の真の意図を気付かせないための隠れ蓑ではないのか等、疑問は尽きない(設計者も現状では不明である)。

スフィアの特質は星座の神話やタロットのアルカナ・寓画から取られているが、おとめ座が対応する「隠者」のアルカナは、3つの英知を一つにした「ヘルメス・トリスメギストス」である。
これは、3機分のデータを統合してさらに強化したグローリーに合致しているが、もしこのモチーフに準えていたとしたら、 3号機と2号機は1号機に搭載されたスフィアを覚醒させる「生贄」だった可能性 もある(事実、アサキム自身も2号機とトビーを「生贄」と評している)。

余談だが生まれ変わったガナリー・カーバーは魚類なデザインなため「乙女座じゃなくて魚座だろ」とよく言われてしまう。
奇しくも、占星術においておとめ座の対となるのはうお座である。

セツコの不幸な境遇から乗る人間が不幸になる機体と言われている。

ちなみにガナリー・カーバーや乙女座のスフィアの出所等の謎についてはあまり明らかにされていない為、続編には何らかの形で登場するかもしれない。

というかしろ。







追記・修正はバルゴラを量産してからお願いします。















 以下、初代・連・天獄篇ネタバレ注意






○バルゴラ(並行世界)
セツコのいない並行世界から、アサキムによって連れて来られたデンゼルとトビーの乗るバルゴラ。
ナンバリングがローマ数字になっており、さらにこちらでいう1号機が存在しない。

トビーのII号機はこちらの2号機と同じで、デンゼルのI号機はこちらの3号機と同じ。
セツコにさらなる悲しみを与え、スフィアの完全覚醒を促すためのコマとして使われたが、時空修復後に再結成されたグローリー・スターに所属することになった。

時の牢獄形成時には蒼の地球にも翠の地球にも属さない存在だったため、パイロットごと時空の狭間に投げ出されていたが、スコート・ラボによってサルベージされ、就航したソーラリアンの直衛部隊に編成された。

I号機はジャック・カーバー、II号機はバーレイ・サイズを装備しており、さらにI号機にはスコート・ラボにおいてレイ・ストレイターレットが増設されている。




このバルゴラが背負った、みんなの想いと共に…! 超えてみせる、悲しみを…!

バルゴラ・グローリーS
翠の地球にセツコが飛ばされた際に逸れたバルゴラ・グローリーを、サイデリアルの部隊「アンタレス」が回収し、スフィア搭載機のデータ取りのために改造を施した機体。

本体とカーバーの制御効率をより高めるためサイデリアルのテクノロジーが使用されており、搭載機としての完成度はより上がっている。
カーバーには変容前のそれを思わせる外装が装着され、本体もスフィアの出力を制御するためのブースターの追加やウイングの強化など、機動性と耐久力を高める改造がなされている。
これに加えてセツコが本格的にサード・ステージに突入したことで、よりダイレクトにスフィアをコントロールすることが可能となり、さらなる力を得るに至った。

名前の「S」はセツコが命名したもので、正式名称は 「バルゴラ・グローリー・スター」

【武装】
  • バーレイバー・サイズ
バーレイ・サイズのパワーアップ版。衝撃波ではなくビームエッジそのものを投げつけられるようになった。

  • ブイ・ストレイターレット
  • ハイ・ストレイターレット
グローリーのものと同じ。

  • GSコンバット・アクション
多元戦争から再世戦争後までの経験とデータをもとに、セツコが組み上げたアクションパターンのひとつ。
ブイ・ストレイターレットで牽制しつつ接近、ヘルプ・ストライクで強襲した後間合いを開け、伸張させたジャック・カーバーで両断。

  • ザ・グローリー・スター
変容前とほぼ同じ。
おとめ座機動でポジションを取り、最大出力でレイ・ストレイターレットを放って敵を消滅させる。

  • スフィア・アクト(悲しみの乙女)
セントラル・ベース戦で完全にサード・ステージとなったセツコの行使するスフィアの力。
相手の感情にリンクする力を応用し、味方の回避力を高める。ゲーム的には気力150以上で味方の回避が+10される。
ダイレクトに生存力に直結する効果なので、出来るだけ早く発動させたい。







追記・修正はグローリーを改修してからお願いします。


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