バイオハザード2

登録日:2009/12/08 Tue 12:41:45
更新日:2024/01/28 Sun 00:49:26
所要時間:約 8 分で読めます






前作の続編として作られたが、知名度が上がったことによるプレイヤーの多様化に対応するため難易度は下げられた。
1フロアのゾンビの出現数は増えたが、トータルで見るとシリーズでは一番簡単とも言え、ストーリー的にも前作との関連は薄めになっているので初心者の導入作としてもおすすめ。
ただしラジコン操作の上に冒頭からゾンビだらけの火の海の中からスタートと、チュートリアル的なものがないので操作は死んで覚えるしかない。

後に振動コントローラーに対応したデュアルショックver.が発売された。
PC、DCN64GCに移植されているのはこっち(ゲームアーカイブ版は無印版)。
上記のように多機種に渡って移植されているシリーズ屈指の人気作であり、2019年1月には念願のリメイク版である「バイオハザードRE:2」が発売された。


本作は一旦クリアした後、別の主人公視点でプレイするザッピングシステムが設けられている。
表での行動が裏に影響するが、矛盾点も多いのはパラレルだから(と言い訳されている)。

ちなみに本作の発売日と同じ日に『バイオハザード 北海の妖獣』というノベライズが発行された。



【あらすじ】

ラクーンシティ近郊で起きた連続殺人事件がS.T.A.R.S.によって一応の解決を見てから1ヶ月。
ある夜、新人警官のレオンと女子大生のクレアがラクーンシティを訪れる。
しかし市街はゾンビが巣くう死の街となっていた。
偶然出会った2人は生き延びるために警察署へ向かうが、アクシデントにより離れ離れとなってしまう。



【主な登場人物】

レオン・S・ケネディ
男主人公。
ラクーン市警に配属されたばかりの新人警官で、勤務初日なのに大遅刻をかまして到着した。
正義感あふれる性格だが、女性の扱いが苦手で振り回されてはやたらと「ウェイト!」と言う。
メインウエポンはハンドガン、ショットガン、マグナムとオーソドックスで扱いやすいが、ショットガンとマグナムは強化すると隙が大きくなるので注意。
ラクーンシティに志願して配属されており、着任前日に恋人と破局しているという非公式設定がある(公式攻略本より)。
…別れて正解だったであろうことは想像に難くない。


クレア・レッドフィールド
女主人公。
前作の主人公クリスの妹で、消息を断ったクリスの手がかりを求めてやってきた。
兄の影響かどんな銃器も使いこなす上に、ピッキングもできるバイク好きのスーパー女子大生。
メインウエポンはハンドガンとボウガンと通常弾と焼夷弾と硫酸弾を使い分けるグレネードランチャー。
武器にクセがあるので近距離戦を強いられやすかったり、グレネードの弾の使い分けを頭に入れないといけなかったりで、クレアの方が微妙に難易度が高い。
逆に言えば弾の使い分けが出来ればどんな敵にも対応可能な万能キャラに化ける。
コスチュームチェンジでコルトSAAが使える。


エイダ・ウォン
謎めいたアジア系の女性。名前からすると中国系。
レオンと会い一緒に行動するが、よくレオンを置き去りにする。
クールな性格で、まだ青クサさの残るレオンに辟易しつつも、正義感を持ち自分を懸命に守ろうとしてくれるレオンの純粋さに惹かれるようになる。
別名:無限ハンドガン


シェリー・バーキン
署内を逃げ回ってたところをクレアが発見した少女。
戦闘力は皆無だが、化け物だらけの街を救急スプレーと写真だけ持って平然と逃げ回るスーパー小学生*1
色んな穴をくぐって大活躍。ガチムチな化け物2匹に追われている。


★ロバート・ケンド
ラクーン市警の近所で銃砲店をやっているおっさん。バリーの友達。
S.T.A.R.S制式拳銃サムライエッジ」は彼の兄が制作し、彼が納めたもの。
作中レオンが使うデザートイーグルも、彼がバリーに納品したものという説がある。
ゾンビに襲われてあっさり死亡する。
なお、銃砲店なのに武器弾薬がショボいのは生存者の自衛の為に無料配布していたからと言う設定がある(64版のEXファイルで確認可能)。
マービンと違い裏シナリオでは影も形も登場せず、後の作品でもほぼ出番なしと不遇。
リメイクのRE:2では新たな見せ場が与えられたが、ある意味オリジナル版より更に悲惨な最期を迎える。


★マービン・ブラナー
ラクーン市警の警官でレオンの先輩(になるはずだった人物)。
自分より生存者の安否を気にかける警官の鑑だが、ゲーム開始時点で既に重傷を負っており、最後は目の前でゾンビ化してしまう。
倒さず放置すると裏シナリオでもゾンビとして登場する(この場合配置ゾンビ数が減る)。
アウトブレイクでは見せ場がありプレイヤーキャラとして使用できる様になっている。リメイク版では二階級特進もしたしな!


★ベン・ベルトリッチ
留置場にいた新聞記者。
署長とアンブレラ社の癒着を探っていたために拘留されていた。
実は看守からを盗んでいつでも逃げ出せるのに事態が収拾するまで引きこもるつもりで、警察が全滅したと聞かされても脱出はレオン任せ。
引きこもりすぎて…クレア編ではクレア裏のみ、死体が留置場に残されている。
マービン同様後のアウトブレイクでも出番がありプレイヤーキャラとして使用できる。
なお、『ダークサイド・クロニクルズ』ではレオン達が留置場へ着く寸前に殺されている。


ブライアン・アイアンズ
ラクーン市警署長。
この事態に際し、市民を守れなかったことを嘆く紳士……かと思いきや、正体は狂気じみた剥製マニア(人体含む)のド変態。
アンブレラと癒着しており、彼らを見逃す代わりに私腹を肥やして署内を怪しげな美術品だらけにした。
最期は表裏どちらのルートにしろ凄惨。リメイク版でのシェリーを追い掛ける姿は変質者の極み。
大学生時代に2度も女子学生に暴行を加え捕まるも、成績優秀だからという理由で不問となった。よく警察官になれたな。


ウィリアム・バーキン
アンブレラの研究者でG-ウイルスの開発者。シェリーの父親でもある。
実は前作で登場したアルバート・ウェスカーとは同期の同僚で友人。T-ウイルスを開発したのもバーキンである。
G-ウイルスを開発したことで本社との軋轢が生じ、回収部隊に抵抗するも瀕死の重傷を負う。しかし…


★アネット・バーキン
ウィリアムの妻。
G-ウイルスで化け物となったウィリアムを守ろうとして電波な行動を繰り返す。
しかしシェリーについては母親らしいところも見せる。だが彼女がシェリーに託したペンダントには実は…?
アーハァーーーーーン
後に『バイオハザード レジスタンス』で『マスターマインド』として登場し、生存者達の逃亡を妨害する。


ブラッド・ヴィッカーズ
ゾンビになったりしてるけど、わたしは元気です。隠しキャラの一人?
出現条件は市街地でアイテムを一つも取らずに警察署まで着くこと、という縛りプレイでもしないとまず発見されない男。
生前はヘタレだったくせに通常のゾンビの5倍の体力があり、仕留めるのにハンドガン18発前後とそのまま戦うと弾切れ間違いなし。
倒れ込み噛みつきを誘うか署内のショットガンを入手して頭をぶっ飛ばした方が楽。倒すとコスチュームチェンジの鍵が手に入る。
ゾンビになった経緯を知りたければ3をプレイしよう。ちなみにリメイク版ではポスターになりました。なんでや。


ハンク
ミニゲームの主人公。シリーズ随所で登場する彼だが本作が初登場である。
Gウイルスを回収しに来たアンブレラ特殊部隊の一人だが、帰還中に怪物と化したバーキンに襲われ部隊は壊滅、唯一の生き残りとなる。
どんなに過酷な戦場でも一人だけ生還することから死神と呼ばれる。


豆腐
ミニゲームの主人公。
ナイフ一本で化け物だらけの署内を駆け抜ける関西弁の豆腐。詳しくは項目へ。
「もうアカン…」



【捜索場所】

●ラクーンシティ市街地
ゲーム開始地点。
裏シナリオでは直ぐに裏口から警察署へ入れるが表シナリオではメインストリート→ケンド銃砲店→裏道→バスの流れで警察署へと向かう。
初っ端からゾンビが襲って来る状況の中を、『1』でも初見プレイヤーを苦しめたラジコン操作でゾンビを回避する事を強いられ*2
更に回復アイテムは配置されていないという悪環境なので、下手するとここで何度も死亡してしまい、投げ出すプレイヤーも多い。
恐らく「序盤でこれでは到底クリアできない」と思ってしまうのだろうが、それでは勿体無い。
何故ならここを突破できるスキルを身につければ、ゲームクリアに必要な最低限の技量が獲得できるのだから。
要するに死に覚えゲーのスパルタ道場システムである。がんばれ。
実際逆にここを難なく突破できるようになれば、そこから先は中盤まで謎解き以外そんなに難しくない。

●警察署
今作において一番長く滞在する事になる場所。バイオ2と言えばここ、と言ってもいい代表施設。トイレがない。
各地を行き来しながらトランプのマークを模した鍵を探して扉を開錠し、脱出路の手掛かりを探す。
碌な装備も無いままリッカーやタイラントに襲われたり、謎解きをしないと手に入らないアイテムあるのでやはりキツめ。
尚、どちらのキャラもここでほぼ全ての武器が手に入る。

●下水道
研究所へ向かう為の通過点その1。
基本的に一本道で警察署のような謎解きも無く、出てくる敵もハンドガン一丁で倒せるか回避が容易な敵ばかりなので、これまでと比べれば明らかに楽になる。
嵩張るかもしれないが、警察署で手に入れたバルブハンドルは常に所持しておく事。
またクモやラージ・ローチなど、虫系クリーチャーが苦手な人にとっては地獄。

●工場
研究所へ向かう為の通過点その2。
出てくる敵はゾンビとタイラント(裏シナリオのみ)だがターンテーブル内でGと戦う事となる。
その為に戦闘は必要最低限に控え、強力な武器は温存しておきたい。
クレア編ならG相手にはここで手に入るスパークショットをぶち込むのもいいだろう。

●研究所
今作の最終地点。
表と裏で開始地点、探索箇所共に微妙に異なる(表シナリオだと最下層から、裏シナリオだと上層から開始)。
イビーやリッカー改と言った厄介な敵が登場する上に、最後でGと戦うのでここまで温存した強力な武器を駆使して突破するべき。



【主なクリーチャー】

ゾンビ
Tウイルスに感染した人のなれの果て。今回は女性ゾンビが初登場。
部位破壊が起こりやすく、戦っていると上半身だけになったり腕が取れたりする。ロケランを食らうと見るも無惨な姿に。スーパータイラントよりも多少耐えているのは内緒
なお今作のゾンビはナイフへの耐性が高く、かなりの回数を切り付けないと倒せないため、ナイフクリアの最大の障害でもある。

●ゾンビ犬
B.O.W.として製造された前作のケルベロスとは違い、普通に自然感染しただけの。舞台の都合上、多くは警察犬。
外見も使い回しで違いは全くない。

リッカー
脳を露出させ四つん這いで這い回る化け物。本作一番のトラウマ要因。
爪で斬りつけたり舌を伸ばして攻撃してくる。特に威力がランダムながら、作中でも屈指の単発火力を誇る飛びかかり攻撃が凶悪。
だが目が見えず音に頼っているので、慎重に歩けば触れない限り気づかれないため、慣れたプレイヤーは総スルーしたりする。
運良くごはんにありつけることに成功し続けたゾンビが変質して生まれた怪物とされており、研究所ではさらに変異が進んだ「リッカー改」も登場。
雑魚で唯一、ロケランでも原型を留めているタフな奴。倒すと潔く死ぬのである意味ゾンビより親切。

カラス
ごく普通の感染したカラスです。それだけ。ボウガンで壁に磔にできる。

●ジャイアントスパイダー
ゾンビ犬と同じく、こちらも改造されたのではなく自然感染したクモ
こちらも前作のウェブスピナーとほとんど変わらない。毒が厄介なのも同じ。
本編では死んでも小クモを出さなくなったが、ミニゲームでは以前と同じく小グモを出す。

●巨大アリゲーター
下水道を徘徊するTウイルスで巨大化したアリゲーター。
ボンベを使えばハンドガンで1発だが、まともにやり合うとちょっと大変。
表編でボンベを使わなかった場合は裏編でも遭遇する。

●ラージローチ
黒いアイツ。巨大化してネズミとの生存競争に勝ってしまうほど凶悪に。
3匹以上に一定時間まとわりつかれると頸動脈を食い破られて即死する。が、レバガチャ無しでキャラが抵抗するので死ぬことは滅多にない。
おまけに無限に出てくるので、相手にせず走ってスルーするのが吉。
ちなみに全長30cm前後。想像すると…ひぃ

●イビー
自立歩行する植物のB.O.W.。前作の「プラント42」を発展させたものらしい。
酸液を飛ばしたりツルで攻撃したりする。
表編でガス散布すると弱体化できるが、その周の裏編では酸液が毒液になったうえHPが戻った毒イビーに変異するので注意。
レオンは汚物は消毒だ〜!!とやるより遠くからマグナムでも使った方が安全。
クレアなら火炎弾を使えばそれでOK。
ただ火炎攻撃以外で倒すと死骸になっても攻撃してくるため、エリア移動で死体を消してしまうとよい。

●モスジャイアント
ウイルスの影響下で異常繁殖し、偶然巨大化した個体の
敵というよりは部屋1つ占拠した上での演出要員。
虫の巣に佇むデカい蛾というだけだが、それでも初見はビビる。
動きは鈍重だが毒鱗粉が少し厄介。あたりには幼虫のベビーモスもいる。
ベビーモスは見た目に反して攻撃力が高いので油断しないこと。
唯でさえ一発屋なのに、B.O.W培養実験室に用の無いプレイヤーには部屋ごと無視される可哀想な存在。

G生物
Gウイルスに人間が感染した化け物。
自ら短時間で進化することができ、ロケランでも簡単には死なない強靱さを持つ。
元の人間の遺伝子が近いもの(=娘のシェリー)に胚を植え付け、種を増やそうとしている。

●G成体
Gの胚を植え付けられた人間が遺伝子的に不適合だったために、エイリアンのように体を破って出た幼体が成長したもの。
口から幼体を垂れ流すがこれは成長しない出来損ない。
本体よりも幼体がウザい(幼体は黒いGと同じく条件付即死攻撃持ち)。

●G第1形態
右腕が変異した他はほぼ人間。
人間の知能が残ってるらしく鉄パイプで攻撃してくる。
この時点で即死攻撃を持っているうえ、戦う場所はいずれも狭いので注意。

●G第2形態
上半身がほとんど変異し人間の頭の代わりに新しい頭が形成されている。
この時点で既に脇腹あたりに副腕が存在しており、後の形態の片鱗が見て取れる。
肥大化した右腕の爪で攻撃してくる。
ダメージを受けると動きが鈍くなり、攻撃力が半減する。

●G第3形態
4本腕になった。
第2形態と同じ場所で戦うが攻撃力が上がって即死攻撃もしてくるようになっている。
距離を離すと電車の上に飛び乗って急降下してくるので、他の形態やタイラントのように一気に離れて遠くから戦うことは不可能だが、
少し距離を離しただけですぐ飛び乗るので仕切り直しはやりやすい。

●G第4形態
当初は第3形態の姿だが、ダメージを受けると四つん這いの獣のような姿になり、動きが素早くなる。
四足歩行時は攻撃力も高く、かみつきを食らうと一気にHPを持っていかれる。
安置やダメージを受けにくい立ち回りが難しく、最終戦だけあってごり押し戦闘になりがち。
表編のラスボス

●G第5形態
ゾンビの死体などを喰いまくった結果、原型を留めないほど肥大化した。
攻撃範囲が至近距離にしかないため弾があるなら負ける要素のない見掛け倒し。
裏編のラスボス。


タイラント
前作のタイラントを改良した量産型。初見プレイヤーのトラウマ要因。
デカいことを除けば見た目は普通にコート着たハゲ人間。コートがあるのでロケランでも死なない。
見た目が人間らしくなったせいか作中の登場人物からは「ミスターX」、「コート野郎」等と呼ばれる。
擬態の為か旧型にあった爪が排除された為、パンチラリアットで攻撃してくる。
警察署に投下されるが、ヘリに残ったものの行方は3で判明する。
なぜか使いもしない弾や救急スプレーを持っており、倒すと一個ずつ入手できる。
ドアの開閉などはできないが、壁をぶち破ってダイナミックこんにちわをしてくる。

●スーパータイラント
溶鉱炉に落ちたことでリミッターが外れたタイラント。
全裸になったためか素早さが大幅に上がっており、爪での攻撃も凶悪。
距離を離すと突進攻撃を仕掛けてくるため非常に厄介な相手だが、実は攻撃の威力自体は全体的に低下している。



【おまけ要素】

◎隠し武器
難易度NORMALで条件を満たすとエンディング後に入手できる。
全て次周のプレイ時にアイテムボックス内に配置される。
なお、クリアランクは…
  • プレイ時間の長さ
  • 救急スプレーの使用回数
  • セーブ回数
  • 隠し武器の使用
で変動するので注意。
使用するとクリア時のランクが下がってしまうので、隠し武器を使って横着はできない。

●無限ロケットランチャー
本編で入手するものと威力は同じ…つまり雑魚はもれなく一撃、各ボスも数発で沈む。スーパータイラントもエイダを待たず出オチにできる。
条件:プレイ時間2時間30分以内にランクS~Aでエンディングを見る。

●無限サブマシンガン
本編で入手するものと威力は同じ。
条件:裏編で救急スプレーを使用せずにランクS~Aでエンディングを見る。

●無限ガトリングガン
地味に隠し専用武器。サブマシンガンの二倍程度の火力がある。
条件:裏編で一度もセーブせずにランクS~Aでエンディングを見る。
入手方法がめんどい割りに、連射武器としてはサブマシンガンと被ってるし、威力としてもロケランで十分なので、趣味以外でこれを使う理由はあまりないかわいそうな子。



◎アナザーシナリオ
謎解きはなく、敵の群れをかいくぐって特定のエリアを目指すミニゲームである。
どちらも主人公が異なるだけで展開や敵の配置は同じ。
こちらも難易度はNORMAL以上が条件。

●ハンク編
条件:裏編をSランクでクリア。
移植作品によっては最初からプレイできる。

●豆腐編
条件:ハンク編を出した状態で表編と裏編のクリア回数が3回ずつになる。
内容はハンクと同じだが装備はナイフだけ、ハーブも減っている。
移植作品によっては最初からプレイできる。

◎エクストリームバトル
デュアルショックVer以降のおまけモード。
難易度NORMAL以上で表→裏とクリアする。
本編で通ったルートを逆走し、対ウイルス爆弾を回収するのが目的。
道中のアイテムと敵はランダムで設定される。
最初は使用可能キャラは二人でLVも1からだが、
クリアしていくと高LVが選択できるようになり使用可能キャラも増える。
(移植作品によっては最初からプレイでき、LV・キャラ共に解放済み。)



【ドラマCD】

ゲーム本編の後日談。詳細は項目参照。

  • バイオハザード2 ドラマアルバム~生きていた女スパイ・エイダ~
こちらもゲーム本編の後日談。
のちのプレイヤーキャラと共通点を持つ人物が登場。



【漫画版】

  • 生化危機2
海外で出版されたコミカライズ作品。
大まかな設定はゲーム本編を踏襲しているものの、ストーリーは公式から逸脱した独自の展開で描かれる事が多く、作家の個性が良くも悪くも前面に出ているのが特徴である。
日本では未発売。



【余談】

  • バイオハザード1.5
本作の発売前、当時のゲーム雑誌などで紹介されていたバージョンの通称。実際に発売された物との差異が非常に多いためこう呼ばれるようになった。
データは完成寸前まで出来上がっていたらしいが、「これを”バイオハザード”としては出せない」と判断されて総ボツになり作り直されたという経緯がある。
ラクーン市警が洋館風でなくオフィスビルのような建物だったり、レオンは最初は私服姿で登場し、警察署で装備を整えると防御力や所持アイテム数が上げられるという設定があったり、女主人公はクレアではなくエルザ・ウォーカーという女性レーサーだったり、ケンドやマービンが生き残って同行キャラになっていたり、シナリオ面ではウィリアム・バーキンがGにならず主人公に味方をする役だったり…と多くの点で違いがある。
ゲームエンジンは「鬼武者」に流用されたと言われている。
現在は残念ながら当時のオマケ映像*3などでしか見ることはできない……と思われていたのだが、2019年頃に破棄されたはずのデータが流出し、多数のプレイ動画がインターネット上に投稿されるようになった。
しかも謎のアップデートにより、製作者インタビューでも言われていた60~80%の完成度を体感できるくらいにはプレイ範囲も広がっている。

  • 後付との矛盾点
リザルト画面の背景は主人公たちのその後を描いたものと考えられていたが、3のエピローグファイルでなかったことにされている。
レオンはラクーンシティに警察の鎮圧隊として突入しようとしているイラストだが、レオンは脱出後政府のエージェントとなっており警官に戻ってはいないし、ラクーンシティもミサイルで吹き飛ばされている。
クレアはシェリーとバイク旅をしているイラストだが、脱出してすぐレオンにシェリーを託して別行動をとっている。
また、後付の設定でラクーンシティは米軍によって封鎖されて立ち入りが出来なくなっていた筈なのにどうやって二人がラクーンシティに入れたのか?
そして何でラクーンシティの惨劇についての情報が全くなかったのか*4
といった疑問が追加されるようになった。

  • 弾無限モード
デュアルショックバージョン以降では隠しコマンドで弾数無限にできるが、N64版はそれに加えて隠しコマンドで無敵化できる。
これでいくら噛まれても殴られても死なないぜ!ハンクもエクストリームバトル*5もクリアできるぜ!
豆腐編…はN64の無敵コマンドを使えばクリアできるぜ!


……さすがにやりすぎではなかろうか。





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最終更新:2024年01月28日 00:49

*1 但し後に銃火器やナイフでクリーチャーと戦う同世代のヒロインが登場するのだが…

*2 ジグザグに移動しないと回避できない配置や、狭い通路で複数のゾンビが迫ってくるシチュエーションもある。

*3 バイオハザード1ディレクターズカットデリュルショックのおまけとして付属

*4 政府は放射能汚染という名目で封鎖していたと発表している。

*5 デュアルショックバージョン以降にあるおまけモード