オズムンド・サドラー

登録日:2011/11/03(木) 21:22:25
更新日:2023/10/05 Thu 22:03:34
所要時間:約 4 分で読めます





バイオハザード4』の登場人物。


ヨーロッパのある寒村地帯一体で活動しているロス・イルミナドス教の教祖。
古城の城主を務めているサラザール家8代目のラモン・サラザールが領地にしていた村に現れ、村人に予防接種活動をしていたとても良い方である。

その活動にあってか、村人などから『カリスマ』と呼ばれる。



追記、編集ありましたらよろしくお願いします。






















   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


バイオハザード4』の登場人物かつラスボス及びクリーチャー。



カルト教団ロス・イルミナドス教の教祖であり寄生体プラーガを利用し、世界征服を目論む今作の黒幕。
自身のことを『教団のカリスマ』と称している。

この教団の歴史は古く、初代からサラザール家に弾圧されていたが、家族が居なく孤独だった8代目当主ラモン・サラザールを篭絡し、城の地下に封印されていたプラーガを解放、復活させた。

サドラーも支配種プラーガを植え付けており、サラザールが支配していた村人にプラーガを植え付け信者として隷属化させた(EDでその様子が描写されている)。


本編では教会で監禁されていたアシュリーを救出後のイベントに初登場。
アシュリーを誘拐した上に彼女とレオンにプラーガを植え付けた事実を告げる。
プラーガを使った教団活動を革命的と称するが、レオンからは『エイリアンの侵略みたいだな』と皮肉られている。


そして古城にて支配種のサンプルを奪っていたルイスを殺害しサンプルを奪取した。

その後はサラザール死亡後の孤島にて通信機から度々レオンに対話する。
また孤島の後半部分にて一度は救出したアシュリーとレオンの前に現れ、寄生体を植え付けた2人にサドラーは何らかの力を放ち、レオンは胸を苦しみ、アシュリーは操られサドラーについて行ってしまう(おそらくプラーガのマスタータイプが寄生していると予想される)。

その後は旧施設にて拉致したアシュリーを謎の機械で拘束していた所でレオンと対立。
支配種プラーガの力でレオンを圧倒していたが、エイダの横槍が入りアシュリー救出と2人の逃走を許してしまう。
因みにPS2などの追加シナリオのエイダ編では、この後にエイダとサドラーの対決がある。


◆サドラー(人間体)戦

近距離、中距離、遠距離に分けて攻撃を行う。
主にどの距離でも使う触手の打撃、遠、中距離だと突進、近距離に即死の叩きつけ攻撃がある。
中距離を保ちつつショットガンやボウガンを使うのがサドラー戦では安全策……だが一定数の実弾を撃ち込むとマシンガンのように撃ち返してくる。

因みにサドラーは至近距離だとコマンド回避できる攻撃しかしないためナイフに弱い。

この戦いの後は死亡したかに見えたが、隙をつきエイダを拘束する。

ファイナルチャプターにて再びレオンの前に現れ、自身の支配種プラーガを解放させる。
口を開き目玉を露出させ解放する時の姿は非常に気持ち悪い……。
人体から伸びた4本の脚と触手にその中心部には強靭な顎を持ったサドラーの頭部という姿になるのだが、サドラーの人間の部分はまるで脱け殻のようになっていてプラーガの奴隷になったかのような滑稽な姿である。

◆サドラー(変異体)戦

主な攻撃は顎の噛みつきからの叩きつけと、脚での蹴りや突き刺し。
さらには近くの鉄骨を投げつけてきたり、あの巨体で軽々と跳躍して踏み潰してきたりする。
また四方に伸びた4本の脚の付け根にも目玉が生えているため全方位に視野が効き、死角を突くことはできない。
そして強固な身体のため銃弾などはダメージは微々たるもの。

ただし死角を塞ぐ4本の脚の目玉は弱点でもあり、ここに攻撃するとサドラーは真の弱点である頭部の目玉を露出した状態で気絶する。
また気絶した時に近付くと『よじ登る』のコマンドで出て、入力するとレオンはサドラーの頭部に飛び乗り、ナイフで突き刺す攻撃をする。
爆発系の武器だといっぺんに攻撃できるが気絶時間が短く、マグナムを最高に改造すると一発で復帰するため注意したい。
さらに4つの目玉すべてを破壊すると頭部の目玉が常に露出した状態になる。

なお、ステージ上には爆発するドラム缶や鉄骨を積んだクレーンの操作レバーといったギミックがあり、これを利用する事でもサドラーを攻撃できる。

体力を半分ほど減らすとエイダからロケットランチャー(特殊弾)を渡され、そのロケットランチャーを命中させるとサドラーを一撃で仕留める事ができる。
因みにロケラン使わなくても倒す事は可能。
使わずに次の周で最後まで持って行けば、開幕あうんさせることができる。


余談だが、通信機でのサドラーとレオンとの会話イベントは見ておいた方がいい。



エイダ編をクリアしたプレイヤーからは「変身前の方が強かったwww」と言われている。
また、エイダ編でロケットランチャー(特殊弾)はエイダが用意していたとかそういうことはなくたまたまそこに置いてあったことが明らかになった。

しかし…

RE4では

フルリメイク版であるRE4では恐らくは最もオリジナル版から手の加えられたキャラの一人。

オリジナル版では彼にとって教団・教義は建前に過ぎず、プラーガを用いて自身の野望である世界征服を叶える為の道具でしかないという典型的なカルト宗教系の俗物めいた悪党だったが、RE4ではプラーガの母体を真摯に「神」と崇め、全人類にプラーガの植え付けという形で救済をもたらし、己はプラーガの母体の代弁者として人類の頂点に立ち、導くという思想を掲げた、言うなればプラーガの狂信者とでもいうものになり、忌まわしき邪教の教祖というイメージがオリジナル版の比では無い程に強められた。
これにより旧作での小物臭さは大分薄れたものの、ここまで来ると「サドラー自身もプラーガに洗脳されてるんじゃないか?」とさえ思えてくる。
サドラー家では15代目にあたり、先代たちが書き遺した聖典ではその猟奇性がうかがえる。

ルックスもローブ姿にという大体のイメージは変わらないが、そのフードの下に覆われた頭は肌が死体のように青白く、後頭部は髪の代わりにプラーガの甲殻のようなものに変質し、目に至っては暗闇でも不気味な青い輝きを放つというオリジナル版より一層人間離れした姿になり、言動も何処か茶目っ気があったオリジナル版より厳格で狂信的なものになった。

出番も増えており、中盤の山場であったルイスの殺害シーンこそクラウザーに譲ったものの、代わりにレオンとアシュリーに植え付けたプラーガを介して度々幻覚・幻聴という形で揺さぶりを掛け、そして最終局面ではプラーガを除去したレオンを愚か者と唾棄しオリジナル版同様プラーガの力を開放、ラスボスとして襲い掛かる。

◆サドラー(変異体:RE4)戦


見た目はオリジナル版と比べシルエットは保ちながらも全体的にマッシブになり、頭部触手の下から1本、背中側からは2本の殻付き極太触手が追加。さらに全身のあちこちに棘が生えた攻撃的な姿となった。
サドラー自身の身体は辛うじてローブの切れ端が胴体下部に挟まっているという程度でほぼ残っておらず、また変異後は唸り声しか上げなくなったオリジナル版と違ってこっちは普通に会話や罵倒をしながら攻撃を仕掛けてくる。

その強さも数多のプレイヤーから変身前の方が強かったといわれたオリジナル版から完全に別物となっており、広まったステージをその巨体で縦横無尽に飛び回っての押し潰しや小型版のノビスタドールを際限無く呼び出して号令と共にオールレンジ攻撃じみた物量戦を仕掛け、距離を開けると3方向に分かれるorレーザー砲の如き極太の酸ブレス、極め付けには足場を叩き壊してレオンの行動範囲を狭めて追い詰めてくるという、オリジナル版を散々に経験してタカを括ったプレイヤーらを恐怖のどん底に叩き落した。
一方で脚の目玉を破壊するとダウンし、弱点である頭部の目玉を晒すという点は変わっていない。
ついでに今作ではロケットランチャーで一撃死(厳密には次項の第二形態に移行)になった為用意していれば開始直後にぶち込むだけで終わる弱体化もあったりする

激闘を制するとサドラーはよろめいてバランスを崩し、足を踏み外して施設の下へと落ちていく…あれ?とここで多くのオリジナル版経験プレイヤーはこう思うだろう。
特殊弾ロケットランチャーは?と…

◆サドラー(プラーガ母体融合体)戦


RE4の真のラスボス。奥の手としてサドラーがプラーガの母体そのものと融合を果たした姿。
サドラー自身がさらなる変異を遂げた透明な外殻に包まれたオレンジ色のコア、その周りを黒く刺々しい大木の如き太さの触手が幾重にも取り囲むという、ナンバリング的次作のラスボスを彷彿とさせる悍ましい姿に変貌している。

攻撃方法はその触手を用いての叩き付けや薙ぎ払い等、単純だが極めて高威力。
ただし一部を除き回避コマンドが出る事と、弾切れなどで攻撃手段を失っている場合でも時間経過で後述のイベントが発生するので、ここまで来たら実質イベント戦闘である。

かくして触手の猛攻を掻い潜りコアにダメージを与え続けると、ここで漸くエイダからの特殊弾ロケットランチャー投げ込みイベントが入り、手にしたそれの照準を合わせたレオンは引き金を引く。
放たれた弾頭は見事命中し*1、外殻は破られ苦しみもがくサドラー本体。

そしてトドメを刺すべくのたうつ触手に飛び上がってサドラーに迫るが、させんとばかりにサドラーも隠し持っていた杖でレオンを串刺しにせんと突き出すも、難なく見切られた上に杖を奪われ、逆に自分に深々と突き立てられるという形でプラーガの母体諸共滅びたのであった。

ちなみに第二形態までロケットランチャーを温存していた場合、開幕からブッ放せば 特殊弾を受け取るまでもなくその時点で撃破となる
1周目の場合たいてい第一形態で使ってしまうのでお目にかかることは少ないが、無限ロケットランチャーを持っているのであれば遠慮なくお見舞いしてあげよう。
なお本作では特殊弾ロケットランチャーを取ってから別の武器に持ち替える事が出来なくなっており、オリジナルでは可能だった特殊弾ロケットランチャーを使わず次の周回に持ち越して売るという事は出来なくなった。


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最終更新:2023年10月05日 22:03

*1 万が一外してしまうと直後に回避不能の即死攻撃を繰り出されてゲームオーバーとなる