敦賀迷彩

登録日 :2010/03/15(月) 21:20:30
更新日 : 2017/10/04 Wed 07:16:21
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「千刀巡りは無敵だ。千刀流は絶対の護身術だ。千刀流は絶対の───護神術だ」












つるがめいさい


声:湯屋敦子

テーマ曲『千本千女の刃毬唄』

刀語第三話『千刀・金殺』の登場人物で千刀『金殺』の所有者である。


女性ながら174pもある長身で、長い漆黒の髪を二つに纏めて結っている。
年齢及び本名不詳、身長五尺八寸、体重十三貫一斤、趣味飲酒。



四季崎記紀の変体刀の所有者でありながら、同じく所有者であった宇練銀閣が肌身離さず斬刀・鈍を帯刀していたのとは違い、
彼女は普段は刀を帯びていない。


三途神社の長として、黒巫女達を束ねている。黒巫女達の顔を他人に見せないようにし、一人一人に千刀・金殺を帯刀させた。
なぜ帯刀させているのか。詳しくは下記で説明させていただく。


千刀流の使い手でかつては山賊の頭領でもあった。
まずは、迷彩の過去について語ろう。



【迷彩の過去について】

アニメで詳しく描写されているので簡単に

迷彩は出雲の守護者・護神三連隊員の二番隊隊長で、千刀流道場の道場主でもあった父親の一人娘として誕生した。
千刀流十二代目として彼女は千刀流を極めた後、飛騨鷹比等の乱で家族やあらゆるものを失ってしまった。


迷彩は生計を立てるため、出雲に訪れる観光客を襲う山賊の身となった。


ある日、千刀・金殺を所有している山賊集団に参入した。
業績が認められたのか、やがて頭目となって、千刀・金殺の所有者となった。


機会あって三途神社に訪れた際、前代の『敦賀迷彩』や神官を皆殺ししてしまった。


その後、自分が率いていた山賊集団の仲間43人を全員殺害し、新しく『敦賀迷彩』を名乗り三途神社の長として暮らすようになった。



【迷彩の思想】

三途神社に居座ることになった迷彩は神社に訪れる娘達を気の毒に思い、彼女達に千刀・金殺を帯刀させた。


刀の毒にかかり、人を斬る衝動に駆られた真庭蝙蝠とは刀の使い方が異なり、娘達の心を過去の苦しみから解放するための解毒剤として刀を使用した。


これが迷彩によるせめてもの過去の悪事の精算であったのだろう。


とがめが刀を2本差し上げるとの提案を持ち上げた際には心が揺れ動いた。
それほど娘達を救いたかったのだろう。


ネタばれとなるので詳しくは書かないが、王刀・鋸は是が否でも入手したかった刀であろう。



【本編での動向】

長い階段をとがめを抱えてやってきた鑢七花に冷ややかな目をして対面する。
迷彩がこのような態度を取ったのも、流石にお姫様だっこで来るものだから当然か…


とがめと七花を神社の中に招いた後、大好きな酒を交えて刀に関する会談を行った。


黒巫女1000人との戦いこそ回避したが、千刀・金殺の1000本の刀の原型となった1本をとがめ一人で探し、
探し終えた後に迷彩と七花が勝負するという段取りになった。
これに対してとがめは最悪の事態だと思った。


とがめの絢爛豪華な衣装では娘達にとって目の毒と思った迷彩はとがめに巫女装束を着せた。

とがめが刀探しをして七花が暇を持て余していたところ、迷彩は七花に話し掛けることにした。

七花が自身の親を殺したことを告白した際、
「興味はあるがその先は私が踏み入っていい話ではなさそうだ。君も、うかつにそんな話を他人にすべきではない」
と述べ、戒めた。

色々と話をしていたところ、月を背景に『鎖縛の喰鮫』こと前回出てくるべきだった真庭忍軍頭領の真庭喰鮫が襲い掛かってきたが、
迷彩は喰鮫の刀を奪ってあっさりと撃退してしまった。

この瞬間、まにわにのかませ犬の立ち位置が決まった。


一応、とがめが原型を探し終えた後、三途神社内で勝負をすることになった。

迷彩は突如逃げ、七花に自分を追わせた。
これが迷彩の策であった。
境内のいたる所に金殺を置く千刀巡りという地形効果を利用して七花を動揺させた。


千刀流は虚刀流よりも強いと語った迷彩に激昂した七花は自分たちがいた部屋へと迷彩を誘いだし、千刀巡りを無効化するのに成功する。
後がなくなった迷彩は決死の覚悟で突撃するが、七花の鏡花水月により命を散らすになってしまった。

とがめが言うように殺す必要はなかったかもしれない。
迷彩は確かに罪人ではあったが、後に改心した人物である。
しかし、数多の過ちを犯してきた故に、娘達を救うことが償いにはなってないのかもしれない。
迷彩の死に関しては色々と意見が出ると思うので、BBSあたりで語ってくれるとありがたい。


【使用技】


  • 走法・地抜き
←左下↓蹴

千刀流の走法。誰よりも速く走るための走法。
恐らく格闘ゲームが出た場合最速なのではないか


  • 二刀・十文字斬り
→↓↑←斬+突

千刀流の技。対二刀流に主眼を置いている
真庭喰鮫を血祭りに上げた。


  • 一刀・一文字斬り
→→→斬+蹴

千刀流の技。金殺を一本投擲して使用。
作中では刀を七花に投げつけ、一閃を食らわせようとした。



  • 空中一刀・億文字斬り
←↑→斬斬斬

千刀流の奥義。
最後に七花に使用した技。
残念ながら決まらず。



  • 千刀巡り
↑↑↓↓斬+突+蹴
地形効果を利用した技。
あの技を彷彿させる。
あらゆる場所に金殺、金殺、金殺を配置する技。
七花を混乱させた。


三途神社の巫女にして千刀流の剣士───敦賀迷彩

四季崎記紀の刀の所有者としては初の女性であった。
アニメでは湯屋さんの演技も素敵な感じであった。
余談だが、従えていた二人の巫女(あの兄妹に見えるのだが…)が気になってならない。

七花が単純な力技ではなく、知略に弱いことが露呈してしまった回であった。



【虚刀・鑢での迷彩】
名前は伏せられているが『千刀流の少女』として幼少期の彼女が登場。

出雲で行われた飛騨鷹比等と六枝の戦いに巻き込まれ、六枝の『枷』として利用されてしまうが、戦いの終盤に襲った『自然災害の様な斬撃』を無意識で脱刀し六枝を守った。
六枝曰く千刀流は脱刀術の最高峰であるらしい。

その才覚を危険視した六枝は、将来的に彼女が七花と七実の障害となる可能性に思い至り、殺害しようとしたが、
「それをやったら人間じゃない」と思い直し見逃した



以下台詞

「…ごきげんよう」

「あたしは一緒に酒を呑めん相手とは、大事な話をしないことを主義にしている」

「敦賀迷彩というのは、前にこの神社を管理していた神主だよ。便宜上、あたしはそれを名乗っているだけだ。前の名前?忘れたよ。確か、なかったんじゃないかな。山賊に名前はいらないから」

「薬も過ぎれば毒となるよう、毒も転ずれば薬になる。もちろん、自衛のためという意味もある。武装神社に仕える巫女の当たり前の武器としての意味も、もちろん。だが───なにより、刀の毒は彼女たちの壊されてしまった心を立て直すには、一役買ってくれるはずだ。当然、本当に変体刀に、そんな人智を超えた力があるのなら───だけど」

「もっとも、正しかろうが間違っていようが、あたしにはそうするしかなかったんだけどね。待っていたんだよ、だから───あたしのくだらない思惑や、刀の毒による必要悪を、打ち砕いてくれる、あたしのやり方を否定してくれる、きみたちのような人間が来るのを─」








「追記修正をしてもらうという作戦、失敗」

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