長谷部翔希

登録日:2011/06/16(木) 14:38:22
更新日:2020/09/18 Fri 22:33:48
所要時間:約 5 分で読めます




林トモアキ先生のライトノベル「お・り・が・み」、「戦闘城塞マスラヲ」、「レイセン」の登場人物

作中において「魔人」や「魔物」に対する最大とも呼べる組織である「神殿協会」によって選ばれた勇者。戦闘においてもその実力は折り紙つきである。性格は実直で素直。正義に燃える熱血漢。もちろん誰にでも優しい。さらにはイケメン。その上学校はサボることが多いが成績の方は上の中と決してバカではない。

間違いなく作中の男キャラの中で一番の優良物件と言ってもいいのではないでしょうか?










「…まあ、嘘ではないっすよね」

「うん…けど…ねえ、クラリカさん?」

「おいまてクラリカ、鈴蘭。なんで目をそらす!?」

上記に嘘はなく、間違いなくいい男キャラで、作中でもリア充している。ヒデオからしてみれば「…シネ」と言わんばかりのキャラである。

だが


不遇である

  • 「お・り・が・み」前半

鈴蘭のあこがれの先輩という形で登場。だが、魔物についてなどの知識がない鈴蘭に戦っている姿を見られドンびかれる。その後それなりに活躍はするものの、ある程度高位の魔人たち、そこらの魔物とはレベルの違うアウターたちには歯が立たず、戦闘面では芳しい活躍はない。また鈴蘭とのフラグはいつの間にかぶち壊され、その後みーこに淡い気持ちを抱くも、みーこがかつての記憶を思い出すことで再度フラグブレイク。まあ…気に入られはしたけどねぇ?


  • 「お・り・が・み」後半

数々の戦いを経て高位の魔人、もしくは最下位レベルではあろうが一応はアウターであるエスティ程度になら純粋な実力で勝つことができるまでに成長。そ
の後神器「黒の剣」を文句言いながらも手に入れ、アウターの中でも上位、馬力だけなら最上位の「ほむら」の腕を斬るといった活躍を見せる。間違いなく人間(神殺しの出身ではあるが)の中では最強クラスと言っていいだろう。

…しかし、そのころには周りにアウターだらけ。
人間出身でも魔王の魔力を持つ鈴蘭を除いても、神殺し四家最強の名護屋川家当代の睡蓮、翔希の実姉であり長谷部の剣の達人翔香、剣の実力で翔希を圧倒し、さらには目からレーザーまで撃てるようになった沙穂、魔人と人間のハーフではあるが翔希と睡蓮を同時に相手にして余裕を見せるクーガーおじさんなど、化け物染みた連中が増えてきたため…
ぶっちゃけ戦力的にはそこそこかそれ以下ぐらいである。ていうか前述の腕を斬ることに成功したほむらにしても、とどめは睡蓮がほぼ一人で決めたため、翔希の活躍は…。

恋愛方面は関東機関の局長である飛騨真琴と付き合うことになった。リア充シネ。

  • 戦闘城塞マスラヲ

作中最強ぺアの一角として登場。ミスリル銀の精霊エリーゼとパートナーとする。…てめえ真琴ほっといて何違う女捕まえてんだとか言ってはいけない。
このころには大学も卒業し、立派な社会人である。

…である。…ぷーって、社会人って言っていいのかな?

「ぷーじゃねえ!フリーターだ!」

就職活動で五社に断られ、現役時代のよしみでエリーゼの元でアルバイトをしている。


「…五社?」

「マスター、普段ヒキコモリなのに負のオーラを出すときだけ他人の項目に出てきたりしないでください」


そんなわけですでに経歴は「元」勇者のプー太郎である。エリーゼの誘いに乗ってこの大会に参加したらしい。大会では人類最強クラスの実力を存分に発揮。パートナーであるエリーゼのサポート、つまりは大企業であるミスリル重工の支えもあり、順調に大会を進んでいき、聖魔グランプリでは戦闘面での実力だけでなく高いバイクの操縦技術も見せつけた。

大会の決勝では鈴蘭とみーこという、現聖魔王とその側近のペアと対峙。神殺し四家最強の「名護屋河」とアウターのなかでも特におそれられるものにつけられる「億千万」の名を持つみーこは作中全体でも最強に近い相手である。しかし翔希もそれを恐れたりはせず、パートナーのエリーゼと共にこれを打倒。鈴蘭の「炎獄」を破り、ミーコを追い詰めるこのときの翔希のかっこよさは異常。

その際エリーゼの口からから五社に断られたのではなく、自分の正義を貫くために強くなるため、自分から内定をけったことが発覚。…まあぷーに変わりはないんですけどね(笑)

しかしこれだけの活躍をし、大会に優勝し、二代目聖魔王の称号を手に入れはしたが…。その後出てきたアーチェス、もとい「ロソ・ノアレ」には文字通り手も足も出ず(翔希に限ったことではないのだが)、
結局はヒデオの活躍により世界が救われた、ということで彼の優勝したという活躍はあまりみんなに語られることもなく、二代目聖魔王称号も、事実上ヒデオの物になってしまっている。

…だ、大丈夫だよ!そうだよ!お前には彼女がいるじゃないか!

  • レイセン
飛騨真琴と破局。

マスラヲのラストで関東機関に入るつもりだと語っていたが、実際に入ったのかは不明。

大会で仲良くなったヒデオとエロゲを貸し借り。

姉が大嫌いな男の元に嫁ぎかけ→「天地神明が許しても勇者であるこの俺が許さ」「やっかましい、死ねクズっ!!」


フォースの暗黒面に取り込まれた様です。

しかし一巻の描き下ろしにて鈴蘭からの告白を受け、なんとなくくっついた模様。

その後の翔希の足跡は語られず続編でも鈴蘭が触れないので詳細は不明だが、遙か未来の物語である「ミスマルカ興国物語」にて名護屋河家の業である「炎獄」を使う「長谷部」の名を持つキャラクターが登場しているため…そういうことなのか。
だが彼の仲間だったクラリカは「ミスマルカ興国物語」12巻にて、同作の主人公マヒロの先祖にして聖魔杯の管理人という役割を背負っていた(つまり子孫は王様)ことが判明した。


追記修正は黒の剣を扱えるようになってからお願いします。

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最終更新:2020年09月18日 22:33