貝木泥舟

登録日:2009/08/22(土) 15:21:03
更新日:2024/03/27 Wed 23:15:33
所要時間:約 14 分で読めます





俺の事を知りたいか。教えてやる。金を払え。


貝木(かいき)泥舟(でいしゅう)とは、物語シリーズの登場人物。



初登場は『偽物語』。葬式帰りの喪服を思わせるような漆黒のスーツを身に纏った中年の男。
出会う人物の悉くに「不吉」と称される吸血鬼のような風貌で、そもそも名前からして貝木(→怪奇)泥舟(→どろぶね)と不気味さ満点。
忍野メメとはまた違うベクトルで怪しい人物。

そんな彼の正体は怪異退治を生業とする『ゴーストバスター』であり、各地を転々としながら怪異に悩まされている人間を助けて生計を立てている。
過去には怪異に苦しむ戦場ヶ原ひたぎを救おうとし、根本の問題の解決には至らなかったものの当時の彼女の大きな支えになった。

怪しい見た目に反して、本人は弱きを助け強きを挫く正義の心の持ち主。
何かにつけて冒頭のような具合で「~したいか?~してやる。金を払え」と、行動の対価として金を請求こそする(通称「貝木三段活用」)ものの、
これは彼なりの照れ隠しのようなもので、実際は無償で働くケースが殆ど。そのためいつも生活には貧窮している様子。

また、忍野メメ、影縫余弦とは大学時代の同級生。揃ってオカルト研究会に所属しており、臥煙伊豆湖は彼らの先輩にあたる。
しかし忍野のことは苦手だったようで、貝木に苦手意識を持たせたという一点においてのみ、阿良々木暦は忍野を本気で尊敬している。


以下、各作品における活躍。 ネタバレ注意






















この件からお前達が得るべき教訓は、アニヲタWikiに書いてある文章なんてすべてがペテンだということだ。
何が追記で、何が修正なのか、気を付けながら、つまりは常に疑いながら、心に鬼を飼いながら、読むことをお勧めする――
もっともその時点で、Wiki篭りの罠に嵌っているのかもしれないと、付け加えておくことを忘れる俺でもないが。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 化物語
  • 偽物語
  • 花物語
  • 恋物語
  • 物語シリーズ
  • 金を払え
  • 肉を食え
  • オカルト研究会
  • 詐欺師
  • 偽物
  • 守銭奴
  • 金の亡者
  • 鬼畜
  • 天敵
  • 教訓
  • 不吉
  • ゴーストバスター
  • バイオハザード級
  • 元陸上部
  • ツンデレ←戦場ヶ原に
  • デレデレ←神原に
  • 三木眞一郎
  • 貝木ストライド
  • 棒読み謝罪
  • トリックスター
  • ダークヒーロー
  • ツンデレ
  • デレデレ
  • 貝木泥舟

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月27日 23:15

*1 そもそも貝木は金を稼いだ分だけ浪費するので、 厳密には”守銭奴”という言葉のイメージはあまり的確ではないのだが。

*2 『偽物語』で阿良々木が最初に貝木と出会うのは神原の家の前であり、その際にも彼は神原を気にする様子は見せていた。神原の様子を見るついでに町で詐欺行為に及んだのか、それとも詐欺行為を働くついでに神原の様子を見に来たのかは不明。本人は後者だと言っているが。

*3 独自に編み出した走法らしいが、そのフォームとネーミングセンスの無さにツッコんではいけない。神原には伝授しようとするも断られていた。

*4 賽銭は毎回一万円。賽銭額だけでも総額三十万円近く出費していることになる。そしてこのあやとりも、糸ではなく撫子が創り出した蛇によるもの。

*5 もっとも、手紙と余接については共に「手を引けと言われると引きたくなくなる」という貝木の性格を逆手にとっての策略だった模様。貝木は結果的に資金援助という形で臥煙先輩から300万円を受け取っている。