サトシの手持ち(カントー・オレンジ諸島編)

登録日:2011/02/19 Sat 12:44:29
更新日:2024/03/21 Thu 18:42:24
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出典:ポケットモンスター、114話『ファイナルバトル!カイリューとうじょう!』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。
OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、
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概要

サトシがポケモントレーナーとして旅に出てカントー地方オレンジ諸島で捕まえたポケモン達。


所謂無印編と呼ばれるシリーズだけあって、ポケモントレーナーとしてのサトシを象徴するポケモンが数多くいる。
特にカントー御三家は、実力、人気共に高く、サトシの御三家と言えば彼等を指す事が多い。
カントー・バトルフロンティア最強のピラミッドキング・ジンダイとも、この御三家にピカチュウを加えた四匹で戦い勝利している。
長い間サトシと旅をしていたので、どのポケモンもエース級の実力を持っていると言えよう。

また、オコリザルと別れて以降のカントー中盤〜リーグ開始まで、
オレンジ諸島ではカビゴンをゲットする中盤までと割と長い期間、研究所に他のポケモンがいるのに
ピカチュウ 、御三家の三匹、ピジョン(オレンジ諸島ではラプラス)の五体で旅をしていた。

ゲームでおなじみの一体のポケモンにつき技は4つという制限が明確になったのはアドバンスジェネレーション以降なので、同時期に5つ以上の技を使っているのも特徴。
(一応、ジョウト編後半辺りからおおまかな4つの技は絞られてきた)
カントーの最初からジョウトのチョウジジム直前まで使われていたピカチュウの「でんきショック」など息の長い技もあれば、ヒトカゲの「いかり」のように一度しか使われなかったものもあった。
記載している技はサトシが指示した明確に覚えていたことが判明しているもののみ。


ピカチュウ

(CV:大谷育江
技:10まんボルト でんこうせっか こうそくいどう でんきショック かみなり すてみタックル

御存知サトシの最初のパートナー。この頃は今と比べて丸っこいデザインをしており、鳴き声も若干違う。
しかし、このピカチュウが一番可愛いと言う声も多い。

ピカチュウというと、サトシととても仲の良いイメージがあるが、第1話『ポケモン!きみにきめた!』の時点ではサトシの言うことを全く聞いておらず、むしろ仲は悪かった。
オニスズメに襲われた際、サトシが必死でかばってくれたことが理由で多少は懐くようになったが、
それでも初期のころはサトシよりもカスミのほうに懐いていて、ハナダジム戦ではカスミと戦うのは嫌だと拒否してしまった。
しかし、旅を続けていくうちにサトシの最高のパートナーになっていったことはご存知の通りである。
初期のアニポケで、サトシとピカチュウの絆がよく描かれている回として第39話『ピカチュウのもり』があげられる。
全国のピカチュウファンに見ていただきたい感動の名エピソードである。

「サトシは何故ピカチュウを進化させない?」と考えるひともいるかもしれないが、それはピカチュウが進化をしないことを望んだからである。
クチバジム戦ではマチスライチュウに一度完敗したあと、ライチュウに進化するかどうかの選択をピカチュウは迫られたが、
進化をしないで戦う道を選び、今日もピカチュウの姿のまま旅を続けている。

サトシの相棒ということもあって、カントー・オレンジ諸島時代からバトル面でも活躍が多い。
初のジム戦のタケシ戦ではサトシが相性を理解していなかったこともあり、イワークと戦う羽目になって敗北するが、再戦では偶然とはいえスプリンクラーを使いイワークを倒している。
マチス戦では一度はライチュウに手も足もでず敗北したものの、再戦ではスピードを生かしライチュウ相手に勝利をおさめた。
その後もジム戦やカントーリーグで何度も登場し、多くの試合で勝利を収めている。
オレンジ諸島ではジギーのエレブーに完敗するものの、ルリコとのタッグジムバトルではリザードンとのコンビでガラガラフーディンペアに勝利した。
ウィナーズカップでは、メタモンユウジの切り札のカイリューに勝利するという華々しい活躍をした。


■キャタピー → トランセル → バタフリー

(CV:愛河里花子)
技(キャタピー):いとをはく
技(トランセル):かたくなる
技(バタフリー):ねむりごな しびれごな ふきとばし たいあたり 

サトシが初めてモンスターボールを投げて捕まえたポケモン。
序盤虫ポケあって、とてつもなく進化も早かった。

バトルの活躍としては、サントアンヌ号でジェントルマンのラッタとバトルし引き分けた。
見る目のあるジェントルマンはバタフリーとラッタの交換を望み、サトシが承諾したため視聴者は「この回でバタフリーともバイバイか」と思ったが……
バタフリーとの別れを悲しむサトシが交換の取り消しを望み、心の広いジェントルマンがこれを承諾したためサトシの手持ちに戻ってきた。

その後、第21話『バイバイバタフリー』という回で、ピンクのバタフリーと恋に落ち、サトシと涙を飲んで別れる。
フリィイイイィィィイ
最も思い入れのあるポケモンのようで、のちのシリーズでもバタフリーにまつわることがあると思い出すことが多い。
未だに世界を旅しているらしく、『新無印』の最終回ではワンシーンだが嫁とともに再会を果たしている。


■ピジョン → ピジョット

(CV:林原めぐみ
技:かぜおこし でんこうせっか すなかけ つばさでうつ ふきとばし すてみタックル

所謂初代雑用で、サトシを支えてきた。
アニメのポケモンの中で初めてグルグル目でダウンしたポケモン。

他のポケモン達は日常回でもメイン回がそれなりにあるのにピジョンの出番は雑用が殆どであり、出番的には序盤鳥で一番不遇かもしれない。
ハナダジムではカスミのスターミーに勝利、トキワジムではサイドンに優勢など活躍もあるのだが、
確認出来る勝利はそのスターミーと序盤で短パン小僧のコラッタのみ、リーグでは出場なしとバトルでの出番・活躍も微妙。
(セキエイリーグでは『ポケットモンスターバトルじてん』でアニメではカットされた回で二勝二敗と言う結果だった。)
ピジョットに進化したのはお別れの回であり、オニドリル戦で進化をした。

第83話『マサラタウン!あらたなるたびだち』にて、進化した途端、ポッポやピジョンの群れを守るために別れた。
サトシは「すぐに迎えに行く」と言っていたが、何度もカントー地方に帰還しているのにもかかわらず放置されている。
コミックスでは別の言葉に修正され、完全に野生に帰ったことになっている。
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』ではサトシがピジョットに乗る予告CMがあり、
サトシとようやく再会すると思ったものも多かったが本編にそのようなシーンは存在しなかった。残念。
このことはシリーズファンの間で延々と寝たにサれ続けた。

しかしマスターズエイト最終戦では、満身創痍のピカチュウを激励するため、初期メンバーとともに幻影として登場。本編には回想と新劇場版を除くと別れて以来の参加だった。

その後、『めざせポケモンマスター』においても一切登場せず、出番なしか…と旧作からの視聴者の誰もが諦めていた。
そして迎えた最終回、ピカチュウ以外の全てのポケモンを預けて再出発したサトシだが、道中のトキワの森でピカチュウはロケット団に捕まる。
万策尽きたかと思われたその時、なんとサトシのピジョットが救援に登場し、見事救出。
ピジョットのおかげですっかり逞しくなった森のピジョン達を見て心配ないと判断したためか、そのままサトシの手持ちとして回帰した。
「迎えに来なかったから迎えに来た」といったところだろう。

フシギダネ

(CV:林原めぐみ
技:つるのムチ ぱっぱカッター たいあたり ソーラービーム やどりぎのタネ ねむりごな
技(ジョウト終盤・AG):やどりぎのタネ つるのムチ はっぱカッター ソーラービーム

サトシ最初の御三家。
少しひねくれた性格だが、リーダーシップが高く、オーキド博士に預けられているポケモン達のリーダー的存在である。ゼニガメと仲がいい。あと酒癖が悪い。
ピカチュウを除けばサトシの手持ちにいた期間が最も長いポケモン(カントー編~金銀編)。
だが、第225話でオーキド研究所の庭のポケモン達の平和を守るため預けられた。リザ-ドン、ゼニガメと違い逃がされなかったという点でも優遇されている。
これは総監督の湯山邦彦がフシギダネのファンであると公言していた他、サトシの声優の松本梨香が「彼氏にするならフシギダネ」と押されていたことが理由だと言われている。

実はフシギソウに進化するレベルにもう達しているのだが、フシギダネ自身が進化を拒否したため、今もフシギダネのままである。
オーキド邸のリーダーなだけあって面倒見がよく、AG編第74話ハルカのフシギダネと出会ったときは先輩としてハルカのフシギダネをきちっと指導していた。

タマムシジムではモンジャラに至近距離で「しびれごな」を浴び撤退、トキワジムでは相性のいいキングラーに劣勢と、ジム戦ではあまりいいところなし。
しかしリーグ4回戦のカオルコ戦では、相性で不利なスピアーストライクを2タテするという大活躍を見せた(その後のマダツボミには敗れてしまったが)。
オレンジ諸島のユズジムではジギーのナッシーに勝利するものの、ユウジ戦ではサトシの手持ちで唯一勝ち星を挙げられなかった。
ジョウトリーグで再登場した際にはさらに強さに磨きがかかっており、ジュンイチ戦では強敵レアコイルを倒したうえ、彼の最強ポケモンであるメガニウムと引き分けるという活躍をした。
バトルフロンティアではジンダイ戦に登場。
(指示のミスがあったとはいえ)リザードンを倒したサマヨールに勝利した上、ソルロックとまで引き分けるというとんでもない力を発揮している。「やどりぎのタネ」恐るべし。

DP編以降も少しだけ出演しており、今の所全く登場しなかったのはXY編のみである。

ヒトカゲ → リザード → リザードン

(CV:三木眞一郎
技:ひのこ ほのおのうず かえんほうしゃ ロケットずつき いかり メガトンキック ちきゅうなげ たいあたり りゅうのいかり
技(ジョウト終盤):かえんほうしゃ りゅうのいかり ちきゅうなげ ほのおのうず
技(AG):かえんほうしゃ りゅうのいぶき ちきゅうなげ (オーバーヒート) → はがねのつばさ
技(BW):かえんほうしゃ つばさでうつ ドラゴンテール きりさく
技(キミきめ):かえんほうしゃ きりさく りゅうのいかり ちきゅうなげ 

サトシが最初に「保護」したポケモン。
ヒトカゲの頃はサトシに忠実だったが、リザードに進化した途端当時のサトシのトレーナーとしてのレベルが低かった為、反抗期が訪れ、言うことを聞かなくなってしまう。
しかし今では名実共にサトシのエースポケモンとして名高く、サトシのシンボルとも言える。決め技はやっぱり「ちきゅうなげ」。(だがBWではドラゴンテールに変更)

リザードンについては語ることがあまりにも多く、この記事だけでは紹介しきれないので以下の項目を見るといい。


リザフィックバレーで修業しているだけあってとても強く、イブキ戦ではハクリュー、
ジョウトリーグのシゲル戦ではハッサムゴローニャカメックスに立て続けに勝利しサトシを勝利に導いている。
ハヅキ戦では惜しくも相手エースのバシャーモに敗れるが、見どころの多いいい勝負であった。
AG編のバトルフロンティア戦ではダツラ戦とジンダイ戦で登場。ダツラ戦ではなんと伝説のポケモンフリーザーに勝利を収めている。
しかしジンダイ戦はサトシの指示のミスもありサマヨールに敗北。

この後長い間出番のなかったリザードンだったがBW編にて再登場。アイリスのカイリュー相手に互角以上の戦いを繰り広げた。
BW編最終回でサトシがカロス地方に旅立った後の動向は不明だったが、新無印編第68話からオーキド研究所で暮らすようになったようである。

また、『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』では、結晶塔から落下するサトシを救うという、とてもかっこいい登場をした。
当然のようにサトシを背中に乗せて飛んでいるが、これは修業の賜物である。


ゼニガメ

(CV:愛河里花子)
技:みずでっぽう からにこもる ハイドロポンプ あわ バブルこうせん こうそくスピン ロケットずつき
技(ジョウト終盤):みずでっぽう ロケットずつき あわ ハイドロポンプ
技(AG):みずでっぽう ロケットずつき こうそくスピン ハイドロポンプ

ポケモン不良集団「ゼニガメ団」の元リーダー。
最初は他のトレーナーのポケモンだったらしいが、捨てられ人間を信用しなくなり不良ポケモンになっていた。
カスミを人質にとるなどなかなかにひどいことをしていたが、ロケット団ほどのひどいことはしないようである。
その話のなかで、敵対していたゼニガメを爆弾から必死にかばうサトシに心を打たれ、最終的にサトシの仲間になった。
ちなみに「ゼニガメ団」は不良集団から消防団になった。

たまに甲羅にしまっているサングラスをかける。
ジギー戦で(ガメラの回転ジェット式の)「ハイドロポンプ」を覚えてからは、それを様々な形で応用させた。
第148話にて、改心して消防団の一員となったかつての「ゼニガメ団」の仲間たちと再会、彼も共に消防団に入団することになり、サトシと別れカントーの街へと旅立って行った。サトシもゼニガメのことが忘れないのか第150話でイワークの洞窟を抜けるためにいもしないゼニガメの「みずでっぽう」で打倒しようとしていた。

ジョウトリーグのモエ戦では、元々出場するはずであったキングラーが直前に負傷してしまい出場不可となってしまい、そこにたまたま応援に現れ、そのまま試合に出場。
相性の悪いエレブーを破り、彼女の切り札であるマグマラシと交戦し、勝利。
この試合ではジュンサーさんがやたらと「〇〇〇〇は消防団での経験の賜物」といった感じの解説をしていた。

その後AG編第189話ではジンダイのバトルピラミッド攻略の際、久々にサトシに呼び寄せられる。
そこで同じくサトシに呼ばれたフシギダネやリザードンと再会し、全員で山篭りをした。ジンダイ戦ではテッカニンに勝利している。

サトシが旅立ちの際に貰おうとしていただけあって、このゼニガメが直接登場せず存在にも触れられていない話で、別個体のゼニガメ(とその進化形)が登場した際のサトシの態度からも今でもゼニガメに対する愛を持っている事がうかがえる。
新無印第2話でもサクラギ博士がゴウに渡そうとした初心者用のポケモンとして出したゼニガメを懐かしがる様子が見られた。(声優もサトシのゼニガメと同じである。)

以上のことから普段はゼニガメ団のメンバーというだけでサトシのポケモンには変わりがない模様。


■クラブ → キングラー

(CV:愛河里花子 → 石塚運昇
技:かたくなる にらみつける クラブハンマー ふみつけ はかいこうせん あわ みずでっぽう 

仲間に馬鹿にされたサトシが、ポケモンを使わずに自分の力だけで捕まえたポケモン。ゲット後即研究所送りとなっている。
ゲットしてから暫くオーキド邸のお茶運び係をしており、サトシが全く育てていなかったためシゲルのクラブよりも一回り小さかった。

第77話にて、カントーリーグ1回戦で初登板。その時が初バトルだったにもかかわらず進化して相手(コーム)のポケモンを3タテした。
3回戦ではセイジのパルシェンを倒すものの、ウインディに敗れた。
その後はジョウト地方のうずまきカップで再登場。カスミのニョロゾに勝利するが、コダックには念力により敗北した。
ジョウトリーグではモエ戦で呼ばれるはずだったが、試合前にけがをして出場できなくなったため、代わりにゼニガメが出場した。


オコリザル

(CV:大竹宏)
技:ちきゅうなげ ひっかく あばれる メガトンキック 

アニメ「ポケモン」が放映されてから現在(新無印)に至るまでの中で、サトシの元にいた期間が最も短いポケモン
サトシの帽子を気に入って奪い取るも、種族の特徴故か些細な事で大激怒しそのまま進化。どうにかゲットするも全く落ち着きそうになかった。
格闘大会でどうにか落ち着かせる事に成功しそのまま優勝を収めるが、格闘家アノキ(CV:マダオ)の元で修行するため別れることに。ちなみに出番はこの2回のみ*1
バトルフロンティア編やBWシーズン2のOPではオコリザルの姿が確認されている…後者ではオーキド研究所にいたことから、修行しているだけでサトシのポケモンということには変わりがないのかもしれない。
しかし最終的に再登場したピジョットとは違い、オコリザルは彷彿とさせるエピソードこそ描かれるが結局マスターズエイトでの幻影を除いて一切再登場しなかった。


ベトベトン

(CV:石塚運昇堀内賢雄
技:のしかかり ヘドロばくだん (どくガス)*2

元々はグンジョシティ水力発電所のタービンを停止させたベトベター達の親玉。ピカチュウと発電所のレアコイル部隊に倒されサトシの手持ちとなる。
こちらもゲットしてから暫く出番がなかったが、カントーリーグ4回戦のカオルコ戦でピカチュウ・フシギダネを立て続けに倒した太極拳マダツボミ相手に満を持して登場。
柔らかい体で相手の攻撃をことごとく無効化し、「のしかかり」の一撃で勝利を収めた。
対してジョウトリーグではいいところがなく、シゲルのカメックスの動きを「のしかかり」で封じようとするが「ハイドロポンプ」で脱出され一時撤退。
ハッサム相手に再登場し「でんこうせっか」をその弾力で跳ね返すも、カメックス戦でのダメージが祟ったのか空中に投げ上げられてからの「スピードスター」であっさり敗れてしまった。

とても人懐っこい性格で、オーキド博士やサトシにくっつくのが大好き。AG編ではハルカではなくなぜかオダマキ博士に懐いていた。どこがいいんだろうか?
オーキド博士役の石塚運昇が声を担当しているので二人の絡みは一人二役である。
石塚氏が2018年に死去後は堀内氏が博士とベトベトンを引き継いでいるためやはり一人二役になった。


ケンタロス×30

(CV:小西克幸
技:とっしん つのでつく (じわれ) → かげぶんしん

カントー編で捕まえたポケモンの中でも出番が多く、たまに呼び出されるが、全て同じ個体かは不明。
ポケモン☆サンデーでの「サトシは何匹のポケモンを持っているのか?」というクイズでは、ケンタロスは1匹扱いで換算されていたため、視聴者を大きく混乱させた。
ホウエンリーグ終了後にサトシがカントーに戻ってきたときは、あまりのうれしさにサトシを乗せ暴走した。

バトルでの最初の当番はユウジ戦でフシギバナに勝利した。またカイリュー相手にも砂地を利用して「のしかかり」を防ぐなどの善戦をした。
ジョウトリーグのシゲル戦では、残念ながらニドクイン相手にいいところはなく退場した。
その後はリラ戦に登場。一度目はフーディンに完敗するが、再戦ではあのメタグロスを相手に「つのでつく」などノーマル技のみで互角に戦い引き分けた。

SM編第42話ではサトシがマサラタウンに一時帰国した際にも再会を喜んだあまり、30匹全員でサトシを吹っ飛ばした。

余談だが、昔は「じわれ」が得意技だったが大人の事情により使えなくなった。


ラプラス

(CV:愛河里花子)
技:みずでっぽう れいとうビーム

オレンジ諸島編でゲットしたポケモン。
まだ幼い個体で、群れからはぐれて不良にいじめられていたところをサトシに保護された。
人を乗せるのが好きらしく、サトシたちを乗せてはしゃぐ場面もあった。
オレンジ諸島は海に囲まれているだけあって、バトルだけでなく移動など、サトシの旅に大いに貢献する。
カスミとのデュエットソング「ラプラスにのって」でエンディングテーマを飾った。

ナツカンジムのアツミ戦ではカメックスと水上レースで戦い、水面を凍らせ滑走するというサトシの奇策で大逆転勝利をした。
ネーブルジムのダン戦ではニドクインと間欠泉を凍らせる速度を競うも、レベルの差からか敗れている。
ユウジ戦ではケンタロスを交代に追い込んだゲンガーと戦い、「れいとうビーム」と「ナイトヘッド」の激突の末に引き分けた。
ちなみに特殊形式ではないポケモンバトルはこれが最初で最後。幼く経験も少ない中でこの戦績は大健闘というべきか。
オレンジリーグ終了後、群れの仲間と再会しサトシと別れた。

金銀編では大きく成長した姿で再登場。ロケット団を撃退したことで新たな群れのリーダーとして認められた。
めざポケでも再登場。群れのリーダーとしての旅の最中にアクシデントに遭遇し、サトシたちに助けを求める。

カビゴン

(CV:小西克幸
技:はかいこうせん のしかかり れいとうパンチ メガトンパンチ
技(AG)*3:たいあたり まもる ずつき れいとうパンチ はかいこうせん ねむる のしかかり

サトシのポケモン随一のパワーファイターで、リザードンに次ぐ無印編の準エース的存在。かなりタフで、体型に見合わず身軽さも兼ね備えており、カビゴンらしからぬ身のこなしの素早さはシゲルも賞賛していた。
一応サトシの言う事はしっかり聞くのだが、睡眠欲や食欲を優先して肝心な時に役に立たなくなる事も。
それでもサトシからの信頼は篤く、よく呼び出されては輝かしい戦果を挙げる。
初陣のイブキ戦ではピカチュウとヨルノズクでは歯が立たなかったキングドラに勝利。
ジョウトリーグ1回戦のシゲル戦ではウインディと二ドクインを二タテ。
2回戦のハヅキ戦でもスリーパーとヨルノズクを倒したハガネールを二タテした。
アローラリーグまでで、リーグで2回も二タテをしているポケモンは、カビゴン(ジョウトリーグ)・オオスバメ(ホウエンリーグ)・ピカチュウ(カロスリーグ)だけである。
バトルフロンティアではかくとうタイプ使いのコゴミ戦に登場。ジュプトルを倒したハリテヤマチャーレム相手に勝利をおさめた。
シンオウリーグでは2回戦でも、カットされていて試合内容はわからないもののも、またしても大活躍していたようである。


◆その他

ラッタ

元は心の広いジェントルマンのポケモン。サントアンヌ号にて、バタフリーと交換した。が、すぐに交換し直した。

■ゴースト

(CV:森川智之
ヤマブキジムリーダー・ナツメ対策としてサトシがゲットしようとしたところ、最終的に憑いて来たお笑いオバケ。
自由奔放で肝心な時に消えてはサトシを困らせたが、ナツメに最高の笑顔をもたらし結局彼女の元に居着く事となった。
正式にゲットされた訳ではないため今までのOP等には登場していない。

バリヤード

(CV:うえだゆうじ
野生の個体がサトシの母・ハナコに懐き、そのまま家事手伝いとしてサトシの家に居着いた。
ポケモンシリーズ公式サイト「ポケモンだいすきクラブ」のコンテンツ「サトシのポケモン チェックだぜ!」ではサトシのポケモンとして扱われており、
実際に新無印編ではサトシの手持ちポケモンとしてバトルで活躍している。



追記・修正で良項目ゲットだぜ!!

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最終更新:2024年03月21日 18:42

*1 タマムシジムで繰り出そうとする場面はあるものの、ゲット時の暴れっぷりを思い出して断念している。

*2 英語版のみ使用。日本語版では未使用

*3 技4つルールになったアドバンスジェネレーション以降にも拘わらず、コゴミ戦では一試合中に技を6つも使用した