ダイヤモンド(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日:2010/10/01 Fri 16:07:38
更新日:2024/04/12 Fri 21:20:03
所要時間:約 5 分で読めます





ポケモンといえば~。



ダイヤモンドとは、『ポケットモンスターSPECIAL』の登場人物。

◇プロフィール

メイン担当:第7章第8章
  誕生日:4月4日
   年齢:12歳(第8章時)
  血液型:A型
   趣味:ロボットアニメ観賞、ゲーム
   特技:料理、ポフィン作り
  出身地:シンオウ地方・フタバタウン

ダイヤモンド・パール版の男主人公をモデルにしている。
愛称は「ダイヤ」で一人称は「オイラ」
パールとは漫才コンビを組んでおり、ダイヤはボケ担当。

◇人物

常に眠たそうな目、よく何かを食べているのが特徴。
食いしん坊だからか料理が上手く、彼が作るポフィンは絶品らしい。

他にも落ち込んでいるお嬢様にクリームパイを差し入れたり、特訓時には自炊したりも。
少し子供っぽい所があり、ロボットアニメ「タウリナーΩ」が大好き。
ポスターや本、玩具やDVDも買っている。

性格はイエロー以上に呑気でマイペースなのんびり屋。
幼なじみであるパールですら滅多に怒った所を見た事がない穏やかさから「究極の真円(まる)」と称される。
ただし、アカギとの初接触時に「逃げるぞ!」というパールの指示に反発するなど、自己主張しない訳ではない。
アカギを目の前に「おいら、パールの子分じゃないよ」と、押さえていた気持ちを爆発させた事も。
非道を繰り返すギンガ団に真っ向から立ち向かおうとする「感情」を秘めている(ギンガ団との戦いの決意をお母さんに話す場面は一見の価値あり)
お嬢様と初めて対面した時にその容姿と雰囲気に見とれたり、ズイの遺跡で彼女を助けた際に触れた為に赤くなるシーンもあるなど、彼女に対し恋愛感情を抱いてる描写がある。

また、パールより早く「お嬢様」の正体と旅の違和感に気付いたり、特訓に乱入してきた暴漢の狙いが自分という事に気付いたりと洞察力が意外にある。

パールのような特殊能力は無いが、特訓時にはっぱカッターの特徴を理解し、自分だけの新必殺技を編み出すなど、マイペースな努力家。

師匠のゲン曰く、「ポケモンバトルの腕はともかく…優しく、努力しているとてもいい子」との事。

また、ディアルガ、パルキア、エムリット、レジギガス、ロトムなどの伝説や珍しいポケモンに認められるなどの凄い一面を持つ。

  • ディアルガとパルキア:赤い鎖により操られた状態だったが、ダイヤの言葉から『彼の感情』を読み取った影響か僅かの間だがアカギの手から解放されている。
  • エムリット:シンジ湖で迷った幼いダイヤを助けている。
  • レジギガス:ダイヤの決死の行動を見て、それに感化され彼の手持ちになる*1
  • ロトム:自分の能力をダイヤが気付いた事により彼と仲良くなるなど、ポケモンに寄り添われる不思議な力と言えるものを発揮している*2


ダイヤモンドの手持ち

当該項目参照。


◇各章での活躍

第7章

漫才グランプリで受賞した副賞でパールと共に旅行に出る直前、副賞が「ある物」と入れ替わってしまう。
その後、二人は勘違いから「お嬢様」と共にテンガン山を目指す旅へと出る事に。

お嬢様のジムへの挑戦、シロナとの出会い、コンテスト出場、謎の敵との戦いなど様々なトラブルに巻き込まれながらも旅を続けるダイヤ、パール、「お嬢様」。

しかし、ミオシティで「お嬢様」の父親が誘拐された事件から、三人の間にあった勘違いが解かれてしまう。旅の続行も危機へと陥る。

だが、お嬢様と和解。そして3つの湖を狙うギンガ団の作戦に対応する為、パール、お嬢様と別れたダイヤ。
伝説のポケモンを狙うギンガ団の野望を打ち砕く力を得る為に、ゲンと共にこうてつ島で特訓を行う。

特訓で手持ちの弱点を解決する手段を手に入れたダイヤはシンジ湖に向かい、ギンガ団と対決。
敵幹部のマーズに母親を人質に取られるも善戦するが、伝説のポケモンのエムリットは捕獲されてしまう。

手持ちのるー、りーと離れるも、マーズの隙を突いてギンガ団の空挺に侵入。敵の本拠地ビルへと入り込む。
そこでの上級SHITAPPAとの戦いでポケモン図鑑を奪われるが、代わりにエムリット達を救い、パール、お嬢様(+るー、りー)と合流。
シロナとも再会する。

そしてテンガン山の最終決戦に急行。
アカギの理論を否定し、パールとお嬢様との連携でディアルガパルキアの暴走を止めた。
その際にダイヤのある行動がレジギガスに認められ、共に戦う仲間となる。

上述のアカギの理論を否定した際に自信の意見をディアルガとパルキアに認められた様な描写があり、そのお陰か僅かの間二体はアカギの制御化から解放されている。その様子にはアカギも動揺し、驚愕している。

第8章

服装をお母さんに買ってもらった新しい服(ゲームのプラチナ版の冬服)に変更している。ただし、ポケモン図鑑はまだ奪われたままだった。

バトルフロンティアに向かうお嬢様と別れ、
シンオウ四天王のリョウ・ゴヨウ・キクノの助力を借りて、テンガン山での戦いの後に入手したギンガ団幹部プルートのメモを解読。
シンオウ地方の伝説に伝わるポケモンの調査に、パール・シンオウ地方のポケモン協会理事・足跡博士と共に向かった。

まず森の洋館にてロトムと再遭遇。
場所をハクタイシティのギンガ団ビルに移し、タイプチェンジに苦戦しつつもロトムの『感情』を理解して和解する。

突如ハクタイシティに現れたギラティナと、ギンガ団の幹部・プルートを止めようとパールと共に奮戦。
しかしパールを庇ってシャドーダイブをくらい、昏倒。そのまま『やぶれた世界』に転送される。
回復した後、自分の考えを改めたアカギと協力して、ギラティナにがんじがらめにされていたディアルガ・パルキアを解放。

この時、アカギの独白にツッコミをいれ、『ツッコミとはなんだ?』という質問にも答えている。
そしてパール、お嬢さま、パカ&ウージらと合流。湖のポケモンのエムリットからポケモン図鑑を再び受け取る。

伝説・幻のポケモン同士の大乱戦の後、逃げたプルートを追って現実世界に帰還。
シロナとロトムとタウリナーΩの力を借りて、伝説・幻のポケモンを掌握しようとしたプルートの野望を阻止した。

その後、ポケモンレンジャーからハンサム経由でマナフィのタマゴを預かり、マナフィとフィオネを育て屋に預けて育てている。

そして育て屋夫妻から、とある若者の名前を聞いた…。

第13章

隕石の落下が目前に迫り、家族と共にいようとするクロツグ。その後ろで、パールと共に漫才の練習に出ようとするダイヤの姿があった。
時系列的には第7章の前なので、まだ彼らは図鑑を手にする運命にあることを知らない…。


◇台詞集

「パールはねぇ、これと決めたことは絶対貫き通すんだ。今回も『ポッチャマがふんばりきるまではなんでもする』って決めてたから」
「意志が硬い!究極の硬さなんだ!」

「…それって、おもしろいことじゃないよ」

「人前で何かするのってこわい。緊張するかも…失敗するかも…。一緒に出る出演者やお客はすごいイジワルかも…」
「…でも。オイラが楽しそうにやってれば、最後はそれがみんなに伝わるかも!!」

「おいしいものを食べたらそれだけで楽しくなってくるからね~。心がほわ~ってなってくる」

「味方だよ。お嬢様を守る人たちだったらとーぜん!オイラたち、味方同士だ!!」

「…オイラそんなにバカかな…。にげるっていうのはパールが思ったことでしょ?オイラはオイラでこっちのほうが正しいって思う行動を選んだんだ」
「いつも押しつけるよね。前から言おうと思ってたんだけど…」
「オイラ、パールの子分じゃないよ」

「イヤだ!!」
「パールがね、そうやって『こうしろ』って命令して、オイラはそれに従って、それがうまくいったとしても、そこにオイラの『感情』はないんだよ」
「オイラだって、自分の『感情』を通したいとき…、あるんだ」
「見てはいけないっていう壁画を見た人がいて、それを悪いことに使おうとしているんだとしたら…、それを放っておいたとしたら…、」
「やがて悲しいことが起こる気がするんだ。この地方の人やポケモンが悲しむような…」

「なんともありまシェ~ン!」

「毎朝、あたりまえみたいに鳴っていた図鑑が…、今日は…鳴らない…。なんでだろう?いつも聞く音がないだけで…、…こんなに…、こ…んな…に…、」

「爆弾で湖を干上がらせることって、おもしろい?ちがう!それって絶対おもしろいことじゃない!オイラそれだけはわかる!」

「オイラ、ずっとテレビの悪者見てきて『こういうのは作った話だ』って思ってた。でも、ちがったんだ。本当にいたんだ」
「世界の全部を自分の思い通りにしようとしている人たちが…、本当にいたんだ!!」
「信じられないくらいずるくて、信じられないくらいひきょうで、信じられないくらいウソつきで、」
「信じられないくらい人を傷つけ、信じられないくらい奪っていく!!」
「それを許せなくて、それをなんとかしたくて…、それがオイラの感情…、お母さん…」

(この図鑑がどれだけすばらしいとか、宿命的とか、よくわかんないけど…。それより今は…、湖の3匹のポケモンたちを助け出すことの方が大事じゃないか!!)

「オイラはのろまだ。反対にパールはせっかちだ。同じことをするにしてもパールは早いし、オイラは遅い」
「同じ1時間でもパールは長く感じて、オイラは短く感じているのかもしれない。でも…同じ1時間だ。それがオイラの感じた『時間』」
「オイラ、パールとお嬢様と旅をしてきた」
「家や近くの町しか知らなかったオイラたちには、どこまで行っても初めての場所、人、ポケモンばかりで、なんて世界は広いんだって思った」
「それが、オイラの感じた『空間』」

「どうして?どうして…、あなたが決めるんですか?」
「オイラがパールとお嬢様と過ごした『時間』、旅をして回った『空間』、オイラにとってはなによりも大切な『時間』と『空間』だ」
「オイラだけじゃない。この『時間』と『空間』を大切に思っている人とポケモンだから、こうしてみんなここに来たんだ」
「そんな大切なものが、あなたの勝手な理屈で奪われていいはずない!!」

「えーと、よくわかんないけどつまり…、そこ、ちがうだろーが!!って言ってくれる、ツッコミがいればよかったってことだよね~」


◇余談

人気投票はまさかの5位(サファイアと同票)。
パールやお嬢様、グリーンシルバーより上位である。
多くの人が驚いたであろう。
ちなみに作画の山本先生もビックリ(シンオウ組ではダイヤが最下位と思われていた)


追記・修正は、何か食べながらお願いしま〜す。

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最終更新:2024年04月12日 21:20

*1 凄腕のトレーナーであるクロツグは一時的に手持ちにしたが、結局完全に制御出来ず手放している。

*2 手持ちのタテトプスのぷーも最初はトウガンの手持ちだったが、彼があらゆる手段を尽くしても懐かなかったポケモンで、ある場面でダイヤがちょっとした手助けをした為か、後に再会した時に即座に気に入られたのでトウガンから譲り受けた。