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ゴールド(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日：2010/09/23(木) 11:42:18
更新日：2023/12/28 Thu 18:58:18
所要時間：約 5 分で読めます


よくあるこった、気にすんな！

ゴールドとは、『ポケットモンスターSPECIAL』の登場人物。


○概要

金・銀・クリスタル版の男主人公をモデルにしたキャラで、キャップ帽の上からゴーグルを着用しているのがデザイン上の相違点。

その他、ビリヤード用のキューやスケボーなどのアイテムを所持。バトルを初め、様々な場面で使用する。
特にキューは多くの場面で使用され、手持ちのマンタインで空を飛んだり、甲冑着て剣を振り回す敵相手に武器として使ったこともある。


○プロフィール

メイン担当：第3章、第9章
　　誕生日：7月21日
　　　星座：蟹座
　　　年齢：16才（第9章時）
　　血液型：B
　　出身地：ジョウト地方ワカバタウン


自宅は地元で「ポケモン屋敷」と呼ばれ、ポケモンが普段から放し飼いにされている。
そのため、幼い時からたくさんのポケモンと触れ合い育った。

好きな食べ物は母親の作る「グレン風火山ハンバーグ」。
また、各地の名物を食べ歩く事も好き。作中でも色々食べている。


○性格

「基本ヘラヘラしていて軽薄でいいかげん」
「気に入らない相手にはやたらとけんか腰」
「必要とあれば媚びへつらうのも厭わない」
「女好きで、ブルーにもセクハラ」
「上下関係はきっちりしており、先輩には礼を尽くす体育会系」
など、普段の行動はそこら辺のチンピラそのもの。
そのため、真面目な委員長タイプであるクリスにはよくその言動について小言を頂戴している。

また、何かと言動が馴れ馴れしく他人に変なあだ名を付ける。
クリスやイエロー、ホウエン組が主な被害者。

ポケモン屋敷と噂される家の子ということや良く言えば分け隔てない、悪く言えば馴れ馴れしい性格もあってか、地元だとけっこう顔が広い。
ワカバタウンのゴールドと名乗るのはそんな所からかも。まさにチンピラとか言わない。

だが、そんな環境で育ってきたからか友情や愛情に厚いところがあり、重要な場面になると他人やポケモンを助ける為には自らの命を差し出す事も厭わないカッコいい一面もある。…ホントだよ？


その普段のチンピラみたいな態度とのギャップ、かっこよさ故に某動画サイトや2chではレッドやイエローより人気。
なんと某動画サイトに投稿されたポケスペキャラクターランキングではぶっちぎりの1位。
第二回公式人気投票ではレッドにわずかに及ばず2位。（※ちなみに第一回では6位だったので、かなりの大躍進である）


発想力が高く、いざという時には非常に機転が利く。
バトルでも生かされており、前述のアイテムとポケモンの特徴を組み合わせた独創的で奇抜な戦い方を行う。
が、才能自体はぶっちゃけ凡人レベル。

そこらへんのトレーナーよりは強いけれど、他の図鑑所有者に比べると数段見劣りする。
旅に出た当初は、その独特な戦い方も実力を誤魔化すための傾向が強く、強豪にはパワー不足だった。
育て屋夫婦の下での特訓後は大分マシになったものの…

…というのも昔の話で、9章ではジョウト四天王をも上回る実力を身につけている。

道具使いなのは変わらず。
ヌンチャクや釣り竿など、ボールアイテム使いも珍しくないポケスペ世界でも、
ボールと別に独立して使うキューという意外と少数派なスタイルに表されるように、活用は多い。
スケボーにエーたろうとボール状態のポケモンを載せて懐に入らせたり等々。
買い食いした特産品や、決戦で使用した気合いのハチマキ×6等物持ちである。

スケボーは途中で改造してキックボードにしていたが6章では戻していた。なお改造は言われたその場で即座に自転車をバラして作っており相当に器用。
なお、コガネサイクルの試供品という扱いにしてちゃっかり宣伝費を貰っている。ボンボンの癖に抜け目がない。

「孵す者」として、ポケモンの孵化に関する特別な能力を持っている。
ゴールドが孵化したタマゴからは、生まれたばかりとは思えない強いポケモンが生まれるのだ。

日々、個体値厳選に四苦八苦してるであろう貴兄らにとってはとても羨ましい能力であろう。
尤も、性格はやんちゃ固定なのだが。


○ゴールドの手持ち

該当項目を参照。


○各章での活躍

【第3章・前半】

ひょんなことから出会ったタンパンこぞうのゴロウと向かったウツギ研究所にてシルバーがワニノコを盗む場面に遭遇。

ワニノコを取り返そうとバトルを挑むもロケット団の奇襲で失敗する。
その後、オーキド博士から図鑑を受け取り、警察とは別途にシルバー追跡の旅へと出る。

シルバーを追いかける中、新生ロケット団と度々出くわしてはシルバーと共に様々な事件に巻き込まれてしまう。
しかし、その中でシルバーの人柄と過去、そしてロケット団の新首領である「仮面の男」との因縁を知ったゴールドは、悪と戦う事を決意しシルバーを追いかける。

そして「いかりのみずうみ」にてシルバーと共に仮面の男と対決。
しかし、仮面の男の底知れない力の前に全くかなわず、凍りついた湖の底に消える。


【第3章・後半】

エンテイに救出され、シルバーと共に深い眠りに付いていた。

復活後クリスと合流。ポケモンリーグへと向かう。

その後、リーグ会場を襲撃した仮面の男ことジムリーダーの「ヤナギ」を単身追跡。
追い詰めかけるも、ロケット団残党から逃げるピカとチュチュとタマゴを人質ならぬポケモン＆タマゴ質にされ、身を挺して守る。

ヤナギが時を捕らえるモンスターボールを完成させ、開いた時のはざまに消えた後、
同じくロケット団残党から逃げてきた育て屋夫婦＆ヒデノリと遭遇、オーキド博士から預かったという封筒を開く。
そこには図鑑所有者の6つの能力の概要が書かれていたが、肝心の自分の能力が書かれていないことに焦る。
ゴールドは「他の図鑑所有者と肩を並べる能力を持っていないから戦いから降りろ」という意味だと悟り、絶望に打ちひしがれる。
だが、隠されていた7番目の能力「孵す者」が発覚し、ピカとチュチュが持っていたタマゴからピチューが孵った。

ピチューと共にヤナギを追うため、時のはざまに飛び込むが、返り討ちにあい、氷壁に閉じ込められてしまう。

しかし、最終決戦時にイエローから提供された「あるアイテム」を使い、時のはざまからの脱出に成功。
他の図鑑所有者の援護もあり、セレビィを解放し、遂にヤナギを倒す。

ラストでは、三角関係で微妙な空気のレッドを助ける（ついでに自分の腕を上げる）ためレッドを連れ去り、シロガネ山で山籠もりに入る。


【第6章】

今までどこをほっつき歩いてたのか知らないが、クリスと共に終盤に突然登場。

エメラルドにしゃべり方が「チンピラみたい」と思われる。ですよね〜

相変わらずの奇天烈な考え方と戦法で敵を翻弄。
先輩と友人を助けるため六章の敵「ガイル・ハイダウト」と戦った。

究極技の習得に2ヶ月かかったらしい（他の図鑑所有者は長くても1日で習得していた）。
ブラストバーンとボルテッカーの同時修得なので仕方ないが。

石化してるのでシルバーを高らかに「ダチ公」と呼んだが、シルバーには意識があったので聞かれていた。

3章までの図鑑所有者で彼のみが長らく登場せず、多くの読者がやきもきしながら待っていた彼の再登場だったが、その活躍っぷりは期待以上。

フロンティアブレーンが束になってもかなわなかったガイルの「瞬の剣」のガードを、
バクたろうとエーたろうのコンビネーション攻撃で単独撃破するほどの実力。
そしてエメラルドにアドバイスをし、自分の本当の意思を悟らせるきっかけを与えたりするなど、
バトル・精神面ともに大きく成長した姿を見せてくれており、多くのファンを喜ばせた。

…そのせいで本来の主人公であるエメラルドがかなり食われてしまったのはヒミツ。


【第8章】

最後の最後に後ろ姿＋次回予告に登場。9章への橋渡しを務めた。


【第9章】

シルバーやクリスタルと同じくリメイク版の衣装に着替えており、ゴーグルも新調済み。
序盤でポケスロンドームに登場。各競技に挑んで意外な才能を発揮し瞬く間に全コースを制覇。更に現れたワタルのカイリューを鎮めてみせる。
シント遺跡にて他の人物が三伝説と戦う中一人残り、アルセウスとの戦いでトゲたろうに心を開いていないことに気づく。
それを受け止めて進化したトゲたろうがアルセウスにアタック、三伝説はシンオウに去り、アルセウスは飛び立っていった…。
ちなみに再会したツクシの事は覚えていなかったらしく「虫取りアミくん」呼ばわりした。

主要登場人物でメインで活躍していたシルバー、服装のインパクトがあったクリス、
驚愕の勢揃いをしたサカキ・ワタル・ヤナギの三大ラスボス達と比較するとやや影が薄くなってしまったことは否めない。
それでも今まで散々指摘されていた「トゲたろうだけ出番が少なくないか？」という課題にちゃんとケリをつけ、
皆大好き白い悪魔トゲキッスに進化するシーンは間違いなく名場面。
アルセウスの真意はわかりづらく見えるが、戦いの中でわかり合おうと必死に語りかけていた彼の影響があったのは間違いない。

なお、雑誌連載時ではシルバーの特攻によりアルセウスの心を解き、三伝説の誕生を阻止して終了というエンディングであった。
あまりのシルバー主体の物語っぷりに連載終了後、公式ホームページでは人気投票のコメントを始め、
さり気なく主人公はゴールドです、というアピールが度々見られた。

また、新メンバーの増加のため一概には言えないが、メインキャラには珍しく子供時代の描写が全くないキャラクターである。
別段変わった経歴があるとかではないだろうが、存外謎の多い男である。


【第13章】

キワメ婆さんの回想と、グランメテオΔ（デルタ）を迎撃する打ち合わせにてモニター越しに登場。計2コマのチョイ役。
前者の回想では、バクたろうのブラストバーンを制御しきれずキワメ婆さんの服を燃やしてしまっている。
「図鑑所有者はすごいが例外はいる」というキワメ婆さんの発言からして、
上記のブラストバーンとボルテッカーの同時修得ということを抜きにしても、才能はあまりなかったようだ。
なお、打ち合わせの際には「泥船に乗ったような気持ちでいろ」と、堂々と慣用句を間違えてシルバーに突っ込まれた。


○台詞集

「一匹一匹が俺の大事な相棒たちだ!!ポケモンを道具呼ばわりするてめーにはわかんねえだろーがなァ!!」

「なあジジイ、あるんだろう? 俺にもあるんだよな? 俺だけの能力がよ。」
「戦闘・育成・回復・捕獲・進化・交換!! ここに加わる7番目の能力を!!」
「オーキドのじいさん! たのむ!! 教えてくれ!! 教えてくれええええ!!」

「…へへへ、言うの忘れてたけどよ、悪かったぜ。ありゃあオレの勘違いだった」
「ゴメンよ」

「誰かのためとか何かのためとかオレにはやっぱし恥ずかしくて言えねえ。」
「オレの戦いは自分のため…オレ自身の戦いだぜ…！！」

「まあ、ただオレがオレのために起こした自分勝手な行動でも…」
「最後に誰かの役に立つ…つーなら悪かねえな。」

「シルバー、クリス、おめえらと出会ってから、いろんなとこ行っていろんなヤツら見ていっぱい戦っておもしろかったぜ、すっげーおもしろかったぜ！」
「ありがとな！！」

「わかるぜ!なぜって…、オーキドのジジイが言ってたからな。オレも"孵す者"だ!!」

「ただ『やる』んじゃねえ！『やり遂げる』んだ！！ただ『考える』んじゃねえ！『考えぬく』んだ！！」

「だからポケモンは『相棒』っス！！同じ目的のために力を合わせてがんばる、オレの…『パートナー』っス！！」

「だったら耳の穴かっぽじってよ〜く聞きな！」
「オレはワカバタウンの、ゴールドだぜ！」

「さあ…！」
「祭りの始まりだぜ!!」

「なぁアルセウスよぉ、アイツらやオレだっておまえにしちゃ幻滅しちまうような人間なんだろうがよ」
「クリスなら信頼できると思ったんじゃねーのか?だったらせめてクリス基準で人間に対する希望を持っちゃくれねーか?」


ゴールド「ほらーやっぱりねー。最初から分かってたんスよ。アニヲタさんはこの項目を追記・修正してくれるって」


ルビー（ウソつけ）
サファイア（ウソつけ）
クリス（ウソつけ）

追記、修正おねがいします

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