イエロー(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日:2010/09/23 Thu 02:40:31
更新日:2024/04/17 Wed 03:55:45
所要時間:約 5 分で読めます





友達(・・)!!






注意:この項目は本編のネタバレを含みます







イエローとは、『ポケットモンスターSPECIAL』の登場人物。

○プロフィール

メイン担当:第2章
  誕生日:3月3日
   星座:魚座
   年齢:15才(第6章時)
  血液型:A
  出身地:カントー地方トキワシティ

ピカチュウ版の主人公(というかサトシ)をイメージしたキャラだが、デザインを含め殆どマンガオリジナル。

黄色い麦わら帽子と釣り竿がトレードマークで一人称は「ボク」。
傷付いて帰ってきたピカに慌てふためいてるオーキド博士の前に、ふらりと現れた少年。

実はポニテが似合う可憐な女の子

最初こそ素性知れずのためオーキドの不信を買ってしまうも、実力と信念を示しピカも懐いているためレッドを探す旅に出る事を許可された。

○人物

フルネームは「イエロー・デ・トキワグローブ」。
トキワの森に10年に一度生まれてくる特殊能力者。周囲の「気」を自らと同調させることで、ボール程度のものなら手を触れずに動かすことができる。
この気を操る力はポケモンにも使え、傷を治すことや気持ちを読み取ることまで可能。
良く眠るのはこの回復能力の副作用による物。

余談だが、かなりの小柄かつ童顔なので、ジョウト組の図鑑所有者全員に年上である事を驚かれた。

性格としては呑気なマイペースで根が純粋、そしてよく眠る。
更にはポケモンが初めて進化した際には戸惑い、泣き喚くなどブルーと別の意味で年齢が疑わしくなるメンタリティを持つ。

「ポケモンは友達」という認識であるため、バトルは最低限のダメージで終わらせる主義。ゆえに、ルールに基づいた正面切ってのバトルはやや苦手の様子。

その代わり、ポケモンを蔑ろにする人間には本気で怒る。
怒った時の雰囲気は、普段からは考えつかないくらい男らしい。ホントは女の子なのに。

Nファイツと絡むとどんな科学反応を起こすのか、興味深くはあるが実現するだろうか……?

第2章中盤、グリーンに師事。感情でポケモンの能力を補強するという謎の力を習得。
師事したグリーンにこの能力はないので、これに関しては気を操る力の応用だと思われる(が劇中で明言はされてない)。

イエローの手持ち

該当項目を参照。


○各章での活躍

第1章

サカキ編の冒頭で登場。レッドに助けられ「ポケモンは友達」と教えられる。
そしてサカキ戦後、レッドに「トキワの新しいジムリーダーになって欲しい」と願い、レッドは承諾。

これが二人の絆の始まりとなる。

なおこの時点での一人称は「私」だった。


第2章

偶然出会ったブルーに見初められ、レッド捜索に乗り出す。
この時、ブルーから男装を指示される。

道中でグリーンに修行をつけてもらったとはいえ、ポケモンバトルの腕は他の図鑑所有者と比べてもまだまだであるうえ、「ポケモンを傷つけたくない」という考えもあり、圧倒的に強い四天王からは逃走を余儀なくされる。
そして同じトキワの能力者で、四天王の一人でもあるワタルとは、人間とポケモンの関係に対する考えの違いで対立する事になる。

最終決戦ではカツラと協力してワタルに挑むも、絶大な能力を持つ竜軍団に右腕を折られるなど苦戦。
ワタルの理論に反感を持ち、自分の信念を貫くため拒否し続けていた「ポケモンの進化」を受け入れ、パワーアップ。レッド達の援護もありワタルを破る。
なお、この時交換してないのにゴローンがゴローニャに進化するなど、トキワの森の特殊能力らしき物を発動させた*1


第3章

レッドのジムリーダー試験挑戦を見守るが、結局彼はピカを彼女に託して*2治療の旅に出てしまう。
丁度その時、叔父のヒデノリが前章のラストで消えた「鳥」の行方をつかみ、共にジョウトへと向かうことを提案される。
イエローはそれに同行し、後輩の図鑑所有者たるクリスと出会ったのを皮切りに、事件の核心へと迫っていくことになった。

本人には理由がわからなかったが、スズの塔でエンテイライコウスイクンを封印から解放するなど、ストーリー上で重要な役割を果たした。

その能力から、オーキド博士から「癒やす者」の称号が付けられた。

終盤、レッドにおにゃのこである事がバレる。


第5章

本章からまつげが描かれるようになり、ちょっとだけ女性らしさが増した。
トキワで自分の出自を探るシルバーと再会。そこにロケット団が襲いかかる形で事件に巻き込まれる。
普段は帽子を外していたが戦闘時にはかぶる。やはり男らしさ全開。

事件中、型落ちした旧ポケモン図鑑の所有者になる。

最後はレッドに抱えられながら他の仲間と共に石化してしまう。


第6章

レッド達と一緒にバトルフロンティアに運び込まれる。

終盤、ジラーチの願いにより復活し図鑑所有者の一人としてガイルと戦う。
そして図鑑所有者たちの合体攻撃の大トリを飾った。

◇セリフ集

「ハイ!約束どおりバトルを“終わらせ”ました!」

「図鑑がなくなってしまった今、キャンセルボタンはもう押せない。いや…キャンセルボタンはもう……押さない!」

「確かに人間は自然を壊してきた。自然は決して人間だけのものじゃないのに。森を壊して川をよごして…そうしてポケモンたちの住む場所を少しずつ消してきた」

「人間を憎む気持ち。ワタルはそんなポケモンたちの気持ちを代弁している。おまえがワタルを慕う気持ちも…わかる!」

「だけど…」

「だからって人を!町を!すべて破壊するなんて間違ってる!!きっと人とポケモンは共存できる!そうだよね!ピカ!ラッちゃん!
 ボクはそれを証明したい!!オムすけ、ドドすけ、ピーすけ、ゴロすけ…それを証明するための力が…」

「ボクは…力が欲しい―――――!!!」



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最終更新:2024年04月17日 03:55

*1 ゴローンの時にタケシから譲り受けた個体ではあるが、いずれにしろ「通信」は介さずボールごと手渡されている

*2 薄情なわけではなく、「レッドの後遺症は自分のせいだ」とピカに感じさせまいとする配慮による。