女性化乳房症

登録日 :2012/04/03(火) 18:54:48
更新日 : 2017/03/04 Sat 18:10:41
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女性化乳房症とは男性の胸部が女性のオパーイのように発達するものをいう。

ここで気をつけたいのは 女性化乳房症 自体はあくまで表面に現れた状態を示す 症状 であって 病気 ではないとうこと。
病気 によって 女性化乳房症 になる場合もあれば、 病気 でなくとも 女性化乳房症 になる場合もあるということである。

女性化乳房症はその原因によって二種類に分けることができる。
一つは 真性女性化乳房症 、もう一つは 偽性女性化乳房症 である。


【真性女性化乳房症】
真性女性化乳房とは、女性と同じように乳腺が発達した状態で、乳腺の周りには皮下脂肪も増加している。
主な原因は以下のようなものが挙げられる。

  • 肝機能の低下によるもの
女性ホルモンは僅かではあるが正常な男性でも分泌されていて、普通は肝臓で分解されている為特に問題は起きない。
しかし肝機能が低下すると女性ホルモンが十分に分解されない為に女性化乳房が発症することがある。

  • 思春期や更年期のホルモンバランスの乱れによるもの
思春期や更年期はホルモンバランスが乱れ、男でも女性ホルモンが多く分泌されることがあり、女性化乳房になることがある。
諸兄らの中には学生時代に胸に痼りができて物凄く痛い思いをし、場所が場所だけに誰にも相談できず辛い思いをした人もいるはず。


  • 薬物摂取の副作用によるもの
一部の薬には女性ホルモンに似た作用があり、それにより女性化乳房になることがある。
薬物の摂取を止めることで元に戻る場合もあるが、だからといって病気の治療をする上で薬物の摂取を止めるわけにもいかない場合もある。
そんな時は医師と相談してみよう。 くれぐれも自己判断で止めないように。
また、髪の毛で悩んでいる男性では、発毛剤の使用によって乳房が膨らむことがある。某元県知事がその例。

  • 内分泌疾患によるもの
睾丸、下垂体、副腎、甲状腺等のホルモンを分泌する器官の病気によって女性化乳房症になる場合がある。

  • 性分化異常によるもの
クラインフィルター症候群等

  • 特発性女性化乳房
女性化乳房の中で一番多いのがこのタイプ。原因が不明で特に支障がなければ放置される場合が多い。


【偽性女性化乳房症】
偽性女性化乳房とは、太って胸の皮下脂肪が増えた結果、女性のように胸が膨らんでしまった症状である。
要するに肥満。嫌なら痩せるしかないだろう。
全体的に痩せても胸の脂肪だけ残ってしまうケースも珍しくないらしいが、そうなっても泣かない。


いずれにしても、症状として現れ、心配であるなら一度は病院に行くことをオススメしたい。
また男性でも乳癌になることはあるが女性化乳房の場合、そのリスクは高くなるとも言われている。


【受容と拒絶について】
原因のがわからず特に健康面で支障がない女性化乳房の場合、それを受容するか拒絶するかが問題になってくる。
その人その人に悩みがあってどちらが良くてどちらが悪いというのは一概に言えないので、結局は当人の判断ということになる。
拒絶するなら病院に行くことになる。女性化乳房があることで大きな負担を感じているなら、それは医療的手段を要求する十分妥当な理由になり得ると思う。

受容する場合、 「ヒャッハー! おっぱいだー!」「むしろ得した」 等と考えるのも一つの生き方で、下手に気にするより精神衛生上としてもいいかもしれない。


【メンズブラについて】
近年、メディアによる紹介でメンズブラの存在も周知のものになったと思う。
しかし、女装や性的嗜好を焦点にあてて紹介されることが多く、メンズブラ=女装や性的嗜好という先入観を持ってしまい拒絶反応をする人も少なくない。
メンズブラをしている人の中には女性化乳房の人もいて、女性同様 必要だからしている ということを頭の片隅にでもいいので置いといてほしい。


追記・修正はメンズブラをつけてお願いします。

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