ジャック・ザ・リッパー(Fate)

登録日:2011/12/18 Sun 02:53:04
更新日:2023/10/31 Tue 21:01:28
所要時間:約 16 分で読めます






「くえすちょん。――わたしたちを招いたのは、あなた?」

出典:2018年1月2日閲覧 FGO公式サイト サーヴァント紹介頁
http://www.fate-go.jp/servant/assassin.html






Fate/Apocrypha』に登場する黒陣営のアサシンサーヴァント
アサシン以外にバーサーカーとしてのクラス適性も持っている。

真名はイギリスの有名な連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパー
マスターは六導玲霞。

地域:イギリス
属性:混沌・悪
性別:女
身長:134cm
体重:33kg
スリーサイズ:B69・W49・H71
武装:ナイフ、黒いメス
血液型:不明
誕生日:不明
特技:解剖
好きなもの:六導玲霞
苦手なもの:世界
イメージカラー:ブラッドレッド
天敵:スコットランドヤード

【パラメーター】
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
C C A C E C



【クラス別スキル】
気配遮断:A+
サーヴァントとしての気配を断つ、隠密行動に適したスキル。
完全に気配を断てば発見することは不可能に近い。ただし、攻撃態勢に移ると気配遮断のランクが大きく落ちてしまう。
しかし後述するスキル「霧夜の殺人」の効果により、この弱点を克服しており完璧な奇襲を行う事が出来る。

【保有スキル】
霧夜の殺人:A
暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者の彼女は被害者の相手に対して常に先手を取れる。
ただし、無条件で先手を取れるのは夜のみ。
昼の場合は幸運判定が必要。

精神汚染:C
精神干渉系の魔術を中確率で遮断する。
この精神汚染はマスターが悪の属性を持っていたり、彼女に対して残虐な行為を行ったりした場合、段階を追って上昇する。
魔術の遮断確率は上がるが、ただでさえ破綻している彼女の精神は取り返しの付かなくなっていく。

情報抹消:B
対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶・記録から彼女の能力・真名・外見特徴等の情報が消失する。
これに対抗するには、現場に残った証拠から論理と分析により正体を導きださねばならない。
尚、設定段階ではカメラなどの機械の監視でも効果は変わらないとされていたが、小説版ではカメラによる撮影は有効に変更されている。

外科手術:E
血まみれのメスを使用してマスター及び自己の治療が可能。
痛みはないものの、まるでミミズがのたくったように見えるほど乱雑な処置を黒い糸で行うため、施術後の見た目はかなり酷い。
120年前の技術でも、魔力の上乗せで少しはマシ程度。

狂化:C
バーサーカーとして召喚された場合、このスキルを得る。
幸運と魔力を除いた能力値をランクアップさせるが、言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。
バーサーカーとして召喚された彼女は夜にのみ活動し、常時"暗黒霧都"を発動させ、魔力のあるものをかたっぱしから殺害する。


宝具
  • 「解体聖母(マリア・ザ・リッパー)」
ランク:D~B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人


うん、殺しちゃおう!

此よりは地獄。“わたしたち”は炎、雨、力――殺戮を此処に!

霧の都、わたしたちの地獄は此処から。終わりも始まりもなく、ただ無意味な解体の繰り返し。

解体聖母(マリア・ザ・リッパー)』!!


通常はランクDの4本のナイフだが、条件を揃えることで娼婦達が切り捨てた、"子ども達"の怨念が上乗せされ、凶悪な効果を発揮する。
条件は次の3つ
  • 時間帯が夜である
  • 相手が女性(または雌)
  • 霧が出ている
全ての条件が整っているときに宝具を使用すると、対象の身体の中身を問答無用で外に弾きだし、解体された死体にする。
条件が完璧に整ってない場合は単純なダメージを与えるに留まる。
遠距離でも使用可能で防ぐには物理的な防御力ではなく、呪いへの耐性が重要となる。
―とここまでの情報だけだとただのチート即死宝具に思えるが、アポマテによりダメージを与える宝具であること、近現代英霊ならともかく英霊には想定通りのダメージが出づらいこと、
3つの条件を整えた上で最高のマスター下にある状態でようやくランク表記どおりBランク相当の効果となる(ハサン達のザバーニーヤの平均値に匹敵だとか)。

  • 「暗黒霧都(ザ・ミスト)」
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大補足:50人
スモッグガスを発生させ敵にダメージを与える。吸いこめば呼吸困難に陥り、悶え苦しませ殺害する殺戮兵器。
一般人ならほぼ即死、魔術師でもダメージを受け続ける。英霊ならダメージはないが敏捷が1ランクダウンする。
しかも霧の中にいる誰に効果を与え、誰に効果を与えないのかは宝具の使用者が選択可能。
霧によって方向感覚が失われるため、脱出するにはランクB以上のスキル"直感"、もしくは何らかの魔術行使が必要になる。
ジャックが活動していた当時のイギリスの霧の都を再現した結界宝具。


Apocryphaでのジャック

マスターである六導玲霞の『生きたい』という想いに応じて召喚されたサーヴァント
外見年齢のとおり、子供のように純粋ながらそれゆえに残酷な、何処かのマスターのような性格の持ち主。

その正体はかつてのイギリスで、主に娼婦などの望まぬ妊娠をしてしまった女性に生きるために切り捨てられた子供達の怨念が怪物として実体化したもので、
母を求めて殺人事件を繰り返した結果、その凶行を恐れた世間が彼女たちに付けた名前が「ジャック・ザ・リッパー」(切り裂きジャック)であった。
最期はその噂を聞きつけた魔術師によって呆気なく消滅させられたが、その後も残った噂や信仰により反英霊となった。

一人ではなく子供の怨念の集合体という特殊性故に、一人称は『わたしたち』で声も複数の子供の声が重なったように聞こえる。
また、子供なので口調は少したどたどしく、台詞もひらがなが多め。

ちなみに、同じ声のどっかの皇帝でももにょりそうな露出度の激しい服を身にまとっているが、当の本人は恥ずかしがり屋なので指摘されると照れてしまう。


小説版『Apocrypha』ではマスターのために一生懸命に行動する健気な性格の女の子。
その一方、それ以外の人物には容赦ない残酷な一面が目立ち、
  • 令呪を持った魔術師を殺害
  • 闇金融とはいえ無関係な人物を魔力補給の為に自身の宝具・暗黒霧都で皆殺し
  • 逃げ惑う戦闘能力のないホムンクルスたちをごちそうと称して皆殺し
  • ミレニア要塞への侵入のために暗号を知る人物を探して多くの人間を拷問死(暗号を知っていた人物に至っては生きながらに焼殺)させる
  • 自分を構成する怨霊の一部を取り付かせて子どもたちを操る
など、一応相手は選んでいる*1ものの、例え無関係な人間であっても利用価値があったり理由があれば、殺害・拷問・利用することへの抵抗感はまったくない。
相手が恐怖や苦痛で泣き叫んでも一切気にせずに殺害や拷問を実行・続行し、
拷問の方法も被害者が「知りたい情報を話す見返りに殺してくれ」と哀願するほどえげつない、まさに外道。

また子供らしい見た目とは裏腹に戦闘における判断力は高く、戦闘で傷を負わされた際に怒りを覚えながらも不利を悟って即座に撤退を選ぶ、
自分の外見を利用して相手を油断させ接敵するなど、常に考えて行動する計算高さを併せ持つ。

聖杯大戦においては相良豹馬の黒のアサシンとして参加するはずだったが、彼女は玲霞に従ったのでどちらの陣営にも属さず、単独で行動を始める。

母親への渇望の為か、自身のマスターが女性の場合は「おかあさん」と問答無用で呼ぶ。
この時の呼び声は「おかあさん」と「マスター」という言葉が重なりなった奇妙な響きになるらしい。
聖杯に掛ける望みも「母親のお腹の中に帰る事」。

マスターである六導玲霞はアサシンを母親のように慈しんでいるため、
アサシンもそんな彼女に「マスターが嬉しいなら自分も嬉しい」と語ったり、「頭を撫でて」と甘えたりしている。
本来は味方にあたる黒陣営と対立しているのもマスター変更を要求されるのが目に見えていて、彼女はそれに応じる気なんざ欠片もない為。


聖杯を求めてトゥリファスに向かう道中、各地で魔力補充の為に殺人を繰り返し、潜伏していたユグドミレニア一族の魔術師たちを全滅させたことでその存在に気づかれる。
モードレッドとの戦いで敗れそうになるが、ケイローンの介入で逃走に成功。

その後は黒陣営に標的を定め、行動を開始する。


◆六導玲霞

アサシンのマスター。
年齢23歳。職業は娼婦。人としての論理観を持っているものの破綻気味の異端者。
誰かが悲しむような普通の人間を殺すことは躊躇うが、逆に、死んでも誰も悲しまないチンピラ等は虫ケラのように殺せてしまう。
ジャックと意志疎通が出来ている辺り、Cランク相当の精神汚染のスキルを持っている可能性があると思われる。
幼い頃に家族を無くしたのか、養子に行き其処の養父に虐待された模様。
そのせいか明確な意志を持たず、ただ流される人生を送ってきた。

アサシンのマスターとなったのは、アサシン召喚の為に魔術師・相良豹馬に利用されて殺されそうになった時に強く願った「死にたくない」という思いにアサシンが呼応したため。
魔術師ではないためにマスター適性は最低だがアサシン自身との相性は最高の女性。
願いを叶えたいアサシンの為に聖杯戦争に参加する事を決意する。
聖杯に掛ける願いは「幸せになりたい」との事。




『Grand Order』での活躍



アサシン。ジャック・ザ・リッパー。
よろしく、おかあさん

スマホゲーム『Fate/Grand Order』にも参戦。
ガチャにいつごろ登場するかは参戦が発表されたムック本でもイラストに隠れており、何章以降登場するかは具体的には明かされていなかったが、
クリスマスイベントと同時に開催されたピックアップ限定ガチャの目玉として、アサシンクラス初の☆5(SSR)サーヴァントとして先行実装。
その後、第4章「死界魔霧都市 ロンドン」の実装にともなって正式に実装された。
なお、2017ハロウィンイベで刑部姫が実装されるまで長らく唯一の恒常☆5アサシンであった。
イラストは近衛先生書き下ろし。正面から見ると本当に痴女いなぁこの格好…
ちなみにCVは赤セイバーと同じく丹下桜氏。

ゲーム中の性能

ゲーム中では前述通り☆5(SSR)サーヴァントとして参戦。
☆5だけあって基礎ステータスは高く、攻撃面・防御面共に優秀。
攻撃面ではヒット数の多さからくるスター発生数・NP増加率に長けたクイックの優秀さが目立ち、アーツと合わせて敵をザクザク斬るだけでNPもスターもガンガン溜まっていく。
当然クリティカルもバリバリ出る(クリティカル率が100%になることも珍しくない)ので、攻撃力は数値以上に高い。
また、発生させたスターは礼装やスキルを駆使すれば他のサーヴァントに活用してもらうこともできる。
ちなみに、スター獲得礼装に関しては相性がよさそうに見えるが、その実、
「ジャックの素のスター供給力が高すぎるため、一つしかない礼装枠を使うほどのメリットがない」という斜め上な理由で相性が悪かったりする*2

3つの保有スキルはどれも優秀で、「霧夜の殺人」(1ターン自身に回避効果とクイック強化を付与)、「情報抹消」(相手1体の強化効果を解除とクリティカル発生率ダウン)、「外科手術」(パーティーから対象を一人選んで体力回復)など腐りにくいスキルが揃う。
特に「情報抹消」はいかなる強化効果も1コマンドで消せるため、「各種回避・無敵状態、防御バフを連打してくるタイプの敵で詰む」といった事態がなくなる。
キラキラ輝いてるお姫様とか冤罪剣使いのライダーのおじさまとか
また、ジャンヌが敵に回った際は相手の『我が神はここにありて』発動時に情報抹消を合わせると、
『我が神はここにありて』の強化効果を全消ししてスタンのデメリットだけを相手に残すという嫌がらせのようなことも可能。

宝具は『解体聖母(マリア・ザ・リッパー)』。自身に「女性」特攻効果を付与した後で敵単体に防御力を無視する大ダメージを与える。
流石に原作の凶悪な即死効果は再現されなかったが、単体大ダメージだけでも優秀な上、ボス級の敵に多い女性サーヴァントに対する特攻効果も魅力的。
宝具を含めたブレイブチェインが狙える状況では、女性サーヴァントに対しては凄まじいダメージが狙える。
また、クイック属性なので宝具を絡めたクイックブレイブチェインも可能であり、敵単体に強烈なダメージを与えつつスターを大量回収することも可能な上、
アーツを三手目に入れたブレイブチェインなら「宝具を打った次のターンにはジャックのNPが8割以上回復している(100%貯まることもある)」なんて現象も起こる。

実装から5年程経つが未だにアサシン最強候補の一角。クイック主体のアサシンの中では文句なしに最強。
自身は完成した性能でかつ、他の高レア単体宝具アサシンがどいつもこいつもクセのある性能の為、アサシンはジャックだけいればいいなんて半ばネタ混じりに言われるほど。
現状クイックのカードはアーツやバスターと比べて弱いと言及されがちではあるが、ジャックはその例外の筆頭。
…むしろ超性能クイックを持つジャックと沖田さんの存在のせいでクイックのカード性能のテコ入れがされないのではないかと言われるレベル。
元々「ハサンより弱い」とか断言されていたのにどうしてこうなった、と訝しむマスターも少なくなく、設定上の強さとレアリティの差が大きいサーヴァントの筆頭格でもある。
7章のケツァル・コアトル戦はストーリー全体でも屈指の難所だが、アサシン・悪属性・女性特攻単体宝具と性能がこれでもかと噛み合う。


原作と同じく、マスター(ぐだ男・ぐだ子)との関係は良好。
セリフの数々からは「甘えたがりの女の子」らしさが滲んでおり、丹下桜の演技も相まって破壊力高し。
しかしマテリアルでは「愛に応じるのも構わないが、もしかすると彼女は君の腹部に潜り込む気なのかもしれない」という不吉な一文が掲載されており、
(FGOのステータスでは記載されていないが)「精神汚染:C」は伊達ではないことを教えてくれる。
とはいえこの精神汚染はマスターの属性などによって変動するらしいので公式に「中立・善」が行動方針とされているぐだならば平穏に過ごせる可能性が高そうである。
なお、FGOではマスターの性別に関係なく「おかあさん」と呼んでくる。
最初は「おかあさん(男)」という響きに困惑するも、無邪気な言動に絆されて「俺がママになるんだよ!」と錯乱するぐだ男くんも。


また、マテリアルには丁寧に「アサシンとして召喚された場合のジャック」と記載されており、
「バーサーカーとして召喚された場合」=『Fake』版ジャックの参戦を匂わせている。

シナリオにて

ストーリーでは、
  • 第一部第4章「死界魔霧都市ロンドン」
敵サーヴァントとして登場。
体を蝕む「魔霧」に包まれたロンドンの街で殺戮を繰り返しており、
降り立ったカルデア一行や一足先に召喚され事態の打開に動いていたモードレッドを「情報抹消」のスキルを活かして翻弄する。
その後はPことパラケルススと手を組んだようで、スコットランドヤード襲撃に同行し、中に立て篭もっていた警官たちの心臓を喰らい尽くしたが、最後は主人公たちに倒され消滅した。
ちなみに、魔霧の正体は別にあり、彼女自身の霧は魔霧が濃くなると言う程度であった。
…要するにチョイ役である。レア度は高いのにどうしてこうなった…。

  • '15クリスマスイベント「ほぼ週間 サンタオルタさん」
「幼女系サーヴァント」「生前救われなかった」繋がりか、ナーサリー・ライムと共演。
クリスマスの光に惹かれて迷い出た「亡霊」として、サンタオルタを結界で捕らえてナーサリーと共にプレゼントを要求。
サンタオルタには一度敗北してしまうも、彼女らの境遇を哀れんだサンタオルタはバレバレな芝居を打ち、2人に負けたフリをする。
そしてオルタは2人にありったけのプレゼントを手渡し、ジャックはナーサリーと共に生前叶わなかったクリスマスを思う存分堪能したのだった。( ;∀;)イイハナシダナー

  • '16クリスマスイベント「二代目はオルタちゃん」
こちらでもナーサリーと共に登場。
前年のクリスマスにプレゼントをたくさんくれたサンタオルタにお礼をするべく、アステリオスにパーティー会場を、赤いおじさんにご馳走を用意してもらい、
サンタオルタを待っていたが、そこに現れたのはサンタオルタからサンタの役割を譲ってもらったサンタリリィであった。
サンタオルタにお礼をできなかったことにはがっかりしつつもプレゼントをもらうべく戦闘を仕掛け、
サンタリリィのこれまたバレバレな負け芝居の後にプレゼントをもらうが、遊びのないプレゼントを返品。
その代わりとして、サンタリリィに「海が見たい」と要求し、彼女に同行。
子供同士サンタリリィと仲良くなりつつ海を目指し、結果、海を見るだけでなく、サンタリリィという新しい友達もゲットしたのであった。
残念ながらジャックにはサンタリリィ対応台詞はないが、サンタリリィにはジャック(ナーサリーでも可)対応台詞がある。

  • Apocryphaコラボ「Apocrypha/Inheritance of Glory」
主役格として登場。
聖杯の中で繰り返される疑似聖杯大戦のシャドウサーヴァントとしてケイローン達と戦っていたが、データが集まったためかアヴィケブロンシェイクスピアと並んで一番最初にケイローン陣営に仲間入りする。
聖杯大戦の様子を知るジークとは若干ぎこちない関係ではあったがそれ以外の面々との関係は良好であり、最初に復活した他2人の戦闘能力がどうしようもない為、前線要員としても奮闘した。
このジャックによればぐだは「へっぽこ」らしい。辛辣なようでいて実際はむしろへっぽこなおかげで好意的に映るらしくやはりかなり懐いている。

なお2020年3月に開催された復刻版では第一陣で90万いた彼女(の再現体)がたった90分で狩り尽くされる*3事態が発生した。ドロップ素材が需要が非常に高い割に最近のイベントで供給量が少なかった「虚影の塵」だったのが原因*4であり、効率と愉悦を兼ねて当時未実装だったスカサハ=スカディでアタランテ・オルタを強化してセルモクラスィアるマスターが大量発生した模様。



他のイベントでもナーサリー達と混ざってチョイ役で登場することが多く、その際にもApocryphaで見せたような残忍さはあまりなく無邪気な子供として出てくることが目立つ。
出自が出自のジャックと言えど、周りが善性に囲まれればただの子供に戻れる、それがカルデアということなのかもしれない。某狩人曰くカルデアには教育によろしくない者が多いらしいのでジャックちゃんに変な影響が出ないか心配である


ちびちゅき!での扱い

こどもの日に目を輝かせながら柏餅を大量に食べていたり、健康診断では駄々こねて嫌がっている等、その姿は完全にお子様。
ジナコを見て美味しそうと言っているあたり「趣向」自体は何も変わっていなかったけど。
ちなみにアポクリファの著者のTwitter曰く、「ジナコは脂身が過積載のため食用には向いていません(ほぼ原文)」とのこと。


余談


Fate/strange fake』にも同名のサーヴァントが登場している。
しかしFakeのジャックはApocryphaのジャックとは違い、正体不明である切り裂きジャックの『伝説』から凶器という記号の象徴として生み出された存在。
『誰でもない』が故に実体を持たず、『誰にでもなれる』能力を備えている。
因みに聖杯への願いは本物の切り裂きジャックの正体を知る事。
メタ的に見れば戦う前から彼の願いは終わってしまった。

――という初期設定だったが、Apocryphaの東出氏とfakeの成田氏の両作者による設定の擦り合わせが行われた結果、
“切り裂きジャックという英霊は、「アサシンのクラスだとロリっ娘が召喚され、バーサーカーのクラスだと紳士が召喚される特殊なサーヴァント」”
という設定になったとの事。
……クラス逆じゃね?というツッコミは野暮である。

ちなみに悪霊の集合体であるこのジャックは、ルーラーによって浄化されたため、もう決して再召喚される事はないとの事。
FGO? あれは並行世界だから…*5



ApocryphaのMaterialでは身長:150cm/体重:45kgと誤表記されており、Fate/Grand Order内でもそのように記載されていた。
後に正しい身長、体重に変更され、それに合わせてFGO内のモデルも16cmのサイズダウンを果たした。

……ちなみに、同Material内の全裸比較表ではさり気なく「134cm」と正しい数値/絵が書かれている。


くえすちょん。――わたしたちの項目を追記・修正してくれるのは、あなた?

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最終更新:2023年10月31日 21:01

*1 魂喰いは同質の魂のほうが効率が良いらしい。そしてこの時ジャックと玲霞が狙ったのは魔術師絡みか裏社会に身をやつした者ばかり

*2 50個の時点でどのカードもクリティカル率100%となり、それ以上のスターを集めても実質無意味だが、ジャックは素のクイックブレイブチェインでもそれくらいの量を集めるため。

*3 更に400万に増えた第二陣は3時間という第一陣を上回るペースで全滅

*4 ちなみにもう一つのドロップ素材「黒獣脂」は最も需要が低い金枠素材の一つであり、こちらが塵の代わりにそこそこの頻度で落ちた。そのため塵狙いのマスター達が余計に挑むハメになったのも集中砲火の一因

*5 あるいは、母から送られた一つの「願い」が繋ぎ止めたのかもしれない。