エターナルスフィア

登録日 :2010/09/15(水) 20:33:13
更新日 : 2017/07/15 Sat 02:49:56
所要時間 :約 6 分で読めます




Eternal Sphere



エターナルスフィアとは、スターオーシャンシリーズに登場する武器、または用語である。
また、同ゲームのポータルサイト名でもある。
某声優四人組ユニットよ、永遠に~的な意味は全くない。

『スターオーシャン』は開発当初は『エターナルスフィア』という名前であったが、「タイトル名でどんなゲームなのか想像出来ない」という理由で現在の物に変更された。それでも開発スタッフにこの名前の思い入れが強かったのか、SO以降のシリーズに「エターナルスフィア」という言葉が用いられている。


【スターオーシャン SECOND STORY】

主人公クロード・C・ケニーの武器の1つで、本作に登場する最強クラスの剣。

◆性能◆
攻撃力:1600
ステータス補正:HIT+70、CTR+25、GUTS+40
吸収:光
無効:闇、負
半減:星
特殊効果:攻撃時星弾をばら撒いて追撃する



単純な攻撃力だけなら聖剣ファーウェル(1900)や魔剣レヴァンテイン(3000)に劣る。
しかし特殊効果の星弾が異常なまでに強力で、通常攻撃+星弾のみのハメ技だけで敵を葬る事も可能。
武器なのに何故か複数の防御属性を持っている事も何気に便利。

一部のボス等には上記のハメ技だけで敵を倒す戦法は通用しないが、この星弾が『バブルローション』と手を組むと途端にゲームバランスが崩壊する。
SO2初回出荷分には雑魚だけでなく全てのボスに即死効果が有効という致命的なバグがあり、バブルローションを使用すると 星弾全てに即死判定が付く ため、攻撃が入りさえすればどんな敵もほぼ一瞬で死ぬ。


初回版以降では上記のバグは無いものの、星弾の威力は相変わらずなのでファーウェル、レヴァンテインよりも強いとも言われている。

まさに宇宙の理を破壊してしまう恐るべき剣である。


◆つくりかた◆

通常のRPGでこのような強い武器が手に入るのは終盤、もしくはクリア後である。

しかしこの剣、なんと Disk1の中盤 で手に入れる事が可能なのだ。
エターナルスフィア作成の条件としては、

  • ラクール武具大会終了までストーリーを進め、『シャープエッジ』を入手する

  • 電波レベルを上げて『ミスリル』を二個入手

  • クロードのカスタマイズをエターナルスフィア作成可能レベルまで上げる

以上の条件が整えば実質最強の剣が中盤で作れてしまう。

SO3ならマリアが登場した辺りで既にバトルブーツ×8個合成したレーザーウェポンを持っているようなものだ。VPならレザード戦前に何故か魔剣レヴァンテインを手に入れてしまっているようなものか。

ただし、作成元のシャープエッジは武具大会のイベントで準優勝(優勝は出来ない)することで手に入る一振りのみなので、準優勝出来なかったり、失敗したり、作成ルート以外の剣にしてしまったりした状態でセーブすると取り返しがつかなくなる。
特にレナ編だと大会中の操作が完全オートなのでレベル上げはしっかりとしたい。



以下ネタバレあり










【スターオーシャン Till the End of Time】

フェイト達が暮らす宇宙、つまりは世界そのものを指す。

物語終盤に、実はフェイト達の世界はFD空間(Four Dimension)に住むFD人によって作られた仮想空間である事が判明する。
エターナルスフィアの開発者であるルシファーらは、フェイト達の世界は単なるデータという認識だが、ルシファーの妹のブレアや彼女の仲間達は高度に発展したエターナルスフィアは既に自分たちと別の世界のようなものであり、手出しを止めるべきという考え方をしている。


FD空間におけるエターナルスフィアとは、FD人が精神を内部のプログラム生命体に精神転送することで仮想世界の生活を疑似体験できるゲームであり、スフィア社のヒット商品になっている。
ただしプログラム生命体の作成や調整は出来るが、「操作」は基本的には一切行えない。
FD人が一方的に干渉してエターナルスフィアの生命体を操る事は出来ないのだ。
ただしプログラム生命体の操作以外は結構可能で、SO2において十賢者が解き放たれた原因もスフィア社の社員がゲームを面白くするイベントのために時間停止を取り除いたため。

このゲームのお陰で、ロストシティの中小企業の一つでしかなかったスフィア社は一躍都市を牛耳る程の地位を得た。

ちなみに、社長や消去肯定派の名前が悪魔のそれであるのは、 消去否定派による嫌がらせ
つまり、「エターナルスフィア」というくくりは我々のいる現実世界もひっくるめたものである。



なおエターナルスフィアにおける『紋章術』とはエターナルスフィアを構成するプログラム言語であり、紋章術によって起きる現象はエターナルスフィアの構成プログラムを書き替える事により起こる事象である。
ロキシ・ラインゴッドらが研究していた『紋章遺伝子学』も基本的にこれらと同様だが、エターナルスフィアからFD空間に直接干渉出来る力をもっている紋章術よりも遥かに高度な技術。
苦心してエターナルスフィアのシステムを開発してきたルシファーにとって、今まで開発していたシステムが自己進化をし、ついには自分たちを攻撃してくるまでに成長してくるとは夢にも思わなかっただろう。
だからフェイト達の事を最後まで消滅すべき『バグ』として捉え、ブレアらの考えに迎合する事も出来なかったのだろう。
……てかエターナルスフィア側とFD世界側が繋がっている以上いつかエターナルスフィア側が大挙して侵攻してくる可能性もある上に、この件が露見すれば会社の信用がた落ちだろうからブレア達のほうがおかしいっちゃおかしいのだが。




ラストバトルの後、ルシファーによってエターナルスフィアの全データが消去され一時は消滅するが、
高度に発展していたプログラム生命が「自分たちの世界」を認識していたためエンディング後にはエターナルスフィアとFD空間は完全に切り離され、一つの世界として独立した。

また、小説版ではFD空間に対するパラレルワールドであり、ルシフェルは一つの世界を創造したつもりがそのパラレルワールドに干渉できるシステムを開発しただけだったという設定になっている(よく考えると自分で一から創造した世界に干渉するよりよっぽどすごいことな気がするが)。
ゲーム本編では後半が急展開で進み、エターナルスフィアの説明が不足なままエンディングを迎えてしまうため、小説版の設定の方が正しいのではないかという意見もある。てかそうであって欲しいという意見が多い。
尤も、そうであったとしても空間に自由に生命体や常軌を逸した力を持つ存在を出現させたりできる以上、エターナルスフィアの世界にとってFD空間の人間は神に等しいことは変わらないのだが。


エンディングの意味をプレイヤーが自由に想像出来るようにあえて説明を曖昧にしたのかもしれない。

どちらにせよこの設定は特に1、2をプレイした人とっては受け入れ難いものであったようで、SO3は戦闘システムは良いがストーリーが×というレビューが多い。
それもそのはず、この設定だとエターナルスフィア=リアルで言うところのオンラインゲーム、という事になり1、2の冒険も陳腐なものに感じられるようになってしまうからだとか。
ゲームのゲーム…フェイトがファイトシミュレーターで遊ぶと更にゲームのゲームのゲームと訳の判らない事になってしまう。
まあ上に書いてあるとおり、エターナルスフィア内の人間にはFD側から一切直接の干渉はないのでクロード達の戦いは別に茶番でもなんでもなくクロード達自身の意志によるものだが。


次のスターオーシャン4-THE LAST HOPE-ではこの設定は全く言及されていない(時代がSO1より前という事もあるが。)
というか存在自体が3のネタバレみたいなものなので、恐らく5が出る事になってもこの設定が使われる事は無いと思われる。

◆余談◆
FD空間の人間は何と一部の人間(スフィア社員など)を除いて 労働禁止 らしい。まさかのニート天国。
まあ、「無能な働き者」などの例もあるし、本当に有能な人間&機械だけで回す方が効率的ではある。

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