サイクロン(仮面ライダー1971-1973)

登録日:2012/02/22(水) 22:56:09
更新日:2024/01/09 Tue 17:46:42
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仮面ライダー1971-1973に登場する、仮面ライダー・本郷猛の専用マシン。

ショッカーの開発した、S.M.R(System.Masked.Riders)の中核を担う2輪兵器であり、S.M.Rは素体の改造人間(つまり本郷猛)、強化服と仮面、そしてこのサイクロンで1セットと言う事になる。

普段はホンダ製の中型バイクに偽装しているが、右ハンドルのスイッチを入れると瞬時に外装が展開され、速度計の表示も変化する。ショッカーの極小機械(ナノマシン)技術の賜物らしく、そのプロセスは常人の目には捉えられない。

内部もショッカー由来のオーバーテクノロジーの塊で、動力源は核電池でタンク部分には仮面を収納できる。人工知能を搭載しており、仮面ライダーの仮面から送られる信号によって自律走行が可能であり、タイヤはその粘性を自在に変える事によって壁面を垂直に走行するなど、常識では考えがたい走りが可能。急発進、急停止も自由自在。
また車体の強度もかなりの頑強性を誇り、【大佐】が本郷に向かってブン投げた際、派手に床に叩き付けられたにもかかわらず、狼男とのチェイスで問題なく駆動する他、周囲から機関銃の掃射を受けても全く傷つかない程。
その強度ゆえに単なる体当たりでさえ、驚異的な破壊力を誇る。

このような多機能故、バイクながらハヤトは「ロボット」とサイクロンの事を称している。

ちなみに偽装形態でナンバーを交付されており、名義は本郷猛になっている。(本郷自身の知らない内に勝手に手続きされていた為、本郷は自分に運転を教えたハヤトのバイクだと思っていた)

ショッカー箱根基地での戦闘で予備のマシンが何台か強化服とともにアンチショッカー同盟の手に渡っている。

変形機能は実戦に耐えるには不完全な技術だったらしく、1971、1972の時点では特に問題無かったが、1973では不調の為常時カウルを展開したままでアンチショッカー同盟の管理下に置かれている。
カウルの変形機能が不調ということは、もしかするとTV版における《改造サイクロン号》状態になっているのかもしれない。
その為に本郷の常用バイクとして市販のカワサキ製バイクがあてがわれている。
ちなみに車種の選定は滝和也で、こだわって選んだらしいがバイクに関心の薄い本郷の反応はイマイチだった為、本人は結構ガッカリしていた。


第3章のエピローグにあたる2009年には、サイクロン13なるマシンが仮面ライダーのマシンとして運用されている。こちらは詳細は不明だが、仮面ライダーの強化服も新型に更新されているので、このマシンも1973年のサイクロンよりも高性能になっていると思われる。
少なくともライダーとの脳波信号による連携は健在で、パラシュートを装備してヘリから降下する事が出来る他、ヘリからのナビゲーションシステムと連動させる事でライダーの脳波を受けずとも自立走行する事が可能となっている。
動力は初代が核電池だったのに対して、13はバッテリー式。
同盟がショッカーの超技術を再現しきれなかったのか、何かしらの事態で車体が大破した時に核電池だと極めて危険だから、と判断された故なのかは不明。
我々の知る13番目のライダーマシンという意味なら『Zブリンガー』あたりか、09年のライダーマシンなら『マシンディケイダー』か『ハードボイルダー』が該当するが……。



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最終更新:2024年01月09日 17:46