シャーロット・E・イェーガー

登録日:2010/02/02(火) 22:14:38
更新日:2021/05/14 Fri 01:30:56
所要時間:約 6 分で読めます




ストライクウィッチーズ』の登場キャラクター。第501統合戦闘航空団の一員。愛称はシャーリー



Charlotte・E・Yeager


◆本名:シャーロット・エルウィン・イェーガー?*1
◆所属:リベリオン合衆国陸軍第363戦闘飛行隊
◆階級:(中尉→)大尉*2
◆誕生日:2月13日
◆年齢:16歳→17歳
◆身長:167cm
◆3サイズ:B94/W61/H86(かの名女優マリリン・モンローと同じ)
◆声優:小清水亜美
◆使い魔:ウサギ
◆固有魔法:超加速
◆ズボン:ブルーグレー
◆使用機材:ノースリベリオンP-51D ムスタング →P51H
◆武器:M1918(BAR)、M-1SMG
◆おっぱい:ドテ南瓜



リベリオン合衆国出身。ウィッチとなる前は「ボンネビル・フラッツ」というスピードレース*3で活躍していたバイクレーサーで、当時の世界レコードの保持者でもある。
世界記録を更新した日にウィッチの話を聞き、未知の「速さ」を求めてウィッチ隊へ飛び込む。なお、ウィッチになったのは1943年と意外に戦歴は浅い。

訓練を経て無事少尉に任官、欧州戦線に送られ実戦を積む。ウィッチとしての適性は高かったものの、度重なるストライカーの無断改造や上官への反抗的な態度など、規律に厳しいリベリオン陸軍の体質とはそりが合わず、一時は除隊寸前の身となる。
しかし運良く(?)人材不足に陥った501JFWから増員の打診があり、才能を惜しんだ一部上層部の「親心」によって501に送られることになる。

隊長であるミーナの方針もあり規律に寛容な501の気風は肌に合ったらしく、着実な戦果を重ねていった。
また当初持て余されつつあったルッキーニを安定させるなど、501を精神面で支えるムードメイカーとして欠かせない存在となる。

ミーナ同様に1期から2期にかけて衣替えしており、1期では白ワイシャツの上に緑のネクタイとベージュのジャケットだったが、
2期以降は白ワイシャツの上に(アフリカで入手した)緋色のジャケット・ノーネクタイになっている。



◆人物
明るく社交的で、細かいことには拘らない大らかな性格。
部隊の中ではミーナ坂本バルクホルンに次ぐNO.4の立ち位置。
ミーナや坂本より近い距離で仲間をまとめる部隊の緩衝材で、新人であるリーネ宮藤にも好意的に接している。
どっかのお姉ちゃんよりよっぽどお姉ちゃんしてるとか言ってはいけない。

一方で騒ぎやトラブルを好む一面があり、よくルッキーニと組んで遊んだり、仲間をからかったりして怒られている。
主な被害者はバルクホルンやエイラ

ルッキーニとは公私に渡るパートナーであり、一番の理解者。神出鬼没なルッキーニを探すときは大抵彼女に話が行く。

性格の対照的なバルクホルンとは顔を合わせる度に口論や諍いが耐えないが、実際には「ケンカするほど」な間柄。
ガリア解放で501が一時解散していた間は手紙のやりとりをしていたらしい。



◆能力
個人戦果は目立たないものの、広い視野で仲間の動きを見定めフォローするサポート役。ハルトマンを初めとするスーパーエースとリーネや宮藤のような新人とで連携を取らねばならない501では地味だが欠かせない役回りを担う。
またロマーニャでは宮藤、ルッキーニとのケッテ(三機編隊)で長機を務め、急襲したネウロイの撃破に成功するなど指揮官の適性もある模様。

固有魔法の「超加速」は自分の肉体を望む方向へと引っ張る念動系の魔法で、これによって隊でも抜きん出たスピードを誇る。

機械関係への造詣が深く、車両のレストアから航空機の修理、怪しげな機械装置の組み立てまで一通りこなす。
使用しているストライカーも彼女自身による大幅なチューンを施されている。
暇さえあれば実践と改良を重ねており、これらは半ば趣味なのだが、ストライカーの機動力向上はミーナや坂本からも注目されている。

料理は苦手だが挟んだり焼いたりな大雑把なものは得意。



◆おっぱい
彼女を語る上で何より欠かせないもの。
それは部隊で紛れもなく一位、ウィッチ全体を見渡しても最上位であろう極上おっぱいであり、その素晴らしさは「はやい おっきい やわらかい」とサブタイトルになったことすらある。
最速を目指す彼女には重しのように思えるかもしれない。だがおっぱいとあの笑顔が彼女の最大の魅力であり、またそんなハンデを抱えてなお最速を目指す姿には胸が熱くなること必至。
ちなみに相棒のルッキーニは後頭部からダイブして頭をうずめるのがお気に入りらしい。代われ。



◆本編での活躍
一期では持ち前の面倒見の良さで入隊したての宮藤とすぐに打ち解ける。
また自身の担当回ではルッキーニの悪戯からストライカーが暴走、期せずして音速突破に成功してしまう(記録は非公式に終わったが)。

ガリア解放後は「アフリカに行け」という大雑把極まりない辞令を受け、ルッキーニを伴ってアフリカ各地を転々とする。
途中トブルクの「ストームウィッチーズ」と合流するが、成り行き(主にルッキーニのせい)からズボン洗いなど雑用を押し付けられるはめに。(キミとつながる空
マルセイユともその際に知り合っている。


二期冒頭、「トラヤヌス作戦」が失敗しヴェネツィアが陥落すると「自主的に」任地を離れルッキーニと共にロマーニャへ急行。501が再結成されるとオマケのように大尉に昇進した(昇進自体は以前から決まっていたが辞令が届かなかった)。
二期ではバルクホルンとの関係がクローズアップされており、「享楽的なリベリアン!」「堅物カールスラント軍人!」と罵り合う心温まる光景がたびたび披露される。
新型ジェットストライカーの暴走に巻き込まれたバルクホルンを救出したり、ローマに買い出しに行く際にスピード狂っぷりを遺憾なく発揮したり、海でばいんばいんな水着姿を惜しげもなく披露したりしながら愉快なロマーニャライフを送っている。

お尻の間に挟まろうとする超小型ネウロイを探査する装置をあっという間に作り上げるなど優れたメカニック振りを発揮した他、
「何故お尻に潜り込むのか?」という芳佳の疑問に「それは尻ません知りません」と真顔で返すなどもしている。
英語が使用されている設定の501基地で日本語が前提のダジャレをどう表現したのかは謎*4

ヴェネツィア解放、501再解散後はルッキーニとともにロマーニャに残り、引き続きその防衛にあたっている。


劇場版ではルッキーニと共に赤ズボン隊を相手に運河をボートレースなどしつつ、突如現れた新型ネウロイを彼女らと協力して迎撃、
その後は他の面々共々芳佳の危機に駆け付ける。


三期では第3話にして全裸になる。ルッキーニ共々お風呂に浸かっていた。
なお1~2期では何度もお風呂に入っていたがRtBではシャーリーのお風呂が描かれたのはこのシーンのみ。

主役回は第4話。
上述したボンネビル・フラッツで出した世界最速記録を更新され、最速の座を奪還すべくルッキーニと共に愛車を改造する様が描かれた。
記録更新自体は程なくして成し遂げるも、彼女はそれに満足できず1000cc以下というレギュレーションでは不可能と目される時速200マイル達成を目指す。
ルッキーニとは珍しく喧嘩騒ぎを起こすもバルクホルンの口添えもあり和解、共に不可能に挑んだ末にまたしても幻の新記録を出した。
また危うい所をこれまたバルクホルンが駆け付け救うなど、2期4話とは丁度逆の構図であった。

またこの回にてそれまでの愛機だったP-51DからP-51Hに機種転換、最高速度は落ちたもののより高い加速力を発揮できるようになった。
機種転換は本人の希望ではなく、高速力のネウロイ対策として501に支給されたものを使用するよう命じられたため。
本人はD型への愛着から乗り気ではなかったが、ミーナから「H型への転換を受け入れるなら勝手にバイクを持ち込んでいる事を見逃す」と言われ、
大喜びしながら転換を承諾、ストライカーに頬擦りして愛で始めた
成り行きからルッキーニが装着して出撃する事となり、彼女はストライカーに振り回される格好になっていたが、
シャーリーは見事に乗りこなし、その加速性能を遺憾なく発揮してみせた。

第6話ではネウロイへのリベンジマッチに挑むバルクホルンに協力、徹夜で彼女のストライカーを大改造した他、
出撃直前に「お守り」をバルクホルンのケツの間に捩じ込みに託し、結果的にそれがネウロイにトドメを刺す事になる。

問題の7話にて、土偶に憑り憑かれて暴走するルッキーニに「最近垂れて来た」「やーい垂れ乳シャーリー」などと衝撃的な指摘を受けるが、
放送後にフミカネがTwitterにて「あくまで精神攻撃であり、そのような事実は無い」と弁明している。



◆モデル
チャールズ・エルウッド・"チャック"・イェーガー准将
元米国空軍のエースパイロット。
世界で初めて音速を突破したり、世界で初めてジェット戦闘機を撃墜したりした人。
501隊のモデルの人物としては最も長く存命されていたが、丁度RtBの放送中であった2020年12月にお亡くなりなった(享年97歳
(原作連載時はもう一人存命だったが、アニメ化前に死去)
しかもシャーリーの事を(少なくとも家族は)ご存知だった模様。
シャーリーがスピード狂なのは彼がX-1で音速突破したエピソードに因むものであり、彼自身はスピードにはむしろ無頓着ですらあった*5
なお実験の際に搭乗したX-1には、妻の名を取って「グラマラス・グレニス」と名付けていた。

またボンネビル・ソルトフラッツでは実際にスピードレースが開催されており、
そこで1000cc以下のバイクによる世界最速記録を出した実在の人物を描いた「世界最速のインディアン」という映画も作られている。
シャーリーが持つ「夢を追う事」への強い執着は、また本作の主人公の信念でもあり、これも元ネタの一つと考えられる。



◆余談
使い魔がウサギなのは、USAGIをもじったから。それ何てCAT SHIT ONE

スピード競技に人気のあるリベリオンでは元トップレーサーとして結構な有名人であり、ワイト島分遣隊フランシーもシャーリーの大ファンである。

タコが超苦手。
タコを好んで食べるのは日本とスペインとイタリアなどの地中海に面した国程度なので、欧米人として見れば珍しい話ではない。

実は本来「シャーリー(Shirley)」は「シャーロット(Charlotte)」とは全く別の名前なので、シャーロットの愛称になることはない
本来用いられる愛称は「ロッテ(Lotte)」や「チャーリー(Charley)」など。
北米版では本名自体をシャーリー・E・イェーガーに変更されている。

ドールズフロントラインに登場する「M1918」のキャラクターデザインはシャーリーが元ネタである。
M1918といえばシャーリーの愛銃であり、またM1918のデザインもよく見ると側頭部に外跳ねがある髪型、豊満なボディライン、制服のデザインなど、
確かに通じる部分がある事が見て取れる。




「…はっ!」

「あ、あたし項目変更を超えたの!?」


「これが超修正の世界…!!」


「すごい、すごいぞ!あたしやったぞ!!」

『聞こえるか大尉!?返事しろ!!』

「少佐!!やりました!!あたしやりました!!」

「項目を修正できたんです!!」

『追記しろぉぉぉぉ!!!!冥殿に突っ込まれるぞ!!!!』

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最終更新:2021年05月14日 01:30

*1 Eが何の略なのかは公式媒体でほとんど言及されていない。「元ネタ」のEはElwood(エルウッド)の略であり、エルウッドの女性形はElwyn(エルウィン)である。

*2 リベリオン軍内の書類上では1期の時点で既に大尉だったが、501に辞令が届いていなかったため本人の認識では大尉になったのは第2期から

*3 アメリカ・ユタ州には「ボンネビル・ソルトフラッツ」と呼ばれる塩湖平原が実在しており、また現地では実際にレース大会が開かれている。

*4 ファン間では「Don't ASSK me.」などと意訳される事もある。

*5 当時骨折していたのを隠して音速突破実験に参加するなど全く興味が無かった訳ではないのかもしれない。